師匠の「落語の授業」
師匠は、こう仰って「落語の授業」をライフワークにしています。
あたしは自分の寿命を六十前後と踏んで、それまでの三十年間ライフワークとして、圓窓五百噺の稽古会を続けてきました。
それがゴールインしたとき、まだ余命がありそうなのでと始めたばかりの落語の授業が、次のライフワークになってしまったのです。
あたしの落語『ぞろぞろ』『寿限無』の載っている教科書の採択は三割のシェアです。
人数にすると年間に約三十五万人の子たちが教科書を開いて勉強していることになるのです。
ということは十年で三百万人になります。
そういう子たちが「話す・聞く・思い描く」ということの大切さを知ってくれて、人生に活用してくれればこんなうれしいことはないです。
またいつか、なんらかの形で落語との結びつきをもってくれると、なおうれしいです。
http://www.schoolpress.co.jp/book/others/rakugo/rakugo.htm
http://www.keisin.com/02jugyou-rakugo.html
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/dekigoto/2010/201009/20100921.html
http://ensou-dakudaku.net/jyugyo/syo.html
http://school.setagaya.ed.jp/weblog/index.php?id=fuwa&type=1&column_id=38938&category_id=523&date=20110331小学校の国語の教科書に「ぞろぞろ」を執筆した三遊亭圓窓師匠が「落語の授業」を本書に再現し、さらに書き下ろしの教育論を収録。
落語の授業のライブをはじめ、落語にまつわる日本の伝統や、授業で使える「話」のテクニック。
親子の関わりを独自の視点でみつめた師匠の子育て論など満載です!
師匠にしてみれば、我々のような大人に教えるのも、「落語の授業」の延長なんだと思います。
一番古い「落語っ子連」をはじめ、「・・・っ子連」という名前からも、そういうことなのでしょう。
ところで、師匠は何冊もの著書があります。
例えばこの4冊。
「日本人が忘れちゃいけないこの落語」の108ページに私が登場しています。
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