帰り道
お江戸あおば亭がハネた後、いつもの中華料理屋さんで打ち上げ。
OBだけでなく、ご贔屓の方々もご出席いただいています。
「次は、芝浜か文七元結をやってよ」などと言っていただいたり、お褒めの言葉を頂戴しました。
いつも大変厳しいコメントをしてくださる、愉し家弁痴師匠からも、盲人が酒を飲む仕草が良かったと、初めて褒めていただきました。
自分なりには、出来が良かったかどうかが分かりませんでしたが、とにかく全体として、良い落語会にはなりました。
打ち上げが終わり、これもいつものように、重いバッグを肩に掛けて、ボーッとしながら、浅草駅にトボトボ歩く視界に、薄暮の向こうにスカイツリーが見えました。
この脱力感が感じたくて。
やっと終わりました。
肩に食い込むバッグの重さも、快感なのかもしれません。
ありがとう…と、色々な人や物に感謝しながら駅まで。