千早亭永久
高座名、悩んでいます。
やはり、金願亭乱志は返上した方が良いと思って。
それならばと、亭号は金願亭でも別の名前も考えてみたりして。
例えば、「金願亭圓志」「金願亭雀志」「金願亭金志」。
名乗るとすれば、「圓志」が良いと思いますが、大看板に「柳亭燕枝」と、同じ「えんし」の音になります。
また、江戸時代中後期の浮世絵師に、闇牛斎 円志(あんぎゅうさい えんし)という人がいるようです。
「雀志」は、落研創始者の「麻雀亭駄楽」師匠の一字をいただくことになりますが、「じゃくし」と読まれず「じゃんし」と読まれてしまいそう・・・。
「金志」は、同音のプロもいますし、あまり・・・・。
それにしても、落研には、とても粋な高座名があります。
「東風亭梅香(こちてい ばいこう)」
東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花
主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ) ・菅原道真
それから、「恋せ家乙女(こいせや おとめ)」
いのち短し 恋せよ乙女 あかき唇 あせぬ間に
熱き血潮の 冷えぬ間に 明日の月日は ないものを
・吉井勇「ゴンドラの唄」
・・・と、まだまだたくさんあります。
そう考えると「千早亭永久(ちはやてい とわ)」も。
千早ぶる 神代もきかず 龍田川
からくれなゐに 水くくるとは ・在原業平朝臣
「金願亭圓志」か「千早亭永久」か・・・・。
「千早亭永久」ならば、師匠にお願いして、「扇子っ子連」以外の場でも使うことをお許しいただかないといけません。
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