旧交・旧行・・・
今からもう30年近く前、大学を卒業して就職をするという時、母校の後輩たちを仲間に入れようと、学生たちと面談をしたり、食事をしたり・・・。
(我々は「リクルーター」と言っていたのですが・・?)
そんな縁で一生を決めました。
自分がやってもらったように、就職後は後輩を何人も誘いました。
あれから幾星霜、ともに働いた会社や業界も大きく変遷し、そしてそれぞれ個人的にも、様々なことが起こったことでしょう・・・。
今は・・、全員が第一ステージから第二の人生を過ごしています。
「もしもあの時、あなたがいなかったら(いたから)・・」と言い合える、同窓の人たちが集まりました。私を入れて8人が本当に久しぶり。
今回のメンバーの中では、私が年次が一番古いので、他の7人の就職時には、何らかの形で接点があったのです。
Kさん・Sさん・Hさん・Tさんの4人は、私の2年後輩。
この年は、まだ私が仙台に勤務していた時期で、一所懸命になって、後輩たちを勧誘したものでした。
3年下のHaさんは、他社に行こうとしていたのを、Sさんが説得して翻意してくれました。
その1年下のMさんは、他に入社する人がいなかったので、大事に・大事に、大切な"虎の子"でした。
本日最年少のMoさんは、私は東京勤務でしたが、土日に仙台まで行って、中央通りの喫茶店「O」で、長時間語り合いました。
正確には、ひたすら一方的に私がしゃべり続けたのですが・・・。
2時間のはずが、気がつけば3時間以上の尽きることのない宴。
良い意味で、全員にそれなりの達成感があり、その人生経験を踏まえて、自然体で生きて行こうという気持ちが溢れているようでした。
大学時代には互いを知っていた訳ではないのですが、何かこう・・同じ何か通じるものがある。
DNAを共有しているような、これが「同窓」というものなのでしょう。
そして、就職してからも、頻繁に群れることもなかったのですが。
この不思議で、とても幸せな気持ちは、落研の先輩・後輩との間でも感じることが出来るもので、やはり宝物ですね。