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2014年6月26日 (木)

春風亭柳桜師匠

shadow5月に61歳で亡くなった「春風亭柳桜」師匠のこと。
数々の職を転々し1979年10月、春風亭柳昇に入門し春風亭柳太郎で初高座。
1984年3月、同じ名で二ツ目昇進。
1993年5月、春風亭柳桜で真打昇進。
20歳の頃から原因不明の難病、ビュルガー病を患って入退院を繰り返し、1992年に右足、1994年には左足を切断。
両足ともに義足を装着してリハビリに励みつつ、1995年にハンディを克服して高座へ復帰。

近年は普通に歩いて高座に現れ座布団に正座できるまでになっていました(相当のリハビリを経たものと思われる)。
古典落語を中心に軽快につとめる明るい高座が魅力でした。
得意演目は「羽織の遊び」「素人鰻」「初天神」「居酒屋」「たぬき」「雑俳」「たらちね」「桃太郎」など。
今年2月21日の昭島市での落語会”若松寄席”での「小言念仏」が最後の高座となりました。

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その柳桜師匠の著書が「不死身の落語家」という本で、2005年頃の刊行です。
案内文が物凄い。
腹を切られ、交感神経を取られ、膵臓とひ臓も取られ、右足を切断、左足も切られた。満身創痍の落語家・春風亭柳桜。
「芸人は楽しちゃいけねェ」難病・ビュルガー病を抱え、今日も出囃子・小鍛冶に送られ、えーお笑いを一席!激痛と闘う落語家の壮絶な人生模様。
初めて明かす笑いと闘病の日々。

心からご冥福をお祈りいたします。

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