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2013年11月 2日 (土)

柳家権太楼師匠が紫綬褒章

秋の褒章で、柳家権太楼師匠が紫綬褒章を受賞。
毎日新聞の記事から。
【紫綬褒章:柳家権太楼さん 表情豊かに寄席を沸かす】
明快な人物造形、リズム感ある語り口で滑稽噺(こっけいばなし)から人情噺まで表情豊かに聴かせる。
受章の知らせに「喜びよりも『大丈夫なの、俺で?』って不安になりました。名人上手がもらうものだから」。
そして、自身を「落語をやらせると面白いおじさん」と高座をほうふつとさせる満面の笑みを見せる。
1970年五代目柳家つばめに入門。
五代目小さん門下に移り、82年に真打ち昇進した。
今、落語をやっていて「楽しい」と言う。
「年取ったら、落語の着眼点が変わってくる。もう一回見直してみるんですよ」と充実の境地。気負いはない。「あくまでも寄席芸人だから。寄席に来るおじさんおばさんに、寄席って面白いからまた行こうよと、思っていただける立場でい続けたい」
とにかくおめでとうございます。

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