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2013年2月

2013年2月28日 (木)

2月の落語徘徊

数年前からの「落語徘徊」を始めてから、最も苦しい月になりました。
今日の富士山
一番辛かったのは、「深川三流亭」に出演出来なかったことでしょう。
昨年のちょうど今頃、師匠が体調を崩された時に、発表会を間近に控えていた「落語っ子連」は、一部のメンバーが師匠の体調を理由に、発表会そのものを中止しようとしました。
私と窓口さんとまど絵さんの3人は、普段からしっかり稽古もしていたので、師匠に感謝する意味でも中止するべきではないと主張しました。
結局、3人を中心に発表会を開催することになりましたが、稽古もろくにしていなかったメンバーは、出演しませんでした。
終演後、師匠が「稽古していない人が、稽古している人の邪魔をしてはいけない。3人の高座は立派だった。」と褒めてくださり、「今日をもって落語っ子連は修了とし、新たに第2次を開講する」と宣言され、新生「落語っ子連」が誕生しました。
当然、その時の3人と、稽古場のオーナーでもあるまど音さんの4人に、新たに4人が加わって現在に至りました。
こんな1年間で、会長を仰せつかっていましたので、意地でも成功させたかった発表会でしたから。みみ
すっかりお元気になった師匠も、開演時のご挨拶から、一人一人の高座の後のコメントもしてくださり、トリでは、小学4年生の国語の教科書に載っている「ぞろぞろ」を演ってくださったそうですから、当日ご来場いただいたお客さまと同様、感謝・感謝です。
みみ
初高座のメンバーも素晴らしかったようですし、友情出演してくださったお二人の踊りと噺も素敵だったそうです。
みみ
寄席や落語会は、そういうことで低調でした。
   ◇  9日     「指相撲」初口演落語会
   ◇ 15日     東京夢楽語会

この2回のみで、都合が悪くなって、予定していた落語会をいくつか断念しました。

噺っ子連の「有難亭梅八」さんの進行した師匠の創作「指相撲」の初口演は、、前半は有難亭の3人が出演。
こんな立派な会場満員の中で、師匠の前に高座に上がれる有難亭の皆さんが羨ましかった・・。

ブログへのアクセス累計は、2月2日に39万件、2月18日に40万件の大台に到達しました。
40万件
師匠にメールで、「色々なことがあっても、落語は絶対にやめません」と、改めて宣言した月でもありました。
来月も暫く不安定な状態で、なかなか落語に集中できませんが、自分を見失うことだけはないように、しっかり徘徊して行きたいと思います。

浅草ことぶ季亭

先日の破れ家笑児さんのメールどおり、3月号の「東京かわら版」に「浅草ことぶ季亭」が紹介されています。
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我々も、もう6回使わせていただきましたが、本当に使いやすい、雰囲気のある場所で、本当に捨て難いものがあります。
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ただ、もう少しキャパシティが大きければベストなんですが・・。
mmmm
オーナーの「花季彌生」師匠にも大変ご配慮いただいています。
ところで、隣の「はな歯科」の先生は師匠のお嬢さんだそうです。
「はなしか」の洒落で歯科医院の名前を考えたそうです。
この歯医者さんに通おうかなぁぁ。
ちなみにこれも「はなしか」です。
HH

「深川三流亭」開演

驚いたことに、開演前にはほぼ満席という、とても嬉しい誤算。

私が出演出来なかったので、「窓口」さんにご挨拶をしていただきました。

尤も、お客さまの半分以上が窓口ファンだと思いますから。
それから、仕事の都合で一時的に休会している「まど絵」さんも、忙しい中をわざわざ来てくださいました。
プログラム
プログラムは、休演の私の名前が載ったままなのが申し訳なくて。
ところが、「まど音」さんも、風邪で声がガラガラになり、ドクターストップならぬ師匠ストップがかかり、やはり休演ということになってしまいました。

ありがたいことに、寄席の踊りで友情出演してくださる「千早亭ワッフル」さんと「紅巣亭鶴女」さんが、私とまど音さんの代演も勤めてくださることになりました。
窓口さんが、そのあたりをお客さまにご説明くださっているはず。

そして、師匠もご挨拶をしてくださいました。
昨年のちょうど今頃は、体調を崩して休んでいらっしゃいましたが、今年はお元気そのもの。
さぁ、いよいよ本番です。

東京かわら版

Fw:電子メールで送信: tokyo_kawara<br />
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Fw:電子メールで送信: entry_cover1<br />
 303-thumb-188x360-1429.jpg3月号は「三遊亭萬橘」さん。
きつつき改め、「萬橘(まんきつ)」は、大名跡ですね。
最近、ちょっとバタバタしているので、この本に目を通すと、物凄いスピードで動いているようで、乗り遅れそうな自分に焦りを感じています。
あれも聴きたい、あの人の会に行きたい。
この噺をやりたい。
落語を通して何か社会に役立つこともやってみたい。
堂々巡りをしている自分に気がつき、さらに焦っています。

2013年2月27日 (水)

「深川三流亭」の会場

今回は、残念ながら「深川三流亭」には出演できませんでしたが、いただいた写真などを見ながら、架空のコメントをして行こうと思います。
プログラム
厳しい寒さの中、晴れ上がった如月の空。
待望の「落語っ子連」の発表会「深川三流亭」。
稽古場でもあり、今回の会場でもある「古石場文化センター」の場所にも因んで、ちょいと粋な名前にしました。
Fw:深川三流亭の会場
会場は3階にある大きな和室で、座椅子と椅子の約50席を準備しました。
下馬評(予想)では、窓口さんのお客さまが大勢いらっしゃるとのことで。
会場
和の雰囲気の受付では、プログラムと師匠の「高座本」の販売もと。
会場
さらに、メンバーのほとんどが男性という「落語っ子連」ですが、今日は「扇子っ子連」の「千早亭ワッフル」さんと、「語りっ子連」の「紅巣亭鶴女」さんが、寄席の踊りで友情出演してくださるだけでなく、私の代演も勤めてくださることになっていて、華やかな雰囲気も出て来ました。
お二人が受付もやってくださいました。
とてもいい雰囲気ですよね。
会場
さぁ、お客さまは大勢来てくださるでしょうか?

マラソン人情噺

人形町・水天宮交差点なんていうのがねぇぇ。
そそ
東京マラソンで、交差点で突然男性ランナー(30)が意識を失って倒れた。
男性は心肺停止状態で、近くにいたランナーたちの蘇生措置により一命を取り留めた。
救助した人たちはそのまま走り去った。
男性は意識を取り戻し、病院に運ばれ、快方に向かっている。
東京消防庁は「ぜひ名乗り出て」と呼び掛けている。
以前、某ものまねタレントも、マラソン中に心肺停止状態になったことがありましたが、恐ろしいですね・・。
色々なことが起こるもので。

渋谷に福来たる

最近、渋谷方面が熱いようです。
東横線と地下鉄副都心線との相互乗り入れも始まりますし。
私も、2公演のチケットを購入しましたが、「毎日新聞落語会」の「渋谷に福来たるSPECIAL」が、来月開かれます。
もも
私は、3月23日(土)の、「大吟醸 三人会」と「圓朝噺の会」を梯子する予定です。
もも

2013年2月26日 (火)

歩き稽古

春は名のみの風の寒さや・・・。
歩き稽古
久しぶりに日比谷で下車して、日比谷公園を歩く稽古コース。
「揺れるとき」の一部のおさらいを・・・。

「圓朝さん。私の眼が全く見えなくなったのは6~7年前のことだ。
地震に遭った。出先だった。
私は慌てて外へ逃げ出したが、足を取られてすっ転んだ拍子に、水溜りへ頭から突っ込んじまった。
それから毒でも入ったんだろう、何にも見えなくなっちまった。」
「萩原新三郎は、これからお嬢さんの名前を書いて、毎朝、毎晩、念仏三昧・・・。」
「近くに住む伴蔵が、新三郎のところにやって来ると、まだ奥の部屋で寝ている様子・・・。
哀れ新三郎は、骸骨になっておりました・・・。」
「駒下駄の音が、から~ん、ころ~ん、から~ん、ころ~ん・・・。」
なんて・・・。
梅の蕾も大きく膨らみ、春はもうすぐなのですが、寒い・・。

「江戸しぐさ」の授業?

落語っ子連の千公さんがMLに投稿してくださった「江戸しぐさ」のこと。きき
小学校の先生の千公さんが、他県の某小学校で、6年生38名の「江戸しぐさ授業」をおやりになったそうです。
午前中に6年生が1年生に江戸しぐさを教える「子ども寺子屋」を参観し、午後にこちらが6年生に助言をする授業だったそうです。
みみ
その時に、「深川三流亭」の初高座で演った「十徳」を子供たちの前で披露されたそうです。
初高座がよい経験になったのか落ち着いて出来たようです。
さてその時に千公さんが驚いたことが3つあったそうです。
①38人全員の子どもが「生の落語を聴くのは初めて」だということ
②3分の1の子どもが「一升瓶」を知らない、見たことがない
③多くの子どもが鵜という鳥や鵜飼を知らない
・・・・そんなものだと思います。
ご本人曰く、それでも落語は好評で、「こんなに落語が面白いとは思わなかった」と。
「他にどんな話があるか知りたい」などという感想をほとんどの子どもが書いていました。
・・・江戸しぐさそっちのけだったようです。
江戸しぐさを含めもっと子どもに知らせることはあるなあと実感したと仰っていました。
きき
「よいものを残す・継承していく」ためには、地道にインプットしていくほかはないと思います。
今、我々が触れることの出来る芸術・芸能は、その努力があって今になっても生きている訳ですから。
みみ 私の会社は虎ノ門・霞ヶ関にあるのですが、30歳台の若手社員は「霞ヶ関ビル」を知りません。
オジサンたちは、「えっ?そんなこと(常識)も知らないの?」と驚きますが、良く考えると、知らなくても無理はないと思うんです。
彼らにとって、超高層ビルというのは横浜の「ランドマークタワー」であり、そもそも高層ビルが多過ぎて、名前に興味などない。
我々の頃は、日本で最初の超高層ビルで、NHKの「プロジェクトX」でも取り上げられ、例えば高さを比べたりイメージする時に、「霞ヶ関ビル何棟分」などと言っていましたから、知らない人の方が少なかったのですが、若者たちには、インプットされていませんから、「霞ヶ関にあるビル」でしかないのです。
そのうちに「東京タワー」も、「芝にある紅白の鉄塔」ということになってしまうのかもしれません。

都内から富士山が見える日数

東京都内から富士山が見える日数が年間どれぐらいあるのか。
Fw:電子メールで送信: 035.jpg
民間の観測所によれば、近年は年間100日を超え、この50年間で5倍に増えたという調査結果になったそうです。
公害対策による大気中の汚染物質減少と乾燥化が影響しているから。
「成蹊気象観測所」が、1963年1月1日から毎日、東京都武蔵野市から観測を継続。
現在は、午前9時、南西83キロの富士山・東南東17キロの東京タワー・北東74キロの筑波山等を目視で調べているそうです。
富士山の年間目視日数は65年が最も少なく22日でしたが、2009年には100日を超え、11年には最多の131日を記録。
観測開始から50年目の節目となる昨年も126日見ることが出来たということです。
これを中国の人に聞いてもらいたいですね。
また、中国の大気汚染の影響で、この日数が減らないようにしてもらいたいものです。

策伝大賞

先日、既に毎年恒例になったといえる学生落語の日本一を決める第十回「策伝大賞」が、岐阜市の長良川国際会議場で開幕。
全国55の大学・大学院から過去最多の280人が、決勝進出の8枠を目指して高座に上がったそうです。
何度も申し上げるように、自分の実力も、それからコンセプトからも、私はエントリーすらしたいとは思いません。
でも、落研後輩の「井の線亭ぽんぽこ」君などは、現役時代には参加していたようですから、「勇気があるなぁ」と感心してしまいます。
かくいう私も、4年生の時に「全日本学生落語名人位決定戦」に出ましたが、あの頃とは比べものにならないでしょうからねぇぇ。
それでも、唯一の地方大学ということで、昔のセンバツ高校野球に出場する雪国の高校のような見方をされましたから、隔世の感があります。
だって、東京や大阪でなく、岐阜あたりで開催されるんですから。
落語の祖とされる「安楽庵策伝(1554~1642年)」の出身地ということで、岐阜市で毎年開かれているんですがね。
最終の決勝では、会議場のメインホールで、桂文枝師匠と立川志の輔さんや岐阜市長さんたちが審査員を務めたそうですから、まぁ本格的なイベントですね。

2.26

「2.26」と言えば、先代「柳家小さん」師匠が、歩兵として体験した大事件で有名な日ですが、私の両親の結婚記念日です。

昭和30年2月26日ですから、58年目ということです。

2013年2月25日 (月)

ラウンドアバウト交差点

スクランブル交差点はお馴染ですが、ラウンドアバウト交差点という耳慣れない言葉が目に付きました。http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/41/NonUK_Roundabout_8_Cars.gif/240px-NonUK_Roundabout_8_Cars.gif
信号機を使わない「ラウンドアバウト」と呼ばれる円形状の交差点が注目を集めている。
構造上、進入する車は必ず減速しなければならないため、重大事故が減らせるほか、信号機いらずで停電時の心配もない。欧米ではすっかり定着しているが、ドライバーは信号機任せにできない分、合流のタイミングなどで「判断力」が試される場面もしばしば。
果たして日本では――。

新聞記事で読みましたが、確かに外国の映像を見ると、交差点の雰囲気が違っていることに気づきます。
環状路を走る車両が優先で、左側通行の場合は時計回りの一方通行となるもの。
国際交通安全学会(東京)によると、欧米で1960年代から普及が進み、ドイツでは4000か所以上、フランスの地方都市は原則としてすべての交差点に導入。

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長野県飯田市で、信号機を撤去して直径30メートルのラウンドアバウト交差点を改修。
全国初の試みで、交差点で減速するので、「以前より安全になった」という声が多いそうです。
信号機にかかる維持費、電気代も削減でき、約20年ごとに必要な信号機の交換も不要。
信号待ちが不要になるため、二酸化炭素(CO2)排出量を1割程度削減できると試算。

・・・とのことで、良いことばかり?
駅のロータリーで、完全な円形でなく半円形で、こんな感じになっているところがあります。
ある程度の慣れが必要でしょうが、これもありかもしれませんね。
でも、日本人というのは、こういうのって得意なんじゃないかなと。
十字路で、片一方は停止、片一方は通行なんていう単純な仕組みより、こういうからくりの方が楽しいと思いますよ。
方向音痴の人は、交差点の中で、さらに方向が分からなくなってしまいますか?

東西学生落語大会

東西10大学の落語研究会が、笑いの頂点を目指して競う「第2回東西学生落語大会」が開かれるそうです。
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3月2日(土)、大津市の「まちづくり大津百町館」と周辺の四つの寺で。
大津市中心部で同日に開催される第5回「大津100円商店街」を盛り上げるため、学生有志が昨年6月に引き続き企画したイベントだそうです。
前回出演の京都大や早稲田大などに加え、新たに慶応大や青山学院大など、計10大学が笑いの東西対決を繰り広げるというご趣向。
我が落研は、東西ということになると、やはり外れるんでしょうね。
地味でマイナーな存在です。
個人的には、イベントが開かれるのは大変結構なことですが、「対決」だとか「コンテスト」というのは、好きではありません。
ゴルフで、「オリンピック」とやらのゲームでも競う。
麻雀で、点数だけでなく・・・。
勝負事の好きな人は、これがないと緊張感・モチベーションが出ないとか。
それと同じノリなのでしょうか?

