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2013年3月

2013年3月31日 (日)

弥生の落語徘徊

個人的には、心身ともに辛い1ヶ月になりました。
身延山久遠寺
3月4日に父が逝去し、6日に告別式と、前後1ヶ月は、本当に慌ただしい日々でした。
父の看護や供養のために、2月の落語っ子連「深川三流亭」に続き、今月17日の扇子っ子連「千早亭落語会」も、休演させていただきました。
Fw:電子メールで送信: img_60887_10<br />
 580252_0.jpg
予約していたいくつかの落語会も、チケットを友人に譲るなどで、行くことが出来ませんでした。
  ◇ 15日       東京落語会
  ◇ 22日       渋谷に福来たる「大吟醸/三人会」
  ◇ 22日       渋谷に福来たる「圓朝噺の会」
東京落語会では、師匠がトリで、自作の「指相撲」をお演りになりました。
渋谷に福来たるでは、1日落語三昧で、小満ん師匠の「鰍沢」が聴けました。
富士の夕景色
落語から離れざるをえなくなり、今までの自信がなくなりました。
生意気なことばかり言って来たくせに、自分自信に自信がなくなっています。
毎週帰省して、父を偲んだり、故郷の山々や桜花を眺めていると、これからどうして行くのか・・と、考え込んでいる自分にも気がつきました。
桜咲き誇る
3月11日に、ブログへのアクセス累計が41万件に到達し、早ければ明日にも42万件に届こうとしています。
この1ヶ月は、実に暗くて抹香臭い話題ばかりでした。
4月からは心機一転で頑張ろうと思います。

ラジオ寄席

球春到来で、今期は今回が最終回。
  ◇ 代書屋     柳家権太楼
権太楼師匠の十八番。
落語っ子連の窓口さんが、最初にチャレンジした噺で、とても印象に残っています。
そもそも「代書屋」という噺は、上方の先代「桂米團治」師匠の創作というのは、あまりにも有名な話。
昭和10年代、今里の自宅で副業として(一般)代書人(今日の行政書士のルーツ)を営んでいた四代目桂米團治が、その経験から創作した新作落語(代書・代書屋)で、1939年4月初演。
この噺では、従来の落語で使われてきたクスグリが一つも使われていないことが、作者の自慢であった。
発表当時から人気作となり、米團治が高座に上がると客席から「代書屋!」「代書!」と叫ぶリクエストが絶えなかったという。
米團治から直弟子である三代目桂米朝に伝えられたが、米朝は三代目桂春團治と二代目桂枝雀に付けた(伝授した)後は、彼らの十八番となったこともあり、高座に掛けなくなった。
米朝の息子である五代目桂米團治も五代目襲名にあたり『代書』に力を入れている。
現在では上方の新作落語の中でも半ば古典に近い存在となり、東京にも移植されている。
二代目桂小南をはじめ三代目柳家権太楼、古今亭寿輔など多くの落語家が手掛け、東西とも広く親しまれている名作である。

「浜野矩随」4題

日曜日に、ニコニコ動画で・・・。
   ◇ 浜野矩随     三遊亭圓楽
   ◇ 浜野矩随     古今亭志ん朝
   ◇ 浜野矩随     立川志の輔
   ◇ 浜野矩随     神田香織
Fw:みみ
圓楽師匠の映像・音源は、かなり晩年になってからのもののようで、私が参考にさせてもらった昭和50年代のものと比べると・・、それにかなりカットされていて。
志ん朝師匠と志の輔さんのは、既に聴いたことのあるものです。
そして、講談では初めて聴きました。
そもそも、この噺は講釈を翻案したものですから、これが本家ということでしょうが・・・。
やはり落語の演出の方が楽しい。
Fw:みみ
私も、またどこかで演りたいなぁと思います。

落語はやおき亭

やはり旬の噺がいいですね。

 ◇ 長屋の花見      五代目柳家小さん
うつらうつらしながら、布団の中で聴きました。
落語の原点のような噺で、とても好きな噺です。

考えてみると、私の持ちネタは、どうもポピュラーなものがありません。
「道灌」だとか、この「長屋の花見」だとか、もっと基本というか、原点に立ち戻る必要があるのかもしれません。

桜吹雪

花が風に散り始めています。
桜吹雪
風に舞う花びらがご覧いただけるでしょうか?
桜吹雪
花びらが水面に落ちて、花筏になっているかもしれません。
桜吹雪のサライの空へ いつか帰る いつか帰る きっと帰るから

続きを読む "桜吹雪" »

落語DEデート

落語に触れ始めた初期に聴いた懐かしい噺です。
というのも、落研に入部した時に、1年先輩の「酩亭千鳥」師匠が演っていたからです。
 ◇ 近日息子    三代目桂三木助
与太郎噺を演ってみようかとも思います。

2013年3月30日 (土)

庭のヤマザクラ

実家の庭の古木のヤマザクラが満開です。
庭のヤマザクラ
主はいなくなりましたが、何事もなかったように、楚々と咲いています。
庭のヤマザクラ
東名・新東名と、高速道路の沿線でも、至るところに桜が咲いていて、桜の国の面目躍如です。
庭のヤマザクラ
風に花びらがはらはらと舞っていますから、そろそろ散り始めることでしょう。

だめもと「落語研究会」

偶然、TBSが、国立劇場小劇場で開催している「落語研究会」の「ご常連席」24席の新規募集を行っているのを発見!
Fw:電子メールで送信: icon.jpghttp://www.tbs.co.jp/rakuken/info/info.html
とにかく、席を確保するのが困難な落語会で、最初から諦めていたのですが、とてつもない高倍率になると思いますが、WEBで申し込みが出来ることがわかりました。
■平成25年度(2013年4月~2014年3月)
     「落語研究会」ご定連(じょうれん)席券会員募集のお知らせ

TBSテレビが毎月1回、国立劇場小劇場(三宅坂)で開催しております「落語研究会」では、1年間の料金を先に頂戴して、毎回同じお席でお聴きいただける『ご定連席』を設けております。
この度、平成25年度(2013年4月~2014年3月)公演の新規会員を下記の通り募集いたします。皆様には、是非この機会にお求めくださいます様お誘い申し上げます。
尚、現会員の多くがご継続下さった為、この度、新たにご参加いただけるお席は下記の通りです。
《 平成25年度ご定連席券 》
   平成25年4月から平成26年3月までの1年間・12回口演
《 公演予定 》
   4/26(金)・5/31(金)・6/26(水)・7/18(木)
   8/29(木)・9/30(月)・10/30(水)・11/27(水)
   12/25(水)・平成26年1/21(火)・2/28(金)・3/28(金)
《 料 金 》
   A券 ¥35,000
   B券 ¥30,000
※A・Bいずれも当日券の10回分、2ヶ月分がご招待となっています。
《 新規会員募集席 》
   A券(5席)
     2列8番・2列9番・4列18番・12列20番・12列21番
   B券(19席)

     2列30番・2列31番 ・3列5番 ・4列6番 ・4列30番 ・6列3番
     9列2番・9列31番・12列2番・
12列35番・12列36番
     13列33番・13列34番・14列1番・14列2番
     15列27番・15列29番・16列7番・16列17番
《 締め切り! 》
     4月5日(金)午後6時(普通はがきは、この日のTBS到着締め切り)
応募多数の場合は抽せんとし、結果は当せん者に係から、メール、または、お電話にてご連絡いたします。

・・・だめもとで、2席エントリーしました。
1席でも良いのですが、誰か付き合ってくれるでしょうから。

新入社員のタイプ

某団体が発表している「新入社員のタイプ」は、今年度は「ロボット掃除機型」とすると発表されました。
一見どれも均一的で区別がつきにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回り、家事など時間の短縮に役立つ(就職活動期間が2か月短縮されたなかで、効率よく会社訪問をすることが求められた)。
しかし段差(プレッシャー)に弱く、たまに行方不明になったり、裏返しになってもがき続けたりすることもある。
能力を発揮させるには環境整備(職場のフォローや丁寧な育成)が必要。

・・・という特徴によるものだとか。
少し遡って、今まで命名されたタイプを見てみました。
23年度は「奇跡の一本松型」、22年度は「はやぶさ型」、21年度は「ETC型」、20年度は「エコバッグ型」、19年度「カーリング型」。
ちなみに、私が社会人になった年のタイプは、「お子様ランチ型」。

何でも揃って綺麗だが、幼さ抜けず歯ごたえなし。
余計なお世話です。

うんざり・・・

うんざり】 [副](スル)
    
物事に飽きて、つくづくいやになるさま。
     期待が外れてがっかりするさま。げんなり。

要は、煩わしい、鬱陶しい、辟易、幻滅、いい加減にしろ・・・。
例えば、「お前なんか、もううんざりだ!」と言われると、なかなか辛いものがありますね。
私も、周囲から言われないように気をつけないと・・・。
相手にうんざりされちゃっているのが分かると、なかなかモチベーションが維持できないものでもあるようです。
「相変わらず、長くて・暗い・ワンパターンの人情噺ばかりやって。
だいたい、素人が人情噺をやろうなんていうのが僭越そのもの。
うんざりしちゃうよ。全く。」
・・なんて、どこぞの長老に言われないように・・・。

2013年3月29日 (金)

夜桜見物

仕事を終えて、疲れた身体に鞭打って、今年最初で最後の上野のお山へ立ち寄ってみました。。
夜桜見物
清水さまのシダレザクラ、舞台から例の丸くなった枝越しに見る弁天堂。
夜桜見物
なかなか風情のあるものです。
夜桜見物
あぁ春だなぁ。
夜桜見物
明日も帰省します。

願わくは

「願わくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月の頃」
願わくは
この西行法師の歌は、あまりにも有名ですが、今年は一昨日が旧暦2月(如月)16日の満月(望月)の日でした。
西行法師は、ちょうど今頃の季節に死にたかったのでしょう。
願わくは
郷里に、西行という地名があり、そこに「西行公園」という、西行法師にちなんだ場所があります。
西行という地名の由来は西行法師が東国行脚の途中、駿河の国より富士川に沿って甲斐の国に入り、この峠の下の村に庵を結び暫く住みました。
故にこの村を西行村、峠を西行峠、峠までの坂道を西行坂と言います。
願わくは
この西行法師ゆかりの西行峠は、かつての甲駿往還であり「身延道」です。
文永11年 (1274年)5月に日蓮上人が身延山へ入山する時この峠を越えており、万治2年(1659年)8月に深草元政上人が西行峠の素晴らしさを漢詩に残しています。
戦国時代に甲州武田軍の駿河攻めや武田勝頼追討の徳川軍もこの峠を越えています。西行峠より見る富士山は「盆中の富士」といわれ、御坂峠、花水坂と並んで「富士見三景」と称せられます。
願わくは
近くにありながら行ったことのない場所です。
ちょっと落ち着いたら、立ち寄ってもみようと思います。
ところで、この西行法師、享年は73歳ですが、この歌は60歳代中頃の作といわれているので、死に臨んで詠まれたものではないようですが、実際に如月(2月)の望月(15日)と所望した通り2月16日に亡くなったんだそうです。
2月15日は釈迦の入滅の日で、平安時代から涅槃会として釈迦の遺徳を偲ぶ習慣があったので・・・。
念ずれば通じるということでしょうか?
桜の花もそろそろ今日あたりから散り始めるのでしょう。
しづこころなく・・・。

国立劇場さくらまつり

国立劇場さくらまつりの日程が変更されるという・・・。
Fw:電子メールで送信: ph_20130327_<br />
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国立劇場さくらまつりの開催日程は、3月29日(金)から4月7日(日)ということでしたが、例年になく桜の開花が進んでしまったため、終了日が4月3日(水)と当初予定より早くなったそうです。
http://www.ntj.jac.go.jp/topics/kokuritsu/24/2478.html?no=jac130327
仕方ありませんね。

東京かわら版

Fw:電子メールで送信: entry_cover1<br />
 304-thumb-188x360-1455.jpg数日前に届いていたのに・・。
そのまま開封もしないままで3~4日も放置していました。
やはり、心身ともに普通ではない状態のようです。
4月号は、「寄席演芸年鑑二〇一三年版」が挿入された特別版になっています。
巻頭は、「柳家三三」さん。
真打昇進前後から、「三三時代」という後援会に入会していましたが、最近は随分ご無沙汰しています。
その間に、評価は高まるばかりのようで、結構なことです。

