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2013年2月26日 (火)

「江戸しぐさ」の授業?

落語っ子連の千公さんがMLに投稿してくださった「江戸しぐさ」のこと。きき
小学校の先生の千公さんが、他県の某小学校で、6年生38名の「江戸しぐさ授業」をおやりになったそうです。
午前中に6年生が1年生に江戸しぐさを教える「子ども寺子屋」を参観し、午後にこちらが6年生に助言をする授業だったそうです。
みみ
その時に、「深川三流亭」の初高座で演った「十徳」を子供たちの前で披露されたそうです。
初高座がよい経験になったのか落ち着いて出来たようです。
さてその時に千公さんが驚いたことが3つあったそうです。
①38人全員の子どもが「生の落語を聴くのは初めて」だということ
②3分の1の子どもが「一升瓶」を知らない、見たことがない
③多くの子どもが鵜という鳥や鵜飼を知らない
・・・・そんなものだと思います。
ご本人曰く、それでも落語は好評で、「こんなに落語が面白いとは思わなかった」と。
「他にどんな話があるか知りたい」などという感想をほとんどの子どもが書いていました。
・・・江戸しぐさそっちのけだったようです。
江戸しぐさを含めもっと子どもに知らせることはあるなあと実感したと仰っていました。
きき
「よいものを残す・継承していく」ためには、地道にインプットしていくほかはないと思います。
今、我々が触れることの出来る芸術・芸能は、その努力があって今になっても生きている訳ですから。
みみ 私の会社は虎ノ門・霞ヶ関にあるのですが、30歳台の若手社員は「霞ヶ関ビル」を知りません。
オジサンたちは、「えっ?そんなこと(常識)も知らないの?」と驚きますが、良く考えると、知らなくても無理はないと思うんです。
彼らにとって、超高層ビルというのは横浜の「ランドマークタワー」であり、そもそも高層ビルが多過ぎて、名前に興味などない。
我々の頃は、日本で最初の超高層ビルで、NHKの「プロジェクトX」でも取り上げられ、例えば高さを比べたりイメージする時に、「霞ヶ関ビル何棟分」などと言っていましたから、知らない人の方が少なかったのですが、若者たちには、インプットされていませんから、「霞ヶ関にあるビル」でしかないのです。
そのうちに「東京タワー」も、「芝にある紅白の鉄塔」ということになってしまうのかもしれません。

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