鉄道落語

4人の噺家さんの共著の本。
鉄道落語
「我々は、鉄道落語という新たなるジャンルを創始 し、生涯創り続けることを宣言する!」―噺家に だって鉄チャンはいる。
古今亭駒次、柳家小ゑん、 桂しん吉、桂梅團治という東西4人の鉄チャン噺家 が、これまで寄席や落語会で掛けてきた鉄道ネタの 中から、選りすぐりを披露!鉄道&落語の濃ゆ~いオタク話で盛り上がる対談も必読。
落語好きも鉄道好きも、そうでない人も、抱腹絶倒の「鉄道落語」の世界へ、ご乗車を。

840 円。
駒次さんは、高座でも鉄道ネタで受けていますから。

金願亭めがねさんから

超落語ファン”金願亭めがね”さんからメールを受信しました。
「この人知ってますか?」・・・ということで。
BB
「富士山クラブ」というと、新聞社の富士山再生キャンペーンのコラボ演芸会のようです。
この会で、落語をお演りになる「清川波之丞」という人。
こんなふうに紹介されています。
昭和42年 青森県立青森高等学校を卒業し、東北大学法学部に入学。
役者に目覚め演劇をはじめる。
理由(ワケ)あって中退するが、その理由は不明である。(略)
平成4年 落語家を呼ぶだけでは飽き足らずラジオやテレビなどの寄席中継を録音して、独学でけいこを重ね落語を始める。
仙台の芸人衆を集めた「仙台ほでなす会」の会長を務める。
平成17年12月より、縁あって、仙台駅前・谷風通り・のんき亭にて「のんき寄席」の開催を始める。
平成19年11月より「のんき寄席・清川波之丞独演会」の形となり、月1回のペースで開催する。

・・・ふぅぅ~ん、拠点に仙台を活動されている方なんですね。
しかも、大学の先輩にあたる訳ですか・・。
今の落研と接点があるかは知りませんが、私は全く存じ上げません。
恐らく、落語という共通点以外は、取り組み方や考え方や環境が違いますので。
世の中には色々な人がいるんですね。
それにしても、「富士山キャンペーン」のイベントで、東北出身で東北が活動拠点の方の、しかも津軽弁の落語というのは、双方に地縁のある私は、かなり違和感を覚えました。
最近はよく、方言で落語を演る人が、プロ・アマ問わずにいますが、これは手段としての「RAKUGO」で、「落語」とは異質のものだと思います。
「相撲」と「SUMO」、「柔道」と「JUDO」みたいなものです。
お笑いの一手段としては、十分ありだと思いますが、江戸(上方)の伝統芸能として、純粋に受け継いで行くことも必要だと思います。
私は勿論、後者を選択します。

2013年2月24日 (日)

落語っ子連稽古会

私は、今回は欠席させていただきましたが・・。
今日の稽古会は、発表会直後でもあり、仙三さんと新参さん、まど音さんの参加だったそうです。
今日は新たに、新参(にっさん)さんは「豆屋」、仙三(せんみつ)さんは「鼓ヶ滝」の読み稽古をしていただいたようです。
早くも、次回の発表会に向けて始動されました。
参加者が少なかったので、みっちり稽古をつけていただけたことでしょう。

ラジオ寄席

今夜は、五代目「柳家小さん」師匠の特集。
  ◇ 時そば       柳家小さん
  ◇ 猫の災難      柳家小さん
「時そば」なんていうのは、いかにも「柳家!」という噺だと思います。
「猫の災難」も、長屋の様子がよくわかる噺です。

東京マラソン

7回目を迎える国内最大の市民マラソン「東京マラソン」。
トップ選手に加え、過去最高の10.3倍の抽選倍率の中から選ばれた市民ランナーら計約3万6千人が参加したそうです。
そそ
私の知っている人でも、何人か「抽選に当たった」とか「参加する」というのを耳にしましたから、メジャーなイベントになったものですね。
スポーツイベントしては大成功だと思いますが、マラソン競技としては、男女ともアフリカの選手たちが上位独占で、まるで大相撲状態です。
「東京場所マラソン」とか、「東京ウィンブルドナブルマラソン」と、名前を変えた方がよいのではと。

”今世紀最強クラス”の寒波

北日本で記録的な積雪になっているそうです。
これからさらにに多くの地点で、この冬最大の積雪を更新するかもと・・。
ここ
この冬最大規模の寒波が北日本に襲来。
上空約5000メートルで、東北北部~北海道は、-45℃以下の寒気にスッポリと覆われ、その寒気の中心付近は、-48℃以下となる予想。
この寒気、この冬最大で最強なのはもちろん、史上最強クラスと言っても過言ではないレベルなんだそうです。
ここ
「史上最強」というのは理解できますが、「今世紀最強クラス」っていうのは、どういうことでしようか?
100年に一度ということ?
今世紀に入って約15年で一番ということ?
後でニュースを聞いて判明しました。
北日本上空を、今世紀に入り一番の「最強クラスの寒波」が通過中です。
北陸や北日本の日本海側では、大荒れの天気となり、気象庁は大雪や猛吹雪の警戒を呼びかけています。

・・・ということです。

落語はやおき亭

朝から、いわゆる艶笑噺です。
  ◇ 大名道具      鈴々舎馬風
グロよりもいいですが、あまり聴きたいとは思いませんね。
珍しい噺だということですが。

師匠からメール

師匠からメールを頂戴しました。
一部をご紹介します。
ここ
 発表会は盛り上がりました、、、。
 越児(こしじ)さんが「秋にも」と張り切ってました。
 過日、稲敷市までご足労、、、ありがとう、、、。
 ご当地噺は幾つか作ってきましたが、あんなに応援してもらったのは
 初めてですよ。
 [指相撲]も稽古連に継承させます。

先週の「深川三流亭」が大盛会でしたから、師匠にも喜んでいただけたことと思います。
師匠が一人一人の高座の後にコメントしてくださるというのが、本人にはありがたく、お客さまには面白いパターンが、師匠が指導される各連の発表会のパターンなんです。
そして、締めに師匠にお手本の一席という・・・。
指相撲
 http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2013/02/post-5.html
それから、先々週の稲敷市での「指相撲」の初口演には、ドライブがてら行って、ネタ下ろしを聴かせていただきましたが、地元の皆さんの熱意に、師匠も大変感動しておられるようです。
また、この噺が、語り継がれていくのを望んでいらっしゃるのです。
師匠に返信しました。
みみ
これまた一部をご紹介します。
「指相撲」の初口演は、師匠だけでなく、地元の方々の熱意や噺っ子連の3人の落語も、本当に素晴らしい落語会でした。
「指相撲」は、来月の「東京落語会」でも拝聴させていただきますが、今後は地元のどなたかがお演りになって、ずつと継承されていくことを楽しみにしたいと思います。
ところで、来月の千早亭は、昨年と同じになりますが、先日の「深川三流亭」に出られず出来なかった、師匠創作の「揺れるとき」を再演させていただきたいと思っています。
「3.11」からちょうど2年。
師匠が創作されたきっかけの一つが「千早亭」の発表会だったこともあり、この噺は、千早亭のメンバーが続けて演らせていただきたいものだと思っています。
私のような素人が演れる噺ではない、とても大きな噺であることは十分分かってはいますが、持ちネタとして大切にして行きたいのです。

・・・という、何とも僭越な。
そして、ここのところ、発表会や稽古会に出られない都合がありますが、
どんなことがあっても落語は続けて行きますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
・・・とメールを結びました。

落語DEデート

トホホホホホ~・・・。
番組が始まって、ゲストとのお喋りが始まったところまでは、しっかり意識がありました。
再び意識が戻ったのは、ちょうど落語が終わった直後でした。
・・そ、そんなぁぁ。
どうやら、今朝は、柳亭痴楽師匠だったのでしょうか?
すると、痴楽つづり方教室?「ラブレター」?

次郎物語・・・・

小学校の低学年の頃、NHKのテレビで「次郎物語」というドラマが放映されていました。ここ
確か・・、池田秀一という子役が称賛されていました。
幼い頃で、ストーリーはほとんど覚えていませんが。
東京都小金井市の浴恩館公園にある「空林荘」という、「次郎物語」に登場する建物のモデルにもなった小金井市の文化財が全焼したそうです。
原因は知りませんが、先日の「かんだやぶそば」といい、古い建物の焼失が続いています。
維持・管理は大変なんですね。
火の用心・・さっしゃりやしょうぅぅぅ・・・。

2013年2月23日 (土)

今日の富士山3態

帰省する途中に顔を見せる富士山。
今日の富士三態
まずは、東名高速大井松田近辺から。
富士山の南東からの眺め。
今日の富士三態
これは、新東名高速新富士近辺から。
富士山のほぼ真南からの眺め。
今日の富士三態
そして、最近の定点、新東名新清水インターから。
富士山の南西側からの眺め。
今日は天気は、良かったものの、先週のようにくっきりとは見えませんでしたが・・・。
ところで、今日2月23日は「富士山の日」だそうです。
みみ

「深川三流亭」の写真

先週の「深川三流亭」の様子を越児さんが送ってくださいました。
もも
写真は、仲入り後の仙三さんの「禁酒番屋」の高座。
どうです、この雰囲気。いいですねぇぇ。しかも座椅子は満席。
こんな中で、仙三さんは何十年ぶりの高座にチャレンジしています。
昔の寄席と言うのは、こんな感じだったのかもしれません。
こんな寄席が、町ごとにあったのでしょう。
みみ
「深川三流亭」の名前もぴったりフィットしていましたね。

読売GINZA落語会

前売りチケットを購入していた「読売GINZA落語会」。
\\
残念ながら、行かれなくなってしまったので、いつも落語を聴きに来てくれる叔父に、お礼も兼ねてプレゼントすることにしました。
【昼公演】のチケットです。
昇太さんを除いて、人気の若手ですから、きっと喜んでもらえることと思います。
叔父から、「何もかも忘れ夫婦で貴方の分も楽しんで来ます」というメールが届きました。

「深川三流亭」のBD

新潟の三流亭越児さん(実は喰亭寝蔵師匠)が、先週の「深川三流亭」を編集して、BDを送ってくださるそうです。
NN
私は、どうしても都合が悪くなって、残念ながら出演をドタキャンしてしまいましたが、当日の様子を味わいたかったので、とてもありがたく思います。
ディスクに印刷された会場の様子を見ると、本当にお客さまがいっぱいです。

2013年2月22日 (金)

師匠のブログ再開

嬉しいことに、昨年10月18日を最後に中断していた師匠のブログ「圓窓の年月日輪」が、今週の18日から再開されました。
http://ensou-rakugo.at.webry.info/201302/article_1.html#comment
今までも、何度も覗いたのですが、ずっと投稿がなかったので、「もうやらないのかなぁぁ」なんて思っていました。
ところが、何気なく「そういえば、師匠のブログどうなっているのかな」と、正直なところ期待せずにアクセスすると・・・。
  なんだか、やっとブログに気が向かった。
  このところ、気が抜けて行くのが、糸となって見えるので、
  心身ともに静かにしていた、、。
   人たちから感動を受け、とても嬉しかったので、
    キーを叩いている、、、、。

・・・というコメントから、堰を切るように「落語の授業」のコメントが。
すぐに、「師匠、おかえりなさい。待ってました!」と投稿しました。
ちょうど4ヶ月ぶりの復活(再開)です。

ゆるキャラ

会社で、ロゴデザインをリニューアルしようと、素人が集まって、色々考えています。
ついでに、ちょっと遊び心があってもいいだろうと、キャラクターも考えてみようかなんていう話もあります。
落語協会にも「はなしか」がありますからね。
HH
最近は、いわゆる「ゆるキャラ」がブームになっていて、ランキングも発表されています。
http://www.yurugp.jp/ranking_list.php?next_key=1
中には、"きもい"キャラもあります。
最終的に採用するかはともかく、若手の社員が、いくらか真面目に考えているようです。

笑児さんから

破れ家笑児さんからメールを頂戴しました。
来週久しぶりに会うことにしたのですが、笑児さん情報によりますと、「浅草ことぶ季亭」が「東京かわら版」の取材を受けたそうです。
    
次号もしくは次々号にインタビュー記事が載るかもしれないと。
もっと早く採り上げてもらってもいいぐらいです。
しかし、これ以上有名になってしまうと、落語会の会場にと申し込みが増え、競争率が上がってしまうかもしれません。

最後のブレンドコーヒー

3年半以上、毎朝のように通った不味い"おいしい珈琲"を出すカフェが、本日で閉店です。
最後のブレンドコーヒー
これが、この店で飲む、最後の不味い"おいしい珈琲"です。
いつも笑顔で迎えてくれた「Fさん」は、金曜日はいつもいませんから、最終日の今日もいません。
これからどうするんだろうなぁ・・?
最後のブレンドコーヒー
「よろしければお使いください」と、割引券をもらいました。
「おいおい、割引券って言ったって、今日が閉店でしょ?今日中にこれを持ってまた来いってこと?」と、一瞬思いました。
だって、割引券にも「2月22日(金)閉店します」って、印刷してありますから。
裏を見ると、近くの交差点を挟んで反対側にある、同じチェーン店でも使えることが分かりました。
「そうか、明日からあっちへ行けってことか」と納得・・・。
交差点を超えてまで、不味い"おいしい珈琲"を飲みに行こうとも思わないし、来週からどうしようかと、迷っているところです。
珈琲(こうし)てはいられない・・・。

2013年2月21日 (木)

桂才紫さん

落語協会の真打昇進。
今秋の昇進は・・・、
       川柳つくし(川柳川柳門下)
       金原亭小駒(金原亭伯楽門下)
       三遊亭天どん(三遊亭圓丈門下)
       三遊亭金兵衛(三遊亭小金馬門下)
       柳家喬四郎(柳家さん喬門下) ・・・さんの計5名。
来春の昇進は・・・、
       柳家小権太(柳家権太楼門下)
       鈴々舎風車(鈴々舎馬風門下)
       三遊亭亜郎(三遊亭圓丈門下)
       古今亭志ん公(古今亭志ん橋門下)
       桂才紫(桂才賀門下)       ・・・さんの計4名。
この中で、才紫さんのブログを読んでいると、三代目「桂やまと」という名前を襲名するそうです。
初代は三代目「桂才賀」から五代目「桂文楽」、後に「やまと」。
二代目は「やまと」で真打昇進し、後に漫才に転向して「千太・万吉」で昭和初期から中期にかけて大活躍した「リーガル万吉」師匠だそうです。

千公さんから

先日、無事初高座を勤められた「三流亭千公」さんから、メールが届きました。
初高座では「十徳」を熱演されたのですが、先月の稽古会の時に、次の噺は「時そば」を希望されました。
すると師匠から、「まずは、今の噺(十徳)をしっかり仕上げることと、教科書に載っている噺を先にした方が良いよ」とのアドバイス。
千公さんは小学校の先生ですから、師匠がライフワークにしている「落語の授業」との接点もある訳です。
師匠は常々、「落語が教科書に載っているのに、子どもたちに落語を教えられない先生が多い」と仰っていて、先生方の啓蒙にも力をいれていますから、まず教科書に載っている落語が出来れば、一挙両得ではないかということなんです。
千公さんのメール・・・。
(深川三流亭で)師匠は締めに「ぞろぞろ」をお演りになりました。
しっかりビデオにとりつつ、これは私に「次はぞろぞろをやりなさい」というメッセージなんだなと勝手に思いました。
今年中に、(教科書に載っている)「ぞろぞろ」と「寿限無」をマスターすることを目標に致します。
もちろん今年中に発表会があれば、今より少しでもましな落語を見せられればと決意を新たにしました。
手始めに師匠の「ぞろぞろ」の文字起こしを致します。

