台詞の表情
風間杜夫さんが仰っているという、落語で「セリフに表情を持たせる」「演じるキャラクターなりの音をセリフの中に出す」というフレーズに非常に共感しています。
私のような年輩の素人が、どうしても克服できないのが、「声」だと思います。
プロの噺家さんの声は、毎日の稽古と高座で鍛えられたもので、一朝一夕に出来上がったものではありません。
素人が到底マネの出来ない、時間をかけて熟成されたものです。
そこでは、セリフに表情を持たせることも、キャラクターの音をセリフの中に出すことも、苦労はないのでしょう。
小朝さんや志の輔さんが、あまりの演じ過ぎないようにという所以だと思うのです。
師匠も、「あまり極端に登場人物の声を変えようとしなくてもいいよ」と仰います。
セリフに「表情」と「音」を醸し出す・・・・。
これは、理屈の世界ではないのかもしれません。
風間さんとて、俳優(役者)さんとして、既にお持ちのものだと思います。
それが羨ましい・・・・。
徒に時間を過ごしていたのだから、仕方がありませんが。
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