師匠のブログ
師匠のブログに国立名人会のコメントがアップされていました。
声はなんとか出たが、調子はまだまだ。
やはり、喉は本調子ではなかったようです。
http://ensou-rakugo.at.webry.info/201402/article_12.html
各連から鑑賞者があって、嬉しい。
ワッフル、真仮名(まかな)、朝夕(ちょうせき)、倉寿(くらす)、永久(とわ)、賛凱(さんがい)。
私は、永久ということで、名前が出ていました。
落語会で共演された柳家小ゑんさんとの楽屋での会話を丁寧にコメントされています。
小ゑんさんと言えば、創作落語「ぐつぐつ」です。
おでん屋の屋台の鍋の中を擬人化して描いた不思議な噺です。
吉窓さんが教えてもらってよく演っているので、吉窓さんから教わって演ってもよいかとお願いして、「どうぞ、どうぞ」と、小ゑんさんから口演の許可を貰えたそうです。
オリオン座も明るいある冬の夜、緑色の三両編成の目蒲線がホームに入ってきます。
人々は足早に階段を降り、ひとつしかない改札を出ると左右に分かれていきます。
十年一日のごとくセルロイドの桜が満開の商店街。西小山銀座通りから横丁に入ると、左右に冷たい自動販売機の光がポツンポツン。魚屋さんのシャッターの前に屋台の明かりが見えます。
残業帰りのOLと言葉を交わし、忙しく働くおやじ。
その目の前の銅壺の中で煮立っているおでんたちの声に耳をそばだててみてください。
(ぐつぐつぐつ……)「おい、こんにゃく、もう少し向こう行けよ」。
「はんぺんちゃんはいいねえ、色が白くて肌はつるつるで」
「絡んでくるなよ、糸こんにゃく」
「ゲソまきが蛸の足を踏んだ」(ぐつぐつぐつ……)
師匠も創作した噺がたくさんありますから、小ゑんさんとの創作談義に花が咲いたそうです。
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