・・・こういう接点もあるんですね。

一円玉

市中への流通を目的とする一円硬貨が、昨年は1枚も製造されなかったそうです。
市中向けの一円硬貨が製造されないのは2年連続だそうで、五円と五十円の硬貨も3年連続で製造が見送られたということです。
やはり、電子マネーやICカードの普及で小額貨幣での決済が減少していることが背景にあるんですね。
確かに、電子マネーが便利ですから、そのうちに小銭入れなんて要らなくなるでしょう。
ところで、何年か前、一円硬貨を製造するコストは1枚あたり1円をオーバーしていると聞いたことがありました。
これは、原料の金属価格の高騰によるものだということでした。
・・・最近の円安で、どうなるのでしょう・・・?
そういえば、一円玉をお題にした謎かけがありましたね。
「ブス」とかけて「一円玉」と解きます。
その心は・・・、「これ以上くずれ(せ)ないでしょう」・・。

2013年2月20日 (水)

人間ドックの楽しみ

憂鬱なイベントも、一段落。
人間ドックの楽しみ
一番嫌なレントゲン台での七転八倒も、何とかずり落ちずにクリア。
検査が一通り終わると、唯一の楽しみの豪華弁当の時間です。
人間ドックの楽しみ
サラダ・マリネ・焼魚・煮物・ビーフシチュー・茶碗蒸しにデザート。
ごちそうさまでした。
後は、内科検診と検査結果の通告。
お医者さんから改めて「お前はデブだ」と言われるだけ・・。
ところで、「ブレックファースト (breakfast)」というのは朝食のことですが、このファースト(fast)というのは”断食”とか”絶食”いう意味だと、中学校の時に英語の先生に教わった記憶があります。
(違っているかもしれません。微かな記憶だけで未確認です。)
朝食というのは、前日からの断食・絶食(fast)を破る(breakする)からということですよね…先生。
結構なお味でした。

かんだやぶそば…

火災から一夜明けて痛ましい姿。
かんだやぶそば…
原因はまだ分からないようですが、漏電の可能性が高そう・・。
代々に渡って受け継がれた秘伝のつゆ(「返し」って言うそうですが)も燃えてしまった?
かんだやぶそば…
ところで、今朝の新聞記事で、神奈川県に住む60歳台の女性が、この火事の知らせを友人から聞いて、現場近くまで消火活動を見に来た、という部分がありました。
愛着なとの気持ちが分からないとは言いませんが、ご近所ならともかく、このオバサンが、はるばる多摩川を越えて神田まで来て、果たして何になるのでしょうか。
邪魔になりこそすれ、絶対に役になど立たないのに・・。
”野次馬の助”という尻尾のない迷惑な馬は、現代もまだ多く棲息しているんですねぇ。
60いくつにもなって、みっともないと思いますが・・。
これを取材して記事にする記者のセンスにも呆れます。

人間ドック

年中行事の中でも憂鬱な”イベント”。
人間ドック
とにかく態度の悪い患者?で、ドックの後に勧められる検査など受けたことがないという。
デブですから、悪いところばかりなんですが…。
あぁ…いやだ、いやだ。
でも、健康でいたい。
健康でいられるならば命も要らない・・・。

隕石売ります?

ロシアに落下した「隕石の破片」とうたった物体の販売がロシアのインターネットサイトを中心に広がっているそうです。
ところが、「地元住民はアルバイト収入を期待している」ようですが、収集家は出品された物体の大半が「単なる石ころ」の可能性があると指摘しているそうです。
隕石なんて、何がくっついているのか分からないし、私など欲しいとも思いませんが、好事家や一攫千金を狙うような人には・・・。
それにしても、偽物を売りつけるような輩は、即刻やめてもらいたいと思いますね。
これを「隕石(引責)辞任」と言います。

2013年2月19日 (火)

神田藪蕎麦が・・

今夜、神田藪蕎麦(かんだやぶそば)が火事で焼けたそうです。
ここ
驚きましたよ。
最近はちょっとご無沙汰ですが、とにかくびっくり仰天!
ここ
天たね(海老のかき揚げ)にせいろうそばの組み合わせが好きですねぇ。
友人と、板わさと熱燗でほろ酔いになって、蕎麦をたぐったものです。
「藪蕎麦」は、蕎麦屋の老舗のひとつで、東京蕎麦屋の老舗としては、「砂場」・「更科」と3系列が、「江戸三大蕎麦」とも称されています。
「藪」では、この「かんだやぶそば」「並木藪蕎麦」「池之端藪蕎麦」が「藪蕎麦御三家」とされているそうです。
このお店は神田淡路町)にあり、1880(明治13)年に創業。
現在の木造2階建ての店舗は、関東大震災後の1923年に建築されたものだそうです。
数寄屋造りの建物は、東京都選定歴史的建造物に選定されています。
いやぁぁ、勿体ない・・・。
師匠創作の「鬼子母神 藪中の蕎麦」を演らせていただく時にも食べに行って、蕎麦をたぐる稽古のイメージ作りをしました。

本当に強い大学ランキング

財政的な基盤を背景に、充実した教育を実践し、就職の実績もある、「本当に強い大学」はどこか――。
「週刊東洋経済」の「独自ランキング日本の大学」。
みみ
母校がベスト20にランクインしています。
まぁ、大学というよりも、本人がどうかということでしょうが、何のランキングにせよ、自分に関わりのある組織や人の状況は気になるものです。
考えてみれば、日本でも昔から、「・・・番付」というのがありましたから、人間というのは、何でも比べるのが好きなんですね。

学士会落語会例会の案内

3月の例会の案内メールを受信しました。
  ○ 日   時    平成25年3月16日(土)
                       13時30分受付開始  14時開会
  ○ 例会会場   学士会館3階 302号室
  
  ○ 例会次第   企画解説  学士会落語会委員)
              落語     春風亭一蔵  「熊の皮」
             落語     春風亭一之輔  お楽しみ
                    仲入り
               落語     春風亭一之輔 「花見の仇討」
               対談     春風亭一之輔 vs 山本進

一之輔さんは二度目ですね。
一蔵さんと二人というのは、二つ目時代の一之輔さんの独演会「馬津郷(まつど)寄席」で、前座の一蔵さん(当時は朝呂久さん)が何度か出演したことがあり、何とも雑な感じのする兄弟弟子でした。

就職ブランドランキング

要するに、学生の就職人気企業ランキングです。
就職ブランドランキング
昔いた会社がベスト25にランクインしています。
だから何なんだと言われると、なんでもないんですが。
私が就職活動した頃も、第二次オイルショック直後で、就職氷河期でしたから、それなりに大変でした。
ウェブの時代ではありませんでしたから、丸の内や大手町あたりの企業の本社ビルの周りを囲むように会社訪問の学生の長蛇の列が出来ていました。

二番煎じ

東京落語会で、林家たい平さんの「二番煎じ」を聴きました。
Fw:みみ
時間の関係もあったのか、仕込みの部分や、ストーリーも各所でカットされていて、私はやや物足りなさを感じました。
夜回りのシーンも、猪鍋の場面も、そもそもなぜ旦那衆が火の回りをしないといけないのかという仕込がなく、単なる滑稽のやり取りに終始していたきらいがあると思うのです。
宗助さんが熱い鍋を跨いで、その後役人に言われて、鍋を出すところは、「褌(ふんどし)」と「本出汁(ほんだし)」で受けていましたが、鍋の汁を褌から絞り出す演出は、師匠が仰るグロに近い気がして、興趣が冷めました。
それから、「・・・ございます」という、師匠が地口では言わないようにと仰いますが、「・・ございます」オンパレードで気になりました。
旦那たちには、町内の自治を守る役割がありました。
この噺は、オチがそのまま演目になっていますが、煎じ薬は、生薬を煮出してさまざまな有効成分を取り出した飲み薬のことで、一度煎じたものを再び煎じるのが「二番煎じ」で、一度目より成分が弱く味が薄くなるものです。
とてもいい噺です。
でも、なぜ旦那衆は自ら番小屋に集まっていたのか?
奉公人や、誰かを頼めばよいではないか。
なぜ役人が見回りに来たのか? 
その理由は、江戸時代の自治組織にあるようです。Fw:みみ
町人は、町奉行の支配下にありました。
町奉行は、市中の治安・民政一般を司る役目で多忙を極めていました。
そこで、町人の自治組織が活躍することになる訳です。
町奉行の支配下に町年寄と町名主がいました。
町年寄は、徳川家康に付いて江戸入りした奈良屋、樽屋、喜多村の三家が代々世襲。
その支配下に町名主がいて町政全般を取り仕切ったのです。
町名主の支配下にいたのが、地主で家屋敷を所有する家持で、家持の賃貸住宅の管理を委託されていたのが家主、要するに大家さんという訳。
町名主や家持、家主は「町役人」として、幕府からのお触れを伝えたり、今の戸籍や住民票に当たる人別帳を作成したり、訴訟の付き添いをしたり、関所手形を発行したり、防火防犯に当たるなど、今でいう役所や交番の役割を果たしていました。
町役人は、各町の自身番に詰めて町政に当たりました。
自身番には、幕府の役人が立ち寄ったり、罪人を一時的に預けたり・・。
旦那衆は町役人であり、町内の防火防犯などの警備に当たる役割があったという訳なんです。
自身番の詰所である番屋には、防火のための小規模な火の見櫓や火消道具、捕り物道具が備えられていました。
江戸初期は町役人が自身で、番屋で警備に当たりましたが、後には番人を雇って警備に当たらせたようです。

2013年2月18日 (月)

40万件

バタバタしていて、ふと気がつくと・・・。
40万件
引き続き、よろしくお願い申し上げます。

「深川三流亭」の様子

落語っ子連の窓口さんや百梅さんから、昨日の「深川三流亭」の様子が、メールで送られて来ました。
まど音さんも風邪で声が出なくなり、出演できなかったそうで、寄席の踊りで友情出演してくださった、ワッフルさんと鶴女さんに代演を勤めていただきました。
  ◇ 十徳           三流亭千公
  ◇ 替わり目         三流亭百梅
  ◇ 芋俵           紅巣亭鶴女
  ◇ 寄席の踊り       ワッフル・鶴女
  ◇ ういろう売り       千早亭ワッフル
          仲入り
  ◇ 禁酒番屋        三流亭仙三
  ◇ 堪忍袋          三流亭越児
  ◇ 片棒           三流亭窓口
  ◇ ぞろぞろ         三遊亭圓窓
師匠が、それぞれの高座の後にコメントをしてくださったそうで、4時30分にお開きになったそうです。
NN
お客さまは何と約80名がご来場くださったとのことで、急遽席を増やしたという、とても有難い状態だったようです。
会場は44畳で、60名程度を想定しているようですから、文字通り満員御礼だった訳ですね。
さぞや、メンバー全員が打ち上げの美酒に酔うことが出来たことでしょう。
高座デビューの百梅さんも、コメントをくださいました。
運よく日程も仕事と重ならず、念願の初高座に上がることが出来ました!
お陰さまで何とかやりとげることができ、この感覚を味わってまた落語が好きになりました。
次回はご一緒させていただければと思います。

よかった、よかった。
これで、落語中毒に3名が新たに感染したことになります。
本当に嬉しい・・・。
師匠にも大大大感謝です。
多くの方々の善意とご協力あってこそですね。
人の心の温かさを、改めて感じることが出来ました。
だから、絶対に落語はやめられません。

義理クッキー・・・

14日の話題なんですがね。

私の会社を担当してくれている某社のお嬢さんが、夕方、わざわざ義理クッキーを持って来てくれました。
もともと、翌日アポが入っていたので、「あれっ?」と思ったら、配達(ごめんなさい)の最後に残ったので・・かな?
会社のノベルティのクッキーで、しかも当日の最後ギリギリに持って来てくれたから、「ギリクッキー」なんて。
それでも、オジサンは単純に、とても喜んでしまったりしているのです。
で、このクッキーは、その会社のグループ会社で作っているんだそうです。
今は、どこの会社でも、障害のある人の雇用が義務付けられているのですが、このグループでは、この会社が雇用して、ノベルティを作っているんだそうです。
コマーシャリズムに乗せられずに、こういう形というのはいいですね。
「Tさん」ありがとう。

2013年2月17日 (日)

落語はやおき亭

今日は聴けませんでしたが、「天下たい平落語はやおき亭」。
落語協会最高顧問・鈴々舎馬風師匠がゲストで、「馬風・たい平の落語界ぶっちゃけトーク」というご趣向だったようです。
馬風師匠、今日は「ラジオ寄席」にもご出演でした。

ラジオ寄席

実家から帰宅しました。
インターネットで調べると、今夜の番組は・・・
   漫 才        青空球児・好児
   医事漫談     ケーシー高峰
   落 語        鈴々舎馬風        ・・・とありました。
・・寝よう。
ところで、40万件アクセスが間近になりつつあります。

「深川三流亭」大盛況速報

夕方5時過ぎに、千公さんから、メールが届きました。
千公です。
無事に終わりました!
お客様は70名を超え、押すな押すなの大盛況のまま、師匠の「ぞろぞろ」をフィナーレに大団円を迎えました。
(中略)ビールが来たので取り急ぎ連絡まで・・・。

打ち上げ会の席から、メールをしてくださったようです。
・・・色々な気持ちがこみ上げて、嬉しくて、ちょっと目頭が・・・。

70名を超えたということは、念のため多めに印刷しておいたプログラムが70部でしたから、足りなくなってしまった訳ですね。
皆さん、本当にお疲れさま、本当にありがとう。
師匠、ありがとうございました。
落語が演れず終いだったのに、また落語が好きになりました。

ちょうど今頃…

実家での急用が一段落した午後2時過ぎ頃・・。
今頃…
車に同乗していた母が、ぽつりと「ちょうど今頃上がる頃かな?」と・・。
「(もし、深川三流亭に出演出来ていたら)ちょうど今頃がお前の出番ではないのかい?」
「う~ん、そうだなぁ、まさに今、演っている最中かもしれないなぁ。」

そんな会話をしながら、まさに佳境に入りつつあるであろう「深川三流亭」に思いを馳せています。
千公さんと百梅さんの初高座は、どうだっただろう。
もう、二人の出番は終わっているはずだから・・・。
今朝、メールで、きっと口の中がカラカラになると思うけれども、初めての時は誰でもそうだから、安心して、自信を持って・・と、激励しましたが・・。

落語DEデート・落語はやおき亭

今朝は自宅にいないので、毎週日曜日朝の落語番組が聴けません。
そして、同じく今日が本番の「深川三流亭」が、とても気になります。
とにかく頑張って欲しいと思います。

「深川三流亭」当日

いよいよ今日が「深川三流亭」の本番。
成功・盛会、皆さんのご奮闘を祈るのみ。
プログラムは、ドタキャンの私の名前が入ったままになっているはずです。
プログラム
【落語っ子連のこと】
素人落語グループ「落語っ子連」は、約11年前に、前人未到の「圓窓五百噺」のチャレンジを完遂されたばかりの、落語界の大看板「三遊亭圓窓」師匠にご指南をお願いして、2名のメンバーでスタートしました。
昨年、10年10回目の発表会を終えたところで、稽古場や環境も変化したことから、新たに「第2次落語っ子連」として再スタートを切りました。
現在のメンバーは"老若男女"多士済々の8名。
原則毎月第2・4曜日に、ここ「古石場文化センター」の和室で、圓窓師匠から直接稽古をつけていただいています。
落語が大好きで、新潟の柏崎や千葉の館山から通っているメンバーもいます。
一度高座を経験すると、逡巡していた人も、その魅力が忘れられません。
そんなメンバーの日頃の稽古の成果を是非お楽しみください。

プログラム
【深川三流亭のこと】
「第2次落語っ子連発表会」のことです。
でも、せっかく下町の代名詞、落語の舞台にもなっている深川で稽古しているのだから、雰囲気のある名前にしようと「深川三流亭」と呼ぶことにしました。
落語っ子連は、もともと「三流亭」を亭号とした高座名を名乗っています。
稽古場の「古石場文化センター」の近くには、川や運河が多数あります。
地図を見ると、「大横川」「平久川」「越中島川」に囲まれています。
深川の3つの流れ(三流)に囲まれて落語会をという意味を込めています。
今後ともご贔屓のほどをお願いいたします。
プログラム
【落語をやりませんか?】
落語っ子連で、ご一緒に落語の稽古をやりませんか?
落語の知識、経験など一切不要です。メンバーのほとんどが初心者です。
一度高座を経験すると、その魅力や楽しさがわかります。
ご興味のある方は、是非メンバーにお声かけください。
落語っ子連は、毎月第2・4日曜日12時、古石場文化センター3階第2和室で稽古会を開催しています。
別の曜日や時間をご希望の方は、他の場所で圓窓師匠がご指南くださる素人グループ(連)をご紹介することも可能です。
同じ会場で開催した昨年の「紅巣亭」の写真を見ながら、想像しています。
代演のお二人にも感謝しつつ。



おじいちゃんの真似?