昔の名前

最近は、どの世界・分野でも、合従連衡やらで淘汰が進み、前はなんて言う名前だったか分からなくなります。
週末に開幕するプロ野球もそうです。
日本ハムでは、高卒ルーキーが50何年ぶりかで開幕1軍で出場するそうです。
その50何年前の人の名前を聞いて、「そうだ、日本ハムは東映の流れだった」なんて、改めて思います。
私が物心ついた頃は、西武は西鉄、ソフトバンクは…南海でした。
で、楽天は…?
近鉄に阪急からオリックスに代わった時の落ちこぼれ(失礼)が加わった形でした。
投手と野手の二刀流だそうで、頑張って欲しいと思います。
結果を出し、50何年前の先輩から「あっぱれ!」と言われるよう。
そういえば、今センバツ高校野球が行われているようですが、全く分かりません。

落語好き

仕事上のお付き合いの方との落語談義を・・・。
「落研出身」というのは、おしなべてトクなことが多いようです。
はっきり言って、大学を卒業して就職する時も、○○大学□□学部などと言うよりも、「オチケン」の方が、格段にツブシが利きました。
学生運動激しい当時、部室にはヘルメットを被った各派の活動家(学生)が、ビラを持って来ましたが、世界や国家を語ら(れ)ず、ひたすら世間や浮世を語る我々の前では、みんな普通の学生さんでした。
「落語がご趣味だそうですね」・・・なんて、誰から聞いたものか、何人かの方から話しかけられます。
「実は、私も好きで・・・」なんていう方も時々いらっしゃいます。
最近、仕事の上での接点が多くなった「Fさん」。
昔から、ラジオの寄席番組を聴いていたという本格派だそうで、寄席にも何度も行くそうです。
「池袋演芸場が一番いい」なんて仰るところを見ると、かなりの「通」と見ました。
油断できませんね。
来月は「立川志らく一門会」に好く予定だとか。
また、「桂文珍」師匠も好きで、東京での独演会は常連の様子。
いやはや、相手が落語好きだということが分かると、どうも商売の切っ先が鈍って・・・。
いやいや、決してそんなことはありません。
趣味は趣味、ビジネスはビジネス、陳皮はチンピ、紙は紙・・・。
あれっ?「紙屑屋」になってしまいました。

2013年3月28日 (木)

1ヶ月前

ちょうど1か月前の2月28日。まだ冬の寒さでした。
1ヶ月前
月末でまだオフィスにいた夜7時半頃、母からメールが届きました。
入院している父の主治医から「家族を呼ぶように」と告げられたと。
2月12日に入院した翌13日、仕事を休んで慌てて病院に駆け付けた私は、母と二人で父の病状を聞きました。
回復の見込みはないこと、いつ重篤な状態になるかはわからないこと、そして症状が悪化した時の治療方針について等々・・・。
それからの約2週間は、そこそこ小康状態が続いていて、2月26日の58回目の結婚記念日には、夫婦で二人の来し方を語り合ったようでした。
1ヶ月前
この2月28日夜の母のメールで、急いで家族と妹と一緒に病院に向かいました。
病院に着いたのは、翌日未明の2時過ぎでした。
父は、子や孫が来るのを待っていてくれたようでした。
もはや、長時間多くを語ることは出来ませんでしたが、手を握ったり、声をかけたりして、これが最後になるかもしれない尊い面会の時間でした。
父は、母や私たち兄妹や孫たちに、嬉しそうに語りかけました。
主治医から、2~3日が山だというニュアンスを言われていました。
父が「後は頼んだぞ」と言いました。
私は黙って頷きながら、父の手を握りました。
父は、暖かい手で握り返してくれました。
・・・あれからちょうど1ヶ月経ちました。まだ、冬の寒さの夜でした。

屋台のラーメン屋

屋台のラーメン屋
今日もオフィスを出たのは夜9時を過ぎていました。
会社の近くに、いつも夜遅くなって出ている屋台があります。
あぁ、今日も遅くなったなぁと思うだけで、食べたいとは、ラーメンだけにつゆとも思いません。
よく酔っぱらった勢いで美味い美味いと食べたり飲んだりする人がいますが、私はどうも屋台というのは、きれいではないので…。
幼い頃、お祭りなどの露店で、焼きそばやら、たこ焼きやら、綿あめやら、チョコバナナなどが食べたいのですが、不衛生だと言うので、なかなか買ってもらえませんでした。
「初天神」の飴屋や団子屋でのやり取りを聴くと、やっぱりなぁと思います。
今夜も帰ったらバタンキューでしょう。
母のメールも元気そうです。

歩き稽古・・・

歩き稽古というよりは、日比谷公園満開の桜見物です。

人と人とのつながりなんというのは、本当に面白いもので。
「あいつと一緒になったのは、こういうことがきっかけでね」とか
「こいつと友だちになったのは、こういう訳だよ」なんていう・・・
奇遇なんていう言葉がありますが、よく考えてみますと、人というのは、みんな奇遇なんですな。
そういう話を聞いていると、「おやまぁそうですか?」と、まるで作り話のようなのがよくありますが・・・。

"ひもじさと寒さと恋を比ぶれば 恥ずかしながらひもじさが先"
なんてぇことを申しまして、とにかく人間というのは、お腹が空いているというのが一番つらい・・・
「おいおい金公、何やってるんだ。そんな人様を殴っちゃぁいけないよ。よしな、やめな。」・・・・。

思わず出て来た「甲府ぃ」のマクラをぶつぶつ言いながら、満開の桜を見て気分転換です。

浜松町かもめ亭

3月29日(金)に「浜松町かもめ亭」の3月公演があります。

出演者は、林家たい平・橘家文左衛門・春風亭百栄・林家あずみ。
そうなんですよ。
あずみさんが出演するのでありますが、実質期末日ですから、行けそうにありません。
残念です。   

虎ノ門ヒルズ

平らな場所に建つのに「虎ノ門ヒルズ」とはこれいかに・・。

夜行っても、六本木昼ズと言うが如し・・・。
ただいま建設中の、マッカーサー道路に接する「虎ノ門ヒルズ」。
ビルとビルの隙間から、東京タワーが見えます。

「話のおもしろい人ヘタな人」

自分を表現するための道具の「言葉」は“武器”でもあり、使い方を間違えると“凶器”となり上司や先輩を敵にまわすことになりかねない。
Fw:電子メールで送信: 51oxhwZHu3L.<br />
 _SX230_.jpg ・・・と言う訳で、さまざまな企業の人材育成に関わり、著書もある方が、「言葉」を縦糸にした“新・女子力アップ本”5冊を選んだ中に、立川談四楼師匠の著書が、堂々と第1位でランクインしているそうです。
『話のおもしろい人 ヘタな人』(立川談四楼/PHP研究所) 
落語家・立川談四楼が絶妙の間で無理なく会話を弾ませる方法を伝授。
その昔「落語は庶民の学校」と言われていましたが、噺の中には人との付き合い方や、ちょっとした口のきき方、礼儀作法にいたるまで、現代社会に活かせるヒントが満載です。
著者は“前座”を新入社員、最上級格の“真打”を上司にたとえ、職種を問わない人間の普遍性についてギャグを交えながら温かくユーモラスに説いています。
デキる人でも若いころはこんな失敗をしてきたんだ、とホッとさせられる話や、ユーモアでピンチをチャンスに変える方法がわかる1冊。

・・・なんだそうです。
Fw:電子メールで送信: 62563319.jpgそういえば、師匠も10年ぐらい前に「人の話の聞き方入門」という本を出版されています。人の話を聞いてもその意味を頭の中に描けない、だから話そのものを聞けない日本人が増えている。
落語家である著者が、人と人とをつなぐ言葉、コミュニケーション、「聞く」ことの大切さを説く。

この本のカスタマーレビューがありました。
うーん深いコトが書かれてますよ。
やっぱり一芸を極めた人の言葉は違う。
小学校の先生は絶対読まなきゃダメですね。

聞いた言葉を自分の頭の中に描くというのは、落語を聴くことそのものです。
そして、言葉に感情を込めて語ることこそが落語上達の秘訣だと師匠は仰います。

2013年3月27日 (水)

満員電車

そもそも、朝早く通勤するのは、混雑して殺伐としている満員電車が嫌だから。
満員電車
今日は、さすがに疲れているので、早めに帰ることにしたのは良かったのですが、どういう訳か、虎ノ門駅が大混雑…。
満員の電車を5つぐらい見送って、銀座線に乗り込みました。
今日は座って帰りたいので、上野駅でも暫く並んで。
満員電車
体力がなくなったことを痛感します。
今夜はバタンキューということでしょう。 落語を聴きながら。
あぁぁ、布団が恋しい………。

歌舞伎座オープン記念「お練り」

4月2日の歌舞伎座新装オープンを記念して、史上初のオープン記念パレード(お練り)「GINZA花道」が行われました。
Fw:電子メールで送信: enn130327153<br />
 3012-p4.jpg
中央区長と日本俳優協会会長の挨拶によるオープニングセレモニーに始まり、歌舞伎俳優の中村時蔵、中村芝雀、中村福助、中村翫雀、中村扇雀、中村橋之助、さらに、 市川染五郎、尾上松緑、市川猿之助、尾上菊之助、市川海老蔵、また、片岡愛之助、中村獅童、 中村勘九郎、中村七之助ら俳優総勢約60名が一堂に会し、雨の中を紋付袴姿で銀座の街を練り歩いたとのこと。
Fw:電子メールで送信: enn130327153<br />
 3012-n1.jpg大変なこって・・。

歩き稽古・・・?

気分転換にと、小雨でしたが日比谷公園へ。

まだ、"落語をやろうモード"になっていないので、歩き稽古をと言っても、気力が湧いて来ないようで・・・。
「揺れるとき」をやろうか、何にしようか・・・。

不思議なもので、頭の中を真っ白にした今、何気なく口から出てくるのは、「浜野矩随」と「甲府ぃ」と「薮入り」と「ねずみ」のマクラ。

いずれも、学生時代からやっている噺です。
三つ子の魂ではありませんが、若い頃に覚えたものは忘れないんですね。
・・結局、稽古にはならず、満開の桜を眺めただけでした。
まだ覚醒しない自分自身に、やや焦りがあるようです。

桜咲き誇る

また桜の花か…ですが。
桜咲き誇る
このブログを始めたばかりの頃、ネタがなくて、神田橋の袂の小さな桜の写真を撮って、定点観測だと称し、誤魔化していました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/03/post-3d2c.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/04/post-3d2c.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/04/post-3d2c-3.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/04/post-531f.html
これは自宅から駅に向かう途中の桜です。
小さな祠の塀越しに咲く、「見越しの桜」です。
こんな桜にスポットを当てようという訳です。
そうそう、スポットと言えば、昨日のサッカーの試合で、相手国のサポーターが日本のゴールキーパーなどにレーザー光線を照射していましたが、本当に呆れかえりました。
基本的にサッカーに興味はありませんから、2~3分観ただけですが・・。
綺麗事ばかり言うつもりもありません。
日本にも、パターンこそ違え、柔道のような閉鎖的なスポーツもありますから、偉そうなことは言えませんが、それにしても酷いものです。
やはり「品」がないんですね。
それだけの民度だと言うことです。
桜には、もう暫くこのまま咲いていて欲しいものです。

メール

母からは、私と妹に宛てて、毎日携帯メールが届きます。

今日一日のこと、何があった、誰が来てくれた、どこに行って何をした・・、それから父の思い出等々・・。

田舎のありがたいところは、ご近所や知人が気にかけてくださり、励ましたり、食べる物などを持って来てくれたりして、母を盛り上げてくれます。
毎週末には、私と妹が帰省することも知っているので、その時は配慮して、家族水入らずにさせてくれます。
近くに住む従妹(母には姪)も、頻繁に様子を見に来てくれるそうで、人の心の温かさに感謝しています。
週末に帰省した時は、在京の従妹(姪)が「伯母さんのことが心配だから」と、電話してくれたと言って、ことのほか喜んでいました。
子どもや孫だけでなく、血の繋がった甥や姪の言葉は、母の大きな支えになっています。
「初春の候」を「春暖の候」に印刷し直した四十九日の案内葉書も、早速投函したようです。
母は、「これで良かったのか・・?」「これで良かったんだ・・!」と、背反する思いをいつも自らに問いかけながら、三七日を迎えたことでしょう。
「ありがとう」「思い残すことはない」「幸せだった」と、病床で感謝の言葉を残して逝った父を偲んでいる姿を想像すると・・・。
かくばかり 偽り多き世の中に ・・・ですね。

2013年3月26日 (火)

仕事

真面目に仕事をしています。
仕事
今月は、期末月なのに加えて、上旬は父のことで休暇を取ったこともあり、例年にも増して忙しい気がします。
ここのところ、毎日遅くまでオフィスに残って仕事をしています。
今夜も気がつくと午後10時(四つ)をまわっていました。
若い頃は、毎日が"セブン・イレブン"状態でしたが、さすがにこの年齢にもなりますと、かなり辛いものがあります。

らくごカフェ

神田神保町の「らくごカフェ」がオープンして4周年を迎えたそうです。
4年前の2月にグランドオープン。
高座が設けられた店内には落語関連の書籍やCD、DVDも取りそろえてあり、噺家さんが挨拶回りなどで使うオリジナルデザインの手拭いなども販売しています。
オープン直後に行って、コーヒーを飲んだことがあります。
その後、夜はほとんど毎日、様々な落語会が開催されています。
あまり広くはないので、なかなか行くことは出来ませんが、気になる場所ではあります。
以前、日中にコーヒーでもと行ってみたら、どこかの大学落研のOB落語会か何かをやゆっていた記憶があります。
我々も借りられるのでしょうか・・?
確認してみる価値はありそうです。

花冷え

これが花冷えというのでしょうか?
花冷え
昨夜の冷たい雨と風。
今朝は晴れ上がっているものの、かなり冷えています。
花冷え
通勤電車も、最近必ず空調のアナウンスがあるのですが、今朝は暖房を使用しているということでした。
先週の土曜日は冷房でしたが。
情けないことに、まだ落語の高座本に手が伸びません。

トリプルブッキング?

