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2014年2月25日 (火)

「蔦重の教え」のその後

こんなブックレビューがありました。

車浮代著「蔦重の教え」
いや~、またまた面白い小説に出会ってしまいました♪
増刷中で、先日入荷の分はあっという間に売り切れていましたが、待ちに待った増刷分が入荷!
この物語は、依願退職願いを強要され、がけっぷちの55歳サラリーマンのタケが、偶然立ち寄った神社のお稲荷さんの怒りを買い、江戸時代にタイムスリップしてしまうところから始まります。
そこで、出会ったのは江戸時代の出版社を作った蔦屋重三郎。
実は、喜多川歌麿や写楽を世に送り出すほどの商売人の蔦重から、商売繁盛の極意、成功の本質を徹底的に教わるのですが、読んでみたら、最近読書のすすめで強くおすすめしている「逆のものさし」「三方良し」「江戸しぐさ」「恩送り」などなど、時代が変化している今こそ大切にしたい≪商いの智恵≫がこの小説の中に満載でした!
そして、最後に衝撃的なラストが待っているのですが・・・
ここから先は著作権の関係上書けないので、ご自分の目でお確かめください(笑)
こんな面白い本との出会いがあるから、読書っていうのはやめられませんね!
・・・品切れの書店も出て、増刷されてまた並んでいるようです。
某書店には、新刊・注目書の書架のかなりの部分を占めて並んでいました。
いやぁぁ、私は単なる通りすがりの者ですが、知っている人の勢いを拝見できるのは、実に痛快ですね。

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