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2014年4月12日 (土)

金願亭乱志

最近、ちょっと思うことなのですが・・・。
私が名乗っている「金願亭乱志(きんがんてい らんし)」という高座名は、落研で先輩が創って名乗っていたもので、私は二代目です。
この二代目を襲名?するにあたっては、プロの噺家さんとは異なり、先代の関係者のお許しをいただいたり、師匠からいただいたものでもありません。
しかも、先代はご健在で、一度お会いしたご挨拶したことはありますが、直接お許しいただいた訳でもありません。
Imgp10401勿論、私が気に入って名乗らせていただいたものですから、とても愛着があるのですが、果たしてこのまま使わせていただいてよいものなのだろうか?・・と。
恐らく、他の人たちもそうですが、先代から何か言われることはないと思いますが、気になり始めると、悩ましく思えて来ました。
いっそのこと、この名前を返上、改名しようかとも考え始めました。
と言うのも、私には、圓窓師匠の門を叩いて、師匠からいただいた名前「三流亭流三」と「千早亭永久」の二つもあります。
しかもこれは、基本的にはオリジナルな名前です。
ただし、「三流亭流三」というのは、同名がどこかの大学の落研の名前にあるようです。
実は、対外的に一番露出しているのは「千早亭永久」なんです。
師匠と共演させていただいた「ワンコイン落語会」も「はしご落語会」も、一番新しい「千早亭永久」でした。
Imgp1017 名前の由来も、百人一首の名歌、落語の演目を意識したもので、格調高いものだと思います。
そうそう、落研にある「東風亭梅香」と同じように。
今後、ボランティアなど対外的に活動することを考えても、あんまり駄洒落や地口のようなものでない方が良いかもしれません。
となると、これからは「千早亭永久」で行くのが良さそうに思えて来ました。
先代にご迷惑をかけてはいけませんから。
落語っ子連で「三流亭流三」を名乗る以外は、「千早亭永久」にしようか…。
今度の「お江戸あおば亭」から変えてみようか…。
悩んでいるところです。

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