ダブルブッキングというのは聞いたことがありますが、トリプルというのはなかなか…。
トリプルブッキング?
先日の「渋谷に福来たる」の客席での出来事です。
「渋谷区総合文化センター大和田さくらホール」の1階席で。
3列8番から14番あたりまでの数席でした。
≪1階3列≫は、下のように席がならんでいます。
                        
   7     8    9     10    11    12      13   14
①私が行った時、既に7・10・13・14番に着席していました。
   ☆            ■             □      □
②そこに10・11番のチケットを持った夫婦が来て、10番の席に既に人が座っているのに気がつき、座っていた人に事情を話して、主催者のところへ確認に行きました。
                 ○   ○
③すると今度は、12・13番のチケットを持った夫婦が来て、13番の席に既に座っている人がいるので、これまた13番に座っていた人と主催者のところへ・・・。
                           ◎   ◎
④そしてさらに上記②の人たちが主催者に確認に行っている間に、そんなことを知らない人が一人、何と10番に座りました。
この段階で10番の席は、「トリプルブッキング」だということになりました。
                 ●
⑤最初に10番に座った人は、きっと別の席に移ったのでしょう。
上記②でダブルブッキングで行っていた夫婦が、やれやれと戻って来ると、またも10番に人が座っています。また主催者のところへ。
                 ○   ○
⑥上記③の人たちは、戻って来ましたが、奥さんだけが12番に座り、ダブルブッキングのご主人は別の席に移ることになった様子。
                          
⑦その後、今度は8・9番のチケットを持った女性二人が座った直後に、相前後して2人の女性が、8番と9番に来ましたが、既に座っているので、それぞれまた主催者のところへ。
      ◇    ◇
      ◆    ★

⑧8番・9番に後で来た人のうち、一人は別の席に移動したようですが、もう一人は怒って帰ってしまったそうです。               
結局、こんな形で座ることになりました。
                        
   7      8    9     10    11     12        13   14
   ☆    ◇   ◇   ○       ○    ◎   □   □ 
ダブル・トリプルのブッキングをされた、■●◎◆★の方は、前から3列目の良い席を予約購入しておきながら、その席で聴くことが出来ませんでした。
それでも、一人を除いては、怒りまくる訳でもなく、一組のご夫婦(◎)は、離れた席でも黙って・・・。
日本人って、みんな好い人ばかりです。
それにしても、お粗末なチケット販売でした。
トリプルブッキング?
真後ろの席で、一部始終を見ていて、こちらが腹が立ちました。

2013年3月25日 (月)

落語っ子連稽古会

昨日は、落語っ子連の稽古会でした。
私は今回も、帰省のため失礼しましたが、三流亭窓口さんがMLで、稽古の様子をコメントしてくださいましたので、その景色がくっきりと頭に浮かびます。
本日は、落語っ連今期最終の稽古でした。
いつものように師匠から熱のこもったご指導を受けました。
せりふの一言一言に気持ちを込めることの重要さを改めておそわりました。
出席者及び稽古内容は、次のとおり。
 
  ◇ 千公      ぞろぞろ(読稽古)
  ◇ 新参      豆屋(させ稽古)
  ◇ 窓口      替わり目(おさらい)
 
   ◇  百梅      猫の皿(読稽古)
・・・すると、師匠からもコメントが入りました。
一言一言に気持ちを込めると、不思議で意識しなくても、いい間が生まれます。
さらに、一人ひとりについての講評もありました。
 千公「ぞろぞろ」(読稽古)
    児童の影響を受けているのか、(笑)、教師に共通の口調が
    感じられました。
    感情を掴んで、篭めることを注意した。
 新参「豆屋」(させ稽古)
    もっと恐喝してもいい、、、。
 窓口「替わり目」(おさらい)
    酒は好きなんだろう。旨そうな顔をしてた、、。
 百梅「猫の皿」(読稽古)
    車に積んである高座本から、渡した。
    次回の読み稽古が楽しみ。

・・・やや焦りを感じます。
窓口さん、師匠、ありがとうございます。

三七日(みなのか)

父が逝って21日経ちました。
年度末
亡くなった日はかなり寒い日でしたが、今日は桜が満開です。
三七日(みなのか)というのでしょうか?
仏教では、死亡した日から四十九日までは、七日目ごとに忌み日があり、正式には、忌み日ごとに「仏の日」として死者を供養し、四十九日には忌み日が終わったとして「忌明け」の法要を営みます。
これは、死者は、死亡してから四十九日間は地獄に落ちるか、極楽往生できるか〈生前の行為によって決まるとされている〉、どちらに行くかが決まらず、成仏できずにさまよっている状態にあると仏教ではいわれているからです。
死後四十九日間は、中陰といい、この期間は、死者は七日ごとに閻魔様の裁判を受けるのです。
その結果、地獄か極楽行きが決まります。
そこで、死者がよい来世が得られて成仏できるようにと、七日目ごとの裁判の日に法要を営むわけです。
したがって、中陰の期間には、次の忌み日に法事を行います。

・・・父は、まださまよっているということなのですね。
まだ、私自身も、日常と非日常の狭間で揺れている気がします。
昨日も、祭壇の父の遺影を暫く眺めながら、何となく父に話しかけてみたりして。
年度末
そして、今日は月曜日。
今年度最後の週です。
日常に戻らないといけません。
今日も今日とて通勤電車に乗って…。

チュウのおかげ

技術の最先端だと言われたはずの原子力発電所。
東日本大震災で、完全にその技術の脆弱さと電力会社のバカ企業ぶりが露呈しています。
今度は、何でも冷却装置のあたりで、原因不明の停電事故が発生したということ。
電力会社が停電するなんて、消防署が火事になるのと同じ、いわば絵に描いたような紺屋の白袴。
それにしても、入口から出口まで考えると、原子力発電のコストというのは、とてつもない数字になりますね。
水力や火力に比べてコスト安というのが、原子力推進の大きなポイントだったようですが、真っ赤なウソですね。
そして・・・、ドタバタした挙句に、その停電の原因というのが、小動物の侵入によるものだという、何ともお粗末な前近代的な・非科学的なものと来ては、最先端のテクノロジーというのも、実に眉唾なものだと分かります。
藪入りならともかく、原発が「チュウ」のおかげでは洒落になりません。

2013年3月24日 (日)

ラジオ寄席

帰省して戻る車内で聴く「ラジオ寄席」。
  ◇ 高砂や     柳亭市馬
昨日は、長講「黄金餅」を生で聴きましたが、こういう前座噺をさりげなく演ることが出来たらいいなと思います。
そうなれば、「お前の噺は長くて暗い」などと言われずにすみます。

筍の旬

近所の人が、初物?の筍を分けてくださいました。
筍の旬
あぁぁ、もう筍が出始めるんですね。
我が町は、筍の産地で、来月の半ば頃には、恒例の「たけのこまつり」が開催されます。

落語はやおき亭

懐かしい、珍しい音源。
 ◇ 狸賽      四代目三遊亭小圓遊
笑点で、キザが売り物で、歌丸師匠とのやり取りが人気でした。
42歳の若さで亡くなったんですね。

田舎の桜

自宅の庭のヤマザクラは、まだ2〜3分咲きといったところで、来週あたりが満開でしょう。
田舎の桜
近所のしだれ桜は、概ね満開です。
田舎の桜
春暖の候ですね。

落語DEデート

久しぶりに聴くことが出来ました。
  ◇ 花見小僧   六代目三升家小勝
自作の「水道のゴム屋」や「壺算」あたりが十八番の師匠で、桂右女助時代は、大変な売れっ子だったそうです。

2013年3月23日 (土)

渋谷に福来たる②

 「Ⅰさん」と、渋谷の午後の約5時間を、半分持て余して、昼間から飲み屋を梯子して、開演を待ちました。
渋谷に福来たる
19時開演の落語会は、「圓朝噺の会」です。
小朝さんのプロデュースだということです・・・。
  ◆ 大仏餅      隅田川馬石
  ◆ 死神        春風亭小朝
  ◆ 黄金餅       柳亭市馬
  ◆ 鰍沢        柳家小満ん
小朝さん、大仏餅と黄金餅は、まさに「餅」でつきませんか?
死神と黄金餅も「死(人)」でつきませんか?
黄金餅と鰍沢は、「寺」でつきませんか?
圓朝噺は、これを超越しているのでしょうか?
鰍沢は、身を乗り出して聴かせていただきました。
渋谷に福来たる
「さくら通り」の満開の桜も、何となくライトアップされていました。

ひねもす渋谷

 今日はひねもす渋谷の街で過ごしました。
ひねもす渋谷
12時開演と19時開演の2つの落語会が渋谷であるので、一緒に梯子で聴きに行く「Iさん」と、ほとんど一日渋谷で過ごそうという。
ひねもす渋谷 ハチ公が、なんだか変なものを身につけさせられているのを見たり、東急東横線の新駅を見たり、かなりミーハーです。
ひねもす渋谷
12時開演の落語会が終わったのが14時半頃でしたから、次の落語会までの5時間弱を、オジサン二人が、渋谷で時間をつぶそうというのですから。
結局、安そうな店に入って、ハイボールか何かを飲みながら2時間程度時間をつぶし、渋谷の街をちょっと徘徊して、またちょっとした洋風の飲み屋さんでビールなどを飲んで18時30分頃に会場へ。
ひねもす渋谷
相変わらずの喧騒には、ほとほと疲れました。
なお、ほとんど下戸な私は、ノンアルコールのビール?を飲みましたが、酒に弱い者には、ありがたいです。

渋谷に福来たる①

12時から落語を聴くなんて、なんて贅沢な・・・。
渋谷に福来たる
毎日新聞落語会「渋谷に福来たる」のスペシャル企画。
渋谷駅から246を渡ると「さくら通り」、というかなり急な坂があり、まさに桜が満開。
この坂の上にあるのが、「渋谷区文化総総合センター大和田」という施設で、私は初めて来ました。
渋谷に福来たる
<大吟醸/三人会>
  ◆ 一目上がり       柳亭市助
  ◆ 幾代餅          柳家さん喬
  ◆ 猫の災難        柳家権太楼
  ◆ 花見の仇討       五街道雲助
渋谷に福来たる
正直なところ、疲れがドッと来ていて、ほとんど心地よく眠っていた気がします。
不思議なのは、こんな豪華な顔ぶれで、毎日新聞が宣伝しているのに、かなり空席があったこと。
花見に取られたか、場所がよくないのか・・・。

うえの桜まつり

 上野駅でみつけた「うえの桜まつり」のパンフレット。
うえの桜まつり
東京では、昨日桜が満開というところですが、このおまつりは今日(23日)から4月14日までということです。
開花が想定を超える早さでしたから、おまつりの半分以上は、花が散ってしまうでしょう。
他の場所では、おまつりの日程を1週間早めたりしているようです。
ここ
江戸時代より名高いさくらの名所。
公園内にはソメイヨシノなどが約800本(上野動物園除く)植えられ、現在は約300mの桜並木がある。
天気のよい日には宴会のグループなどで盛り上がる。
期間中には、上野のお囃子保存会による大黒舞と寿獅子、草花市、青空骨董市が催される。
上野恩賜公園はさくら名所100選に選定されている。