漢字の読めない大臣の話題。
Fw:みみ
”みぞうゆう”のデフレから抜け出すために、このオジサンには頑張ってもらいたいのですが、これですよ。
帽子のつばは右下がり、唇が右上がり、円安・株高のグラフみたい。
このファッションが話題になったそうです。
この何とかハットは、昔、この方のおじいちゃんの某宰相もかぶっていた記憶があります。
周囲をSP4が固めていますが、本人がこんなに目立っちゃっていいのかな、なんて、素朴に思ってしまいます。
本人は目立ちたいんでしょうが・・・。

2013年2月16日 (土)

師匠から

流三(りゅうざ)さんへ

 発表会は大丈夫ですよ。みながしっかりとやりますから、、、、。

                                    圓窓


師匠、ありがとうございます。

「深川三流亭」代演

代演
代演
師匠からメールを頂戴して、「深川三流亭」に私の代演で、踊りで友情出演してくださる千早亭ワッフルさんと紅巣亭鶴女さんに落語も演ってもらおうかと。
師匠にご指導いただいている素人落語連の交流の観点からも、両手を挙げて賛成ですので、お願いすることにしました。
まど音さんも風邪で声が出なくなったそうですから、お二人に出演していただくのは、願ったりです。
それにしても、ひとつ会を開催するというのは、本当に大変なことだと、今回つくづく思い知らされました。
それ故に、大盛況であって欲しいと思います。

身延山

国道52号線(身延往還)から身延山を望んでいます。
身延山
ここは、身延山から流れて来る波木井川が富士川に合流するあたり。
身延山を望んでいます。
身延山といえば、日蓮上人の聖地「久遠寺」。
山頂のちょっとへこんで見えるあたりが、久遠寺奥の院「思親閣」。
日蓮上人が、遥か東方、故郷安房の国の両親を思っていたという。
そしてここは、奥州南部氏のルーツでもある場所。
何の変哲もない、田舎道ですが、何か・・自分の源があるような。

笹子にて

急用が出来て帰省の途中。 今日は中央高速を経由して。
笹子
初狩SAで休憩。
ここは、例の笹子トンネルのすぐ手前で、献花台が設けられています。
手を合わせる先には、甲斐からの望む富士山。
笹子笹子
トンネルの入口は、何もなかったよう。

隕石・惑星・・?

最近、空から色々な物が降って来ていますねぇ。
年末には、高速道路のトンネルの中で、崩落事故がありました。
Fw:みみ昨日は、ロシアで隕石が大気圏内で爆発して落下。
物体が音速よりも速く動く際に生じる「衝撃波」で、ガラスが割れたり建物壁面がはがれたりして、多くの被害(者)が出たそうです。
隕石の重さは10トンで、時速5万4000キロ以上で大気圏に突入したと。
隕石は高度70~30キロで3回爆発し、白い閃光を広範囲に放って爆発。
南東から北西に向けて空を横切り、45度の角度で地表に突っ込んだそうです。
それにしても、これも逃げようがありませんなぁ。
実に恐ろしいものです。
写真を見ると、ウルトラマンがM78星雲から来たんじゃないかと・・・。
そして、今日の夕方には、小惑星もやって来たそうです。
小惑星(直径45メートル、推定重量13万トン)は、が接近中で、日本時間16日未明に高度2万7700キロ付近のインド洋上空を通過。
今回の隕石落下とは関係ないということですが。
オチは好きですが、落ちて来るのは困ります。

パンの会社の社長

新聞を読んでいたら、某製パン(ベーカリー)会社の社長が交代という記事。
何と言うこともないのですが、新社長は外国の大学を卒業しているようなのですが、この会社にうってつけだと思うのです。
だって、新社長の出身大学は「コーネル(粉を練る)大学」だから・・・。
喰う練る(寝る)所に住む所、パイポパイポパイポのシューリンガン。

東京落語会のあと・・

頓平・とん平・金魚の各師匠と4人。いつもの串焼き屋さんへ。

特に、頓平師匠(仙三さん)・とん平師匠(新参さん)には、「深川三流亭」のお願いと確認をさせていただきました。
その前に、東京落語会の感想などを語り合い。
たい平さん「二番煎じ」は、かなり端折った感じがして、私はやや不満。
ところで、あずみさんはお付きで会場にいたのかなぁ・・。

「深川三流亭」前日・・・

いよいよ明日が本番・・。

何かこう・・、自分が出る時よりも緊張している気がします。
今回初高座の、百梅さんと千公さんは、着物が着られるかなぁ・・とか。
実は、これが一番の心配なんです。
とにかく頑張って欲しいなぁ。
昨日は、落語っ子連のMLに、気づいたことをコメントしておきました。
【めくり】
めくりをお願いしている「Hさん」からの宅配便で、届く予定。
めくりは、落語会終了後に、各自に持ち帰ってもらう。
(次回はまた書いてくださるそうですから。)
【会の進行】
冒頭でメンバー代表と師匠から一言お願い。
もともと私やるつもりでしたが、窓口さん代ってお願いしたいと思います。
窓口さんは、落語っ子連ではまど音さんと私の次の古参でいらっしゃるのと、恐らく ご来場の方の多くは、窓口さんのご贔屓だと思いますので。
【寄席の踊り】
ご出演いただく、ワッフルさんと鶴女さんは、ご快諾くださり、時間は正味5分程度だということでした。
ワッフルさんには、昨日改めて確認の電話を入れておきました。
とにかく楽しく踊って欲しいと思います。

【会場設営】
事前の最大の作業です。
我々初めての会場ですから、ご覧のような昨年の「紅巣亭」の高座およぴ客席の写真を見て、参考にして設営したら良いと思います。
ただし、席数は、この時よりも少し多めに必要だと思います。
(50席前後ぐらいでしょうか?)
席は、ご高齢の方や着物でご来場の方のために、座椅子・座布団と、一部椅子席もする予定です。

【高座返し】
座布団とめくりの返しは、終わった人が次の人のめくりを出して退場するというパターンでよいと思います。
【出囃子】
出囃子の操作と、仲入りの時の「掛け声」の担当を事前に決めておく必要があります。
・・・こんなところかなぁ。

2013年2月15日 (金)

東京落語会

諸事が重なり、実は心理的には落語会どころではないのですが。
Fw:電子メールで送信: trk_enmoku20<br />
 1302.jpg
  ◆ 時うどん      笑福亭里光
  ◆ 三方一両損    古今亭志ん馬
  ◆ 短命         初音家左橋
  ◆ わたしは誰     桂米丸
  ◆ 二番煎じ      林家たい平
  ◆ 幾代餅       柳家さん喬
・・しばし心を和ませることが出来ました。
ところで、来月は師匠が、先日稲敷市で初口演した「指相撲」でトリをお取りになります。

「深川三流亭」本番2日前

いよいよ明後日となった「深川三流亭」のこと。
開演時刻の変更
郵送したチラシとプログラムがまど音さんに届いたそうです。
そして、「Hさん」から、めくりを今日まど音さん宛に宅配便で送ってくださったという連絡があり、一安心です。
「深川三流亭」の打ち合わせ
後は・・、当日の進め方や分担の確認をしてもらえれば、きっと上手く行くと思います。
何とか出演出来るようにと、ぎりぎりまで調整しましたが、中途半端な状態ではご迷惑もおかけするし、やはり出演は困難です。
2月17日(日)午後1時より、古石場文化センターにて、「深川三流亭」を開催いたします。
御用とお急ぎでない方は、是非お出かけくださいますよう。

森のくまさん

あるぅ日、森の中・・ではなく、お米のこと。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130214-00000043-asahi-soci
米の食味ランキングというのがあるんですね。
Fw:mm
審査の対象となった全国128の銘柄で、最上位の「特A」は過去最高の29銘柄。
そして、最も高い評価を得たのはコメどころの東北・北陸ではなく、なんと九州・熊本産の「森のくまさん」という銘柄だったそうで。
勿論、東北各県や新潟などの「ひとめぼれ」や「コシヒカリ」などもランクインしてはいますが、熊本や佐賀などの九州米が凄い。
驚いたのは、山梨県の峡北米も最上位なんですね。
昔、小学校の担任の先生の実家がこのあたりで、田植えなども見事な手さばきでしたから、米どころではあるのですが。
おいしい米は良いのですが、ここまで品質(味)に拘る必要はあるのかなぁと思います。
様々な使わない機能ばかりが付いて、高価になって売れない電化製品みたいに、産地や農家の独り善がりになってはしまわないのかなぁなんて。
私は、今の"まんま"で十分だと思うのですが・・・。

歌舞伎座ライトアップ

4月にオープンする予定の歌舞伎座。
歌舞伎座ライトアップ
昨日から夜間ライトアップの試験点灯が始まったそうです。
こけら落としは4月だそうです。

位牌みたい?

大手町1-1-1のビルの外壁材のメモリアルグッズのひとつである置時計は、リビングのテレビの脇に置くことにしました。
位牌?
もともとカナディアンブラックと言う黒い花崗岩ですから、ビルも墓石のようでしたが、こうやって形見と言うか、散骨と言うか、置いた時計が位牌のような気がしました。
なぁに、委細(位牌)承知はしていますが…。
これ、ある噺のオチです。

2013年2月14日 (木)

義理チョコ

本当に誰がこんなイベントを作ったのか・・・。

職場の同僚の女性社員から、バレンタインデーのチョコレートをいただきました。
双方納得の正真正銘の「義理チョコ」です。

「ところで、女房からもらうのは”何チョコ”ですかねぇ」
「へぇぇ、まだ奥さんからもらえるなんて羨ましいですなぁ」
「でもねぇ、これって"本命チョコ"なのかなぁ」
「昔の一瞬だけ"本命"だっただけで、今はもう"義理チョコ"では?」
「う~ん、でも女房とは"義理"の仲ではないからねぇぇ」
「なるほど、それじゃあきっと"義務チョコ"でしょう」
・・・なんていう会話をしている、まぁ緩い職場です。

プログラム郵送

出演が叶わなくなった「深川三流亭」。

プログラム
チラシとプログラムを印刷して、まど音さんに郵送しました。
プログラム
本番には十分間に合うと思います。
三遊亭圓窓作「揺れるとき 三流亭流三」は、幻になりました。
とても嬉しいのは、他のメンバーの皆さんが、色々手分けをして、私の欠場を埋めようとしてくださっているところです。

日本人が忘れちゃいけないこの落語

時々は宣伝しないといけない師匠の著書。
日本人が忘れちゃいけないこの落語   師匠に頼まれたのではなく、この本に私が登場しているからです。
落語っ子連の仲間入りをさせていただいた直後、「三方一両損」の稽古をつけていただいた頃の話題です。
「流三さんのこと、今度出す本で書かせてもらったんで、よろしく」ということでした。
理論派の師匠は、不自然な場面設定やオチにこだわります。
「圓窓五百噺ダイジェスト」で、「三方一両損」について触れています。
「さすが、名奉行」というわけで一件落着。
そのあと白州で、奉行は両名に食事をご馳走した。
二人は大喜びでパクパクと食べた。
奉行も心配をして、「腹も身の内である。たんとは食すなよ」
「へえ、多くは(大岡)食わねえ」 「たった一膳(越前)」
と演ったのが、今までの[三方一両損]
本筋と離れた駄洒落の落ちはいただけない。
「いや、落語的な愛敬があっていいじゃないか」と弁護する論もあるが、「悪いものは悪い」とはっきり言う論もなくてはいけない。
そこであたしは食事場面を削除して、話の筋に則った落ちを創作しました。
このお裁きが江戸中の評判となった。
源兵衛と平蔵という小悪党が二人でたくんだ。
二人が一両二分ずつ工面して三両こしらえた。それを源兵衛がわざと落とすと、平蔵がそいつを拾って届けて、前出の二人のような喧嘩をする。
「奉行所に訴え出れば、大岡様が『またもや正直な二人じゃ』てんで、俺たちに二両ずつくださる。と、二分っつ儲かるてぇわけだ」
そして、奉行所に訴え出る。
大岡様は「これは狂言臭い」と判断して、お裁きに入った。
二人は「この三両はいりません。三両のことは忘れました」と胸を張って言い放つ。
大岡様は二人に「忘れるとは感心じゃ。先は三方が一両の損をする裁きであったが、この度は一両ずつ得をいたす。三両の内から双方に一両ずつつかわす。忘れたのであるから、一両ずつの得である。奉行も一両貰って得をいたす。三方一両得である。どうじゃ」と言った。
二人は損をしたので、しどろもどろ。
奉行から「この奉行より二分ずつ騙しとろういたす不届き者。よって、双方の髷を切り落とす」との申し渡し。
クリクリ坊主にされた二人「もう毛(儲け)がなくなった」

・・・大岡裁きは数多く伝わっているが、[白子屋裁き]以外はほとんどが作り話か、他の人の裁き大岡の手柄にした創作である。
しかし、この噺、うまく出来ている。
だが、重ねて言うが、本筋とは離れた駄洒落の落ちはいただけない。
他のどんな大岡政談にも付けられる落ちだから、便利と言えば便利。(笑)
いっそのこと、そう利用して楽しむのもいいかもしれない。
でも、飽きるだろうなぁ。
と思って、落ちを変えたんだが、「それ、演らせてください」という仲間も現われないから、評判は芳しくないのだろう。

こういう思いから、白洲で食事をするという、ありえない場面ではないオチを考えて演ってみてよ。
そういう流れなんです。
私は、師匠のように新しいストーリーを追加してオチを考えるなどという高等技術はありませんから、「一件落着」の後で・・・、
「両名とも、この度の善行・正直ぶりは実に見事じゃ。これからも、毎日喧嘩ではなく、善を積み上げろよ」
「へぃ、お奉行さま、ありがとうございます。でもねぇ、あっしら柄の悪い職人で、そんな立派なことは、多くは(大岡)出来ねぇ。なぁ・・」
「そうだとも、一日一善(越前)だ」・・・。

