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2014年2月 6日 (木)

師匠のコメント

ear師匠のブログで、先日の稽古会についてコメントされていました。
特に、越児さん(寝蔵師匠)については、その場でも「100点満点」と仰っていましたが、絶賛されています。
読み稽古というと、誰しもが、たぶん目読から始まるだろう。
そして、音読して、朗読に変わるかもしれない。
あたしは、その後に、高座本を片手に持ち、もう片方は仕種できるようにしておき、上手、下手、正面(地語り)と、目線と同時に高座本も動かして、感情を篭めて通る声で演ずるように読むことを奨めている。
これはあたしの造語で、「演読」と命名した。
連中にそのことを講義して、みなの読み稽古をその観点から見聞すると、稽古に厚みが感じられた。

特に、越児(こしじ)[井戸の茶碗]にはそれが溢れていて、屑屋、若侍、浪人、その娘が生き生き浮き上がって現れていた。
聞いていた連中から「娘のカナさんて、どんな娘なのか」と意見が出て、話題になった。
既成のこの噺のほとんどが、娘に関しては、単に浪人の娘というだけの扱いで、名前すら現していなかった、
あたしは、高座本の作成の折、名を「加那」とし、台詞も言わせて、存在感を持たせた。
高木氏と結婚をする人物なんだもの、手厚くしたいという工夫をこらしたつもりなのだ……。
越児(こしじ)の滑らかな口調、感情の表現力が、まさに圧巻の演読となり、稽古場の聞き手に娘を話題とさせたのであろう。
今日は6人が3時過ぎまで、充実した稽古をした。
次回から、稽古時間を寄席踊りの稽古と交代して、朝9時~12時までに変更した。
・・・という訳です。

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