今まさに、銭湯で桜の花の噂かな・・・ですね。 

現代版「猫の茶碗」

「猫の茶碗」か「井戸の茶碗」か、はたまた「はてなの茶碗」・・?
Fw:電子メールで送信: 96958A9C9381<br />
 9695E0E3E2E3968DE0E3E2E1E0E2E3E1E2E2E2E2E2E2-DSXBZO530426302103201<br />
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元値が3ドル(約290円)だった器が実は中国の北宋時代(10~12世紀)の逸品と判明し、米ニューヨークで行われた競売で、約220万ドル(約2億1千万円)で落札されたそうです。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2101D_R20C13A3000000/?dg=1
さすがに、時々猫が3両で売れたり、続々と小判が出て来たり、水の漏る茶碗を持って来たりはしないでしょうが・・・。
事実は小説よりも奇なり。

2013年3月22日 (金)

桜満開

東京の都心ではサクラが満開となりました。

東京の都心でサクラが満開になったのは去年より15日早く、平年より12日早いということです。
時候の挨拶がありますが、例えば、季節のはじめを「初夏」「初秋」「初冬」と、季節の頭に「初」を付けますが、「春」だけは違うんですよね。
上の勢いで「初春」と書くと、新年ということになってしまいます。
春だけは「早春」と言うのでしょうか・・・。
「早夏」「早秋」「早冬」とはあまり聞きませんから。
という訳で、四十九日の案内状を文例をコピーして印刷したところ、葉書に印刷した後で、文例の「初春の候」のままになっていることに気がつきました・・・。
泣く泣く、葉書を買いなおして、再度印刷することにしました。
ボーっとしていました・・・。

花見

母からは毎日私と妹に宛ててメールが来ます。
花見
今日は、桜の花が咲いたのを見て、昨年父と二人でお花見に行った時のことを思い出して、涙を流したという…。
母もそうでしょうが、私も一人になると、やはり故人のことを思い出してしまいます。
家族っていいなぁと思います。
父と母と妹と私の四人家族は、一人欠けてしまい、再び戻りませんが、世界一幸せな家族でしたから。

故郷の桜の名所

 故郷も桜が開花し、春爛漫という訳です。
まずは、鰍沢の大法師公園の桜です。
「日本さくら名所100選」の地。全山2000本のサクラが咲き競い、大法師山の小高い山頂が淡いピンクに染まり、公園内からは富士山や八ヶ岳が一望できます。
故郷の桜の名所
次は、身延山久遠寺のシダレザクラ。
鎌倉時代に日蓮聖人によって開かれた名刹で、日蓮宗の総本山。
身延山久遠寺境内にある樹齢400年と伝わるシダレザクラをはじめ、町内各所に名木や古木があります。
故郷の桜の名所
わが町内の桜の名所の最初は、本郷の千年桜。
旧妙善寺にある千年桜(エドヒガン)は県指定の天然記念物。
樹齢は600年以上と言われています。
故郷の桜の名所
そして、原間のイトザクラ。
旧法眼寺境内の南側にあるイトザクラは町指定の天然記念物。
故郷の桜の名所
やはり日本人は桜なんですね。

才紫さんのブログ

「新富士」という表題に目が止まりました。
http://katsura-saishi.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-fdf2.html
くく
静岡県の富士市へ。
富士落語会『お座敷寄席』に伺いました。
今回で三度目となりましたので、たとえば吉原通いならこれで「馴染み」ですねェ。
あ、会場の割烹【美よし】さんが富士市吉原だよ……やっぱり縁があるんじゃないかしら??

吉原は、富士市内の地名なんです。
落語をほとんど知らない頃、「吉原」という言葉に、へぇぇ・・吉原っていうのは、製紙工場ばかりでなく、昔から有名だったんだ・・、なんて勘違いしていたりして。
吉原宿は、東海道五十三次の14番目の宿場。
現在の静岡県富士市に位置する。
陸上交通や水運の拠点であったほか、富士参詣の宿駅としても機能した。
吉原宿は当初現在のJR吉原駅付近にあった(元吉原)が、1639(寛永16)年の津波により壊滅的な被害を受けたことから、再発を防ぐため内陸部の現在の富士市依田原付近に移転した(中吉原)。
しかし1680(延宝8)年)8月6日の津波により再度壊滅的な被害を受け、更に内陸部の現在の吉原本町に移転した。
もも
このため原 - 吉原の宿間で海沿いを通っていた東海道は吉原宿の手前で海から離れ、北側の内陸部に大きく湾曲する事になり、それまで(江戸から京に向かった場合)右手に見えていた富士山が左手に見えることから、"左富士"と呼ばれる景勝地となった。

往時は広重の絵にあるような松並木であったが、現在は1本の松の木が残るのみである。
下の写真は父を送った日、新富士駅付近から臨んだ富士山です。

歌舞伎「乳房榎」

歌舞伎の敷居を下げ、面白く、わかりやすく、物語にいざない、伝統の技にハッとする。
ここ 亡き中村勘三郎さんが始めた赤坂大歌舞伎で、息子の中村勘九郎、中村七之助兄弟、そして中村獅童らフレッシュな世代が、三遊亭圓朝の怪談を原作とし、勘三郎さんが復活させた「怪談乳房榎」をやっているそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130316-00000019-ykf-ent
絵師菱川重信には、美貌の妻お関との間に生まれたばかりの息子真与太郎がいます。
偶然にお関と知り合い、一目惚れした浪人の磯貝浪江は、重信に弟子入りします。
重信がかねてから頼まれていた高田南蔵院の天井画の完成が間近となったある日、浪江は下男正助を脅し、重信殺害を手伝わせます。
悪業を隠してお関と夫婦になった浪江でしたが、今度は正助に四谷角筈十二社の滝壺へ真与太郎を棄てにいかせます。
その正助も殺害しようと、悪に加担する三次に後を追わせますが・・・・。ここ

2013年3月21日 (木)

強風

それにしても、今年の春先の強風・突風には辟易します。
強風
日中も、夜中も、ビュービューと物凄い勢いです。
風と雨にめっぽう弱い常磐線が心配でしたが、今朝は平常ダイヤで運行しているようです。
強風
いやなことを吹き飛ばしてくれる風ならば我慢出来るのですが。
咲いたばかりの桜の花も、散らずに頑張っています。
「風の神送り」なんていうのを、八代目春風亭柳枝師匠のマクラで聴いたことがあります。

WBC

ドミニカ共和国が完全優勝して閉幕しました。
「侍ジャパン」も、開幕前の予想を上回る結果だったと思います。
走塁ミスが敗因のように言われ、そのプレーの本人が一人で責任を感じて、泣いたりして。
確かに、ショックだし、悔いは残ると思いますが、「侍」ならば、泣いちゃあいけません。
酷な言い方を承知で言えば、「武士は黙って・・」を貫くべきです。
ところで、この選手の泣き顔が、どこかで最近見た顔だなぁぁと思っていました。
・・思い出しました、林家三平さんでした。
東京落語会での、中途半端な「四段目」を思い出しました。
東京落語会
これからどうするんでしょうね・・・。

落語三昧

春分の日は朝からずっと、落語を聴きながらの一日でした。
落語三昧
You Tubeで、昭和の名人から圓楽師匠、談志師匠、さん喬師匠、志の輔さんやたい平さんや菊之丞さんなど・・・。
先日の東京落語会の後での、先輩方と飲みながらの話題で、落語を知っているから笑わないことについての是非だとか、本当に落語が好きなのかどうかなど、ちょっと気になったりしているのです。

2013年3月20日 (水)

猫怪談

 

 「猫怪談」という噺。
ここ
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/02/post-3876.html
圓生師匠ぐらいしか音源がありません。
深川蛤町の裏長屋に与太郎が住んでいたが、育ての親の親父が死んでしまった。
線香も買えず、その支度準備が未だ出来ていないが、早桶だけは準備出来ていた。
大家さんの所の菜漬けの樽で、人の樽を勝手に使うなと言うと、「ヒト樽だからいい」。
借りるのではなく、買って一段落。
大家さんが一通りの手配をして、お寺の場所を確認すると、谷中の瑞林寺(ずいりんじ)だという。
お金がないから早々に通夜も済ませ、与太郎が後棒、月番のラオ屋の甚兵衛さんが前棒、大家さんが提灯持ちという出で立ちで、四つ、今の時間で夜10時、担ぎ出した。

上野、いとう松坂に差しかかったのが、もう12時、当時の九つ。
そこを右に曲がって、三枚橋、池之端にかかり、七軒町を通って谷中に抜けるのが近道です。
旧暦の11月、寒く霜柱を踏みしめながら、池之端を抜けると、恐がりの甚兵衛さんは、時間が時間なので恐くてしょうがない。
ここ
与太郎に脅かされながら担いでいたが、肩に食い込む痛さに肩を変えてくれと頼んだ。
与太郎さん、加減を見て持ち上げれば良かったのを、思いっきり放り上げるように持ち上げたので、縄がヤワになっていたのか、底が抜けて仏様が飛び出してしまった。
その上、桶が壊れてしまったので、直そうとしたが、タガまで切れてバラバラになってしまった。
仲町ではダメで、公徳寺前まで早桶を買いに行く事になった。

一人残された与太郎さん、仏様を寝かせその隣にぼんやりと座っていた。前は不忍池、その後ろは上野の森、夜の水は不気味なものですが、その奥に黒くたたずむ弁天堂が見えようと言う場所です。そこに風が吹いて、枯れアシがガサガサと音を立てる、その風が上野の森に渡っていき、ゴ~~っと唸っているが、馬鹿の与太郎でもいい心持ちはしない。
「お父つぁん、なぜ死んじまったんだよう。おいら寂しいじゃねぇか・・・・。」、死んだ親父に語りかける与太郎さんですが、5,6間先に何か黒い物が横切った。
そのとたん、仏様が動き始め正座をして与太郎に向かって「イヒヒ」と声を発した。
ビックリして、殴ってしまったら、仏様は横になってしまった。
言い足りない事があれば聞くから、もう一度起きあがってくれと頼む。
今度は立ち上がって、ピョンピョンと跳びはねたので、「お父っつぁんは上手」と手囃子して騒いでいた。
その時、強い風が吹いてきて、風に乗って行ってしまった。
大家さんと甚兵衛さんは、その声に気づいて、手囃子している与太郎さんの元に帰ってきた。
事の顛末を聞いてあきれる大家さんですが、甚兵衛さんはふるえが止まらず、「ぬ、抜けてしまいましたぁ~」の言葉だけ。
「何が抜けてしまったのだ。今買ってきたばっかりじゃないか」と大家さん。
甚兵衛さん「今度は私の腰が、抜けてしまいました」。
この後、
「えらい騒ぎで、この死骸が翌日、七軒町の上総屋という質屋の、土蔵の釘にかかっておりまして、ここで、また早桶を買う、ひとつの死骸で三つの早桶を買ったという、谷中奇聞”猫怪談”でございます」。
・・・という、珍しく真冬が舞台になった噺です。
この噺には、今の上野・谷中界隈の地名が多く出て来ます。
実は、私、この噺を学生時代に演っているんです。
「お父っつぁん、なぜ死んじまったんだよう」の台詞が言いたい一心で。
ここ
これも、父を偲ぶひとつの形かもしれません。


会計報告

ここのところ、稽古や発表会に出席・出演が出来ず、それぞれの会計の締めが気がかりでした。
会計報告
今日は久しぶりに自宅にいたので、両方の勘定を締めました。
大して難しくはありませんが、忘れてしまうといけないので。
勘定は「一算合明」で、「会計報告」を作り、MLに投稿しました。
胸のつかえがすっかり落ちました。
  
よかった、よかった・・・。

彼岸の中日

お彼岸で道路は大混雑だと思いますので、今日は一日自宅で休養に充てることにしました。
3月20日・・・。
10年前の今日、イラク戦争が開戦し、そして18年前の今日は、あの忌まわしい「地下鉄サリン事件」が起こりました。
13人が死亡し、6千人以上が負傷した地下鉄サリン事件・・。
当時、私は大手町に勤務していたので、事件の直前には千代田線に乗っていましたから、まさにこの大事件とすれ違ったのです。
あのカルト教団による凶悪な犯罪ですが、奇しくも先日逝去した父を偲ぶ時、この名前を言うのも腹立たしいカルト教団との、命を懸けた闘いの日々を避けることは出来ないでしょう。
この教団は、上九一色村の施設が有名ですが、実は我が郷里の町にも「富士清流精舎」などと名付けた兵器工場が建てられてしまい、住民は毎日恐怖におののいていました。
くく
「富士清流精舎」は、1990年に富士川支流の福士川沿いに建設された。
最初は複数の小屋の周りをトタンなどで囲っていたが、1995年までには旧上九一色村にあったサティアン同様工場風の建物に改築されていた。
建物の中では、O鉄工乗っ取り事件で手に入れた大型工作機械等を用いて自動小銃の密造が行われていた。


