一人酒盛
こんな時でないと、ゆっくり落語を聴くことも出来ませんから。

圓生師匠の「一人酒盛」を。
昨年は、圓窓師匠の「一人酒盛」も「紀伊國屋寄席」で聴きました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/07/post-0633.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/07/post-7688.html
引越ししたばかりの男の家に友人が遊びに 来る。
男は酒でも用意するからゆっくりしてくれと言いつつ、自分は壁紙を貼っているのでちょっと火を起こしてくれ、水を汲んできてくれ、うどんの出前を頼んできてくれと、友人に酒の準備を全てさせてしまう。
さて、壁紙貼りが終わり、飲み始めると酒はほとんど男が飲んでしまう上に、男は酒癖の悪く、友人に向かって言いたい放題。
友人は終いには怒って帰ってしまう。
そこに出前を頼まれたうどん屋が着き、「今すれ違った人は、注文しに来た人だと思うが、えらい怖い顔で出て行きましたよ」と言うと、男が「放っておけ、酒癖の悪い男だ」。
こんな噺が出来たら、どんなに楽しいだろうと思います。
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