くずゆ
お腹の調子も少しずつ回復しつつあります。
15日は夕食抜き。
16日は朝食はリンゴ2切れ。昼食はスープ春雨。夜はお茶漬け。
昨日は朝はお茶漬け、昼は「きつね呑兵衛」、夜はまたお茶漬け。
少し落ち着いたので、夕食後にこんなものを食べ(飲み)ました。
くずゆですよ、くず湯、葛湯。
懐かしい味でした。
小学校に上がる前、近所の幼馴染みの家で食べて(飲んで)、とても美味かったことを思い出します。
まだ、風邪でも引かないと、みかんや白桃の缶詰など食べられなかった頃、ショートケーキやアイスクリームやシュークリームやバナナを死ぬほど食べてみたいと思った頃です。
素朴で淡白な味と、絶妙なとろみが、何とも言えません。
そう言えば、小学生になってからは、自分で鍋で片栗粉をかき混ぜて作って食べ(飲み)ましたよ。
味もさることながら、温めているうちに液体からペースト状になるのが、化学の実験みたいで面白くもあったのでしょう。
あの糊のようなものの中にも夢がありました。
とはいえ、早く治さなくては。
よく落語に出てくるのは、くず湯でなく屑屋。
屑~ぅい、おはらい~ぃぃ。
くずぅ湯ぃ、おいしい~ぃぃ。
似たようなもので。