捜査終了後に建物は解体され、現在は公園となっている。
父は、「対策本部長」として、常に狂気の輩たちから襲撃される危険の中で、命を懸けて故郷を守ろうと奮闘していました。
忘れもしません。
警察によってこの施設の強制捜査が行われた日、この施設の前に設置していた対策本部の小屋の前から、ニュースステーションの生中継で、久米宏キャスターとやりとりしている父の姿が・・・。
自宅の周りに怪しい人が出没したり、多くの警察官に警護され、恐怖に加えて不自由な生活が続いていたようで、他府県ナンバーの車で私が帰省する時も、何度も検問でチェックされました。
告別式で弔辞を頂戴した、一緒に闘った当時の町長さんから、改めてあの時の恐怖と煩悶を聞かされました。
生前、父は多くを語りませんでした。
自分の胸だけに収めて、持って行ったことも多くあったことでしょう。
次々に事件や災害が起こって、郷里でもこの事件は風化しつつありますが、父を思う時、私にとっては絶対に忘れられないことなのです。

女性専用車両

社会の秩序・安定・安心のために、色々なマナーやルールがあり、時として勘違いしていることがありものですが、例えば「女性専用車両」に乗ってしまったらどうなるのかという、どうでもいいような議論も・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130223-00000301-bengocom-soci
「女性専用車両は、乗車客(男性客)の理解と協力のもとに成り立っているものであり、強制的に男性客の乗車を排除しているものではないわけです。つまり、鉄道事業者が男性の乗車客に対して、あくまでも任意の協力を求めているものであり、男性客の乗車を禁ずる法的根拠もありません」というのが、模範解答でしょう。
要するに、男性客が女性専用車両に乗車しないのは「任意の協力」によるものであって、法的に禁止されているのではないというわけですよ。
だから何なんだという訳ではありませんが。
男性をはじめとして、周囲の「理解」と「協力」あればこそだということは、知っておいて欲しいものですね。
座席に座って、鏡を出して、顔をパタパタと無駄な抵抗をしているでかい面の人たちには、特に・・・。
それにしても不愉快なのは、歩きながら喫煙する輩!

超難問・・・?

毎年多数の東大合格者を輩出する某名門中学校の入試の理科問題で「ドラえもん」に関する問題が登場したそうです。
図は99年後に誕生する予定のネコ型ロボット「ドラえもん」です。
この「ドラえもん」がすぐれた技術で作られていても、生物として認められることはありません。
それはなぜですか。理由を答えなさい。
・・・・だって・・・。
ここ

そんなこと知るかい

2013年3月19日 (火)

上野の山の…

上野駅も、お花見モードです。
上野の山の…
明日あたりは、噂ではなく、実際にお花見に来る人も多いことでしょう。
そ〜ら、花見だ、花見だ…なんてんで、大根のお新香と沢庵とおちゃけを持って、出かける人もいるのでしょう。
そ〜ら、夜逃げだ、夜逃げだ…。

台東瓦版 Vol.4

上野駅の正面改札の脇のスタンドなどに置いてある、台東区のお馴染みの小冊子。
Fw:電子メールで送信: hyoushi_vol4<br />
 .jpg4冊目はグルメ。
「あの人が愛したとっておきの一品」というテーマで、メンチカツや豆富や鰻・天麩羅・最中・・・。
先代の柳家小さん師匠がよく通っていたという、鈴本演芸場の近くの蕎麦屋も載っています。
この店には、私も行って蕎麦をたぐったことがあります。
そのほかの店にもちょっと寄ってみようかなと・・。

歳時記

母から頼まれた歳時記。
Fw:電子メールで送信: 51rK9JlR%2BL<br />
 L._SL500_AA300_.jpg
家には、百科事典のような歳時記があるのですが、携帯できるサイズの歳時記が欲しいということだったので、Amazonで購入して送りました。
週末に帰省した時も、父の様々な手続書類の中に、何句かメモした紙が入っていました。
悲しさと寂しさ、安堵や決意のような・・。
58年も寄り添った夫婦だから、暫く時間がかかることでしょう。

みのぶまんじゅう

昔から親しんでいる身延(山)の名物「みのぶまんじゅう」。
名物に名物に
素朴な、昔ながらの饅頭ですが、これがまた美味いんです。
みみ
直径10cm程度の焼印が押された小判上の茶色い饅頭の中に漉し餡が入っています。
小麦粉に味噌を練りこんで作った皮を漉し餡を包んで蒸して作られているので柔らかい。
餡の甘みに味噌のほんのりと塩味が利いているので日本茶とよく合う。
みみ
名物に美味いものあり!
なぜか、父の味がする気がします。

2013年3月18日 (月)

歩き稽古もどき

気分転換ということで、日比谷公園を歩きました。
歩き稽古もどき
ハナモモの花は、見事に咲いていました。
歩き稽古もどき
ソメイヨシノもご覧の通りで、これ2部咲きぐらいでしょうか?
「揺れるとき」の冒頭部分をぶつぶつ言いながら、今朝は暖かいですが、風が強く、曇っています。
これから荒れ模様になるという予報もあるようです。

松戸の花見

東京も随分早く開花宣言。
松戸の花見
これから暫くは、銭湯だけでなく、様々な場所で、桜の花の噂が飛び交うことになります。
光のどけき春の日に、静心(しずごころ)なく…。
日本人は桜なんですね。
松戸市の広報も、第1面は全面が「桜まつり7選」ということで、市内の桜の名所と、そこで開催される桜まつりイベントを紹介しています。
予想外に開花が早かったので、花が散ってからイベントが…なんていう所も出て来るかもしれません。
主催者や関係者の方々こそ、静心など感じる暇はありませんね。

可楽十哲

「可楽十哲」と呼ばれるのは・・・。
①初代朝寝房夢羅久、②初代船遊亭扇橋、③初代喜久亭寿楽、④初代萬笑亭亀楽、⑤初代三笑亭佐楽、⑥初代東亭鬼丸、⑦自笑亭里楽、⑧初代宇治新口、⑨初代三笑亭古楽、⑩初代林屋正蔵、⑪初代三笑亭可重ね(のちの2代目可上)、⑫初代三笑亭可上、⑬三笑亭世楽、⑭二代目三笑亭可楽、⑮つるや萬助、⑯初代川島歌遊、⑰よたん坊ゆ又、⑱初代瀧亭鯉丈、⑲初代菅良助(のちの乾坤坊良斎)、⑳二代目菅良助
・・・・など門弟数十人が確認されており、現在に繋がる一流の諸派の祖を輩出しているんです。
10人だけじゃないんですね・・・。

青山学院大学落語研究会

青山学院大学の落語研究会が、相模原市の県立相模原公園で定期的に寄席を開催するそうです。
「青山大相模の会」と題して第1回を開催し、7人が落語の腕を披露するとのこと。
青学大は、淵野辺に相模原キャンパスがあるので、市民に身近な場で活動を展開したいと学生たちが発案したそうです。
羨ましいなぁぁぁ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130315-00000028-kana-l14

2013年3月17日 (日)

彼岸の入り

暑さ寒さも彼岸まで・・・。
梅満開
今年の冬は寒かったですが、急に春になった感じです。
ひひ
田舎で、お墓の掃除をして、線香をあげて来ました。
「代々之墓」の墓石は、平成6年に、父と二人で建立したものです。
私には、既に「一戸建」の終の棲家があるのです。
墓誌には、生前にいただいていたので、父の戒名「○○院◇◇居士」が彫り込まれています。

ラジオ寄席

なかなか落ち着いて聴けないのですが・・・。
今夜は、五代目三遊亭圓楽師匠の特集です。
  ◇ 厩火事       三遊亭圓楽
  ◇ 阿武松       三遊亭圓楽
学生時代のネタで、圓楽師匠の音源を参考にさせていたたいたものが多いです。
「ねずみ」・「花筏」・「藪入り」そして「浜野矩随」・・。
「阿武松」も演りたい噺です。

梅満開

梅満開
桜もですが、今年は開花が遅かった梅が満開です。
梅満開
今年は、梅と桜を同時に観賞出来そうです。

東京落語会のチケット

いやはやドタバタで・・・。

1月の終わり頃来ていて、そのうちにと思っていたまま、すっかり失念してしまっていた、東京落語会の会員継続手続。
NHKに電話して、何とか更新することは出来ましたが、既に席決めは終わってしまっていたので、今まで慣れ親しんだ席を継続することは出来ませんでした。
それは仕方ありません。
席も、今までは通路に面していたのですが、新しい席は、1席中に入る席のようです。
これも仕方ありません・・・。
後は、両隣の人が、変な人でないことを祈るのみ・・。
チケットが、今まで縦型だったのですが、ご覧のとおり横型になりました。
世の中変わっているのです。
ボーっとしていてはいけません。

2013年3月16日 (土)

実家にて

特別やることもありませんが、今週も実家に帰省。
実家にて
どっと疲れが出て来ているようです。
風呂に入って湯舟に浸かりながら、「揺れるとき」をおさらいしてみました。
1ヶ月前から、緊張の糸が切れてしまったようで、久しぶりに声を出してみました。
邪念があって、どうも落語の中の人物になりきれず、焦りのような気分に陥りました。
「あぁぁダメだ。もっと感情を込めないと…」とか。
改めて、父に「鰍沢」を聴いてもらいたかったなぁと思うと、ちょっと目頭が熱くなりました。
「素人が鰍沢なんて演るもんじゃない」と仰る向きにも納得してもらえるような「鰍沢」を、演りたいと思います。

床屋さん

本当は、行きつけの床屋さんにもっとずっと前に行きたかったのですが・・・。実は、逡巡することがありまして・・・。
今から13年前、義母が病床にあった時、休日に息子と二人でこの床屋さんに行きました。
ドアを開けて店内に入った瞬間、実家近くの病院で看病していた家内から携帯電話に訃報が入りました。
「すみません。急用が出来たので・・。」と、すぐに店を出て、田舎に向かいました。
後日、「あの時は大変でしたね」なんて、時々床屋さんと話題になります。
・・今回、父が入院しましたので、どうしても足が向きませんでした。
・・・そして、父が逝きましたから、今日やっと行きました。
床屋さんには、父のことは言っていません。
そのうちに、「実は・・・」なんて、軽く話すことが出来るようになるでしょう。
桜の開花が早くなったとか、春の話題が中心でした。
今日は、これから田舎に向かいます。

東急渋谷駅

時は流れます。
Fw:ここ
東急東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転が始まる前、東急渋谷駅は85年続いた地上ホームでの営業を終えました。
東横線自体を頻繁に利用していた訳ではありませんが、渋谷に5年近く勤務していたので、待望の直通運転にも、感慨深い部分もあります。
東横線の先のみなとみらい線、逆方向の西武池袋線所沢・飯能方面も、勤務していたので、これが繋がるんですから・・・。
東急渋谷駅では、最後の上り列車が満員の乗客を乗せて4番線に到着。
駅構内を埋め尽くした鉄道ファンや駅係員らが拍手で迎えた。
約2分間停車した後、回送列車として駅を出発すると、ファンから「ありがとう」などと声が上がった。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD150S6_V10C13A3TJ2000/

三笑亭世楽

今春、三笑亭月夢さんが真打に昇進して襲名する「三笑亭世楽」。
「せらく」?「よらく」?
「さんしょうてい せらく」と読むそうです。
浅学で申し訳ありません。
「三笑亭世楽」という名跡を調べると・・、というより月夢さんのブログによりますと、以下の通りです。
落語中興の祖と云われる初代「三笑亭可楽」という人が居まして、下谷稲荷神社に寛政10年(1798)7月に始めて寄席なるものを開いたお方!
当時は山生亭花楽 と書いていて、一分(3ミリ)の線香が燃え尽きる前に小噺を考え出すという一分線香即席咄で人気を博したのですね♪
その可楽の高弟が「可楽十哲」と称され、 粋人・初代朝寝坊夢羅久、音曲噺・初代船遊亭扇橋、怪談噺・初代 林家正蔵、「しらざぁ云って聞かせやしょう」で有名な与話情浮名横櫛(お富与三郎)を書いた初代菅良助(乾坤坊良斎) (因みに、この良助から初代の立川談志、落語の「今戸の狐」の主人公になった二代目良助が出ている)等、今の派閥の開祖がずらり!
そういった十哲の中の一人が「三笑亭世楽」!!
この世楽、何と初代三遊亭圓生も名乗ったという超ド級の名前なのです。

