殺人事件犯人逮捕
昨夏、花火大会帰りの中学生の命を奪った犯人の高校生が逮捕されたというニュース。
遺族が、報道機関に、取材を控えるよう貼り紙をしたそうです。
報道の自由・表現の自由だとか、真実を伝えるだとかという高飛車な理屈で、関係者の心や人権を蹂躙することが多いようで、関係者としては当たり前の気持ちでしょう。
淡々と「犯人(容疑者)が逮捕された」という事実だけを報道することだけで十分だと思います。
昔、伊豆大島が噴火して、全島避難しなければならなくなり、地元の人たちは、大変な苦労をされました。
当時の警察の関係者の人と話す機会がありましたが、一番苦労したのは、島民の安全を守ることではなく、危険だから避難するようにという警告を無視して、傍若無人に振る舞う報道関係者たちへの対応だったと、腹立たしげに言っていたことを思い出します。
静かに、被害者の冥福を祈って見守りましょう。