場面設定
「一人酒盛」の場面設定。
この噺は、"一人芝居"的な演出でやりますから、特に場面設定が重要になります。
まず、長屋の間取りや、家具や調度のなどの配置をしっかり頭に入れないといけません。
主人公(一人で喋る)熊さんが、ちょうど真ん中に座り、留さんが土間から上がったあたりに座るという設定で。
あとは、燗をつけるやかん、徳利や湯呑み、七輪が置いてある場所、上げ板の位置などを確認して、イメージを固定します。
次に、5合の燗酒を湯呑みで飲んで、次第に酔っ払って行く熊さんの変化の過程の演出の工夫が必要です。
注ぐタイミングと、飲むタイミングと量の表現も大切ですね。
さて、どうなりますことやら。
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