・・・ということで、200年以上ぶりの復活という訳です。
古い名前が蘇るのも楽しいです。

まど音さんに

昨日の東京落語会には、師匠がご出演だったので、”素人門下生(弟子)”がおおぜい来ていたようです。
この1ヶ月、一連の私事のバタバタで、落語っ子連・扇子っ子連・落研OB会には、大変な不義理をしてしまっています。
落語っ子連は、「深川三流亭」に出演出来ないばかりか、連の会計や落語会の会計が出来ず、師匠やメンバーの皆さんにご迷惑をかけていました。
扇子っ子連も、明日開催の「千早亭落語会」の出演ドタキャンで、プログラムに名前が載っていながら出演できないということで、これまた師匠やメンバーの皆さまにご迷惑をかけてしまいました。
落研OB会も、6月の「お江戸あおば亭」や会報「あおば亭」、11月の総会の準備等について決める役員会に出席出来ませんでした。
いずれも、大変申し訳なく、とても気になっていたのですが、幸い?ニッショーホールで、それぞれのメンバーの方にお会いすることが出来て、直接お詫びすることができました。
中でも、落語っ子連の会計について、まど音さんと会って、処理のお願いをして、何とか会計報告を作ることが出来そうです。

菊之丞さんゴールイン

菊之丞さんゴールイン 芸術選奨新人賞の古今亭菊之丞さん。
何とNHKのアナウンサーと結婚するそうです。
二重のオメデタですね。
新聞によりますと、以下のような話です。
NHKの藤井彩子アナウンサー(43)と落語家の古今亭菊之丞(40)が結婚することが13日、分かった。
近く婚姻届 を提出する予定で、3月中に都内のマンションで新しい生活を スタートさせる。
藤井アナは昨年1月に離婚、菊之丞も離婚経験があり、ともに再婚。
挙式や披露宴は行わないという。
2人は昨年5月から交際をスタート。
交際期間10か月でのゴールインとなった。
菊之丞は12日に芸術選奨文部科学大臣新人賞の受賞が発表されたばかりで、ダブルのおめでたとなった。
「おはよう日本」「あさイチ」などNHKを代表する番組に出演し、現在はラジオ「すっぴん!」(月〜金曜・前8時)で“朝の顔”を務める藤井アナと、落語界のホープ・菊之丞が結婚する。
関係者によると、2人が出会ったのはNHKBSで放送されていた「お好み寄席」。
藤井アナは10年から進行役を務めており、そこに菊之丞が出演したのがきっかけ。

しばらく友人関係が続いたが、昨年5月に久々に再会。
食事などを重ねるうちに交 際に発展したという。
昨年末に、菊之丞から「一緒に暮らしませんか」とプロポーズの言葉があり、結婚に至ったようだ。
菊之丞は06年に一般女性と結婚したが、その後離婚。
藤井アナは03年に担当番組だった「おはよう日本」のディレクターと結婚。
だが、勤務時間帯の違いなどですれ違いの生活が続き、昨年1月に離婚している。

ともに再婚同士。
すでに、互いの親や関係者には報告を済ませており、近く婚姻届を提出する予定。
3月中には都内のマンションで新しい生活をスタートさせるとい う。
菊之丞は随一の古典落語の担い手として知られる。
03年に異例の1人真打ち昇進。
歌舞伎役者のような風貌と巧みな話芸で、男女問わず幅広い世代から人気を誇る。
昨年10月に行った「古今亭菊之丞独演会」が評価され、12日に文化庁が発表 した芸術選奨の大衆芸能部門で、文部科学大臣新人賞を受賞した。

この藤井アナという人は、確か女性アナとして史上初めて甲子園の高校野球の実況中継を担当したはずです。

笑いの質

昔のテレビ番組を見ての「笑い」についての評論がありました。
(当時の番組を)いま見ると、共通していることがある。
おっとりと静か、品がいい。
時がゆったり流れていくようで、それでいて、しゃれている。
娯楽性も申し分ない。
少々かったるい感じがないではないが、ああ、あのころの白黒テレビはよかった、とつい思ってしまう。
なぜそう思うのか。いまのテレビとどう違うのか。
いろいろなことが言えそうだが、ひとつはっきりしていることがある。
笑いだ。
笑いの量と質がまったく変わってきた。
先の番組でもそうだが、昔は静かに笑い、笑う場面も少ない。
みんなが天を仰いでいっせいに大笑いするなんて姿は、ついぞお目にかかったことがなかった。
ところが、いまのテレビは笑いっ放しだ。
やたら手をたたき、わけもなく笑いつのる。
ほほえみはめったにない。
大口をあけ、大声でどっと笑う。品がなく、哄笑というやつだ。
おかしくないところも、笑いでこなそうとする。
視聴者はたまったものでない。
だから、すぐに見るのをやめる。
長寿の「笑点」が高視聴率を保っているのは、出演者の落語家たちは控えめにしか笑わず、茶の間の私たちの方が番組中、何度か大笑いできるからだ。
見終わって夕食に移ると、一杯の味もいい、というおまけまでついてくる。
しかし、ほかのほとんどの番組は逆転している。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130313-00000000-sundaym-pol
・・・感覚的に、非常に受入れられる気がします。
師匠が、よく「落語は品を忘れてはいけない」と仰いますが、一脈通ずるところがあると思います。
粋な笑いをやりとりしたいものです。

2013年3月15日 (金)

東京落語会

何か本当に久し振りに生の落語を聴いた気がします。
東京落語会
今日は、師匠がトリで自作の「指相撲」をお演リになるので、まど音さんやワッフルさんや鶴女さんなど、素人落語連のメンバーも会場に来ていて、賑やかな雰囲気になりました。
前半は、これということもなく、淡々と居眠りしながら聴きました。
師匠の「指相撲」は、先月9日に、稲敷市で初口演されたばかりですから、ほぼ100%が初めて聴く噺のはずです。
再度聴かせていただいて、なかなか聴かせる噺だと確認出来ました。
この1ヶ月、色々ありましたが、久しぶりに落語を聴いて、ホッとすることが出来ました。
落語会の後は、頓平・とん平・金魚師匠と4人で、いつもの串焼き屋さん。
楽しい…。
とても楽しい・・・。
喪に服している身ですが・・・、許してもらえるでしょう。

200系引退

今は700系が主流の新幹線。
Fw:電子メールで送信: img_253138_8<br />
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東北新幹線と上越新幹線を30年以上駆け抜けたJR東日本の200系新幹線が定期運行から引退するそうです。
初代0系に似ただんご鼻の先頭車両の形状で親しまれましたが、これで国鉄時代に開発、製造された新幹線車両が全て姿を消すことになるんだそうです。
Fw:電子メールで送信: img_510955_1<br />
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200系は東北、上越新幹線が開業した1982年にデビュー。
豪雪地帯を走行するため、線路上の雪をはね飛ばす翼状の「雪かき」を先頭車両に装備したのが特徴で、最高時速は240キロだったそうです。
私が仙台にいる間は、「ひかりは北へ」とかいうキャッチフレーズで、今か今かと開通を待ちわびましたが、結局、東京に出て来て1年近く経ってから開通しました。
当初は、大宮駅が始発で、上野から「新幹線リレー号」なんという電車が走っていました。
「あおば」と「やまびこ」も、懐かしい名前です。
今はもう「はやて」の時代です・・・。

2013年3月14日 (木)

大失態!

落ち着いているようでも、浮き足立っているようで。
「東京落語会」の会員更新手続すっかり忘れていました。
今日、何気なく予定表を見たら、明日が3月の公演日。
「そうだ、師匠がご出演される」と思いつつ・・・「あれれっ?」
いつもなら次の6ヶ月間のチケットが送られて来るはずなのに・・・。
すっかり失念していました。
早速、NHKサービスセンターへ電話。
既に席決めは終わっているので、新たに別の席に・・。
ニッショーホールで開催されるようになってからずっと同じ席で楽しんでいたので・・・。
明日の公演の時に、受付にお金を持参することにしました。
トホホ・・・・。

OB落語会の会場探し

OB落語会「お江戸あおば亭」は、ずっと「浅草ことぶ季亭」を満席にして開催して来ましたが、狭い(最大50名強)のと座椅子席なのがネックになっていました。
とはいえ、この空間の魅力は捨て難く、次回6月の「第5回お江戸あおば亭」も、「浅草ことぶ季亭」を使わせていただくことになっています。
・・とはいえ、新しい場所も探しておく必要があります。
ということで、内気家てれ生師匠が、神田神保町の「東京堂ホール」を紹介してくださいました。
http://www.tokyodoshoten.co.jp/hall/
場所もスペースも良好で、なかなか魅力的です。
ただし、一般的な会議やイベント等多目的ホールですから、めくり台や毛氈などは自前で準備する必要があります。
公的な施設も探してみたいと思いますが、こういうのも楽しみです。

第63回芸術選奨

第63回芸術選奨で、柳家さん喬師匠が「さん喬十八番集成」で文部科学大臣賞、古今亭菊之丞さんが「第七回古今亭菊之丞独演会」で新人賞を受賞するそうです。
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/geijyutsusensyo_130312_ver4.pdf
当然というか、とにかくおめでとうございます。

新真打

落語芸術協会の今春の3人の新真打。
三笑亭月夢改め「三笑亭世楽」さん、「春風亭笑好」さん、そして雷門花助改め「雷門小助六」さん。
月夢さんが襲名する世楽が214年、花助さんが襲名する小助六は90年ぶりの名跡復活だそうです。
会長の桂歌丸師匠は「うまい落語家ではなく、面白い落語家になってほしい」とのエール。
3人は5月1日から新宿末廣亭などで真打披露興行を行う予定。
その歌丸師匠、「他にも柳昇のように大きい名前が残っているので、どんどん継いでもらいたい。ある人に『早く継げ!』と言っているのに、なかなかウンと言わない」と意味深発言。
「ある人」って、昇太さんのことですか?

2013年3月13日 (水)

強風

大阪から東京に戻ってびっくり。
今日は、関東地方南部の各地で、最大瞬間風速で20メートルを超す強風が吹き荒れたとのこと。
午後0時23分に都心部で25・2メートルを記録したほか、正午ごろに成田で24・2メートル、横浜で23・8メートルを観測。
この影響で列車の運休が相次いだようで、まだ大幅なダイヤの乱れが続いています。
最近の気象も何でもありという感じです。
風邪気味なので、早く帰って休みたいのですが、風のおかげで、難渋しました。

社会人落語日本一決定戦

社会人落語日本一決定戦
こんなのがあるんですね。
落語は語るもので、語り口や語り方について巧拙を付けたり、順位を競ったりするものではないと思いますから、出場しようなどとは露ほども思いません。
演者や聴き手の感性と想像力で楽しむものです。
点数化したり出来ないし、優劣や好みなどはそれぞれが感じれば良いと思うのです。
お祭り騒ぎやお座興ということですか……。

出張帰り

大阪は、昼過ぎから雨が降り出しました。
出張帰り
天気予報では、東京も夕方から雨だということでした。
傘を持たずに来ましたから、降りてからが憂鬱です。
出張帰り
すぐ前の席では、外国人3人が、陽気にというか、騒がしいというか、喋ったり、笑ったりで…。
眠って行きたいのですが…。

大演芸まつり

大演芸まつり 5月1日(水)から10日(金)までの10日間、国立演芸場で「第24回 恒例大演芸まつり」が開催されます。
漫才協会や落語芸術協会などによって構成される団体「日本演芸家連合」が主催するイベント。
初日の講談協会「講談まつり」を皮切りに、2日の漫才協会「漫才競演」、6日は落語協会「五月まつり」、7日は落語芸術協会「芸術らくごまつり」等々。
ゴールデンウイークは、各地で色々なイベントが開かれますから、悩ましいです。

桜の開花

福岡で、全国で最も早く桜が開花したそうです。
ひひ
福岡では平年より10日、昨年より14日早く、最も早かった2009年と同じだそうで。
いよいよ春です。
大阪も、暖かい1日ですが、これから下り坂で、寒くなるそうです。

2013年3月12日 (火)

新幹線の車窓から

今日も、新幹線の車窓から、綺麗な富士山を見ることが出来ました。
新幹線の車窓から
大阪出張の新幹線のぞみの時速200キロの車窓から、電柱と電柱との狭い空間から見える富士山です。
新幹線の車窓から
つい、一昨日までは、この”下界”から仰いでいましたが、何か夢のような気がします。
ちょっと風邪気味で、体調は万全ではありませんが、富士山を見て、気分一新です。

