« 年賀状の宛名書き | トップページ | 「お台場政経塾」の映像 »

2013年1月 3日 (木)

初夢

fuji「初夢」の薀蓄を。
“初夢”という言葉から「年を越して見る最初の夢」と思われがちですが、現在では一般的に「1月2日の夜から3日にかけて見る夢」が初夢と考えられているそうです。
歴史を振り返ると、江戸時代の文献には「大みそかの夜から元日の朝かけて見る夢」「元日の夜に見る夢」「2日の夜に見る夢」と3つの説があったそうです。
しかし江戸時代中期からは、2日の午後に枕の下に敷くための宝船の絵が売られたり、忙しい元日よりも2日のほうが落ち着いて眠ることができることから、「2日の晩」に見る夢が初夢として一般的になったようです。
・・・ということは、昨夜見た夢が「初夢」だったということですね。
    
それから、「一富士二鷹三茄子」は、初夢で見ると縁起がいいとされる順番を表しています。この理由については、以下の3つの説があるそうです。
 ・駿河国(今の静岡県中央部)の名物を順にあげた
 ・徳川家康が駿河国の「高いもの」を順にあげた
  鷹は愛鷹山のこと、茄子は初物の値段の高さのこと
 ・縁起が良いもの。
  富士山は高くて大きい、鷹はつかみ取る、茄子は「成す」
     
山梨県との県境ラインの最南端でちょっと尖っているあたりが実家です。
故郷通信
特に「富士山」は、夢でくっきり見えるほど縁起がいいのだそう。
富士山に登っていく夢も吉兆として挙げられています。
また富士山に並んで「太陽」も縁起がいいとされ、「開運のサイン」とも呼ばれているのだそうです。
「一富士二鷹三茄子」に続く、4番目や5番目・・もあるそうです。
「四扇五煙草六座頭」のように続くという。
「扇」は末広がりの形をしており、祭礼や舞踊の小道具としても使われていました。
「煙草」は煙が上へと昇るもので、お酒と共に祭りや祝い事などでふるまわれ、その場の雰囲気を盛り上げたり和ませたりするものとして親しまれていたとのこと。
「座頭」は剃髪した琵琶法師のことを指し、「怪我(毛が)なし」という意味で使われていたようです。
・・・「お怪我(毛が)なくておめでたい」なんて、それじゃあ落語の「大山詣り」みたいですね。
それから、昔からあるおまじないで、「七福神や宝をのせた宝船の絵」を枕の下に敷いておくといい夢が見られるとされています。
その際は、悪い夢を食べてくれるという幻の獣「獏(ばく)」の絵や、「獏」という文字を絵の裏側に書いておくといいそう。
また「長き世の 遠の眠りの みな目覚め 波乗り船の 音のよきかな」という回文を紙に書いて枕の下に敷いておいたり、3回読み上げてから寝ると、いい夢が見られるとも言われています。
   
ところで、万が一、この縁起の良い夢が見られないどころか、不吉な夢を見てしまった時は、「午前中のうちに他の人に夢の内容を話してしまう」と、その夢は実現しないとされているそうです。
また、「ゆうべの夢は獏にあげます」と3回唱える方法も。
縁起の悪い夢は逆にいいことが起こるという「逆夢」とする説もあるそうなので、いいことが起こる前触れとして、前向きに捉えたほうがいいのかもしれません。
・・・まぁ、良い方に考えようということですね。
さて、ゆうべの私が見た夢は・・・、何か見た気がしますが、全く覚えていません。

« 年賀状の宛名書き | トップページ | 「お台場政経塾」の映像 »

季節・散歩」カテゴリの記事