聴いてもらう喜び
ボランティアでお邪魔して落語を聴いていただいて。
私が初めて人前で着物を着て落語を演ったのは、仙台市内の老人施設でした。
今で言えば”デイサービス“というのでしょう。
舞台のある広い和室で、同期の4人でご機嫌を伺いました。
「また来ておくれよ」と、一人のお婆ちゃんが、ティッシュに包んだ氷砂糖を手渡してくれたのを思い出します。
一昨日も、「花色木綿」を演っていて、「婆さんや」「ごめんください」「お留守ですか?」という台詞に、客席から「はい何だい?」「はいはい」「いますよ」と返事が返って来るという…。
寄席や落語会ではありえませんが、でも、とても楽しい。
反応があるということは、聴いてくれているということ。
拙い芸でも聴いてくださっている。
一番前の席で、ワッフルさんの「奴さん」に、嬉しそうに手拍子していたお婆ちゃんたち。
ありがとう。
いつまでもお元気で。
「らんしのしんら」カテゴリの記事
- ブログ紹介(2020.11.01)
- 続きはhttps://ameblo.jp/motch-10413へ(2020.10.09)
- 稽古をした演目(2020.09.09)
- 新しいサイトへ(2020.08.11)
- 本日より新しいサイトへ(2020.07.01)