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2012年12月

2012年12月31日 (月)

辰年の落語徘徊

今年も暮れて行きます。
今年の落語徘徊を回顧してみることにします。
◇1月
「幕末太陽傳」を観ました。
12月に亡くなった、若き日の小沢昭一さんが"貸本屋の金蔵"
で出演していました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/01/post-1116.html
浅草ことぶ季亭
◇2月
落語中毒患者有志の「番外あおば亭」で「浜野矩随」を。
名称を「一番丁はずみ亭」に変えて12月にも開催しました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/02/post-7725.html
◇3月
落語っ子連と扇子っ子連の発表会が開催されました。
「藪入り」と師匠作の「ゆれるとき」にチャレンジしました。
落語っ子連が10年の区切りで第一次を修了しました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/03/post-54f8.html
◇4月
落語っ子連の第二次がスタートし、会長を仰せつかりました。
嬉しいことに先輩の寝蔵師匠が「越児」、頓平師匠が「仙三」
として、仲間入りしてくださいました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/04/post-fa3a.html
◇5月
ややアイドルな月となりました。「五月病」かなと。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/05/post-e51b.html
◇6月
「お江戸あおば亭」で「子ほめ」「救いの腕」2席お伺い。
蕪生師匠が突然休演となったため、開口一番。
これが本当の"救いの腕"?
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/06/post-3d76.html
◇7月
四万六千日のお暑い盛りは、朝顔市やほおずき市の徘徊。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/07/post-18.html

◇8月
今年の夏は暑かった。そして仙台七夕を見物に。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/08/post-68d7.html

◇9月
豊島区制80周年記念の「落語の一日」に参加。
扇子っ子連で、師匠作の「鬼子母神 藪中の蕎麦」で一席。
片平キャンパスでの「OB落語会」で「ねずみ」でトリ。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/09/fw-1.html
◇10月
OB落語会を終えて「一番丁はずみ亭」の準備に。
「東大落語会寄席」を通しで拝聴し勉強になりました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/10/post-5d25.html
◇11月
今年最多の7回の寄席・落語会へ。
就中「柳家小はん独演会」はひさしぶりでした。
寄席文字の「春亭右乃香」師匠の展示会に行きました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/11/post-8283-2.html 歩き稽古の産物
歩き稽古の産物
◇12月
「一番丁はずみ亭」で「帯久」にチャレンジしました。
ブログへのアクセスが開始4年間で36万件を超えました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/12/post-376b.html

今年も、落語の世界にどっぷりとはまることが出来ました。
周囲やご贔屓の皆さまのおかげです。ありがとうございます。
まだまだ、乱志&流三&永久の落語徘徊は続きます。もも
今年もありがとうございました。

ゆく年くる年

いよいよ年越しです。
ゆく年くる年
お伊勢さんの映像から始まりました。
仙台の大崎八幡神社をキーに、行く年と新しい年を迎えようと。

紅白歌合戦

いつもの気味の悪い金髪の女装でなく…。
紅白歌合戦
紅白歌合戦ぱあぱあばかりでなく、こういう時代に取り残されたような歌も、たまには良いものです。
中学生の時初めて聴いて、心に刻み込まれました。
まだこういう光景がないではなかった時代でした。
ヨイトマケっていう言葉は知らなくて。
この歌は、美輪明宏さんが、幼少時に一緒に育った友人の亡き母を回顧する歌だそうです。
主人公の過去には幼少時、母親の職業(日雇い労働者)がきっかけでいじめを受けた悔しさなども折り込まれています。
「ヨイトマケ」とは、かつて建設機械が普及していなかった時代に、地固めをする際に、重量のある槌を数人掛かりで滑車で上下する時の掛け声であり、滑車の綱を引っ張るときの「ヨイっと巻け」のかけ声を語源とし、日雇い労働者をさしているということでしょう。
日本にも貧しい時代があったんです。

年越しそば

1年の締めくくりに食べる年越しそば。
年越しそば
「人生はそばのように 細く長く生きるという意味で食べる」というのが通説です。
なぜそばでないとだめなので しょうか?調べてみましたよ。
年越しそばの風習が広まったのは、江戸時代中頃。
そばが切れやすいことから、1年の苦労を切り捨てようとして食べるだとか、そばは風雨でたれても日に当たるとすぐに立ち直る植物なのでそれにあやかってということから・・・?
一方で、関西ではそばではなく、 運を呼ぶ「うんどん(うどん)を食べて「太く長く」を願うところもあるといいますから、これも「土用の丑」や「バレンタインデー」と同じなのかもしれません。
それにしても、いくら商売とはいえ、こんなに忙しい時期にしなくてもと思うのは、ずぼらな人間の感覚でしょうか・・・。
そうそう、年を越す前に食べ終わらないといけないんだそうです。
食べ終わらなかったら・・・、「お菊の皿」のようになるのでしょうか?

冬の装い

お正月の支度。
冬の装い
故郷は、すっかり冬になり、あとはお正月を迎えるばかりです。
冬の装い
冬の装い
冬の装い
天下泰平・国家安穏・五穀豊穣そして、家内安全を祈りつつ。

駿河の富士

帰省の途中。あと10分で自宅。
故郷通信
大晦日のちょうど正午の富士山です。

やや風がありますが、晴天になりました。

掛取萬歳

大晦日に聴く、圓生師匠の究極の旬の噺。一人酒盛
八五郎の家は大晦日だというのにお金がありません。
そのことで女 房と喧嘩になりそうなので、困った八五郎は借金取りの好きな趣味で断りをしてやろうと思いつきます。
狂歌マニアの大家相手には「貧乏をすれど我が家に風情あり、質の 流れに借金の山」などの狂歌を並べ、 最後は歌舞伎の菅原伝授手習鑑のパロディに持ち込んで返済の延期を約束させてしまいます。
魚屋の金公には、喧嘩っ早い相手の性格を利用。「借金をとるまで梃子でも動かない!」と言ったのを逆手に取り、「金が入るまで、そこに何十年でも座っていろ!!」とやり返して結局借金を棒引きにさせてしまう事に。
芝居好きの酒屋の番頭には、番頭を仮名手本忠臣蔵の上使に見立てて招きいれ、近江八景の駄洒落で言い訳した後芝居がかりで追い払ってしまうと言う離れ業。
掛取萬歳三河屋の旦那には、旦那を三河萬歳の「才蔵」に見立て、萬歳の調子で「待っちゃろか。待っちやろか。待っちゃろかと申さあば。ひと月ならひと月目、二月なら二月目、こけら〜じゃどうだんべえ。」
「なかなか、そんなことじゃあ〜勘定なんかできねぇ」
「できなけれぇば、待っちゃろか」の掛け合いに持ち込み、最後には呆れた旦那が「ならばいつ払えるんだ」と問うと、
「ああら、ひゃーく万 年もォ、過ぎたなら(払います)」

