白酒ひとり壺中の天
桃月庵白酒さんも、師匠の五街道雲助師匠と同じタイミングで、自伝を出版しているんですね。
甲子園を目指す野球少年だった白酒は、運命に導かれるまま、五街道雲助に入門し、落語界へ。
今や古今亭の大きな看板となった桃月庵白酒が、その半生を振り返り、また古今亭のネタ論を披露。
雲助の壺中の天から抜け、自らの新しい壺の中に 楽園を作るべく、芸道精進なかばの白酒が綴った初の自伝。
…甲子園を目指していたとは想像も出来ない体型ですが…。
二十一年前、震える指で、師匠宅のチャイムを押した日の気持ちは生涯忘れませんし、さらに遡り、初めて師匠雲助の落語に出会った時の衝撃た るや、全く別世界の楽園に入り込んだかのようでした。
そんな喜びを〝壺中の天〟という言葉に置き換えてこの本のタイトルとさせて頂きました。ー本文 よりー
桃月庵白酒さんて、鹿児島県肝属郡南大隅町というところのご出身なんですね。
物凄い田舎の雰囲気で、同じ田舎者として、親しみが湧きますね。
確か、早稲田大学の落研でしたが。
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