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2013年9月30日 (月)

同期の通夜

同期の通夜先週急逝した同期の友人の通夜。
まだ、彼の死が信じられない。
焼香した後でも信じられない。
笑顔の遺影は、今にも語りかけるよう。
奥さんが気丈に弔問者を迎えて。
高校生の一人娘は、クラスメートと抱き合って泣いている。
母娘二人、まだ夢の中をさまよっている。
朝は普段通り出勤。
会社で体調が優れなくなり病院へ。
病院で検査を始めた時は、自分で歩いていた。

「大動脈解離」という病気。
大動脈の壁に亀裂が入り、壁が内膜と外膜 とに分離されてしまう。
突然発症することが多く、その場合は「急性大動脈解離」と呼ばれ、すぐに対処が必要な循環器の救急疾患。
40〜70歳の男性に最も多く見られ、10,000人におよそ2人の割合で発生。
別名「解離性大動脈瘤」とも呼ばれ、かつてあの石原裕次郎がこの病気になったことで有名になった。
突然、鋭い突き刺すような、引き裂くような、切り裂くような胸痛が起こり、胸骨下、肩甲骨下、背中、肩、首、腕、などへ走り放散…。
同期の通夜
さぞや驚いたでしょう。
さぞや痛かったでしょう。
さぞや苦しかったでしょう。
そして、さぞや無念だったでしょう。
今年3月に、かつて同じ釜の飯を食った仲間数人が集まりましたが、父の葬儀と重なってしまい、私は参加できませんでした。
「お前は、子どもが一番小さいんだから、一番長生きをしなくちゃ」って言われて、ニコニコしていたそうです。
お疲れさま、頑張って生きたよな。
ありがとう。
ゆっくり休んでください。

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