OB落語会のBD鑑賞
日曜日、ボーッとしながら、寝蔵師匠編集の昨年12月の「一番丁はずみ亭」、志ん志師匠編集の先日の「お江戸あおば亭」と、古狂師匠の力作「お江戸あおば亭その舞台裏」のBDを視聴しました。
改めて、出演者一人一人の高座を拝見して、大変勉強になります。
自分の高座で参考にさせてもらおうとか、ここはいただいちゃおうとか。
それから、高座返しをしてくれた、ぴん吉さんとぽんぽこさんの姿は、本当にありがたく、感謝、感謝で、胸が熱くなりました。
さて、我が身に立ち戻り、「帯久」と「揺れるとき」を視聴して、「帯久」の冗長なところは、今聴いてみると恥ずかしい…。
長老の先輩方に「長い、暗い、つまらない」と言われて凹みましたが、もしかすると仰る通りかもしれない。
独り善がりにならないように、改善すべきはしっかり改善しておかないといけません。
次には、全く違う「帯久」にしたいと思います。
やった直後は、それなりの手応えを感じたものでしたが、時間が経ったり、次の噺をやった後では、陳腐に感じてしまいます。
これが上達と言うなら、大変結構なことだと思います。
ああすれば、こうしてみたらとか、演出を変えようとか、あっさりかこってりか・・・などと。
特に「佃祭」と「帯久」は、今やったら、当時よりずっと良い噺が出来ると思います。
それにしても、こうして見ると、持ちネタの厚みのなさも痛感しました。
そうそう「浜野矩隨」「藪入り」も、今やったら、もっと感動してもらえる!
そう思ってはいるのですが。
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