卯月の落語徘徊
あっという間に過ぎた卯月。
プライベートでも、大きな出来事がありましたので、忘れられない月になりました。
ところが、寄席・落語会には行くことができませんでした。
例月の東京落語会も、急用が出来て行かれず。
4月5日は「第8回千早亭落語会」でした。
想定外?の満員のお客様のご来場に驚きました。
「通夜の猫」を演りましたが、あるご贔屓から、嬉しい感想を頂戴しました。
土曜日は千早亭落語会お疲れ様でした。大盛会でしたね。
連員の皆さんの話芸を楽しみつつ、大変刺激になりました。
永久さんが演じられた「通夜の猫」聴き惚れてしまいました。
プロアマ問わず色々な与太郎を聴いてきましたが、うまく言えませんが、人として人間としての与太郎の奥行きの深さがとても心にしみました。涙が出ました。
以前聴かせていただいた「救いの腕」同様に、座布団の上の永久さんの回りに登場人物が、ストーリーが浮かび上がり引き込まれる感覚でした。
ありがとうございました!
師匠も、他の連の発表会目白押しの中にも拘らず、最後のお楽しみの一席までご披露くださいました。
落語の稽古は、「落語っ子連」「扇子っ子連」とも、大変充実して来ていると思います。
そして、何と言っても今月のハイライトは、「鰍沢in身延」です。
19日に、とうとう、ご当地身延での「鰍沢」の口演が実現しました。
聴いてくださった地元の方々も、噺をご存知の方、そうでない方に関わらず、ある程度後満足いただけたものと自負しています。
ついでながら、亡父の追善にもなりました。
そして14日、ブログのアクセス累計61万件になりました。
・・・高座名のことは、"継続検討"することにします。