・・・そんなやり取りが書かれています。

落研OB会の寄り合い

先日、頓平師匠からOB会委員の寄り合いの連絡がありました。
   日 時   3月10日(日)10時より
   場 所   学士会館談話室~喫茶室
   話 題   ①OB落語会(6/8:お江戸あおば亭)について
          ②会報「あおば亭」第3号の発行について
          ③今後の予定について
          ④その他      ・・・盛り沢山の内容です。
OB会については、最近個人的にちょっと疲れ気味で、落語会の企画も会報の編集も、どなたかにお任せしたい気持ちがしつつあるのも、正直なところです。
在京の落研と違って、地方の"中小企業"ですから、仕方がないのかもしれません。
一人だけ熱くなって、自分がピエロのように思うこともあります。
でも、大好きな落研だし、私の生活の大部分を占めている落語ですから、出来るだけ頑張りたいとは思います。

2013年2月13日 (水)

今日の富士山

心を癒してくれるのは、やはり故郷の山。
今日の富士山
今日、所用で田舎に帰る途中に望む美しき富士ヶ嶺。

レスリング

2020年の、もしかすると東京で開催するかもしれないオリンピックで、レスリングが対象競技から外される可能性がアルソックじゃなくて、あるそうです。
ルールが分かりづらいのと、テレビ映えがしないというのが理由のようですが、日本は体操と"あの"柔道に次いで、メダル獲得の多い競技だそうで、野球・ソフトボールと同様、大きな痛手ですね。
昔は、スキーのジャンプ競技で、日本人に不利なルール改定が行われたり、どうも日本という国は、嫌われているのか、へんなところで目立ち過ぎるのか、それともお付き合いや交渉が下手なんですかねぇ。
それにしても、レスリングがダメだなんて、「鰍沢なんていう噺を素人がやっちゃぁいけないよ」と、外野から一方的に言われたみたいです。
…ちょっと違うか…。

深川三流亭に・・・・

「深川三流亭」に出演出来なくなりそうです。

急に、どうしても都合がつかなくなってしまいました。
師匠やメンバーの皆さんには大変申し訳ないのですが・・・。
当日、私が持参するものについては、何とか間に合うように手配をしておきました。
チラシとプログラムは、必要部数を印刷し、まど音さん宛に郵送。
「Hさん」にお願いしためくりも、まど音さんに送っていただくように。
出囃子CDは、「紅巣亭」でお借りすることにしました。 
プログラムは早めに準備しておいて良かった・・・。
尤も、私が載ったままですから、番組変更ということになります。
「揺れるとき」では、どんな事情があろうとも、聴きに来てくださるお客さまがいらっしゃる限り高座に上るのがプロだというテーマも含まれていますから、非常に残念ではありますが、落語会をやらなくなる訳ではありませんから、お許しいただけることでしょう。
万々が一、私をお目当てに、17日にご来場くださる予定だった方がいらっしゃったら、心からお詫び申し上げます。

ローマ法王

ローマ法王が、高齢を理由に今月末で退位というニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130211-00000479-yom-int
ローマ法王の位は「終身制」で、生前に退位するというのは、600年振りだそうです。
600年振りというのがすごいですね。
日本で600年前というと・・、室町時代ですか・・・。
この前の戦争が「応仁の乱」という、京都の人の時間感覚と同じかもしれません。
次の法王を決めるのは、そう簡単ではなさそうです。
誰が即位するにしても、かなり時間がかかりそうなんです。
次の法王を決める会議は「コンクラーベ」というそうですから。
ところで、某テレビ局の美人キャスターが、このニュースで、「終身制」と言うべきところを、「ローマ法王は終身刑」と誤って言ったのが、何ともブラックでした。
勿論、すぐに訂正していましたが・・。

2013年2月12日 (火)

揺れるとき

昨年一度演っているものの、全く仕上がっていない状況です。
今さらながら、落語協会が配信している「インターネット落語会」に、一昨年の「圓朝まつり」の奉納落語会での、師匠の初口演の映像を観ながら。
「救いの腕」もそうですが、全体の流れは不変ですが、会話の順番や入れる場所は師匠も演る度に違うようで、高座本と映像とではかなり違います。
さらに、時間の関係で何ヶ所かカットしたので、その組み立てが難しい。
また、師匠に言われているとおり、活字に頼らずに登場人物の気持ちや感情を台詞に表そうとしていますので、台詞そのものが固まっていません。
師匠は、「それでいいよ。会話なんだから。間を持たせるのに、煙草を喫ったり、お茶や酒を飲む仕草を入れるといい。」と、アドバイスくださいます。
・・これからです。
明日から・・、歩き稽古かな・・・。

指相撲

先日初披露された、師匠創作の「指相撲」の高座本。
指相撲指相撲
6代横綱「稲妻雷五郎」の出世譚を師匠が落語に仕立てたもの。
師匠は、「噺っ子連」の稽古に、毎月2回稲敷市に行っているのですが、ちょっとしたきっかけで、稲敷市出身の江戸時代の横綱稲妻雷五郎の存在を知ったそうです。
初代横綱から6代目横綱までの噺はありますが、雷五郎の噺がないことから、昨年から創作活動を開始し、稲敷市歴史民俗資料館などから雷五郎に関する資料を収集し、雷五郎が横綱として相撲の黄金時代を築いただけではなく、人間としても立派だったと知り、資料に推理や創作を加えて噺を完成させました。
「指相撲」は、貧乏な農家に生まれた雷五郎が、力士になり親孝行したいと、近くの仁王尊に願掛けした。
すると仁王の親指が抜け、雷五郎の元へ運ばれた。
雷五郎はこの指をお守りにして江戸に上がり、横綱にまで昇進して親孝行したという物語。
気がつくと、私は師匠が創作された噺を既に3題演らせていただきました。
いずれの噺でも共通しているのは、当然のことながら、まだ語りこまれ、練りこまれていませんから、かなり自由な台詞回しが出来ることが、とても楽しいのです。
まさに、噺の練り上げのプロセスに参加している気がするのです。
この「指相撲」には、きっと噺っ子連のメンバーの方々がチャレンジすることでしょう。

2013年2月11日 (月)

あと6日で

あと6日
何と申しましょうや。
胃が痛くなって来ました。
演じることっていうのが、こんなに苦行だとは思いませんでした。
文字の並びを追わずに、登場人物の了見になって、台詞を語る。
落語は言いっぱなしでも駄目。
ストーリーを自分で進めて行かなければならないから、登場人物に埋没も出来ない。
人情噺で、本当に涙を流せない。

中国外務省報道官

最近露出が増えて来た、この中国外務省の女性報道官。
Fw:れれ74
高飛車なのは、きっと超エリートなんでしょう。
若い感じで、そこそこ美形できりりとした雰囲気ですが、気は強そう。
可愛くないんでしょうねぇ。
Fw:れれ74
気にはなりますが、あんまりお近付きになりたくはないタイプです。
愛嬌が大事だと思うんですけどね。
この方は現在42歳。
中国外務省で約20年の経験があり、シンガポールや欧州連合(EU)の在外公館でも勤務していたそうです。
上司は、「経験も豊富で、コミュニケーション能力に優れている」と紹介したそうです。

「東横落語会」復活

「東横落語会」が復活した!・・と言っても、もともとを知らないんですが。
東急グループがプレスリリースしました。
http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/news/130206.html
昭和60年6月以来、28年ぶりとなる「東横落語会」をヒカリエホールで開催します。
Fw:ここ
東横落語会」は東急会館(現東急百貨店東横店西館)の大劇場「東横劇場」(1954年11月開館、85年7月閉館)で30年間開催されていたホール落語会です。
ール落語会としては最高峰のブランドとして知られた会でしたが、東横劇場の閉館に伴い、昭和60年6月に惜しまれつつ30年の幕を閉じ、以来、“渋谷での本物の落語”を望む声は多々ありましたが、再開されることはありませんでした。

またプラチナチケットの落語会になりそうです。
   ◇「東横落語会」平成25年度開催概要◇
企画名称:伊藤園 presents 『東横落語会』
主 催:東横落語会実行委員会
    (東京急行電鉄、東急百貨店、東急エージェンシー、サンケイ
     リビング新聞社)
制 作:サンケイリビング新聞社
協 力:東急グループ
特別協賛:株式会社伊藤園
開催頻度:年4回(季節毎)開催(4月、7月、11月、1月)
        第1 回 平成25年 4月14日(日)18時30分開演
                                                柳亭市馬、立川談春、柳家三三
会 場:ヒカリエホールB(定員 250席)
内 容:落語の三人会=真打3人の長講競演で開催
出 演:予定メンバー=柳亭市馬、立川談春、柳家三三、他

2013年2月10日 (日)

ラジオ寄席

明日が休日か否かで、この時間帯の心理状態は雲泥の差。
  ◇ 勘定板     三遊亭歌之介
この手の噺が得意なんですね。
下ネタというか、師匠の言ではグロな噺で、とりあえず受けるかもしれませんが、確かにあまり良い気分にはなれません。
このように、江戸と田舎で、ある物ない物、呼び方が違うもので、お笑いになっているものがあり、噺にもいくつかあります。
例えば、「松山鏡」というのは、とても良い噺だと思います。
オチもとても秀逸だと思います。

辛抱強い人たち

稽古会の帰り、常磐線が人身事故の影響で運転見合わせに・・。
辛抱強い人たち
上野駅も混乱していましたが、とりあえず南千住まで行くという列車に乗ることにしました。
先に行っていれば、動き出したらそのまま行かれると思いましたから。
上野駅でもそうでしたが、南千住の駅でも、車内やホームで、振り替え輸送のアナウンスをしていて、多くの人が慌ただしく降りて行きます。
私は、今までの経験から、そのまま待っていた方が、結局混乱もなく、時間のロスや体力の消耗もないと踏んでいますので、アナウンスに動揺することなく、他社路線に乗り移ろうともせずに車中でのんびり座っていました。
よほど先を急いでいるか、明らかに長時間に及ぶことがない限り、長くても小一時間待てば復旧するものです。
今日も、30分ちょっと待たされました。
でも、恐らく、あの時、急いで迂回ルートに回った人たちよりは、ゆったり座りながら、余裕の気分で、さらに早く着けたと思います。
車内で辛抱していた人が正解でしょう。

落語っ子連稽古会

来週の「深川三流亭」を来週に控えて、緊張感のある稽古会でした。
落語っ子連稽古会落語っ子連稽古会
既に、千公さんが師匠から「十徳」の稽古をつけてもらっていました。
  ◇ 十徳        三流亭千公
 
久しぶりに、新潟から越児さんも参加。
本番にも出演していただけそうです。
  ◇ 堪忍袋       三流亭越児
落語っ子連稽古会
今回デビューするのは3名。
千公さんと、百梅さんと仙三さんです。
  ◇ 禁酒番屋      三流亭仙三
落語っ子連稽古会落語っ子連稽古会
まど音さんは、久しぶりの高座になるはずです。
  ◇ 瓢箪屋政談     三流亭まど音
師匠が創作された大岡裁きもの。
私の「揺れるとき」と同様に、くすぐりが少ないので・・。
  ◇ 替わり目       三流亭百梅
今回デビューの百梅さんは、急激な円安のおかげで仕事が忙しくなり、一時は出演出来そうもなかったのですが、何とかやりくりして、出演できることになりました。
ですから、今日もデビューに向けて、熱意のこもった稽古でした。
落語っ子連稽古会
最後は、稽古でも大熱演の窓口さん。
既に我々の稽古時間はオーバーしてしまい、この後の「紅巣亭」の皆さんにも聴いていただくことが出来ました。
  ◇ 片棒         三流亭窓口
上手い。適当に遊びながら稽古をやっている感じ。
もともと、落語に対する姿勢は素晴らしく、本当に頭が下がります。
・・・私は、今回もパス。
明後日の千早亭で、稽古をしていただくことにします。
私と新参さんは、今日は聴き役でした。

落語はやおき亭

久しぶりに小朝さんの噺を聴きました。
  ◇ 悋気の独楽     春風亭小朝
若い頃の録音で、まだ初々しい感じのする高座です。
約30年前の音源だそうで、まだあの頭になる前ですね。
とにかく若いうちから注目され、当時36人抜きで真打昇進しましたが・・・。
ほぼ、同年輩ですから・・・。
上手いし、面白いのに、実力は間違いなくあるのに、私は何故か積極的に追いかけようとは思わないのです。
どうしてなのでしょう・・・?
ところで、番組の最後の部分で、先月出演した「林家あずみ」さんに関する質問や問い合わせが、とても多かったということで、再びご本人がちょっとだけ出演していました。
あずみさん、だんだん露出が増えて来て、本当に楽しみです。

師匠の高座の記事

昨日の稲敷市での師匠の初口演の記事が出ていました。
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13604138984587
Fw:みみ 常陸国河内郡阿波崎村(現稲敷市)出身の第7代横綱・稲妻雷五郎を題材にした落語「指相撲」の初お披露目が9日、作者の三遊亭圓窓さんによって、同市あずま生涯学習センターで行われた。
満席となった会場は、圓窓さんの「職人芸」により表現される郷土の偉人の人となりに聞き入り、大きな拍手を送った。
親を楽させようと古里を出て江戸に行き、すりの機転から商いの大旦那に認められ相撲部屋に入門、とんとん拍子に横綱に上り詰めた雷五郎。圓窓さんは強さだけでなく、人としても立派だったことを、すりとの人情話を織り交ぜ、気迫のこもった口調で語った。
6代横綱である
「阿武松」との対照、スリとの関わり・・・。
史実もしっかり調べ上げての師匠の力作で、地元の方々も大満足だったと思います。

それにしても、この噺の主人公「稲妻雷五郎」の4代後のご一族の方もご来場されるなど、ご縁もどんどん広がります。
高座本をじっくり読ませていただこうと思います。

落語DEデート

日曜の朝の定番シリーズ。
  ◇ 煮売屋     五代目桂文枝
江戸でいう「二人旅」です。
それにしても、さすが文枝師匠、張りのあるいい声ですね。
清八と喜六のふたり、お伊勢参りに行こうと東へ東へでかける。
途中お腹が減った喜六が騒ぎ出した。
煮売り屋があるからそこに寄ろうということになり店に入ってみると・・・、うなぎ汁やら高野豆腐の煮物やら色々かかっているが、歩いてきて疲れた体には重たいものは食べたくない。
そこでサラッと食べられそうなものを注文するが、今から材料を求めに行くという始末。
呆れた清八は今すぐ食べられる物はないのかと尋ねる。
適当なものを出してもらうが、木の芽の味噌和えがあるのに、それは食べさせてくれない。
村で寄り合いがあり、人数分作ったものなので、これは食べさせられないと断られてしまった。
仕方がないので勘定を払い店を出るが、このとき、一目散に走るが気にしないでくれ、と言い残し、清八は先ほどの木の芽が入った丼を抱えて一目散に店を走り出た。
追いかけてきた喜六と二人で、お腹を痛がりながら木の芽を堪能した。
美味しい美味しいと食べつくし、抱えてきた丼が邪魔になったので草むらに投げ捨てた二人は旅路を急いだ。

・・なんていうストーリーだったと思います。
このあとのはなしは「七度狐」という違う演目になるという。

2013年2月 9日 (土)

御当地噺「指相撲」初口演の会

圓窓師匠が創作された「指相撲」の初口演落語会です。
稲敷市あずま生涯学習センターという立派な会場は満員でした。
「噺っ子連・有難亭」の皆さんも出演されると聞いています。
茨城新聞の記者も入っています。
http://ibarakinews.jp/mobile/news.php?f_jun=13604138984587
ロビーで、師匠の高座本を販売していたので、本日初演の「指相撲」と、稲妻雷五郎と関わりのある「阿武松」を買って会場へ。

