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2013年2月 5日 (火)

…丈

eye噺家さんは「師匠」、講談では「先生」という敬称が使われますが、歌舞伎では「丈(じょう)」が使われるようです。
辞書では、長さの単位と長老を意味するとありますが、歌舞伎俳優の名前の敬称としても使われています。
「丈」は元来中国で、長老あるいは朋友の尊称であった。
それが宝暦以降における文人仲間の中国趣味流行の流れに乗って、日本でも使われるようになったものに違いない。
役者評判記を見ると延享2(1745)年3月刊『役者紋二色(やくしゃあやにしき)』(江戸之巻)に「御贔屓の栢莚丈の狂歌に云々」とあり、二代目市川團十郎の俳名栢莚に丈をつけて呼んだ例を見出すことができる。
宝暦5(1755)年正月刊の『役者刪家系(やくしゃけずりかけ)』の江戸之巻になると、俳名に「丈」をつけることが頻出するに至る。
この本では役者ではない人に向かって言うところにも「貴丈には御存じないか」などと出ているから、すでに一般的な流行の敬称と考えることが出来る。

すると、「三遊亭圓丈師匠」は、言い換えると「圓様様」ということ?
落研OBの「下宿家さん丈さん」は、「さんさんさん」になる?

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