追い出し落語発表会

3月3日に、第150回(卒業生追い出し)発表会が片平さくらホールで開催されたそうです。
在仙の走れ家駄馬師匠から、MLに投稿がありました。
創部以来通算してちょうど
150回目の発表会ということで、節目の発表会は東北大学の施設で行おうということで、昨年のOB落語会と同じ、片平キャンパスさくらホールにしたとのこと。
また、お客さまから「椅子席を増やして欲しい」というご要望を前々からいただいていたようで、全て椅子席の会場ですから、ご不満も解消出来たことでしょう。
今年の卒業は3名。
うち工学部
の2名は大学院に、経済学部の1名は秋にイギリス留学とのことです。
入場者は約50名。 
  ◇ 
紙入れ        眠ヰ家あくび
  ◇ 看板の一       暇楽家十三
    ◇ 
粗忽長屋       木村家一同
                         仲入り
           口上(新入生紹介・卒業生紹介)
    ◇ 紺屋高尾       一久楼写太
    ◇ 転失気        邪那久亭双狸
 
  ◇ 宿屋の仇討     ふじら亭くず
当日は、雪がちらつく寒い一日で、足をお運びいただいたお客さまには、ただただ感謝だったということです。
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三遊亭萬橘さん

三遊亭萬橘さん 三遊亭きつつきさんが真打に昇進し、四代目三遊亭萬橘を襲名しました。
初代の萬橘は「へらへらの萬橘」といわれた寄席の人気者で、萬橘が復活するのは76年ぶりだそうです。
「大きな名前を襲名するというよりは、次の代の人がハッピーになるように、なるべく私のところでハッピーになるように」と萬橘襲名について挨拶をしているそうです。
「テクニックよりも、その人にしかできないものをやりたい」と、意欲を語っているそうです。
師匠の三遊亭圓橘師匠は「ひょっとして爆笑王になるのではという声も私の耳に入ってきている。今後に注目してほしい」と。
襲名を決心するのに時間がかかったようですが、初代の「ヘラヘラの萬橘」があまりにも有名で、「何と呼ばれたいか」という質問には、「ペラ ペラの萬橘といわれたりするが、できるだけ、そのイメージに近づかないようにしたい 」と。
初代のことを知っている人はいないのですから、自分の色を出して行けばよいと思います。

言葉の限界

昨日の日経新聞の春秋に「心を込めずに言葉を探すより、言葉を探さずに祈りに心を込める方がよい」という、インドの指導者ガンジーの言葉が引用されていました。http://www.nikkei.com/article/DGXDZO52655970R10C13A3MM8000/
ちょうど1週間前に父が逝きましたが、何か言葉を探すよりも、確かにただ手を合わせて冥福を祈っている自分がいました。
落語には、お悔やみを言いに行く場面を、面白おかしく描く噺がありますが、人というのは悲しみが限界を超えると、泣き叫ぶのではなくて、ふっと笑うんだそうです。
言葉が無用になる瞬間です。
言葉にならない言葉(感情・心)を大切にしたいと思いました。

2013年3月11日 (月)

14時46分

2年前のこの瞬間を思い出しながら、北の空に向かって黙祷。
人は、自然の力に対して、あまりにも無力でした。
その無力さを忘れていました。
テレビも新聞も、ここぞとばかり、現地入りして放映や報道をしていますが、どうも的が外れていると言うか、表面的と言うか・・・。
尤も、政治などはさらに酷いものです。
Fw:電子メールで送信: data_01_inor<br />
 i.jpg
師匠創作の「揺れるとき」も、様々な場所で口演してみたいと思います。
私なりの鎮魂でもありますから。

煙霧

昨日の何とも言えない埃のような花粉のような黄砂のような天気は、「煙霧」というんだそうです。
目に見えないほど小さい乾いた固体の微粒子が空気中に浮いていて、視程が妨げられている現象のことを言うそうです。
一般的に言われる「靄」「霞」の気象学上の呼称のようです。
Fw:電子メールで送信: 80px-Japanes<br />
 e_Weather_symbol_%28Haze%29.svg.jpgそして、これが煙霧の天気マークだそうです。
絵描き歌の途中みたいなデザインですね。
ウルトラマンが、煤煙で目が開けられないようにも見えます。
いやいや、月光仮面かもしれない。
煙霧
昨日午後、東京に向かう新東名駿河湾沼津SA(今はネオパーサというそうです)でも、山も海も霞んでいて見えず、強風が吹いて息苦しい感じがしました。
東京でも、まだ午後2時過ぎだというのに、家の中では照明が必要なほどだったと聞きました。
それにしてもあまり経験したことのない天候でした。
そして一転して、今日は気温が10℃以上も下がって、冬の間お世話になっていた携帯カイロをポケットに入れて通勤しました。
今日は「3.11」・・・。
間もなく、あの忌まわしい地震が起きた時刻になります。
改めて黙祷を捧げたいと思います。
ところで、このブログも41万件に届きそうです。

職場復帰

勝手を言って、長く休みをもらい、今日から復帰です。

電話や携帯の着信に一喜一憂していたことから解放されました。
まだ、実感が湧いてくるのには時間がかかるかもしれません。
とりあえず、山と積まれた仕事を捌いて行くしかありません。
それにしても、昨日の今日で、今朝は風も強くて寒かった。

太らない「食べる順番」

量はそのまま、外食にも応用できる超簡単ダイエットがあるそうです。
ダイエットという言葉から思い浮かぶのは「食べる量」を減らすことですが、食べるもの、食べる量は同じでも、「食べる順番」を変えるだけでやせやすくなるという。デブの大食いには朗報ですが、果たして…。
そういえば、趣味がダイエット、特技がリバウンドという噺家さんがいました。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2601V_W3A220C1000000/?dg=1

TOKYOてやんでい

寄席の楽屋を舞台にしたコメディ映画「TOKYOてやんでぃ」が好評だったそうです。
新宿末廣亭の楽屋を舞台にした作品で、原作は劇団うわの空・藤志郎一座による舞台。
主演は、俳優、演出家、劇作家として活躍するノゾエ征爾。
観客からは「落語の初心者でもよくわかるように説明があって、寄席に足を運んでみたくなった」「笑いがあって最後にホロリとさせられる。落語に興味を持った」「監督が人間を愛してこの作品を撮ったことが伝わってくるようだった」「しょっちゅう末廣亭に行っているが、客席から楽屋は見えないのでとても面白かった!」「こんなに笑えるなんて思っていなかった。人情味もあって、オチにも満足」などの声が寄せられ、幅広い世代から支持を集めたとのこと。
もう旧聞に属する話題ですが・・・。

2013年3月10日 (日)

落語はやおき亭

落語はやおき亭
自宅でゆっくり聴くことが出来ませんが、今朝は、真打昇進した三遊亭萬橘さんがゲストのはず。
きっと賑やかでしょう。

地方公演

地方新聞紙上に、2つの落語会(765寄席)の広告が並んでありました。
地方公演
まずは、3月10日の古今亭文菊さんと柳家わさびさん。
もう一つは、4月13日の柳家三三さんの「柳家三三 GO!GO!47都道府県」。
いずれも前売り2500円、当日3000円の自由席。
まぁ、こんなものでしょうか。
4月13日には、四十九日法要の予定です。

代々

告別式の後、菩提寺の住職が、後継者でもある婿さんを連れて二度も、有り難いお経を唱えに来てくださいました。
代々
告別式では、五人の僧侶が緋袈裟を掛けて、見事なお経を唱えてくれ、そのハーモニーに酔わされました。
当代の上人(住職)の父親の先代は、24年前の祖父の葬儀の時、幼い頃から親交があったので、読経の途中で感極まって、お経が途切れるほどでした。
そして今回、父の葬儀に、この若い婿僧も、感極まって涙を流しながら読経をしてくれました。
プロならば…という向きもあるかもしれませんが、遺族にしてみれば、気持ちがこもっているものと、有り難いと思います。
代々、お互いに繰り返される営みに、時の流れを感じます。
そして、代々繋がって行く尊さを実感しました。
どうも抹香臭い話ばかりですみません。
 南無妙法蓮華経…南無妙法蓮華経…南無妙法蓮華経…

いつの間にか春

つい数日前までコートを着ていた気がしたのですが、庭先の梅の花が綺麗に咲いています。
いつの間にか春
今日は、落研OB会の役員の集まりなのですが、失礼させていただくことにしました。
いつの間にか春
そう言えば、お通夜の日、亡骸の傍らに座って、「藪入り」と「甲府ぃ」のマクラをぶつぶつ語りながら過ごしました。
 かくばかり 偽り多き 世の中に 子のかわいさは 真なりけり

地震の爪痕

東京電力福島第一原発事故で設定された福島県の避難指示区域の再編に伴って、少なくとも事故から6年、今後4年は帰還できない住民が約5万4千人にのぼるそうです。
事故後に避難指示の対象となった約8万4 千人の6割超にあたり、帰還を見通せる区域の住民の中にも戻らない選択をする人が出て来ているそうです。
約5万4千人の ほとんどを、第一原発がある大熊、双葉両町と、浪江、富岡両町が占めている。
・・・地震は天災で、自然には勝てない部分があるにせよ、原発事故は明らかに人災です。
地震は天地人の天地のなせるわざ、無帽にもそれに人(人間)はそれに抗った・・・・。
あれから2年目の「3.11」がめぐって来ました。

2013年3月 9日 (土)

くにざかい

この小川がくにざかいの境川。
くにざかい
甲斐と駿河、電気の50・60ヘルツ、関東と中部、フォッサマグナ…。
様々なものの“境目”で生まれて育ちましたので、どうも人間が中途半端でいけません。
色々後片づけをしながら、いくらか気持ちの整理もついて、改めて郷里のことも考えてみたりして。
くにざかい
橋の名は「両国橋」。
落語に出て来る、というか、メジャーな両国橋は、武蔵国と下総国の両国ですが、ここでは甲斐国と駿河国の両国を指しています。
近くには「甲駿橋」という名前の橋もあります。
くにざかい
雪は降りませんが、「鰍沢」に出て来る旅人でも迷い込まないような、猿や猪や鹿の方が多く住んでいるのではという、取り残された集落があります…?

郷里にて

弔問客の応対をしていると、私が全く知らない故人のエピソードや人となりを聞くことが出来ます。
郷里にて
掛け目半分としても、故人が周囲に及ぼしたことの大きさを知り、裏腹で、無知で不孝な倅が露呈しまい、悔しくもあります。
郷里にて
それでも、周囲の方々に助けていただきながら天寿を全う出来た故人は、幸せだったと思います。
今日は、告別式で弔辞を読んでくださった「M」さんが弔問に来てくださり、初めて聞く、今だから話すことが出来る逸話をたくさん聞かせてくださいました。
その後で、ワンパターンですが、昨日とは別の、富士山が見える場所に行ってみました。
今日も優しく聳えていました。

花粉と黄砂

見慣れない天気図?
花粉と黄砂
杉や桧が植えられた山々に囲まれて難渋をしているところへ黄砂が加わり、鼻から胸あたりがもぞもぞしています。
気象庁は、今日は黄砂が西日本から東日本に広がると予想していて、見通しが5キロ未満に悪化する所もあるそうです。
中国から飛来した黄砂には、濃度が高くなる と健康に悪影響を与える微小粒子状物質PM2.5が交じっている恐れがあるそうで、これまたとてつもなく厄介です。
江頭2:50も困り者ですが、そんなもんじゃないという…。

最近の富士山

徒然に、様々な思いで眺めた富士山をまとめてみました。
最近の富士山
まずは新東名新清水ICから。
最近の富士山
これまた新東名新清水ICから。
最近の富士山
新東名新富士IC付近から。
最近の富士山
東名高速大井松田~御殿場から。
最近の富士山
中央高速初狩PAから。
最近の富士山
これまた新東名新清水ICから。
最近の富士山
JR新富士駅付近から。
最近の富士山
実家の隣の集落から。
数ヶ所からの眺めですから、形や雪の積もり方が違っています。

地方で見る噺家さん

ドタバタがあって、暫く東京を離れていると、時間の流れの違いを改めて感じます。
地方から見る噺家さん
地方新聞にざっと目を通していると、文化欄に、若手真打の古今亭文菊さんの落語会の記事がありました。
噺家さんたちは、東京以外ではどんな表情で高座に上がるのでしょう。
昔、仙台で迎える噺家さんたちは、良い意味で開放感(解放感)に溢れた高座を見せてくれました。

キャンパス寄席@ 東北大学

キャンパス寄席@<br />
 東北大学 サンドウィッチマンのラジオ「キャンパス寄席@東北大学」(NHK ラジオ第1)というのが放送されるそうです。
司会のサンドウィッチマンが、東北大学の講堂や大教室で、学生と共にお笑いステージを届ける公開ラジオ番組。
へぇ〜という感じですね。

2013年3月 8日 (金)

夕景の富士

実家の近くから望む夕景の富士山。
手前の青い山は白鳥山。
富士の夕景色
挨拶まわりやらで慌ただしい中でふと感じた故郷の山懐の暖かさ。
春のような1日で、眠くなるような日和でした。
今頃、故人はどのあたりを歩いているのでしょう…。
会者定離のこの浮世の中で、深い縁を結ぶことが出来たことに感謝しつつ。

花粉?黄砂?

