落語教室と寄席踊り教室
いつもお世話になっている師匠と、落語っ子連が同じ稽古場をタイムシェアで使わせていただいている紅巣亭の宣伝をします。
まずは、クレス音楽教室後援の「三遊亭円窓落語教室」です。
http://www.cres-mc.com/rakugo.html
地下鉄の門前仲町駅から徒歩7分の「江東区古石場文化センター」の3階和室で開講されています。
それから、最近、我々の稽古の前(日曜日午前中)は、一番弟子の吉窓さんが同じ会場で「三遊亭吉窓寄席踊り教室」を開講しています。
http://www.cres-mc.com/yoseodori.html
私も興味がない訳ではありませんが、あまり手を広げると、どっち着かずになってもいけないので、当面は落語の三刀流(金願亭・三流亭・千早亭)を必死に回したいと思います。
千早亭ワッフルさんは、寄席踊りと、もう一つの師匠ご指南の「大塚亭」で頑張っています。
クレス音楽教室のHPに、師匠の対談があり、落語のことについて、師匠のコメントが載っています。
落語っていうのは、よくお笑いとしてね、笑わせることだって解釈している人もいるんだけど。
わかりやすく解釈するのにはそれが一番かもしれないけどね。
でもやっていて段々とわかってくるのはね、笑いだけじゃなくてね、つまりは人間を表現できるかできないかなんですよ、その落語が上手いか下手っかてのはね。
人間の気持ちは喜怒哀楽で表わされると、泣いたり怒ったり笑ったり悲しんだり、そういうことがあるんで、それが表現できていればいい落語なんですよ。
それが表現できればいい落語家になれるんですよ。
でもいろんな感情があるうちで一番いい感情は、笑いでしょ。
笑いなら一日中笑っていてもいいでしょ。
一日中泣いていたいかね。
一日中怒っているってのはイヤだよね。
そういう意味で人間っていうのは笑いを求めているんですよね。
だから落語の中の喜怒哀楽っていうのも、まあ、笑いが70%ぐらいかなぁ、うん。
あと怒ったり風刺したり泣いたり、なんてのが30%あるんですよね。
まあ、70%笑いがあれば、主流だからね、笑わせる芸というとらえ方されてますけどね。深くとらえるとやっぱりね、笑いだけじゃないって気がつくんですよね。
だからそこまでわかってもらえれば嬉しいですね。
・・・普段仰っていることそのままです。
人間の気持ち、登場人物の喜怒哀楽を表現すること。
その巧拙が、落語の巧拙そのもの・・・、笑わせることではない。
最近、読み稽古に力を入れていますが、流し読みをするのではなく、噺の全体を掴んで、感情を入れて読めば、もしかすると半分ぐらい完成しているのかもしれません。
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