名横綱「大鵬」
今日は、先日亡くなった、昭和の大横綱大鵬さんの告別式だそうです。
よくご存知でない(若い)方のために。
1960年代(入門1956年~引退1971年)に活躍し、ライバルといわれた柏戸とともに 「柏鵬時代」と呼ばれる大相撲の黄金期を築いた。
優勝32回、6連覇2回、45連勝などを記録し、昭和の大横綱と称され、戦後最強の横綱と呼ばれる事もある。
幕内最高優勝32回は、最多優勝記録である。
様々な金字塔を打ち立てたが、特に入幕(1960年)から引退 (1971年) までの12年間、毎年必ず最低1回は優勝した記録は 「一番破られにくい記録」 と言われる。
当時の子供の好きなものを並べた「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉からも、当時の大鵬の人気と知名度がわかる。
白黒テレビから流れるあの美しい姿に、お祖父ちゃん子で相撲が大好きな童は、憧れ、胸を躍らせ、画面にかじりつくように応援したものでした。
宿敵?の柏戸や豊山、佐田の山との熱戦。
勝つ時はいつでも、稀に負けた時も、穏やかな表情で、凛々しく振舞っていました。
雲竜型の土俵入りを見るのも大好きで、土俵の正面を向いて立った時の興奮たるや、子ども心に大変なものでした。
破った相手に優しく手を差し出す仕草。
本当にきれいなお相撲さんでした。
世紀の大誤審で戸田に敗れ、連勝が45で途絶えた時の悔しさ。
急激に力をつけて台頭して来た若手の人気力士貴ノ花(現在の貴乃花親方のお父さん)に敗れ、引退を決めた時の寂しさ・・・。
今でもはっきり覚えています。
昭和の大横綱が誰かと問われれば、やはり「双葉山」と「大鵬」です。
それこそ、「国民栄誉賞」ですよ。
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