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2013年8月13日 (火)

ブラックバイト

denim定吉の時代は良かったかもしれません。
酷い会社があるもので。
アルバイトをする大学生の間で、「契約や希望を無視してシフトを組まれる」「試験前も休ませてくれない」などの悩みが広がっている。
学生たちの声を集めた大内裕和・中京大教授(教育学)は、違法な長時間労働などをさせる「ブラック企業」になぞらえ、「ブラックバイト」と呼び、問題視している。
企業が非正規雇用の志向を強める中、正社員の業務をアルバイトに肩代わりさせる「基幹化」が進んでいるようだ。

会社で人事を担当していて、新卒者の採用もやっているのですが、ほとんどの学生がアルバイトの経験があり、しかも、かつての「遊びや欲しいものを買うための小遣い稼ぎ」というイメージから様変わりしていることを実感します。
団塊世代ぐらいまでの親は、右肩上がり経済の中で、借金もなく、リタイア後もバラ色の年金生活が出来ていますから、基本的にはお金持ちです。
ところが、私たちの世代から下は、バブル崩壊に翻弄され、給与カット、多額の負債、年金削減・・・で、貧乏です。
学生さんたちは、遊ぶ金などもってのほか、生活費と学費を稼ぐために、健気に頑張っています。
時々、悪ふざけをして、冷蔵庫に入って写真を撮るおバカさんもいますが。
そんな中で、企業サイドも追い込まれていて、アルバイト学生が、厳しいノルマを課されたり、クレーム対応やアルバイトの募集、新人育成などの重要な仕事をさせられた例もあるそうです。
企業では派遣や契約社員などの非正規労働の基幹化が進み、学生アルバイトに求められる仕事の水準が上がっている面もあるのかもしれません。
それでも、一部の学生は、厳しい条件のアルバイトを「やめるにやめられない」ため、追い詰められるようです。
学生は労働法の知識が不十分で、違法な働き方をさせられても泣き寝入りしてしまう。
学生アルバイトの現場が無法地帯化している恐れがあると指摘する人もいます。
就職も大変、アルバイトも大変・・・。
今の学生さんの方が、ずっと逞しいかもしれません。
本当に、定吉の時代は良かったかも・・・・。

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