« 井上ひさしの笑い | トップページ | ランチパックの一部 »

2013年5月22日 (水)

すずめ踊り

電線に・・なんていうナンセンスな踊りが、一昔流行りましたが、そんなものではなく、伝統のある踊りだそうです。

Fw:電子メールで送信: 550px-Suzume<br />
 _Odori.jpg
慶長8年(1603年)、仙台城移徒式(新築移転の儀式)の後の宴席で、泉州・堺出身の石工が、藩祖伊達政宗公の前で即興で披露した踊りがはじまりと言われています。
踊る姿が餌をついばむ雀に似ており、伊達家の家紋も「竹に雀」であることから「すずめ踊り」と呼ばれました。
仙台発祥の郷土芸能であるすずめ踊りは石工の子孫によって伝承されて来ましたが、近年では市民の間にも広がり多くのグループ(祭連=まづら)が創られるようになりました。
5月の「仙台・青葉まつり」など様々なまつりやイベントで披露されるすずめ踊りは各祭連が工夫を凝らした振り付けやお囃子を競い合い、年々その規模を拡大しています。

落語で仙台と言えば「ねずみ」。伊達の殿様が出て来るのが「伽羅の下駄」あたりですが、「抜け雀」も、仙台を舞台にしても面白いかもしれません。
ただし、「ねずみ」とは完全についてしまいますが・・・。

« 井上ひさしの笑い | トップページ | ランチパックの一部 »

文化・芸術」カテゴリの記事