圓生忌
9月3日は、昭和の名人「六代目三遊亭圓生」師匠の誕生日でもありご命日でもあります。
ご存命であれば113歳、79歳でお亡くなりになったので、没後34年ということになります。
昭和の名人と言われる師匠の中で、もともと一番好きな師匠であるのと同時に、私がご指導いただいている三遊亭圓窓師匠の師匠ですから、僭越ながら私には大師匠ということになります。
圓窓師匠からご指南いただいていて、度々圓生師匠の話題も出て来ますから。
というより、私が生まれて初めて、プロの噺家さんの落語会で、開口一番をやらせていただいたのが、落研主催の「三遊亭圓生独演会」でした。
そうなんです。
私は、名人三遊亭圓生の前座をつとめたことがあるんです
あれは昭和53年で、師匠がお亡くなりになる1年あまり前のこと。
奇しくも、落語界の歴史に残る、あの落語協会からの脱退を決意された頃のことでした。
圓生師匠急逝のニュースは、上野動物園のパンダが死んだというニュースで、皮肉にも霞んでしまいましたが、社会人になったばかりの私には本当にショックでした。
私の祖父と同い年で、親しみを感じてもいましたので。
最後の高座になった、習志野の碑です。
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