乱志百態[舞台の袖編]
舞台の袖というより、会議室の入口なんですが。
こんな風に見えるんです。
通路の突き当たりの入口で椅子に座って、出囃子のCDを担当しています。
事前に、出演者から出囃子のリクエストを聞き、都度3枚組のCDディスクからピックアップして演奏しています。
例えば、友楽師匠は「野崎」、くるみさんは「ぎっちょんちょん」、蕪生師匠は「序の舞」、寝蔵師匠は「老松」・・・。
私は、師匠の「新曲浦島」・・・。
トリのぴん吉さんは、トリ専用の「中の舞」。
CDプレイヤーが慣れないので、なかなか操作に苦労します。
その挙句が、古狂師匠の踊り「奴さん」での大失態・・・。
男踊りから女踊りに移るところで、なにを勘違いしたか、停止ボタンを押してしまったのです。
古狂師匠は、ガクッ・・・、客席は大笑い。
「すみませ~ん。ちょっと待ってください」とは言ったものの、CDはテープのような早送りや巻き戻しが出来ませんから、結局また最初から踊っていただくことに・・・。
実は、10月の「深川三流亭」でも、ワッフルさんと鶴女さんの踊りのCD操作を誤った"前科"があるんです・・・。
「かえって客席が沸いたし、わたしも余計に踊れたから」と、笑ってくださいましたが。
申し訳ありませんでした。
その袖から、出て行くところ。
この写真、物凄く気に入っています。
「男の背中」って言うか、どこか哀愁(悪臭ではありません)があると思いませんか?
それに、メガネ越しに私の出を見送る、後半のCD担当のぽんぽこさんのシルエットが可愛いでしょ。
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