さぁ、今年もいよいよ暮れていきます。

師走の落語徘徊

今月は、「一番丁はずみ亭」に尽きるでしょう。
ご贔屓の皆さまのおかげで、大盛会になりました。
「帯久」は、またひとつ私の財産になりました。
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寄席・落語会は、そんなこともあって、低調でした。
  ◇ 15日     東京落語会
  ◇ 22日     大手町落語会
落語っ子連の稽古場が先月から変わりました。
稽古は、高座直前ということもあり、真面目に通いました。
落語っ子連は何と3回、扇子っ子連は1回。
このうち、1回を除いては、「帯久」の稽古に充てました。
師匠にも様々なアドバイスやご指導を頂戴しました。
落語っ子連の稽古会場は、「古石場文化センター」です。
先輩の「杜の家とん平」師匠が仲間入りすることになりました。
ブログへのアクセス累計が36万件に達しました。
 
 
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慌しい1ヶ月でした。

浜野矩随

何かこう・・憑りつかれたように、でもボーッとしながら落語を聴いています。
真夜中を跨いでたい平さんの「芝浜」を聴いて、朝起きたら無性に「浜野矩随」が聴きたくなりました。
勿論、先代の三遊亭圓楽師匠の、私が参考にさせていただいた、まさにその音源で。
当時は、音源から一字一句忠実にネタ本に書き写し、それを必死に覚えて演っていましたから、圓楽師匠の台詞より先行したり、重ねたりして聴くことができます。
こういうのは、やはり学生時代に覚えたからでしょう。
私と「浜野矩随」との出会いの頃のことを思い出します。
プロの真打落語家の桂文平から言われた「アマチュアなら大きな噺にチャレンジしてみろ」という言葉である。
12月に予定されている発表会で、人情噺「浜野矩随」という長講にチャレンジしてみようと決めていた。
2年生の時、休みで帰省する途中に立ち寄った鈴本演芸場で、三遊亭圓楽がトリで演った、題名も知らない噺。
いつか見つけ出して演ってみようと思っていた矢先、三遊亭圓楽のレコードが発売されて、「浜野矩随」という噺だと知った。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/06/post-4626.html
そして、今年2月にも、この噺にチャレンジしました。
2年前の落語っ子連の発表会で、この「浜野矩随」を演りました。
それが、学生時代、OB落語会、50周年記念落語会と、通算5度目の「浜野矩随」の高座でした。
師匠から、身に余るコメントを頂戴しました。
・・・2年経って、無性に演りたくなりました。
この2年間で、師匠から教えていただいた数々のことを、この噺でもチャレンジしたら、きっと違う「浜野矩随」が出来るかもしれない、ということで、今回で6度目の「浜野矩随」です。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/02/post-4954.html
それから調子に乗って、この時のことをダラダラと・・・。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/02/fw-2671.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/02/post-a0c0.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/03/post-6a5f.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/03/post-891e.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/03/post-891e-1.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/03/post-a2cb-1.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/03/post-a2cb.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/03/post-d97c.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/03/post-891e-2.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/03/post-9f28.html
写真
別の音源ですが、圓楽師匠の「浜野・・」にコメントがありました。
古今亭志ん生もやっていた講釈ダネの噺である。
「腰元彫」とは、腰元を飾る彫り物、つまり腰の物に付いた飾の彫刻であり、実は刀の柄に編みこまれている彫金でもある。
習作としてさまざまなものを彫ることはあるだろうが、圓楽の噺にあるような作品は実はない。
しかし、名人譚として大きく作るためには、この改作が活きたと言っていい。
また、原作では母親は死なないのだが、圓楽の演出では自害を遂げる。
強烈な印象が残るやり方だが、いささか可哀相に過ぎると、圓楽になぜかと聞いたことがある。
「独演会で回っていて、名古屋のほうだったか、乗って演じているうちについ殺してしまったら、これが大受けしてねえ。以来死ぬ演出にしてしまったんだよ」という。
落語が、演劇のように台詞を覚えて演じる芸ではないという証である。
その時の状況で言葉が変わる。
新しい演出も思いがけずに生まれたりするものなのだ。
滔滔とした口調で「寛政の年度に・・・」と始まり、下げを付けずに「怠らず・・・」の一首を引いて「浜野の一席でございます」と格調高く終わる。子供の頃聞き込んだ講釈の手法を入れた、圓楽ならではの世界である。

・・・この後、ついでのように、圓楽師匠の「芝浜」も聴きました。

めくり

「Hさん」の力作。私のめくりです。
        
何と言っても難しいのは「乱」の旁の部分です。
学生時代、見よう見まねで寄席文字もどきを書いていたので、その難しさ加減が良く分かります。
「金願亭乱志」を並べ替えると「金乱亭志願」となります。
何だか、金の亡者みたいです。

占い八百屋

三遊亭では「御神酒徳利」と言う演目です。
占い八百屋占い八百屋
今から5年近く前ですから、権太楼師匠も若い!
さん喬師匠を聴いたら、権太楼師匠も聴かなくては・・・。
占い八百屋占い八百屋
八百屋が御用聞きに来たが、女中が大掃除で忙しいので存在な口をきいたのに腹を立て、そばにあった徳利を水瓶の中に隠してしまった。
それが家宝の徳利だったので大騒ぎになると、八百屋の方でも今更自分が隠したとは言えない。
占いが出来ると嘘を言って、「女中のふるまいに神様が腹を立て、水瓶の中に隠したのだ」と言って徳利を見つけた。
泊まり合わせた鴻池の番頭がこれを聞いて、お嬢様の病気を見てくれるよう頼み、八百屋は大阪まで出掛けることになる。
神奈川まで来ると、客の財布が無くなり、宿の主人に疑いが掛かって困っているという。
さっそく八百屋の先生が占いを頼まれたものの、これは占える訳もなく、夜逃げの準備をして夜が更けるのを待っている。
すると、財布を盗んだ女中が、江戸から占いの名人が来たと聞いて、自首して来た。
八百屋は女中を助け、神様がお隠しになったのだということにして、財布を見付け出した。
さあ翌日になると、「紛失したものがあるから占ってくれ」という近所の人が押し寄せて、宿の表まで行列が出来る始末。
仕方なく八百屋先生を起こしに行った番頭があわてて戻ってきた。
「大変です。今度は先生が紛失しました」

「今度は先生が紛失いたしました」というオチです。
ボーッとしながら贅沢な時間。

富士山噴火…?