地元の方々も楽しみにしているようで、明るい雰囲気が漂っています。
それにしても、素晴らしい施設です。
噺っ子連の「有難亭梅八」さんの進行、前半は有難亭の3人が出演です。
こんな立派な会場満員の中で、師匠の前に高座に上がれる有難亭の皆さんが羨ましい・・。

        
   ◇ 一目上がり     有難亭真仮名(ありがたてい まかな)
   ◇ 寿限無        有難亭南夢明(なむみょう)
   ◇ 真田小僧      有難亭梅八
   ◇ 指相撲        三遊亭圓窓
       
師匠の噺は別に申し上げることにして、有難亭3人の高座が素晴らしい。
真仮名さんは、「千早亭落語会」にも来てくださっていて、このブログにもコメントを頂戴したことがあります。
明るい雰囲気で安心して聴いていられました。開口一番の重責をしっかり果たすことが出来たと思います。
南夢明(なむみょう)さんは、お寺のご住職で、まだ30歳そこそこぐらいの若いお坊さん。
高座もお寺のユニフォームで袈裟を掛けての高座。
毎日の法話で慣れているのでしょう、観客の掴み方も巧みでした。
梅八さんは、以前一度お聴きしていますが、名調子。
素人とは思えない、あの落語会に映える声というのも実に羨ましい。
・・という訳で、3人とも声も滑舌も良く、基本通りのしっかりした高座で、師匠のご指導に忠実に守ってお演りになっていることが、よぉく分かります。
皆さんの語りがしっかりしているから、客席からの笑いも多く、とても受けていました。
勉強させていただきました。良い落語会でした。

稲敷へ・・・

久しぶりにドライブをと、ここは常磐高速の「守谷SA」。

師匠が、茨城県稲敷市で創作落語「指相撲」をご披露されるということなので、ネタ下ろしを聴きに行こうと、愛車で向かうところです。
このSAは、東京から利根川を渡ってすぐ。
比較的規模が大きいのですが、まだ東名高速のSAなどのようには「近代化」されていない、昔のままの雰囲気がします。
途中、道路沿いにあった「割烹旅館 喜久」という旅館に併設されている食事処にふらりと立ち寄り、霞ヶ浦産のワカサギの天ぷら定食に舌鼓。
こういう場所は、当たりか外れかどちらかですが、ここは当たり。
天ぷらもワカサギだけでなく、これも地元産の蓮根、さらにまい茸もあって、コストパフォーマンスは「◎」でした。
稲敷市信太古渡という場所だそうですが、地名が読めません。
後で調べると、「しだふっと」と読むことがわかりました。

あずみさん情報

林家あずみさんの高座出演情報。
3月29日(金)の「浜松町かもめ亭」です。

師匠の林家たい平のほか、橘家文左衛門さん・春風亭百栄さん、そして、我等が「林家あずみ」さんです。
大きな声では言えませんが、たい平さん以外は、あまり好きな噺家さんではありませんが・・・、是非晴れ姿が観たいですね。

東京都千代田区大手町一丁目1番1号

「東京都千代田区一丁目1番1号」に、黒いカナダ産の天然花崗岩造りの重厚なビルがありました。
皇居の大手門の真ん前にありました。

このビルからは、皇居から新宿新都心のずっと向こうに富士山を望むこともできました。

昭和天皇のご崩御の時は、この窓のブラインドを全て下ろし、弔意を表しました。

西の空に沈む夕日がとてもきれいな日もありました。

私は、このビルには、通算10年近く通いました。
地下鉄の駅からそのまま地下通路でビルに入りました。
隣は某大手商社の本社で、カルガモ親子で有名でした。

隣に「平将門の首塚」があります。
3月の「千早亭落語会」に演る予定の「三味線栗毛」の主人公「酒井雅楽頭」の上屋敷があったところです。
ビルの最後だから、3月にこの噺を演ろうと決めたのです。
言わば、私の社会人生活のベースだったこの建物へのレクイエムです。

東京都千代田区一丁目1番1号、皇居(千代田城)の大手門の前に、1973(昭和43)年に竣工した、地上25階地下4階建、延床面積94,541㎡のビルがありました。

ひとつの時代に静かに幕が下りました。

体育座り

あの何とか座りと言ってたのは「体育座り」って言うんですね。
「体操座り」とも言うそうです。
お尻を地や床などに着けて、両脚の膝を立てて踵を揃え、両腕は両膝を抱え込む。 
Fw:電子メールで送信: 250px-Childr<br />
 en_at_sporting_event_in_Scool_in_Japan.jpgFw:電子メールで送信: 150px-Man_si<br />
 tting_on_the_ground_2012-02-02.jpg
体育館で、この格好で座ってでは、なかなか落語を落ち着いて聴いてもらえないでしょう。
師匠のブログで、某小学校での「落語の授業」について、以下のようなコメントがあります。
○○小学校4年生、2クラス50人。
  今年で二年目の落語の授業。
  ○○小からここへ転勤した□□教師の熱意で、去年から
  始まった落語の授業。
  ライブ[ぞろぞろ]。
  学校側は体育座りのつもりだった。
  が、「集中力が続きませんので、ちゃんと椅子に座らせて
  ください」と変更してもらう。

集中力が続かないんですね。

2013年2月 8日 (金)

仕事を終えて

学生さんたちも真剣な眼差しで聴いてくれました。
仕事を終えて
声を張り上げたのか、のどが痛くなりました。
落語の時と、声の出所が違うみたいです。
これから、色々な大学や会場で、同じようなことを繰り返しながら、学生さんとの縁を結んで行かなくてはいけません。
仕事を終えて
…そして、帰りの楽しみは駅弁。
疲れました。

あれから700日

あの東日本大震災から、ちょうど700日になるそうです。
昨日、またあの時と同じように、仕事中に大地震が起こった夢を見ました。
私の会社のビルは免震構造で、揺れるだけでしたが、向かい側のビルが、折れるように倒壊した瞬間に眼が覚めました。
夢は五臓の疲れでしょうか?

雪景色

車内アナウンスで、米原あたりが積雪のための減速運転で、10分ぐらい遅れるって言っています。
雪景色
確かに濃尾平野を通り過ぎて暫く行くと、 今までの田園風景から一転して雪景色です。
そして、急に雪景色になったと思ったら、すぐに急に晴れて来て、車窓に雪は全く見あたらなくなりました。
・・・・間もなく京都に到着です。

大阪出張

今日は、在阪の某大学で合同企業説明会があり、そこに参加します。
大阪出張
一時の厳しさからは改善の兆しはあるようですが、学生さんは大変です。
3年前の超氷河期と言われた年に、長男が苦労しましたから、何とも言えない気持ちです。
大阪出張
採用担当責任者としては、いつものように「出会い」を大切にしたいと思います。
ここのところは、今も昔も変わらないでしょう。
ああ~ぁ、日本のどこかで私を待ってる人がいるぅ~

センチメンタルメモリー

この時計とマウスパッド、それからペーパーウェイトに表札。


この黒い石材は、「カナディアンブラック」という、今や採掘が出来ない天然のカナダ産花崗岩で、あるビルの外壁として使われていたものです。
「あるビル」というのが、このビルです。

私が約30年間勤務した会社の(実質的な)本社だったビルです。

皇居の前に佇む重厚な建物で、このビルを見て、親にこのビルを見せて納得(安心)させて、胸膨らませて入社しました。

このビルは、約40年間の任務を終え、今取り壊されようとしています。
時計とペーパーウェイトとマウスパッドと表札は、そのメモリアルグッズ。
昨年注文していたものが届きました。
本当に過去の思い出となってしまいました。

師匠の「落語の授業」

師匠は、こう仰って「落語の授業」をライフワークにしています。
あたしは自分の寿命を六十前後と踏んで、それまでの三十年間ライフワークとして、圓窓五百噺の稽古会を続けてきました。
それがゴールインしたとき、まだ余命がありそうなのでと始めたばかりの落語の授業が、次のライフワークになってしまったのです。
あたしの落語『ぞろぞろ』『寿限無』の載っている教科書の採択は三割のシェアです。
人数にすると年間に約三十五万人の子たちが教科書を開いて勉強していることになるのです。
ということは十年で三百万人になります。
そういう子たちが「話す・聞く・思い描く」ということの大切さを知ってくれて、人生に活用してくれればこんなうれしいことはないです。
またいつか、なんらかの形で落語との結びつきをもってくれると、なおうれしいです。
http://www.schoolpress.co.jp/book/others/rakugo/rakugo.htm
http://www.keisin.com/02jugyou-rakugo.html
http://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/koho/dekigoto/2010/201009/20100921.html
http://ensou-dakudaku.net/jyugyo/syo.html
http://school.setagaya.ed.jp/weblog/index.php?id=fuwa&type=1&column_id=38938&category_id=523&date=20110331小学校の国語の教科書に「ぞろぞろ」を執筆した三遊亭圓窓師匠が「落語の授業」を本書に再現し、さらに書き下ろしの教育論を収録。
落語の授業のライブをはじめ、落語にまつわる日本の伝統や、授業で使える「話」のテクニック。
親子の関わりを独自の視点でみつめた師匠の子育て論など満載です!

師匠にしてみれば、我々のような大人に教えるのも、「落語の授業」の延長なんだと思います。
一番古い「落語っ子連」をはじめ、「・・・っ子連」という名前からも、そういうことなのでしょう。
ところで、師匠は何冊もの著書があります。
例えばこの4冊。
「日本人が忘れちゃいけないこの落語」の108ページに私が登場しています。

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2013年2月 7日 (木)

本番10日前

ちょうどあと10日です。
本番10日前

今回はあまり直前の泣き言がないと思われる諸兄へ一言。
まだそこまでも行っていないのです。
どうだ、まいったか!
それじゃダメじゃんなんです。
本番10日前
プログラムは出来ているんですけどねぇ。

猿の衛星?

某国がサルをロケットに乗せて打ち上げ、生還させることに成功したと発表しましたが、インターネット上などでは「打ち上げ前と帰還後でサルの顔が違い、同じサルであるか疑わしい」として、この発表を疑う声が上がっているそうです。
アメリカ国務省の報道官に至っては、記者会見の中で「打ち上げ前と帰還後とされるサルが同一なのか、大いに疑問だ」と笑いながら述べ、某国の発表を真剣には受け止めていないようです。
こんなコメントを、某国は「見ざる・聞かざる・言わざる」を決め込んでいるという噂も?
猿の惑星はあっても、猿の人工衛星は・・・?

若手真打のツイート

某若手真打が、ツイッターで「降るならちゃんと降れ!」。
誰かが「その通りだ! 降るならちゃんと降れ!」とリツイート。
そうですよね。
先月は大して積もらないと言っていたのに、かなりの積雪。
今度は、積雪15センチと言っていたのに・・・・これ?
朝の電車が間引き運転されて、ギューギュー詰めの人も多数。
一体何だったんでしょう。
「こちとら、すっかりその気になっていたんだから、降るならちゃんと降れ!」って思うよね、一之・・・、さん。
気象庁も、仕事とは言え、これからのことを当てるんだから、大変ですよね。

落語の授業

落語っ子連の千公さんがお勤めの小学校か、ご近所の小学校かを、師匠が「落語の授業」で訪問したそうです。

とにかく、師匠の情熱には頭が下がります。
師匠は、よく噺家さんが「学校寄席」と称して、全校生徒など多数を体育館に集めてやる集会方式ではなく、基本的には小学校中高学年の1教室単位で、授業形式でやっています。
「体育館で"何とか座り"で多数でやるのは駄目だ」と、常々仰っています。
それに、教科書に落語が載っているのだから、教師も落語の知識や実演が出来るようにならないとという訳です。
学校の先生も噺家さんも、人前で喋るのだからと思うのですが、随分違っているようです。
千公さんも苦労していました。
千公さんから、先日師匠が訪問された小学校で、落語クラブの発表の報告がありました。
女性教諭も「寿限無」をフルバ ージョンで発表したそうです。
写真はその様子だそうですが、とても上手にやっていたとのこと。
「昼間は勤務、朝・夜は家庭で子育てなのに、よく 練習する時間がありましたね」と千公さんが尋ねると、子供を寝かしつけながら枕元で練習してい たそうです。
・・・女性は、母は強い・・・。
ところで、何とか座りでなく、先生の一席を正座して聴いている児童の姿が、とても微笑ましい。
・・中には「正座は足に負担がかかってよろしくない」、などと無粋を言う向きもいるかもしれませんが。

2013年2月 6日 (水)

小児は白き糸のごとし

通勤電車の車内で、1歳にも満たない幼児を抱いた母親の隣に座りました。
小児は白き糸のごとし
15分足らずの間に、腿を2・3度蹴られたり、肩を2度ほど叩かれたりしましたが、叩かれても蹴られても、これは全く体罰ではありませんね。
見てください、このちいちゃなもみじみたいな手・指・・・。
この可愛い手で、「君ぃ、頑張りたまえ」と、肩を叩かれたのです。
熊さんみたいに、このもみじみたいな手に、お金をふんだくられたりはしませんでした。
ところで、お年はおいくつで?

雪対策?

上野駅のホームに、何か白いものが撒いてありました。
雪対策?
最初は、雪が降っているのかと思いましたが、どうやら融雪のための塩ではないかと…。
雪に弱い東京でも、ささやかながら、雪の仕度をしています。
雪も、せっかくここまでやっているんだから、そこそこ積もってやらなくっちゃあ、浮世の義理ってえのを欠いちまいますよ。

7割程度の・・・

夜中・未明には雪は降りませんでした。
でも、鉄道ダイヤは7割程度の運行ということ。
運転士さんたちが、電車に乗り遅れて出発することが出来ない訳ではないようです。
降雪が見込まれるためだそうです。
とりあえず、朝の通勤は助かりましたが…。
7割程度の運行というのは、本数が7割ということですね。
どうやら、7割というのは、15両編成が11両、10両編成が7両で来るという訳ではないようです。
(春日三球師匠ならそう思うかも・・・。)

2013年2月 5日 (火)

雪マーク

気象庁によると、今夜から明朝にかけ、低気圧が発達しながら、日本の南を東北東に進む見込み・・・
Fw:電子メールで送信: weathermap00<br />
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だそうです。
気象庁のスーパーコンピューターが壊れたというニュースもありましたから、この予報は信用出来ないのではと…。
この低気圧の影響で、西日本から東北地方では、今夜から広い 範囲で雪が降り、太平洋側の平地でも積雪となり大雪となる恐れがある。
・・・って本当かなぁ。
明日の通勤が憂鬱です。

…丈

噺家さんは「師匠」、講談では「先生」という敬称が使われますが、歌舞伎では「丈(じょう)」が使われるようです。
辞書では、長さの単位と長老を意味するとありますが、歌舞伎俳優の名前の敬称としても使われています。
「丈」は元来中国で、長老あるいは朋友の尊称であった。
それが宝暦以降における文人仲間の中国趣味流行の流れに乗って、日本でも使われるようになったものに違いない。
役者評判記を見ると延享2(1745)年3月刊『役者紋二色(やくしゃあやにしき)』(江戸之巻)に「御贔屓の栢莚丈の狂歌に云々」とあり、二代目市川團十郎の俳名栢莚に丈をつけて呼んだ例を見出すことができる。
宝暦5(1755)年正月刊の『役者刪家系(やくしゃけずりかけ)』の江戸之巻になると、俳名に「丈」をつけることが頻出するに至る。
この本では役者ではない人に向かって言うところにも「貴丈には御存じないか」などと出ているから、すでに一般的な流行の敬称と考えることが出来る。

すると、「三遊亭圓丈師匠」は、言い換えると「圓様様」ということ?
落研OBの「下宿家さん丈さん」は、「さんさんさん」になる?

