富士登山鉄道?
世界文化遺産に登録された富士山の話題です。
何と、富士山の5合目までの登山鉄道構想があるそうです。
河口湖から延びる有料道路を、鉄道に衣替えするというもの。
山梨県の観光団体が打ち出した構想で、地元の某鉄道会社も乗り出しているそうです。
富士山では過去にも山頂までのケーブルカーなど多くの計画があったそうですが、実現には至っていません。
今回はどうでしょうか?
個人的には、富士山に簡単に登れるようにはしない方向が是だと思います。
それに、これ以上、富士山の山肌に手を加えたり、建物機械設備を増設して欲しくない気がします。
「真白にぞ(白妙の)富士の高嶺に雪は降りける(降りつつ)」
それでいいじゃありませんか。
そういえば、今チャレンジしている「三味線栗毛」の中で、江戸時代の全盲の学者「塙保己一」の歌が出て来ます。
言の葉の 及ばぬ身には 目に見ぬも
なかなかよしや 雪の富士の嶺
和歌の才が及ばない私にとっては、目に見えないのもかえって良いではないか、雪の積もった富士の山よ、という意味でしょうか。
登らなくても、極端にいえば姿が見えなくても、美しいものは美しいと思います。
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