またまた富士山噴火などという話題。
富士山噴火…?
富士山が大規模に噴火すると、山梨県では避難が必要になる人が、最大5万6000人になってしまうという試算。
富士山噴火…?富士山噴火…?
富士山噴火…?富士山噴火…?
富士山噴火…?
富士山噴火…?富士山噴火…?
富士山噴火…?富士山噴火…?
富士山噴火…?富士山噴火…?
富嶽よ、頼むから猛り狂わないで。

「圓朝全集」……

「圓朝全集」……
この決断は、どうも年を越しそうです。

2012年12月30日 (日)

芝浜

大晦日と言えば、大晦日が舞台になる名作中の名作。
三木助師匠でなく、馬生・談志・志ん朝・圓楽師匠でもなく、小三治・さん喬・権太楼師匠でもなく、林家たい平さんで聴きました。
魚屋の勝は酒におぼれ、仕事に身が入らぬ日々が続く。
ある朝早く、女房に叩き起こされ、嫌々ながら芝の河岸に行く。
しかし時間が早過ぎたため市場がまだ開いていない。
誰も居ない芝浜の美しい浜辺で顔を洗って煙管を吹かしていると、そこで偶然に財布を見つける。
開けると中には目を剥く程の大金。
有頂天の魚屋は自宅に飛び帰り、仲間を呼んで浮かれ気分で大酒を呑む。
翌日、二日酔いで起き出た魚屋に女房、こんなに呑んで酒代をどうするのか、とおかんむり。魚屋は拾った財布の件を躍起になって訴えるが、女房は、そんなものは知らない、と言う。
焦った魚屋は家中を引っ繰り返して財布を探すが、何処にも無い。
魚屋は愕然として、ついに財布の件を夢と諦める。
以来、魚屋は酒を断ち、心を入れ替えて真剣に働き出す。
懸命に働いた末、生活も安定し、身代も増え、やがていっぱしの定店を構えることが出来た三年後の大晦日の夜、魚屋は妻に対してその献身をねぎらい、頭を下げる。
ここで、女房は魚屋に例の財布を見せ、告白をはじめる。
あの日、夫から拾った大金を見せられた妻は困惑した。
横領すれば当時は死罪にあたる。
江戸時代では10両(後期は7両2分)盗むと死罪だ。
長屋の大家と相談した結果、大家は財布を拾得物として役所に届け、妻は夫の大酔に乗じて「財布なぞ最初から拾ってない」と言い切る事にした。
時が経っても遂に落とし主が現れなかったため、役所から拾い主の魚屋に財布の大金が下げ渡されたのであった。
この真相を知った魚屋はしかし、妻の背信を責めることはなく、道を踏外しそうになった自分を助け、真人間へと立直らせてくれた妻の機転に強く感謝する。
妻は懸命に頑張ってきた夫の労をねぎらい、久し振りに酒でも、と勧める。
はじめは拒んだ魚屋だったが、やがておずおずと杯を手にする。
「うん、そうだな、じゃあ、呑むとするか」しかし思い立った魚屋、次には杯を置く。
「よそう。また夢になるといけねぇ」

・・・このオチを言ってみたい。
たい平さんも熱演しています。
全体的に、暗い・悲壮な雰囲気で進めている気がします。
三木助師匠などは、全般的にもっと軽く演じていますから。
たい平さんは、随分前から、毎年芝浜にチャレンジしています。
今年の、横浜にぎわい座での会の様子を描いたブログをがあり、林家あずみさんのことも何ヶ所か出ていました。
,,
まずは、あずみの登場。本日も盛大な拍手が迎えます。あとでたい平が、自分より大きいと嫉妬してました。
前回、「次回は出さない」と叱られてましたが、ちゃんと高座にあげる師匠愛です。

・・・何となく、風景が想像出来ます。
あずみが「今日も出たい。新しいネタも考えました」と言うので出しましたが、いつも同じところでミスをすると、あずみを舞台に呼んで公開反省会が始まります。
「茄子と南瓜」の出だしがうまくできないと練習。そこをリフレインと言われると、「リフレイン? ユーミンの歌?」と天然ボケのあずみ。
不安になったたい平が、ソデの恩田えりちゃんにリフレインの意味を確かめる。そして、そのままえりちゃんを舞台に呼びます。
あずみの三味線を聴いていると上手になったと思いましたが、えりちゃんのを聴くと違いがよーくわかりました。
あずみさん頑張れ!
あれっ?芝浜の話題だったはずなのに・・・。
私も、志ん志師匠や寝蔵師匠と同じように、あずみさんの大ファンになっているということですね。

パソコン復活

パソコンを買い換えたまでは良かったのですが、自宅で無線LANに接続がうまく行かずイライラしていたのですが、ひょっとしたことで解決して、本来の姿・体勢に戻りました。
パソコン復活
今まで、スマホで入力していましたので、やはりパソコンに比べると、かなり不便でしたが、これで思い切って投稿出来ます。
アクセスも増加傾向にありますので、頑張ります。

井戸の茶碗

柳家さん喬師匠で聴く「井戸の茶碗」。
井戸の茶碗
「柳家さん喬師匠」と「井戸の茶碗」という組み合わせは、絵に描いたようなものです。
好きな噺家さんと言えば、好きな噺と言えば、いずれも5本の指に入ると思うのです。
井戸の茶碗井戸の茶碗
この噺、素人落語連のあちこちで、「この噺がやりたい」という人が多いこと・・・。
聴く側でも、一番好きなな噺にしている人が多いと思います。

「帯久」をもう一度

映像ではなく、古狂師匠が編集してくださったCDで、改めて「帯久」を聴いてみました。
「帯久」をもう一度
不思議なことに、映像とも雰囲気が違います。
高座の前にレコーダーを置いて録音しましたから、とてもクリアな音で、声の表情を探ることが出来ます。
「帯久」をもう一度「帯久」をもう一度
文珍師匠の映像と比べて、ストーリー、人物設定、言い回し、滑舌など、色々チェックすることが出来ました。

文珍師匠の「帯久」

従妹が、今秋NHKで放映された桂文珍師匠の「帯久」を録画して貸してくれました。
文珍師匠の「帯久」
きっと「Ⅰnさん」も、これを視聴していることでしょう。
     文珍師匠の「帯久」
確かに、文珍師匠は帯屋を私よりずっと悪人にしてやっています。
それに和泉屋も、かなり怨念を前面に出し、自ら火を点けてしまう演出になっている。
ただ・・・、いくら情状ありとは言え、放火をしてしまったら、大岡越前守の人情裁きにならないのではと、私は思いました。
そこで、和泉屋は善人にして、あまり怨みの台詞も言わせず、降り懸かる不幸や理不尽をひたすら耐えることにしました。
文珍師匠が地噺の部分で、何度も「まあぁ」と繰り返して言うのが気になりました。口癖なのかな?
そんな訳で、今日は、落語を聴いて過ごします。