「深川三流亭」プログラム

こんな感じで考えています。
プログラム
上は、二つに折った表紙。
下は、表紙と裏表紙の部分のイメージ(真ん中を山折りにします。)
プログラム
見開きで一番肝心な番組。(真ん中を谷折りにします。)
プログラム
もう少し、深川らしいものを入れようと思っています。
例えば・・・、錦絵みたいなもの・・・。
これだと、落研の先輩からは「ワンパターン」だと言われちゃうんですよね。
でも、末廣亭などは、もう何十年も同じパターンのプログラムで、それがまたいいんですれどねぇぇ。
なかなかOB会では御意に召さない方もいるみたいです。
落語っ子連では、まだ暫くは大丈夫だと思います。

好楽師匠の「しのぶ亭」

「上野経済新聞」というローカルな新聞に、三遊亭好楽師匠が創設した「しのぶ亭」の記事がありました。
http://ueno.keizai.biz/headline/1256/
若手の育成を目的に、新築された好楽さんの自宅の一角に設置。
40人~50人余りの観客を収容することができ、若手の落語会や好楽さん自身の独演会なども開く。
他の寄席やホールなどと比較すると小さめの空間ながら、噺(はなし)家はマイクを使うことなく、地声で落語を披露することができる。
「地声の方が芯からお客さまに伝えることができる」と好楽さん。
「これくらいの広さであれば、噺家は客席の最後列に座るお客さんの表情まではっきりと見ることができ、勉強になる」とも。
まことに生意気ですが、こういうスペースが、素人にも安く借りられるといいんですが・・・。
外野からの文句に惑わされずにすむ場所で、思い切って長講や人情噺にチャレンジしてみたいと思います。

土橋万歳

なかなか重厚な噺です。
もも上方噺なので、初めて聴きました。
船場の大店・播磨屋の離れ座敷では、若旦那の作次郎を丁稚の定吉が割り木片手に見張っているという状態が続いていた。
「…なんでそこに居んのや?」
この状況を抜け出して遊びに行きたい――方法を考えていた若旦那は、定吉をお土産とお小遣いで買収し、布団の中に箒を押しこんでダミーを作って逃げ出してしまう。
そんな事とは露知らず、階下では番頭が風邪で寝ている主の代わりに葬式へ参列しようと準備を進めていた。
丁稚の亀吉を、定吉の代わりに若旦那の見張りに送り込み、降りてきた定吉を(すでに若旦那を逃がしているとは知らずに)葬式のお供に連れて家を出る。
その帰り道…「お昼を食べましょう」とやたらと勧めてくる定吉の言動から、若旦那が逃亡したことに気付いた番頭は、定吉を誘導尋問にかけ若旦那の居場所を聞き出すとそこへ飛んでいった。
定吉が言っていた、難波の一方亭という料理屋へ行ってみると、すでに二階は大宴会の最中。
若旦那の遊び仲間である、灰屋常次郎の名前を騙って若旦那を呼び出そうとするが、当てが外れてしまい自分が座敷に引っ張り上げられてしまった。
冗談半分に謝る若旦那に対し、番頭は涙ながらにお説教を開始。とうとう逆切れした若旦那に階段から突き落とされてしまった。
それから数時間後…景気なおしに新町遊郭へ繰りこもうと言う若旦那の号令で、一座は難波を出発。
途中でとある土橋に差し掛かった時、藪の中から覆面の男が飛び出してきて「追剥じゃー!!」
びっくりした芸子や幇間は、若旦那を放り出して逃げてしまう。
一人で震える若旦那に、追剥は「茶屋遊びをやめろ」と変な要求を突き付けた。
キョトンとする若旦那に、追剥は「顔をよく見ろ」と覆面を取って見せる。
…なんと正体は番頭だった。
「普段は若旦那とか言って持ち上げているくせして、いざとなったら見捨てるんです」
花柳界の連中の非情さを説き、なんとか若旦那を改心させようとする番頭だが、頭に血の上った若旦那は聞き入れようとしない。
それどころか、とうとう「馬鹿にするな!」と履いていた雪駄を脱いで番頭の顔を思いっきり殴りつけてしまった。「…何をするんですか若旦那!」
これでは店に出られない…と、憤る番頭の手が、思わず葬式に参列するために腰に差していた『葬礼差し』に伸びてしまう。

あわてて手をひっこめたが、その様子を見てまた逆切れした若旦那が「お前に殺されるなら本望じゃ、さぁ斬れ!! 」と掴みかかった。
もみ合ううち、たまたま鞘走ったが葬礼差しが若旦那を傷つけてしまう。
――とうとう「若旦那を生かしておけば店のためにならない」悟った番頭は、「人殺し」とうめく若旦那に刃を振りおろして…。
若旦那は自分の絶叫で目を覚ました。
見れば自分がいるのは播磨屋の離れ座敷で、そばには定吉がキョトンとした表情で座っている。
今のは夢か――安心した若旦那は、急に番頭のことが気になって定吉に呼んでくるように命じた。
定吉が帳場へ降りてくると、なんと番頭も帳面に筆を突き立てて唸っている。
あわてた定吉に揺り起こされ、若旦那が自分を呼んでいると聞かされた番頭は、何かを感じ取ると大急ぎで離れ座敷へ飛んでいく。
若旦那と番頭は、顔を合わせると今まで自分が見ていた夢の話をし…二人同時に、全く同じ夢を見ていたのだと気づいて慄然とする。
なんとか若旦那に固くなってもらいたい…番頭の一念がこんな奇跡を生んだのか。
自分の愚かさをやっと悟った若旦那はこれからは商売に励むと番頭に誓った。
「もしあれが夢じゃなかったら、今頃、番頭は主殺しの重罪で死刑やったなぁ…」
若旦那の述懐に、なぜかそばにいた定吉が泣き出してしまう。
「今のは夢や」とあわてて弁解する若旦那に、定吉はそんなことで泣いているのではないと答えた。
「重罪で死刑だったら、お父っつぁんはどうなるのかと心配で…」
「お前のお父っつぁんって何や?」
「重罪どころか、大和の萬歳なんです」

・・・という。
大がかりなストーリーで、若旦那のワルぶりが救いがたい展開です。
最初、ストーリーを読んだだけでは、オチが分かりませんでした。
若旦那の「重罪で死刑」という言葉を聞いた定吉が、「重罪」の意味がわからずに、「十罪」と聞き間違えてしまい、「十」よりも「万」のつく自分の父親のほうが罪が重いのでは…と思ってしまう。
以前、上方では大和から出張してきた太夫と才蔵が萬歳をやっていたことに由来しているそうですが、現在では解りにくくなったためマクラで説明する必要があるようです。

2013年2月 4日 (月)

閉店・・・?

今朝、"おいしい珈琲をいれている"と思い込んでいるカフェの入口のガラスドアに、白い紙が貼ってありました。

立春か何かの、コーヒー割引キャンペーンの告知かと思いきや、「2月22日をもって閉店いたします」と・・・。

いやぁぁ、この3年半あまり、出勤日のほとんど毎朝立ち寄っていましたので・・・。
コーヒーの味はともかく、新たに場所を探さないといけません。
私が通い始めてからずっといる「Fさん」や、最近慣れて来た「Nさん」は、どうするんでしょえう・・。
近くに3ヶ所ありますから、そにこに行くのかな?
諸行無常のひびきあり・・・。

立春

今日は立春。
立春新年おめでとうございます。

成田屋の訃報

歌舞伎界に相次いで訃報。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130204-00000006-mai-soci
http://mainichi.jp/select/news/20130204k0000m040125000c.html    
  Fw:電子メールで送信: 15222.jpg
十二代目市川團十郎さんが。享年66歳。 
歌舞伎座に出演中の04年5月9日に体調不良を訴えて入院。
「急性前骨髄球性白血病」と診断された。
08年には骨髄移植を受けるなど闘病しながら舞台を続けていた。
Fw:電子メールで送信: 96959.jpg
この10年間は、重病との闘い。
その間に、バカ息子の暴挙・愚行もあったりして。
昨年の中村勘三郎さんに続き、歌舞伎界は「顔」を失ってしまった感があります。
新しい歌舞伎座のオープン直前、さぞや心残りでしょう。

2013年2月 3日 (日)

ラジオ寄席

桂小南師匠の特集です。
もも
   ◇ ぜんざい公社      二代目桂小南
   ◇ 土橋万歳         二代目桂小南
「土橋万歳」という噺は、恐らく上方噺なんでしょう。
あるサイトで、「土橋万歳」について、こんなコメントがありました。
いかにも上方落語という感じのネタです。
それだけに東京落語には移植しにくかった訳で東京落語として演じられたことは、おそらく一度も無かったことと思われます。
上方落語で東京落語に移植されなかっ たものとしては、大体がバカバカしすぎる設定か、それとも複雑怪奇な内容か、ということにつきるのですが、この「土橋万歳」に限っては、その理由はもっと違うところにあった様です。
今となっては時代遅れに感じる人物設定や条件設定にも、上方色が濃厚であり、芝居のパロディとなるところも上方芝居のおいしさが十分に感じられるのです。
人情噺というジャンルには入りませんが、その風情はタップリであり、登場人物の言葉にも興味深いところがたくさんあります。
もも

桂小南師匠のことは、このブログでも何度かコメントしていますが、やはり根強い人気のある師匠なんですね。

市民ランナー

今の世の中の形がそのまま出たようなレースでした。
ここ別府大分毎日マラソンで、最強の市民ランナーが、実業団最強ランナーと接戦の上、大会新記録をマークして初優勝しました。
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2013/02/03/kiji/K20130203005118780.html
2人の日本人ランナーが、外国人招待選手が弱かったこともあるのか、珍しく優勝争いをしました。
レースそのものは、とても素晴らしい内容でした。
優勝したのは、どこにも属さず、自分一人でトレーニングを続けている。
準優勝者は、有力実業団に属する、オリンピック出場経験のある、いわばエリートランナー。
市民ライナーが快哉をもって迎えられるのは、このランナー自身のキャラクターと、真摯に正面から勝負をする姿が支持されているからでしょう。
準優勝者自身が悪い訳ではないのですが、様々な人が蜜に群がる蟻のように集まり、束になって、その団体の利益のために選手を翻弄するように見えるのは、最近の体罰やパワハラ、それに対する競技団体の情けない対応に辟易しているからでしょう。
それにしても、短期間の間に、外国でのマラソンに出場して優勝し、帰国してすぐ駅伝を走り、そして今日・・・。
それが彼のトレーニング方法なのかもしれませんが、科学的にはどうなのでしょう。
科学的なトレーニングをしている選手たちは、あそこが痛い・ここがおかしいとか言ったり、何ヶ月に一度しかレースをしていませんから。
今までは、ちょっと変わったやつだなと思っていましたが、今日は素晴らしいレースだったし、前向きな姿勢に好感を持ちました。
考えてみると、こういう人が落語の世界の主人公なんですよ。

深川三流亭プログラム案

今日はプログラム案の制作のため内職。
深川三流亭プログラム案
OB落語会では、ワンパターンだと言われていますが、落語っ子連では、まだ新鮮でしょう。
裏表紙は、「落語っ子連のこと」「深川三流亭のこと」「落語をやりませんか?」というコラムを作りました。
早速、MLに投稿して、メンバーにお知らせしました。

落語はやおき亭

何故か、肝心な番組の前後は聴いているのに、お目当ての番組の時に眠ってしまっている・・。
      ◇ 明烏       八代目古今亭志ん馬
懐かしい師匠です。
落語もさることながら、「いじわる婆さん」役でも。
独特の語り口調は、純粋の江戸弁というよりは、地方出身の人が語る江戸弁と相俟って、とても印象に残りました。
Fw:みみ
59歳で亡くなったんですね。
  1952年5月   五代目古今亭志ん生に入門し前座名「志ん吉」
  1955年3月   二つ目で「金原亭馬太郎」
    1966年3月    真打で八代目「古今亭志ん馬」襲名
  1994年9月   肝臓癌のため死去

節分

今日は節分。
考えてみると、「節分」は本来、「季節の移り変わる時」という意味ですから、「立春・立夏・立秋・立冬の前日」を指すのですが、特に「立春」が1年の初めと考えられることから、次第に「節分」といえば「春の節分」を指すものになったようです。
・・・ということは、立春が新年だと考えれば、節分は大晦日です。
この"大晦日"に、その年の邪気を祓うという意味をこめ、「追儺(ついな)」の行事としてが行われていたうちの一つが「豆まき」だそうです。
追儺というのは、悪鬼・疫癘(えきれい)を追い払う行事のことで、平安時代、陰陽師たちにより、宮中において大晦日盛大に行われ、その後、諸国の社寺でも行われるようになったものだということです。
節分
実は、私は近くにいながら行ったことはないのですが、身延山久遠寺の豆まきが賑やかで、幼い頃、父が毎年、升に入った身延山の豆を持って帰って来てくれたのを、妹と二人で家の中にまいたものでした。
節分
今年の身延山も、多くの参拝客で混雑することでしょう。
午後1時から本堂で「厄除け祈祷法要」が行われ、2時から境内特設ステージから豆まき(3回)が行われるそうです。
豆まきの参加者は、 山梨・静岡両県の荒行修法師100名・旭天鵬関・さとう珠緒・保田圭・・・・。
節分寄席でもやってます。
豆をまいて、ついでに噺家さんの手拭いもまきます。
何度か、偶然節分の日に寄席に行っていて、手拭まきを経験しました。
残念ながら、ゲットは出来ませんでしたが・・。
ところで、最近コンビニの陰謀で「恵方巻き」を売るのに大騒ぎしています。
でも、恵方という概念は間違いなくあるもので、十干により、その年の幸運を招く方角のことで、歳徳神のつかさどる方角とされているそうです。
この「恵方」というのは毎年変わり、今年は「南南東」の方角。
・・ということは、辰の方角ですね。

落語DEデート

今朝も、5時台の宗教番組で、「節分」について説明していたところまでは意識があったのですが・・・。
まだら模様の記憶で、夢楽師匠だったような気がするのです。
違っていたらごめんなさい。
   ◇ 三方一両損       三笑亭夢楽
Fw:もも
「毎度我々落語の方に、江戸っ子の職人が出てまいります・・・」と、基本に忠実なゆっくり・はっきりした口調は、とても参考になりました。
私の持ちネタ「三方一両損」も、まさに夢楽師匠のものです。
「江戸っ子はさつきの鯉の吹流し 口先ばかりはらわたはなし」だとか、「江戸っ子の生まれ損ない金を貯め」なんていうフレーズで、江戸っ子気質を説明したうえで、「弱っちゃったなぁ・・・、ドジなことをしちゃったよ、財布(せぇふ)拾っちゃったよ・・・」からストーリーに入ります。
私の「三方一両損」は、師匠からのアドバイスで、最後の部分でのお白洲でご飯を食べるシーンはありません。
このことは、師匠の著書「日本人が忘れちゃいけないこの落語」の108ページに書かれているのです。
ところで、この「夢楽」という名跡。
落語芸術協会のことですから、そろそろ復活するような気がします。
「三笑亭夢楽」でなく、「朝寝坊むらく」がいいなぁぁ。

2013年2月 2日 (土)

地震

3夜連続で、身体に感じる地震がありました。
とにかく不安は物凄く大きいのですが、毎日のように揺れると、また心に隙間が出来てしまうような…。
地震と富士山の噴火、起きるのでしょうか?

