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2012年12月18日 (火)

そして金願亭乱志

何とか最後まで辿り着きました・・・。
もも

心配していた、「和泉屋与兵衛」と「帯屋久七」を言い間違えたのは、1ケ所だけですみました。
その場所も、さりげなく糊塗できたとは思います。

この噺の稽古を始めた時、読み稽古が終わると師匠から、「大変だったろう。あたしにはもうとても出来ないよ」と言われました。
11月になってから、師匠が横浜にぎわい座での「瓢箪屋政談」も大岡裁きだったので、「あたしの大岡越前よりもずっといいよ」とも。
読み稽古の段階までは、こんなコメントいただきました。
一通り演り終わった後の疲労度合いは、「浜野矩随」に匹敵するかもしれません。
そして、師匠が最初に仰った訳も、少し分かった気がしました。
ただ、今回改めて痛感したのは、長講こそしっかりした本で演れば、演者が自由に噺を組み立てられるということです。
もも
師匠の本(土台)で、登場人物の性格付けがかなり明確に出来たとは思っています。
また大きな何かを経験した気がします。

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