落語はやおき亭

ラジオのレギュラー番組は、こぞって今年最後の放送です。
◇ 掛け取り    三遊亭圓生
代表的な大晦日の噺。
しかも、狂歌や芝居や義太夫や喧嘩の素養がないと出来ません。

双蝶々

何と通しで1時間27分。 圓生師匠渾身の超長講。
   双蝶々
昨夜は、聴きながら休みました。
私など、20〜30分程度の噺で、あれだけ疲労困憊するのですから、圓生師匠は一体どんな体力なんでしょう。
しかも、随談やマクラに時間をかけているわけではない…。
それにしても、いたたまれない噺です。
人の親の業を痛感します。
八百屋の長兵衛の倅・長吉は、小さいころから手に負えない悪で、店の物はかっさらう、 賽銭は盗む、悪い事については頭が良くまわった。
あるとき継母のお光に寿司を食べるから と銭をせびり、もらえないとなるとお膳を蹴飛ばして表へ飛び出してしまう。
あげく、仕事 を終えてもどってきた長兵衛に嘘八百の告げ口をしてお光を困らせ、夫婦げんかにまで発展 させる。
長兵衛は初め、長吉の言い分を信じお光を殴りつけるが、大家の仲裁で事実を知る。
真っ当になるよう長吉をお金を扱わない黒米問屋、山崎屋に奉公に出す。
悪さをするくらいだから目端も利いてよく働いた。
奉公先で長吉の悪さは収まったかに見えた。
十八のとき、悪友の長五郎と組んで稲荷町の広徳寺前で盗みを働き、そこを風呂が遅いのを不審に思って付けてきた番頭の権九郎に目撃された。
権九郎は店に戻った長吉を呼びつけ、盗みを白状させ叱りつけたが・・・、一転態度を変え、若旦那と争っている吉原の花魁を身請するために二百両必要だという。
ご主人の金庫か ら残りの百両という金を盗み出せと強要する。
長吉はしかたなく言われた通りに、ご主人夫婦の寝室にお腹が痛いと仮病を使い入り込み、タンスの薬箱ならぬお金を引き抜き、薬をもらって引き下がってきた。
盗んだ金を権九郎にむざむざ持っていかれるのが惜しくなり、待ち合せの場所で番頭権九郎を殺し、奥州路に逃げようかと独り言を言っているのを小僧の定吉に聞かれてしまった。
口封じのために掛け守りを買ってやるから寸法を測らせろと言って、首を絞めて殺してしまう。
番頭との約束 の九つの鐘を聞いて逐電する。
<「小雀長吉」>双蝶々正直・長兵衛夫婦は倅の悪事を知り、世間に顔向けが出来ないと逃げるように湯島大根畠の長屋を引き払って流転の日々を送る。
本所馬場町の裏長屋に越したころ、遂に長兵衛は腰が立たない病になってしまった。
内職だけでは病人を養っていけず、お光は内緒で袖乞いをして一文二文の銭を稼ぎ、なんとか食い繋いでいる。
浅草の観音様に全快祈願のお百度を踏むからと偽り、夜、隅田川縁の多田薬師石置き場で、袖を引く物乞いをしていた。
北風強くみぞれ混じりの中、たまたま奥州石巻から父の様子を探しに出てきた長吉の袖を引き、二人はひさびさの対面を果す。
長吉は子供の時分、お前に辛く当たったのも親父を取られたように思ったからで、今では申し訳無いと思ってい る。と告げる。
長吉はお光に連れられ、腰の立たない父を見舞う。
50両の金を渡し元気で暮らすように 言うが、長兵衛は悪事から手を洗えと言葉を重ねたが、最後は長吉をゆるし、涙ながらに今生の別れを告げる。
奥州では50人程の子分がいて自分だけ足を洗う事は出来ないと言う。
追われる身である事を察した長兵衛はもらい物の羽織を渡し、江戸から無事出られるようにと願った。
雪降る中、後ろ髪を
引かれる思いで長屋を去った長吉は、吾妻橋のところで追手に取り囲まれ、御用となる。<「雪の子別れ」>
双蝶々は、三遊亭圓朝作と言われていますが、それ以前からあったとも言われているようです。

落語DEデート

天気が悪いようで、いつもより外が暗いよう。
気がついたら、既に番組が始まっていました。
 ◇ 青空お婆さん   五代目古今亭今輔
いいですね。お婆ちゃん落語。

新年のお参り

「新年の厄除けは、○○厄除大師で」というCMが多くなりました。
新年のお参り
寺社仏閣も宣伝合戦の様相ですが、ご利益というものは、そういうものでもないと思いますが・・・。
こんな新聞の広告がありました。
左上の2ケ所は、都心から遠い場所ですが、それ以外は全てお参りをして「ご朱印」を頂戴した、著名なところばかりです。
神前や仏前に手を合わせて祈るというのは、宗教云々ではなく、心を落ち着かせたりするという点で、なかな良いものだと思います。
ただ、意味も分からずに、神社仏閣に行くと真っ先におみくじを引き、吉だ凶だと騒いでいる若者を見ると、・・・・。
天下泰平・国家安穏・五穀豊穣を祈ろうよ。
金運・恋愛運ばかりじゃ駄目でしょ。

新閣僚

新内閣が発足しました。
Fw:電子メールで送信: 20121227k000<br />
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よく訳の分からないメンバーのような気がします。
そう言えば、「大手町落語会」で、「昔昔亭桃太郎」師匠が、政治家を揶揄していました。
今の政治家たちは、東大出身の官僚たちに舐められて、差別されているんだ。
総理大臣はS大学の出身。S大なんてろくな大学じゃない。

(これは桃太郎師匠が言ったんです。)
副総理はG大学。こんな大学なんぞは「K(噺家さん)」だって出られたんだから・・。(これも桃太郎師匠が言ったんです。)
東大出身の官僚からは完全に馬鹿にされ、無視され、差別されている。(これも桃太郎師匠が言ったんです。)
何気なく全閣僚の出身大学を見ていたら、同窓の閣僚が一人だけいました。
何と、演歌歌手と同じ名前の女性閣僚でした。
どちらも「せんせい」と言われて悦に入っているという訳ですかね。

渋谷に福来たるSPECIAL2013

今までも知っていたのですが。
  渋谷に福来たる
毎日新聞の落語会だったんですね。
渋谷に福来たる
早速、3月23日のふたつの会を梯子することにしました。
まずは、正午開演の「大吟醸/三人会」。
そして、夜7時開演の「圓朝噺の会」。
ふたつの落語会の間は、一緒に聴く予定の「Ⅰさん」と、渋谷の街で時間をつぶすことにします。
今から楽しみ。

箱根大学駅伝

すっかりお正月のイベントとして定着したようで。
箱根大学駅伝
地下鉄銀座線の上野駅に、こんな広告(看板?)がありました。
残念ながら、そもそもこういう類のものに全く縁のない大学の出身ですから、母校の応援の出来る人たちが、ある意味では羨ましくもあります。
どこが強いのかも知りませんが、昨年まで「山登りの神様」と言われて大活躍していた選手がいなくなって、今年はちょっとインパクト(見どころ)が少ないのかな?

