高座名の字面
縦書きにして、「字面」を比べてみました。
・・・「金願亭乱志」で見慣れていますから・・・。
金 金 金 金 千
願 願 願 願 早
亭 ⇒ 亭 亭 亭 亭
乱 圓 雀 金 永
志 志 志 志 久
それぞれ、帯に短し襷に長しという感じがするんです。
字面から見ると、「願」が四角くて画数も多いので、そのバランスから行くと、「金願亭圓志」だと「圓」も四角いので、全体が堅くなってしまう感じがします。
縦書きだと、すわりは「金願亭雀志」が一番良さそうに思います。
問題は、「じゃくし」と読んでもらえるか・・・。
「金願亭金志」は、「金」が重なるので、分かりづらくなるかもしれません。
「千早亭永久」は、全体的に画数が少ないので、寄席文字にしてみないと分かりませんが、「永」が上にあるので、やや「久」の安定感が弱く思えて。
寄席文字ではないのですが、有難亭梅八さんが江戸文字で書いてくださった千早亭のめくりを見ると、まぁこれはありかなと思います。
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