夜の稽古

「本番」はもう次の土曜日ですから、着物やら襦袢やら帯、足袋を準備しました。

昼間の稽古で日に焼けたと見えて、顔がごわごわしています。
夜になって一度浚ってみました。
稽古用の浴衣を来て、安物の角帯を締めて、前に鏡を立てて…。
扇子は学生時代に使っていた黄ばんだ物。
手拭いは、今夜は新しく朱鷺の模様のをおろしました。

かなり師匠の映像や高座本とは離れて、オリジナルに台詞を入れていますから、語り込むことが必要です。
でも、自分の言葉で語れるのは、師匠が褒めてくださったように、今までの私の経験や知識から出て来るものがあるからだそうですから、自信を持って行こうと思います。