2012年12月29日 (土)

水神

暮れの一夜の徒然に圓生師匠の「水神」を。
水神 昔、三囲(みめぐり)神社の縁日の晩、三十格好の男が2ヶ月ぐらいの乳飲み児を抱い て、おろおろとしていた。
空腹とみえて、激しく泣き続ける児をあやしきれずにいた。
黒っ ぽい着物姿で、露天商いをしている二十五・六の人格の良い美しい娘が、みかねて声を掛け てきた。
娘のお乳を含ませると、がつがつと飲んで安心したように眠りこけてしまった。
女房は私の働きが悪いので、この子を置いて出て行ってしまった。
お乳をほしがるの で心当たりを探していたので、お礼にお名前を教えて欲しいと言うと、「こう」だと言う。
「お幸さん、ですか。良い名前ですね。一生涯忘れません。私は屋根職人の杢蔵と言います」。
これからもお乳が必要でしょうからと、女は店をたたみ、児を抱いて、男を「水神の森」 にある我が家へと案内した。
これが縁で女と男は一緒に住むことになった。
水神
お幸は児を連れて縁日に出かけて商いをし、家ではかいがいしく杢蔵の世話をした。
杢蔵 は家族の幸せを感じ、生まれ変わったように屋根職人として真面目に働いた。
知らないうちに小金も貯まり、幸せな日々が4年間続いた。
5年目のある早朝のこと、杢蔵が目を覚ますと、お幸がまだ寝床で眠ったままでいた。
初めて見るお幸の寝姿であった。
布団を掛け直してあげようと、その姿を見て驚いた。
お幸は、顔は人間だが、体はカラスだった。 杢蔵は化け物を蹴飛ばそうとしたが、これまで世話してもらった恩を考えるとそんな事は 出来なかった。
気を取り直し、見なかったことにして、布団を掛け直した。
とその時、普段と変わらぬ姿で起きてきたお幸が、「見たでしょ」と言った。
「チョイとだけ」と言ったが、お幸は座り直し身の上を語り始めた。
水神
お幸は、水神さまのお使い姫の牝ガラスであった。
神様から頼まれて霞ヶ浦まで行ったが、若かったので途中で遊びほうけて、お使いのことはすっかり忘れてしまった。
神様は怒ったが、本来ならば野ガラスにしてしまうところを、5年間人間の女にしておくから、それが無事に済んだら、元の使い姫に戻してくれることになっていた。

人間になったが、どのように生活すればいいのか分からなかったので、カラスになって山に入って果実や玉子などを採って、それを縁日で売って生活をしていた。
貴方のことも小梅の空から見て知っていました。
我が子を置いて居なくなった人間は何て非情なんでしょう。
ですから、この児を私が育てる決心をしたのです。
貴方のことも嫌いではなかったので夫婦になったのです。
貴方に私の正体を見られたので、5年にならないので、野ガラスになるでしょう。
水神
どうか今のままでいてくれと、杢蔵は懇願した。
俺はお前が好きだからと頼んだら、この黒羽織の様な物を着れば一緒に行けるとお幸は言った。
子供のことを考えると、カラスになる勇気のない杢蔵は、人間にとどまった。
お幸は一陣の風とともに去っていき、家もたちまち消え、カラスの群が舞っていた。
隣で 寝ている子供を起こすと、水神に遊びに来ただけで、小梅の家に帰ろうという。
子供に聞きながら帰ると小綺麗になった家だった。
お幸はみんなには見えなかったが、充分すぎる程家 族を守っていたのだと、杢蔵は思った。
勝手なもので、元の女房が尋ねて復縁をせがんだが、追い返してしまった。
それから男手ひとつで、一生懸命育て、十二の時浅草の呉服屋に奉公に出した。
二十三の時、実力を認められ、大店の娘の養子に入った。
杢蔵は独りになって、思い起こされるのはお幸のことばかり、水神に来てみるとカラスが 群がって飛んでいた。
「枯れ枝に カラスの止まりけり 秋の暮れ」、よっぽど寂しくなったのか、お幸に逢いたさに黒い羽織を脇に抱えて、大屋根に昇った。
お幸のことを考えて羽織に袖を通すと、羽根になってふわり…。
「お幸、お幸ぉ〜!」
…私も「おこう」を探している気がします。
いつか、チャレンジしてみたい、菊田一夫原作の長講。
圓窓師匠から高座本をいただきましたので、その演出で。
幸せのカラスを見つけたい。

年末の渋滞

年末の渋滞
早速暮れの渋滞が。
午後は、あの笹子トンネルも片方を対面通行にして、暫定開通させるそうです。
今回は、通らないことにしますが。

高田松原

東日本大震災の津波で、何万本もの松が全滅してしまった、岩手県陸前高田の高田松原。
 
    高田松原
奇跡的に残った1本も枯れてしまいましたが、何と新芽が出て来ているそうです。
ほんの僅かな新芽かもしれませんが、地元の人たちにとっては大きな朗報でしょう。
自然は、本当に逞しいものです。
再びあの見事な松原になるには、とてつもなく長い時間が必要かもしれませんが、千里の道の小さな一歩だと思います。
“杉は直ぐ 松は曲みて面白し 人の心は奇なり妙なり”
関係ないか…。

テレビ出演?