夜の電話

夜9時半過ぎ、スマホの電話が鳴りました。
・・・もうどれぐらい会っていないだろうという旧知の人からでした。
「今、飲んでるんだよ。酔ってる。何故か突然思い出したから・・」
誰か、私の知らない人と飲んでいるようですが、「出て来ないか?」と。
どこで飲んでいるのか尋ねると、「銀座だよ、銀座で飲んでる・・・」
さすがに、仕事から帰って寛いでいたので遠慮しましたが、電話がもう少し早かったら・・・。
それにしても相変わらずというか・・。
なぜ突然私にと不思議ではありますが、何だかとても嬉しかった。

アクセス件数推移

まあ、くだらない振り返りです。
私のブログへアクセスいただいた累計件数の推移です。

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プログ開始  平成21(2009)年  1月 1日 (4年1ヶ月前)
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/01/post-2f91.html
 ・ 5万件到達 平成22(2010)年 3月19日 (以後59日で)  
 ・  6万件到達             5月17日 (以後77日で)
 ・ 7万件到達              8月 2日 (以後70日で)
 ・ 8万件到達             10月11日 (以後61日で)
 ・ 9万件到達             12月11日 (以後45日で)

10万件到達 平成23(2011)年   1月25日 (以後42日で)
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/01/post-c5ad.html

 ・11万件到達                             3月 8日 (以後47日で)
 ・12万件到達              4月24日 (以後43日で)
 ・13万件到達             6月 6日 (以後43日で)
 ・14万件到達             7月19日 (以後26日で)
 
・15万件到達              8月14日 (以後28日で)
 ・16万件到達              9月11日 (以後29日で)
 ・17万件到達             10月10日 (以後29日で)
 ・18万件到達             11月 8日 (以後21日で)
 ・19万件到達             11月29日 (以後22日で)

 20万件到達             12月20日 (以後26日で
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/12/post-0847.html
 ・21万件到達 平成24(2012)年  1月15日 (以後22日で)
 ・22万件到達              2月 6日 (以後21日で)
 ・23万件到達              2月27日 (以後23日で)
 ・24万件到達              3月21日 (以後24日で)
 
・25万件到達              4月14日 (以後25日で)
 ・26万件到達             5月 9日 (以後30日で)
 ・27万件到達             6月 8日 (以後20日で)
 ・28万件到達             6月28日 (以後23日で)
 ・29万件到達             7月21日 (以後25日で)

30万件到達             8月15日 (以後22日で)
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/08/fwmm.html
 ・31万件到達                            9月 6日 (以後20日で)
 ・32万件到達             9月26日 (以後20日で)
 ・33万件到達            10月16日 (以後22日で)
 ・34万件到達            11月 7日 (以後22日で)
 
・35万件到達            11月29日 (以後20日で)
 ・36万件到達            12月19日 (以後18日で)
 ・37万件到達 平成25(2013)年 1月 6日 (以後14日で)
 ・38万件到達             1月20日 (以後13日で

 ・39万件到達             2月 2日 
(以後20日で)
 40万件到達(予想)          2月22日  (1514日目)
5万件までは1年3ヶ月、それから10ヶ月で累計10万件に到達。
実は、こんなに続くとも、アクセスいただけるようになるとも思っていませんでしたから、最初の頃はカウントをしていませんでした。
10万件は2年強かかっての到達でしたが、その後7ヶ月で15万件、さらに4ヶ月で20万件に到達しました。
その後は、ほぼ3週間毎に1万件のペースで来ましたが、直近で突然2週間になり、本人が一番驚いています。
この1年間で17万件以上のアクセスをいただきました。
独り言のつもりで、自分に語りかけるるつもりで続けて来ましたから、独断と偏見ばかりです。
苦しみながら、徘徊は続けたいと思います。
ところで、本日2月2日は、結婚記念日でした。

調子が悪くなりまして

私のことではありません。
Fw:電子メールで送信: 050402choshi<br />
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ローカル私鉄「銚子電鉄」が自己再建断念というニュース。
だから、調子(銚子)が悪くなったという、実にどうも・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130202-00000000-mai-soci
銚子電気鉄道は、東日本大震災以降の経営難から、自主再建を断念、地元の銚子市や県などに支援を要請していると発表した。
今後、同市出身の企業家らが設立した財団法人などから資金援助を得たり、運行と線路などの施設管理の主体を分ける「上下分離」を実施したりして、経営刷新を進める。
銚子電鉄は創立90年。
銚子-外川間6.4キロを1~2両編成の電車が1日33往復し、名産の「ぬれ煎餅(せんべい)」の生産・販売などで近年の経営難を乗り越えてきた。
しかし震災後、風評被害による観光客減少などで11年度の乗客は約48万人と前年度比23%減。
13年3月期の経常損失は数千万円規模の見通しで、車両や電機設備の交換資金も不足する状況という。

・・・確かに、大好きですから「ぬれ煎」を買ったこともありますが、他と比べて美味いとは言えないし、値段も割高な気がしました。
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ユニークなローカル鉄道には、何とか残って欲しいものではありますが、郷愁だけではねぇぇ。
銚子と言えば黒潮踊る海の街というイメージありますが、我々世代では高校野球の「銚子商業」のイメージが強いです。
髭の確か斉藤監督という人で、土屋投手(中日へ)とか、篠塚遊撃手(巨人へ)あたりが活躍していた頃です。
幾千年の昔より 海と陸との戦いの
        激しきさまを続けつつ  犬吠岬は見よ立てり
・・という、大変短くてリズミカルな校歌を、テレビを観ていただけで覚えてしまいました。
何で、何の縁もない土地の高校の校歌を憶えたのでしょう・・・。
そういえば、落研のコンパでも、何故か突然みんなで唱和していましたよ。
そう言えば、一昨年の暮、富士市の「岳南鉄道」も苦戦中との記事がありましたから、いずこも同じような状態なのでしょう。
岳南鉄道からの申し出で、市役所で「市公共交通協議会」が開かれ、社長が運行継続が困難だとする申し出を行った。
同鉄道が直面している現状を明らかにすることで、公共交通として事業を継続するべきか判断を仰ぎたかったといい「鉄道事業を続けることが適切とされたならば、市民の暮らしの足を確保するため地域で岳南鉄道を支える仕組みづくりをお願いしたい」と公的支援の充実を訴えた。
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実は、私は、この岳南鉄道には乗ったことがありません。

土曜の朝点描

いつもと違った駅や電車内の様子。
土曜の朝点描
この大きな荷物は、スノーボードですか?
昔の行商の荷物ではありませんね。
これからどこかに滑りに行くということですか。
(おっと、受験生には禁句です。)
今やゲレンデでは、ほとんどがボードで、スキーは珍しいそうです。
昔はよく言いました、「嫌いじゃ出来ないスキー」なんて・・。
土曜の朝点描
飲み疲れかな?
平日の朝の銀座線では考えられない景色です。
さぁて、果たして彼は浅草と渋谷の間を何度往復するでしょうか?
土曜の朝点描
実に平和な風景です。

出勤日

土曜出勤日です。電車内はガラガラ。
出勤日
今朝は4月桜満開の頃の陽気だそうです。
だから暑くて。
でも、夜は寒さが戻るそうですから、コートとマフラーは離さずに。
土曜の朝点描
さて、今頃は、受験の最盛期になるのでしょうか。
我が家は関係ないので分かりませんが、受験生本人や家族は、いよいよですね。
先月のセンター試験でも、色々不具合なこともあったようですが、学校側も苦労が多いことでしょう。
ところで、本日、アクセス累計が39万件に達する見込みです。

落語研究会

私にとっては、東京で開催されているメジャーの落語会で一番遠いのが「落語研究会」です。
Fw:電子メールで送信: icon.jpgまず会員になるのが大変。
「朝日名人会」の年間通し券も狭き門ですが、既得権のない(はず)、公平な抽選なのと、エントリーも容易ですから、今まで何度かゲット出来ました。
ところが、サラリーマンには実質困難な、朝早くから並んだり・・というのがあるし、月末や月初の忙しい時期(平日)なのとで・・・。
今月も4日(月)に開催予定。
いつもの三宅坂・国立劇場小劇場にて18時30分開演。
「金明竹」柳家小権太・「夢金」古今亭菊之丞・「うどん屋」柳家權太樓・「綿医者」柳家喬太郎・「居残り佐平次」古今亭志ん輔・・・という番組。
当日券は17時30分より50枚ほど発売・・・。
どう考えたって、夕方の5時半に当日券を求めて並べるはずがありませんから。

絶滅危惧種

日本の食卓になじみの深いニホ ンウナギについて、環境省は、 生息数が激減していると判断 し、絶滅の危険性が高い「絶滅 危惧種」に指定するそうです。
Fw:電子メールで送信: season_p01.j<br />
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ニホンウナギは北海道中部より 南の日本各地や中国などに生息 し、昔から蒲焼などとして、日本の食卓で親しまれていることは言うまでもありません。
しかし、天然のニホンウナギは過度の捕獲や河川の環境の悪化などから生息数が大 幅に減り、漁獲量は、ピーク時に比べておよそ15分の1に落ち込んでいるということです。
こりゃあ「土用の丑」だとか言ってる場合じゃありませんね。
いったい鰻は何処に生息しているのでしょう。
えっ?分からない? 前に回って、鰻に訊いてくれ?

コミュニケーションのこと

例の女子柔道の監督の暴力事件。
本人が、今になって事の重大さに気づき、「進退伺い」を出すとか出さないとか・・・。
なぜ、自らの意思ではなく、進退を伺うのかは分かりませんが、辞任(解任)は当然のことだと思います。
最近は、会社などでも、セクハラやパワハラの問題が起こっていますが、今回もこれらと同じ典型的なパターンだと思います。
例えば、この監督「私自身、暴力という観点で手を上げたという認識(つもり)はない。」「選手から話を聞いていたつもりだった。」と、主観で判断をしています。
よく、セクハラなどで咎められると「私はそんなつもりで言ったのではない」というのが、言い訳の常套句です。
後になって「一方的な信頼関係だったと深く反省している」ってったって、もう遅いのです。
・・と、こんな人に限って、本当は反省などしておらず、自分は運が悪かったという程度の認識しかないものです。
仮に、純粋に愛情を持って臨んでも、その相手が理解していなければ、思いを共有していなければ、「余計なお世話・気持ち悪い→セクハラ・パワハラ」になってしまうのです。
要は、相手がどう感じるか、どう判断するかということです。
肯定的に受け止めてくれる人間関係にあるかという点です。
一生懸命だとか、良かれと思ってとか、自分中心、自分の都合で語ってもダメなんです。
良くも悪くも、そういう世の中になったのです。
だから、ここのところは、絶対に独り善がりにならないようにしなくてはいけません。
自分の部下だとか、教え子だからなどという(勝手な・都合のいい)認識は、客観的には何の意味もないのです。
現代社会は、上下・主従という概念はなく、各人が同等(平等)であり、人格・人権を認識して対応するのが、フェアということです。
我々の世代は、職場で上司や先輩から、かなりいい年になってまで、何度も叱られた経験がある人ばかりだと思います。
当時、何度もこっぴどく叱られても、なぜ我々は、素直に言うことが聞けた、従うことが出来たのでしょうか。
当時の人たちが、今の若い人より性格がずっと素直だったからではなく、少なくとも、そこには、今とは異なり、それなりにお互いの信頼関係があったからだと思います。
例えば、師匠から「お前は落語が下手だ」と言われたら、私は、その言葉を素直に受け入れることが出来るでしょう。
この点に関する上下は明らかで、それが前提だから稽古をしていただいているのですから。
一方、もし先輩にそんなことを言われたら、いくら先輩でも「それをあなたに言われたくない」と反発することもあるでしょう。
ポイントは、尊敬や信頼と、情報や問題意識が共有されているか否かなんです。
今は、環境や価値観も大きく変わって、ダイバシティ(多様性)の世の中です。
現代は、古き良き時代の信頼関係を基盤とした、上司が部下を「叱る、怒る」ということが成立しなくなっていると思います。
だから、そういうものなんだと理解した上で、他人と接しないといけない。
ところで、海外の柔道団体から、「(講道館柔道創始者の)嘉納治五郎の精神、哲学とは相容れない」という指摘や、「(我々は)道徳の発展と振興に注力している。柔道は、心身の向上に寄与するためのものだ」とコメントされているようです。
もはや「柔道」ではなく、「JUDO」という、国際的なスポーツにもなっていることを、改めて自覚するべきだと感じました。
とにかく、個人も団体も、あまりにも脇が甘すぎましたね。

余一会

「余一会」というのは、寄席で、「大の月」の31日に開催される特別興行です。Fw:電子メールで送信: sn3f0236.jpg
寄席の通常の興行は、上・中・下旬の10日間ずつで芝居(興行)が交代しますので、「大の月」の月末は一日余りますから、「余一」会ということです。
プログラムの内容は、寄席によって様々です。
例えば末廣亭では、「三派連合落語サミット」と称して普段は出演しない立川流や円楽党も出演して昼夜の寄席興行をやっている(いた)ようです。
鈴本演芸場では、独演会が多いようで、柳家小三治師匠も出演していました。
小三治師匠から、今は菊之丞さんの独演会になっているようです。
過去には上方の師匠の独演会も開催されていたこともあったとか。
1月末の会は、24年続いた「金原亭伯楽落語会」が最終回だったそうです。
伯楽師匠、「二番煎じ」と「藪入り」をお演りになったそうです。
・・・月末というのは、これまたサラリーマンにとっては、なかなか行くことが出来ない日なんです。

2013年2月 1日 (金)

プログラムのイメージ

この週末で、「深川三流亭」のプログラムを作ろうと思います。
表紙は縦書きで、会名だけ。
中は見開きで、横に会名を入れて、下に演目と出演者を入れる。

裏表紙は・・・・、これから考えます。

またまた富士山噴火のこと

今度は静岡県からの発表。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130129-00000012-san-l22
静岡県は、富士山噴火の際の広域避難計画案を初めて作成し、県の防災・原子力学術会議の合同分科会に提示した。
県内だけでも富士山周辺5市町の56万7千人が避難対象者となり、噴火で生じる溶岩流や土石流の向きによっては、最大25万人以上の同時避難が必要になるという。

避難対象者が最多となるケースは、溶岩流が富士・富士宮市方面に向かった場合の約25万人と推定している。
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おいおい・・・。
富士市に溶岩流が到達すると住民約13万1420人が避難する必要に迫られる・・・・?
地図が不鮮明ではありますが、実家は想定火口域からは外れているようです。
どうやら、「4次ゾーンB」というのが、地図の下部で、田子の浦の海岸からJR富士駅から富士宮市方向に向かっていて、母校(高校)はこのゾーンに入っているような感じです。

どうやって社員が会社を変えたのか

この類の本が必ずしも良いとは思いませんが。
どうやって社員が会社を変えたのか
世の中の厳しさを知らない、変化に鈍感な社員を、何とか覚醒させるきっかけを作りたいという訳で。
この本も読ませてみようと。
リアルな変革は一筋縄では進まない。
「今が改革のラストチャンス」。
異なる立場の語り部が、それぞれの思いを込めて、初めて真実を明かし、企業変革ストーリーの実像に迫る。

・・・なかなか難しいもので・・・。

おめでたいこと(受賞)

落語協会所属の噺家さんの朗報です。
まずは、「古今亭文菊」さんが、「第29回浅草芸能大賞新人賞」。
「三遊亭歌太郎」さんが、「第23回北とぴあ若手落語家競演会」で「北とぴあ大賞」を受賞。
おめでとうございます。

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