「通夜の猫」の感想
あるご贔屓から、とても嬉しいコメントを頂戴しました。
土曜日は千早亭落語会お疲れ様でした。大盛会でしたね。
連員の皆さんの話芸を楽しみつつ、大変刺激になりました。
永久さんが演じられた「通夜の猫」聴き惚れてしまいました。
プロアマ問わず色々な与太郎を聴いてきましたが、うまく言えませんが、人として人間としての与太郎の奥行きの深さがとても心にしみました。涙が出ました。
以前聴かせていただいた「救いの腕」同様に、座布団の上の永久さんの回りに登場人物が、ストーリーが浮かび上がり引き込まれる感覚でした。
ありがとうございました!
こちらこそありがとうございました。
こんな感想をいただくと、思わず涙が出てしまいます。
途中で、高座本から逃げていた時期もあったし、出来ないかもしれないと弱気になったこともありましたから、感慨もひとしおです。
ある時師匠が「忙しくて稽古出来なかったと言い訳を言ってはいけない。今の段階をそのまま出しなさい」と仰っていたことがありました。
だから、今のベストが出来たかどうか・・・。
そんな中で、本当に嬉しいコメントでした。
こんな感想をいただくと、照れくさいのと、落語に触れることが出来た、落語を演ることが出来る幸せを感じます。
さぁ、次のハードルがさらに高くなりました・・・・。
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