お正月番組に出演か?
テレビ出演?
仕事の話ですが、先日フジテレビの番組の取材を受けました。
取引のある会社を紹介するコーナーで、クライアントである”我が社”にも取材が入ったという訳で、インタビューに答えました。
勿論、落語とは一切関係ありません。
前の会社では、何度かマスコミ対応をしたことがありましたが、今の会社では初めてです。
かなりインタビューの量もありましたが、一瞬出るかどうかでしょう。
1 月1日深夜(2日未明0時45分〜4時45分)の「お台場政経塾」という番組で、もしかすると3時半過ぎ頃の一瞬に出ているかもしれません。

Facebook

友だちから「Facebookで友だちになろう」という勧誘メールが届きました。
「おいおい、俺たちゃぁ今までだって友だちだっただろう・・」と、暫く放っておいたのですが、今度は別の知人からも同じようなメールが届きました。
どうやら、何かのトリガーで自動的にメールが送信される仕組になっているようです。
そこで、ちょっと、という軽い気持ちで触ってしまったところ、よく分かりませんが、まぁ随分色々な人がやっているようだということが分かりました。
驚いたことに、友だち候補者の中に、娘の名前がありました。
ここで「友だちじゃない!娘だぁ」と言っても意味はありませんね。
Twitterもそうですが、とにかく分かりません。
ただ、世の中には、実に暇な人間が多いんだなということだけは分かりました。
勿論、私もその中の一人です。
みんな「いいね!」って、ちっとも良かぁありませんが・・・。

松井引退・・・

松井選手がね・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121228-00000060-spnannex-base
Fw:電子メールで送信: imgcb644ffbz<br />
 ikczj.jpg
最近はマスコミへの露出も少なくなって、ちょっと忘れられていた感もありました。
どの世界でもチャラチャラした選手が多い中、決して奢ることなく無言実行を貫いた人でもあり、これこそが本当の一流だと思います。
1992年夏の甲子園なんですね。
星稜高校の4番バッターで、何と5打席連続で敬遠されました。
あの時も、誰かを非難する訳でもなく、無言を貫きました。
この相手の高校は、この1件と不良外国人横綱の出身校ということで、大変申し訳ありませんが、私は大嫌いです。
お疲れさま。
これが正直な感想です。

嬉しいニュース

先日の稽古会を見学してくださった、落研先輩の「三代目杜の家とん平」師匠から、来年1月から「仲間入り希望」のメールをいただきました。
これで、「落語っ子連」も一層充実します。
とん平師匠が入会されることにより、落研のOBは4名に。
先日はたいへんありがとうございました。
噺を仕込むのはなかなかたいへんなことだなと、改めて感じた次第です。
お世話になりますが、一月六日、参加いたしますので、どうぞよろしくお願いします。

nnとても嬉しいニュースです。
これで、とん平師匠の同期の(恐らくこのブログも時々覗いてくださっているはずの)「山椒亭から志」師匠も、"その気"になっていただけるのではと、密かに目論んでいるのです。
から志師匠、これをお読みいただいたら、「(とん平さんがやるなら)あたしもやるよ」というご連絡をお待ちしていますよ。

圓朝全集

岩波書店の「圓朝全集」・・・。
圓朝全集
「積ん読」になってしまうことは必至と分かっていながら。
でも欲しい…。
全13巻と別巻が2巻。
全巻トータルすると、14~15万円ぐらいになるのでしょう。

2012年12月28日 (金)

心惹かれて

「幾代餅」の清蔵が錦絵の幾代太夫に恋をしたように、羽子板市で出会った人形?(羽子板)に気持ちが残ります。
心惹かれて
売り子のオニイサンが「綺麗だと言ってやってくれ」と言っていた。
着物の鮮やかさだけでなく、表情の艶やかさに惹かれました。
それこそ数ある羽子板の中から、この娘に目が止まりました。

休日ダイヤ

我が年末の通勤は、常に「休日ダイヤ」でした。
休日ダイヤ
世の中のほとんどが年末休みになっても、若い頃は大晦日まで、その後も30日まで働かされて来ましたから。
ところが今年は、暦の関係で、私も本日が”御用納め”となり、休日ダイヤではない平日ダイヤで通勤が出来ます。
休日ダイヤというのは、がらがらで、実に寂しいものです。
それでは来年はと、もらったばかりのカレンダーをめくってみると、28日が土曜日になっています。
「ん、では来年も!」と喜んだのも束の間、30日が月曜日…。
…来年はまた休日ダイヤのお世話になります。
ところが、再来年のカレンダーを見て、さらに驚き。
1月4日が土曜日・・・。
ということは、会社によっては、12月28日から1月5日までの9連休になるということ。
が、我が社は、第一土曜日は出勤日になる可能性があり、新年から休日ダイヤを利用することになりそうです。
再来年のことを言ったら、鬼が大爆笑してしまいますから・・。

林家あずみさん情報

破れ家笑児さんから届いた、林家あずみさん情報です。
お正月のラジオ番組に出演

師匠「林家たい平」さんの番組「天下たい平落語はやおき亭」。
お正月1月13日(日)文化放送の朝7時からの放送です。
そう言えば、ご本人先日25日に録音をすると言っていました。
日曜日朝の文化放送、6時からの「落語DEデート」、7時からの「落語はやおき亭」は、ほとんど欠かさず聴いていますので、1月13日も楽しみにしたいと思います。
きっと、"あの調子"でおしゃべりをするんでしょう。
でも、師匠と一緒だから、ちょっと遠慮しながらでしょうか?

いつかは…

「いつかは・・・」と言われた、国産車を代表する車がフルモデルチェンジをし、14代目のモデルになったそうです。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121225-00000028-impress-ind
いつかは…
高度成長期、自家用車が珍しかった頃は、憧れの車種でした。 

その後日本が豊かになって、しがないサラリーマンだった父も、この何代か前のモデルに乗れるようになっていました。
最近の車は皆、目がつり上がって顔が怖くなり、さらに個性までがなくなってしまいました。
国産車では魅力のある車がありません。
リコール対応が消極的で不適切で、なかなか隠蔽体質が治らない、懲りない財閥系の自動車メーカーもあるようで、また重大な信用問題になるかもしれないという・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121225-00000001-fsi-bus_all
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121225-00000028-jij-soci
また、世界の市場を席巻している韓国の某メーカーでは、データの捏造が横行しているという・・・。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8AL04U20121122
「幾代餅」の清蔵のような純粋な人や企業は、この世にはいないのでしょうか・・・。

