窓輝さん「芝浜」
「はしご落語会」初日の仲入り後は、師匠のご子息でもある窓輝さんの「芝浜」です。
ここで、この噺が聴けるとは思ってもいませんでした。
窓輝さんが、袖から舞台に出て行こうとすると、師匠が「ちょっとあたしが一言喋るから」と、めくりの脇でお話をされました。
特に、四人のお弟子さんの紹介でしたが、とても楽しそうでした。
戻って来られて「ちょっとじゃなかったな」と苦笑いをされていました。
舞台の袖から、名演を聴かせていただき、写真も撮らせていただきました。
「この噺は、どの師匠から稽古つけていただいたんですか?」とお聞きすると、「ウチの師匠ですよ。」…。
当たる前ですよね。
バカなことを聞いてしまったと後悔。
「でもね、かなり短いんです。特に最後のおかみさんが告白するところは、(独身だから)どうもやりづらくて、かなりカットしていますから。本編だけなら20分ちょっとぐらいかなぁ。30分はかかりませんよ。」と…。
真打に昇進して3年余、もうすっかり板について来た感じです。
着物を着ていない普段着の時は、イケ面の青年です。
あぁ、巷は年の暮れ、「芝浜」の季節なんだなぁと思いながら、袖で聴かせていただきました。
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