« 落研の独り言「石田杯授賞式」 | トップページ | 上野の春? »

2014年3月20日 (木)

「八幡杜の館寄席」のこと

memo地元誌で「八幡杜の館寄席」が紹介されているのを見つけました。4430
「八幡杜の館寄席」は、平成19年から始まった、八幡地区まちづくり協議会主催のイベントです。
現在は3月と11月の年2回開催しています。
会場は八幡地域の皆さんの文化活動の拠点である「八幡杜の館」。
これは、かつて八幡町の街道沿いに建っていた天賞酒造の建物の一部を移築し、八幡地区の歴史を感じさせる町並みの象徴として、地域のシンボルとして蘇った建物(施設)です。
中心となって寄席を運営しているのは八幡地区まちづくり協議会の加藤晴美さん。
出演者は地元八幡小学校の児童、東北学院大学・東北大学の落語研究会の学生さんたち、東北大学落語研究会OBであり、現在も噺家として活動している桂友楽さんという幅広い年代の顔ぶれです。
「八幡地区に笑いを!がコンセプトでした。
八幡の古い街並みには落語がぴったりではないかと地元の人と意気投合したんです」と語るのは仕掛け人の板垣裕太さん。
板垣さんは青葉区が平成18年に実施した「まちづくり実践大学」の受講生です。
このとき板垣さんを含めた学生数名で八幡地区におけるまちづくりの企画書を作成。
これを受けて、平成19年に八幡地区で初の落語イベントが開催されました。
開始当初は東北学院大落研の学生のみのイベントでした。
2回目の実施から東北大学落研の学生が加わるようになり、さらにこの2大学のまとめ役として東北大落研OBの桂友楽さんが加わりました。
このとき飛び入りで参加した中学生が好評だったことから、以降は八幡小からも参加者を募るようになり、現在の形の寄席が出来上がりました。
子どもたちに落語指導するのは落研の学生さん達。
それをベテランの桂友楽さんが監修し、八幡地区まちづくり協議会の加藤さんを中心とした地域の皆さんが運営に携わります。
落研の学生さんは代が替わっても後輩にしっかりと引き継いでくれているそうです。
「接点など特に無かった落研の学生さんに声をかけることから始まりましたが、そこから桂友楽さん、八幡小の子どもたちへと、どんどん広がっていきました。現在の寄席は人と人がうまく繋がっていった結果だと思います」と板垣さんは語っています。
「地域全体を変えようとするのは難しいですが、子どもが変われば自然と大人も変わっていくんです」と桂友楽さん。
131017
最近では子どもたちにつられて若い保護者の方々の協力が増えているとのこと。
子どもの影響力は大きいようです。
「今後は、近隣の高校へも落語の輪を広げ、いずれは杜の館だけでなく、大崎八幡宮の社務所などでも実施できればと考えています。子ども、若者、地域のお年寄りの3世代が交流し、来てくれる人が喜んで帰ってくれる、『ここに住んでいてよかった』と思えるようなイベントにしたいです」と、加藤さんは語ります。
最近ではイベント告知のためにテレビ出演を申し込んだりと、宣伝活動にも積極的。
これからもどんどん進化し、変化を見せてくれそうな「八幡杜の館寄席」に引き続き期待したいです。

« 落研の独り言「石田杯授賞式」 | トップページ | 上野の春? »

寄席・落語会」カテゴリの記事