私は今の愛車をこよなく愛しています。

定吉~ぃ

ちょっとお粗末な話。
    定吉
「人は、年を取ったり忙しかったりすると、物を忘れるものじゃ」とは、「帯久」での大岡越前守の台詞でした。
先日の「アトリエ村」落語ボランティアの「花色木綿」マクラの小噺で、お店の吝嗇な旦那が奉公人の小僧を呼ぶ場面・・・
「おい、×□?…」
あれっ? 小僧の名前が出て来ない(゜o゜;…。何てったっけ?
「釘の頭が出ていて危ないから、×□?…」
えっ、どうして? 誰だったっけ? 八五郎じゃないし・・・。
「隣に行って借りてきな」
えええぇ(;_;)…まだ出て来ない。
「定吉ぃ」が…、全く出て来なかったんです。
あの瞬間、完全に名前が飛んでしまいました。
別に、極度に緊張して、言葉が出ない訳ではなく、むしろ和気藹々とした雰囲気ですから、忘れようはずがありません。
なのに・・・・。
そしてその後ですよ。物凄いのは・・・。
続いて、耳の遠い老夫婦の小噺の時。
「おい、婆さん、婆さん」という台詞を下手に向かって言うと…
「はいはい、何ですか?」と、客席から返事が返って来たんです。
ええっどうして
下手の、ちょうど私の視線の先に座っていたお婆ちゃんが、ご丁寧にも答えてくれていたという訳です…。
それにしても、「定吉」が出て来なかったのはショックでした。
「毎日香」さんにも申し訳ない。
トホホな出来事、失敗でした。
もう一度、勉強しなおして参ります。
年を取ったんですね・・・。 (ノд・。)

2012年12月27日 (木)

暮れの駅

暮れの上野駅中央改札口前。
暮れの駅
何となく、何かが終わったなぁという、一段落感が漂っていました。
昔のような帰省の切符を買うための行列がある訳でもなく。
今年は…どんな年だったのかなぁ。
落語は○、家族も○、でも仕事は…×だったのかなぁ。
でもまぁ、何とか年は越せそうです。

SPACE TRAIN

会社の同僚と新橋で。
SPACETRAIN
押し迫って賑やかな街の場末の中華料理屋 [食堂?]で一献。
「一番丁はずみ亭」に来てくれたお礼と忘年を兼ねて。
なかなか示唆に富んだコメントや感想を聞かせてもらうことが出来ました。
視点や観点が、ポイントを押さえていて、逆に驚いてしまいました。
静かに、でもちょっと慌ただしく、年の瀬を迎えます。

離合集散・雲集霧散・集散離合

予想はしていたものの、主権者である国民不在の拙劣・粗雑な呆れた政治家たちの懲りない所業。
某"俄か造り政党"が、早速分裂するようです。
党内の主導権争いというのが原因。
政党に税金が投入されていることを忘れているのでしょうか
「成田離婚」だと嘯く知事職をないがしろにした輩と、選挙に勝つことしか頭にない輩の仲違いなど、はじめから予想できました。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kodamakatsuya/20121227-00022846/
プライベートでは二人とも「×」経験者だそうで、「平和的に分党する」という言い草は、実にブラックユーモアです。
面倒くさがりの連中が集まって酒を飲んで楽しかったそうで、
「おい、会を作ってこれからもやろうよ」と一人が言うと
「よそうよ、面倒くさいから」と全会一致で止めになったとか。

深川三流亭〔仮称〕のお知らせ

「三流亭窓口ファン倶楽部」の皆さまへ特別なお知らせです。
  落語っ子連≪深川三流亭(仮称)≫開催
  Fw:写真
 
【日時】   平成25年2月17日(日)午後2時開演(予定)
【場所】   江東区古石場文化センター 3階 第1和室
【木戸】   入場無料
【出演】   三流亭窓口/三流亭越児/三流亭仙三/
        三流亭千公/三流亭百梅/三流亭流三
     ※三遊亭圓窓師匠もご出演の予定(調整中です)
 〔会場のご案内〕
  〒135-0045
  東京都江東区古石場2-13-2
         TEL03-5620-0224 FAX03-5620-0258
 〔電車でのご来場〕
 ○JR京葉線「越中島」駅 3番出口より徒歩10分
 ○東京メトロ東西線「門前仲町」駅 2番出口より徒歩10分
 ○都営大江戸線「門前仲町」駅 3番出口より徒歩15分
 〔会場までの地図〕
 Fw:電子メールで送信: map.jpg
皆さまのご来場をお待ちしております。
・・・窓口さん、これでいいですか?

「一番丁はずみ亭」のこと

そもそもなぜこの名前になったかという・・・。
Fw:nn
今年の7月に、そろそろ名前を考えようと、メンバーでメールのやり取りをする中、仙台の地名「(一)番丁」を入れようという案が有力になり、その下に続く名前を考えることになりました。
私がメンバーの皆さんに送った、7月12日付メールがあります。
蕪生師匠はじめ皆さんから、ご意見をいただき、私も「(一)番丁」というのはありかなと思っていました。
森進一「盛り場ブルース」でも「名掛、国分に一番丁」とあります。
ただ、東京の「番町」と被り、あまり全国区の名前でもないので、何かもう一工夫をと・・。
思えば、定例のOB落語会だけでは飽き足らないという、ちょいとしたことが発端で始まった「番外」の落語会です・・・。
我らがアイドル「あずみ」さんにもずっと出演してもらいたい
これからは、外部の方にも参加いただく可能性もあり・・・。
「あずみ」さん・・・「番外」を始めたのもちょっとした「はずみ」・・。
仙台の街の中心は「(一)番丁」。(今は一番町ですが。)
ということで、「一番丁はずみ亭」というのはどうでしょうか。「一番丁はずみ亭」開演
ご参考までに「はずみ」を辞書で調べてみると・・・
■はずみ〔はづみ〕【弾み/▽勢み】
1 はずむこと。勢いよくはね返ること。「ボールの―が悪い」
2 勢いがつくこと。調子づいて活気を帯びること。
   また、その勢い・活気。「仕事に―がつく」
3 そのときの思いがけない勢い。その場のなりゆき。
    「言葉の―で言いすぎる」「ものの―」
4 何かをしたその拍子。その途端。「滑った―に足首をひねる」
5 金品を奮発すること。
    「遣らいでも能(え)い所(とこ)へ遣るのぢゃさかい、―ぢゃ」
    〈滑・浮世風呂・四〉
そうすると、「番外あおば亭」のイメージも引継げます。(あまり意味はありませんが。)
ちょっとした"はずみ"で(拍子に)、中毒患者に声をかけた"はずみ"(途端)に、みんなに"はずみ"(勢い)がついて、"はずんで"(調子づいて)、各自得意な噺を"はずむ"(奮発する)会。
はずみ・・・・あずみ・・。

とまぁこんな感じで、皆さんにご賛同いただいて決まったようで。
ということで、命名日は「平成24年7月12日」です。

盛者必衰

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
   沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
     驕れる者久しからず ただ春の夜の夢のごとし


政権政党だった某党では、地震を事前に察知して逃げる鼠のように散って行った議員、総選挙で玉砕した議員が佃煮にするほどいて、残った議員は全盛期の4分の1以下になるという、惨憺たる悲惨な状態です。
勝ち馬に乗る・・、人の世の中というのはこんなものです。
ひそかに、零細に、党代表の選挙が行われたようです。
3年前のあのお祭り騒ぎは何だったのでしょう。
         
