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2014年3月16日 (日)

落語DEデート

今朝も、全く落語とは縁のない、騒々しいゲストでした。
  ◇ 普段の袴        八代目林家正蔵(彦六)Ueno_yamasita
黒羽二重に袴を着けた身なりの良い侍が、御成街道沿いの骨董屋に入って一休みしている。
上等な金無垢の煙管で煙草を吸い始めた。
煙管をくわえたまま鶴の掛軸をほめ、谷文晁の作ではないかと感心しているうちに、袴の上に煙草の火玉が落ちた。
骨董屋の主が慌てて、焦げていると告げると、「これは些か普段の袴だ」と平然と振舞う潔さ。
これを見ていた粗忽者が、カッコ良さに惚れて、真似をしようとする。
袴を持ってないので、大家の所に行って袴を借りて来るが、着物を借りるのを忘れて、上が印半纏、下が袴という変な格好で、骨董屋に向かった。
煙草盆を出させて、真鍮の煙管で煙草を吸い始めた。
予定通り鶴の掛軸をほめるが、なかなか火玉が落ちないので、プッと吹いたら火玉が頭に飛んだ。
骨董屋の主が、おつむに火玉が落ちたと注意すると、「気にするねぃ、普段の頭だ」
・・・「御成街道」の骨董屋が舞台です。Ueno_hirokouji
上野寛永寺の南門にあった黒門から南に松坂屋前までが、火除け地として道が広く取られていたので、下谷(上野)広小路と言った。
この広小路から南に江戸中心街(日本橋)に入っていく道を御成街道と言った。
将軍が御成になる道だったから、このように呼ばれた。
今の中央通りです。

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