進化する落語
今日は1年に一度の人間ドックに来ています。
検査や問診などを待つ間、Amazonで予約し発売日に届いた「Switch」の特集「進化する落語」読もうと、持ち込みました。
しかし、この手の特集に登場する噺家さんの顔ぶれは、どうしてこんなにワンパターンなんでしょうか?
ちょっと受けてはいても、決して本寸法ではない人が、堂々と落語界全体を背負っているような顔で出ています。
落語という芸能の全体のリアルな姿や、伝統の深みや、これからの方向性は、この人たちだけでは、絶対に正しく伝わりません。
表紙の一之輔さんもいいし、勿論、志の輔さん、喬太郎さんもありでしょう。
でも、○○さんや△△さんは・・・?、際物の芸としての評価をするべきでしょう。
話芸として品格も備えた本寸法の噺家さんを、もっと出して欲しいと思います。
落語ファン倶楽部や最近出版された落語本に出て来る、奇を衒った噺家さんや、偏った角度からのものばかりだと、ミスリードすると思いますが。
尤も、私はそのつもりで読んでいますが。
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