出勤日
今日から弥生3月。
春は名のみの風の寒さよ。
土曜日ですが出勤日。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、食って行くためには。
駅へ向かう道々で、「通夜の猫」のはじめの部分をぶつぶつ言いながら・・・。これすなわち「歩き稽古」。
この噺は、何となくすらーっと行きそうな気がします。
一方、やはり「鰍沢」は重い…。
高座本のページ数だとか、登場人物の数だとか、場面の数だとかでは比較出来ない重たさがあります。
こういうのを「難しい」って言うのかもしれません。
きっと、「文七元結」や「百年目」なども、こういう目に見えない重しがあるのでしょう。
「浜野矩随」や「揺れるとき」も難しかったですが。
とはいえ、何とか乗り越えたいものです。