とても良い天気でしたが、何となくどんより感も漂う1日。
花粉?黄砂?
山から風に乗って降ってくる花粉が見えるよう。愛車のボディもザラザラしている感じです。
黄砂も、さらに最近騒がれているP何とかというのも混じっているのかもしれません。
花粉?黄砂?
そんな騒動にも、何事もないように、川は流れ、花も咲き始めています。
気がつけば、長屋の花見の季節も、もうすぐそこまで来ています。

たった3時間で?

3時間
東北新幹線「はやて」が、時速320キロで営業運転することになり、東京から青森まで3時間を切るという…。
学生時代、上野から仙台まで最速でも4時間20分かかっていたことを思うと、本当に夢のようです。
グランなんとか言う、グリーン車よりもグレードの高い席も、3時間足らずの旅なら、特別に必要にも思えませんが。

2013年3月 7日 (木)

オリンピック

東京にオリンピックをと、一部で熱くなっているようですが、どうもあのIOCというのが解せません。
何で、あんな無意味な招致活動なるものをやらないといけないのでしょうか?
決定権(投票権?)を持つ委員にベンチャラを言ったり、家族も含めて接待・プレゼントを競ったり、全然フェアプレーではないと思います。
個人的には、オリンピック開催も良いと思いますが、客観的な基準や項目で、インフラや治安、全体的なバランスを比較して決めれば良いと思うのです。
猫背の都知事が、いつもやっていないのが見え見えのテニスや音痴な首相の歌、場違いな場所でのやらせ芸能の披露など…、何故みっともないヨイショをするのでしょう?
客観的に見たら、イスタンブールでしょう。
今までの落選の歴史や地域バランスを考えたら。
1964年の東京オリンピックの時、小学校2年生だった私は、母から「もう生きている間に開催されることはないから、よぉく見ておきなさい」と言われました。
それで良いと思うのですが…。

2013年3月 6日 (水)

今回は…

WCではなくてWBC。
WBC1次ラウンドA組は、(キューバ6−3日本)。
日本は九回 にようやく3点を返したものの反撃は及ばず。
六回まで毎回走者を出しながら1本が出ず、キューバに完敗しました。
今回は、韓国も予選で敗退しましたが、日本も駄目そうな気がします。
選手も小粒になって、誰が誰やらも分からない選手ばかりです。

別れの日の富士山

3月6日、故人を送りました。
別れの日の富士山
快晴の春の日に、遠く旅立つ人を優しく見守る富嶽が聳えます。

2013年3月 5日 (火)

雷門花助さん

今春「雷門小助六」で真打昇進する、松戸出身の花助さんが、いつもの松戸東口会館で、真打昇進記念の落語会を開催するそうです。
例の、竹扇松戸落語会のご贔屓のメンバーの主催でしょうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130303-00000028-mailo-l12

春の訪れ

春は来るんですね。
春の訪れ
今年の冬は寒かっただけに、春が待ち遠しかったのですが、朝晩は寒いものの、春が近づいていることが実感されます。
春の訪れ

2013年3月 4日 (月)

永遠の別れ

いずれは来るものではありましたが。
別れ
ごく私事ですが、父が、身延山を仰ぎながら、還らぬ人となりました…。

啓蟄

今日は啓蟄だったんですね。
啓蟄
気がついたら、春はそこまで来ていました。

JR身延駅

かつては聖地身延山の玄関口だった駅。
JR身延駅
落ち着いていると言うのか、閑散としていると言うのか、昔は身延詣りの信者で賑わったものでしたが、今は直接バスが久遠寺まで入って行きますから…。
JR身延駅
駅前の上人通りには、昔から人気のある「みのぶまんじゅう」や「ゆば」やお土産を売る店が並んでいます。
懐かしい景色です。

2013年3月 3日 (日)

身延山久遠寺

日蓮宗総本山身延山久遠寺の総門。
身延山久遠寺
これより聖なる場所。
身延山久遠寺
寛文5年(1665)9月建立し、寛保元年(1741)日朝上人のとき改修し、安政7年(1860)日楹上人代屋 根替をした四脚門(高麗門)で、欅の角柱、瓦葺である。
高さ9.35メートル、間口6.36メートル、奥行3.64 メートル、自然石を礎石として、柱正面幅85.00センチメートル、柱側面幅56.00センチメートルで規模広大 である。
第三十六世日潮上人筆の「開会関」の大額が掲げてある。開会とは一切衆生の仏性を開発させ、すべてまとまる意味で、この関門はそういう信仰の境地に入るしるしという意味である。

心静かになる気がします。

落語はやおき亭

今日が、放送100回目だそうです。
記念番組だということで、たい平さんの音源でした。
 ◇ 七段目   林家たい平
おめでとうございます。

今朝の身延山

波木井川から身延山を望みます。
今朝の身延山
昨日に比べると寒いようです。
遠い昔、日蓮上人が望郷の思いで眺めた 、安房の方角の空も、遙かに青く続いていたことでしょう。
入船亭扇辰さんの「鰍沢」 のCDを聴きながら。

2013年3月 2日 (土)

「深川三流亭」師匠とお開き

待ってました。師匠の登場。
師匠とお開き
何と言っても、我々各連の発表会は、落語界の大看板のコメントとお楽しみの一席というのが最大の「売り物」ですから。
師匠とお開き
師匠は「ぞろぞろ」を演ってくださったそうです。
教育出版の小学校4年生の国語の教科書に掲載されている、師匠の「ぞろぞろ」そのままに・・・・。
師匠とお開き
フィナーレは、師匠を中央に出演者が揃って、ご来場の皆さまにお礼を申し上げます。
たくさんのお客さま、師匠、そしてご出演の皆さん、本当にありがとうございました。
・・・こうして、私にとっては波乱万丈で、ちょいとほろ苦い「深川三流亭」は、大盛会のうちにお開きとなりましてござりまするぅぅ・・・。
おあとがよろしいようで。ちょ~ん!

今日の富士山

何となく、春霞の中のようです。
今日の富士山

「深川三流亭」仲入り後

「深川三流亭」の架空実況も、後半になりました。
プログラム
仲入り後は、ひたすら"オジサン"シリーズです。
仲入り後
食いつきは、「三流亭仙三(せんみつ)」さんの「禁酒番屋」。
私にとっては、初代「杜の家頓平」師匠という落研の大先輩。
昨年から落語っ子連に参加され、今回が何十年ぶりかの高座だったはずです。
会場には、落研同期の「南亭蕪生」師匠も来てくださり、久しぶりの高座に聴き入ってくださったそうです。
「颯爽たるデビューでしたよ。デビューの緊張感がなんともいえず結構でした」と、落研OBのMLでコメントされていました。
次は、「鼓ヶ滝」にチャレンジされるそうで、これまた結構でげすな。
仲入り後
次の「三流亭越児」さんは、誰あろう、我が落研御三家の一人、名人「喰亭寝蔵」師匠その人であります。
「堪忍袋」は、12月の「一番丁はずみ亭」でもお演りになっている噺でもあり、今回も大向こうを唸らせる高座をご披露されたはず。
何と申しましょうか、学生時代に憧れた姿そのまま。
OB落語会だけでなく、落語っ子連の高座でもご一緒できる幸せは、何にも代えられません。
師匠のご指導を受けるために、毎月新潟から通っています。
仲入り後
師匠のコメントも、さぞや賞賛の内容だったことでしょう。
仲入り後
落語っ子連メンバーのトリは、「三流亭窓口」さんの「片棒」。
窓口さんは、私にとって頼りになる兄貴分であり、戦友みたいな存在です。
ここ一年あまりの「落語っ子連」のあれこれは、窓口さんなくしては語れません。
心はただひとつ「落語が好き」だということです。
千早亭ワッフルさんが、「窓口さんは、本当に楽しそうに落語を演っていらっしゃって、聴いている側も思わず楽しくなった」とコメントしていました。
辛口の蕪生師匠も、初めてお聴きになったはずですが、「それは堂々たるトリだった」というコメントでした。
「そりゃそうですよ。落語が好きで、稽古もみっちりしているもの」と、申し上げたいくらいです。

2013年3月 1日 (金)

春一番

関東地方は、今日「春一番」が吹き荒れました。

日本海にある低気圧が発達しながら北東に進んだ影響で南寄りの風が強くなったということです。
昨年は、12年ぶりに春一番が観測されなかったそうですから、2年ぶりということですね。
ちなみに、一昨年は2月25日だたそうですから、それよりちょっち遅め。
ところが、明日はまた冬の寒さに逆戻りするそうです…。
尤も、翌日の寒の戻りとセットで春一番というそうです。

「深川三流亭」友情出演と代演

扇子っ子連の千早亭ワッフルさんと語りっ子連の紅巣亭鶴女さんは、師匠の一番弟子の「三遊亭吉窓」さんから、我々の稽古の前の時間帯で寄席の踊りの稽古をつけていただいています。
プログラム
今回、「深川三流亭」のメンバーは男性が多いのと、お二人の稽古の成果を発表する機会が少ないのと、各連の交流を深めたいというので、師匠から提案していただき、友情出演として、寄席の踊りで彩りを添えていただくことになっていました。
ところが、本番当日は、私がドタキャン、まど音さんが体調不良ということで、寄席の踊りだけではなく、落語の代演までお願いすることになりました。
ありがたいことに、お二人とも二つ返事でお受けくださいました。
友情出演と代演
ワッフルさんの踊りは、昨年ボランティアで落語の出前に行った時に拝見したことがありますが、とにかく座が明るくなり、盛り上がること請け合いです。
友情出演と代演
プログラムのまど音さんの場所で代演してくださったのは、紅巣亭鶴女さんの「芋俵」。
個人的にはあまり存じ上げませんが、以前落語っ子連の稽古に参加されて、英語で「もぐら泥」をお演りになりました。
物静かな雰囲気の語り口が印象的でしたから、やや尾篭な「芋俵」も、格調高く、上品なものになっていたことと思います。
友情出演と代演
こうやって、師匠が、一人ひとりの高座の後で、面白おかしくコメントをしてくださいます。
以前私が長講「浜野矩随」を演らせていただいた時は、私の噺より長くコメントやら色々なことを話してくださいました。
友情出演と代演
私の代演ということになるのでしょう、千早亭ワッフルさんの「ういろう売り」。
これは、歌舞伎で有名ですが、噺は師匠の創作で、長くて早口言葉のような口上があって、ワッフルさん一人しか演っていないはずです。
「ワッフル=ういろう売り」と言っても過言ではないほどの十八番。
扇子っ子連・千早亭でも、中心的な存在です。
こんなお二人のご好意で、むさい落語会が明るくなったはずです。
ありがとうございます。

「深川三流亭」初高座の二人

ご覧の通り、いっぱいのお客さまの中で、初高座の二人。
初高座の二人
開口一番は、「三流亭千公」さんの「十徳」。
初高座の二人
何度かご紹介しているとおり、房総半島の突端にある館山の小学校の先生で、師匠の「落語の授業」がご縁で、昨年からメンバーになってくださいました。
何でも、月1~2回は東京に来て、土曜日は蕎麦打ち、日曜日が落語という、とても羨ましい生活で。
初めての噺は「十徳」で、教壇での癖を直すのに暫く小噺で稽古をしていたので、「十徳」は、直前の2ヶ月ぐらいで仕上げました。
緊張はしたと思いますが、ご本人も満足されたようです。
初高座の二人
次の高座は「三流亭百梅」さん。
もともと茨城の「噺っ子連」のメンバーだったのですが、勤務が筑波から東京に異動になったので「落語っ子連」にフリーエージェントで移籍して、「有難亭百梅」から「三流亭百梅」になりました。
我が連の最年少の好青年です。
今回も、急激な円安になって仕事が忙しくなり、一時は出演が危ぶまれましたが、本人の出演への強い熱意で、仕事のスケジュールと円ドル相場を仕切り、見事に出演に漕ぎ着けました。
独身ですが、師匠からは、「替わり目」の夫婦の会話がとても良いと褒められていましたが、本番ではどうだったでしょうか・・・?
初高座の二人、もう「さぁ次の噺は・・」と言っているようですから、頼もしい限りです。
それにしても、満員の会場でデビュー出来るなんて、とても幸せだと思います。

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