ただ春の夜の夢のごとし・・・。
国民にとっては悪夢でした。自分たちの責任ですが。
ところで、某国営テレビ局のドラマ「平清盛」の視聴率が史上最低だったとか。
おごれるもの久しからず。

2012年12月26日 (水)

私の「帯久」

先日の「一番丁はずみ亭」の映像と音源を視聴して。
私の「帯久」
「落語は短きをもってよし」と言われるところからは「馬鹿者!」と叱られるかもしれません。
トリより長い38分というのは、言語道断の所業です。
ご贔屓からのコメントを5~6掛けぐらいに受け止めるのが正しいと思います。
「帯久」だけでなく、最近の私の噺には、リズムだとか流れだとかが欠けていると思います。
だからダラダラと長くなる。
これは、セリフを丸暗記しないで、その場の息で、自分の言葉で演ろうとするからでもあるのですが、このままでは飽きられてしまう。
昨年の「佃祭」「揺れるとき」「鬼子母神藪中の蕎麦」・・、いずれも冗長になっていた気がするのです。
「救いの腕」「藪入り」「ねずみ」、特に後の2題は学生時代に演ったことのある噺でもあり、それなりにリズムが作られていたようです。
長講とて「浜野矩随」は、やはり若いころから回数を演っていますから、そこそこスピーディだと思うのです。
勿論、物理的なスピードを求めるのと、冗長にならない間だとか話法も必要でしょう。
それから、人物設定のこと。
実は、自分ではかなり区別が出来ていたと思っていたのですが、映像も音も、もう全然ダメです。
私の癖は、一つのセリフで、最初の出だしはまずまずでも、中盤で区別がつかなくなり、最後は、師匠からいつも指摘されるように、自分の"素"になってしまうところです。
今回も、かなり意識はしていたつもりですが、このパターンが何ヶ所もありました。
これが、ストーリーの流れを邪魔してしまう・・・。
これらを解決するには、やはり稽古しかないのでしょう。
長講であればあるほど、しっかり稽古をしておかなければ。私の「帯久」
一方、ビジュアル面でチェックしてみると、まず高座に座っていて、手の置き方と動きもダメです。
右手を使って指差したりするのは、実は、師匠の癖でもある気がしますが、真似する必要はありません。。
左手の使い方と、左右のバランスが良くない。
もっともっと柔らかく出来るはず。
上下では、上手を向く時に、首がやや右に傾くようです。
右肩が下がり気味になるからでしょう。
これも姿勢を気をつけないと。
全般的に、顎を引くことも意識しないといけません。
それから、眉間に皺を寄せるのと、口を丸く開く癖がある。
ビジュアルには、この程度は直しておかないといけないでしょう。
今回の最大の失敗は、オチの後にお辞儀をして立ち上がる時に、扇子と手拭いを置いたまま羽織を持ってしまったこと。
出の時も、もっとゆっくりした仕草でも良いし、座る時の裾の払い方も、もう少し工夫が要ります。
もも
座布団へ座る位置も、もう少し前に座っても良かった。
お辞儀も、もう少し手をしっかり揃えて、脇が空かないように気をつけないと・・・。
・・・と、数多い反省を次回に活かして、ご贔屓を飽きさせないようにして行きたいと思います。

独り言・・・

何となく考えたこと・・・。
落語は、自分で楽しむことがベースですが、演るからには素人とはいえ、お客さまにも楽しんでいただかなくてはいけません。
「一番丁はずみ亭」やボランティアを通じて、落語ばかりでなく、その周りのことも身に付けた方がよいのかなと思いました。
あずみさんから
寝蔵師匠の太鼓、蕪生師匠・笑児さんの三味線、古狂師匠・ワッフルさんの踊り・・・・。
そう言えば、後輩のくるみさんも南京玉すだれを演っていました。
昨年、被災地の南三陸町に行った時、友楽師匠が、「歌や音楽の入る噺がいい」という訳で、「カラオケ病院」をお演りになりました。
一昨日、ワッフルさんの「奴さん」に、入所している高齢のお婆ちゃんたちが、「ア~、コリャコリャ」なんて声を出しながら、嬉しそうに手拍子を打っていました。
勿論、「一番丁はずみ亭」での古狂師匠の「深川」も、場を和ませていました。
"色物"というのは、本当に重要なものだと思います。
落語を活かすも殺すも、色物次第なのかもしれません。
hhFw:mm
サッカーで言えばさしずめ"アシスト"というものでしようか。
踊りには興味はありますが、もう少し落語が上手くなってから考えても良いかもしれません。
「昭和歌謡」の真似事ぐらいは出来るかもしれません。

雷門花助さん

松戸出身で、独演会「竹扇落語会」で何度か聴かせていただいた「雷門花助」さん。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/11/post-a44c.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2010/07/post-a44c-1.html
       雷門花助さん
来春、真打昇進するそうです。大変おめでたい話題です。 
       竹扇松戸落語会
いずれ、「雷門助六」の大名跡を襲名するのでしょうか?

2012年12月25日 (火)

行きつけの

北千住の行きつけの焼鳥屋さん。
行きつけの
「Ⅰさん」と2人で忘年会。
「一番丁はずみ亭」にも来てくれたので、私の「帯久」の出来栄えやら批評を聞いたりして。
行きつけの
2人で20年以上も前から通っている店。
焼鳥だけではなくて、このでんでん太鼓のような「豚しそ巻き」が絶品なんです。
行きつけの
マスターというか大将とも気さくに話しながら。
今夜はややお客が少ない感じでしたが、この店には根強い若い女性のファンもいるようです。
今年の飲み納めかもしれません。

聴いてもらう喜び

ボランティアでお邪魔して落語を聴いていただいて。
聴いてもらう喜び
私が初めて人前で着物を着て落語を演ったのは、仙台市内の老人施設でした。
今で言えば”デイサービス“というのでしょう。
舞台のある広い和室で、同期の4人でご機嫌を伺いました。
「また来ておくれよ」と、一人のお婆ちゃんが、ティッシュに包んだ氷砂糖を手渡してくれたのを思い出します。
聴いてもらう喜び
一昨日も、「花色木綿」を演っていて、「婆さんや」「ごめんください」「お留守ですか?」という台詞に、客席から「はい何だい?」「はいはい」「いますよ」と返事が返って来るという…。
寄席や落語会ではありえませんが、でも、とても楽しい。
反応があるということは、聴いてくれているということ。
拙い芸でも聴いてくださっている。
一番前の席で、ワッフルさんの「奴さん」に、嬉しそうに手拍子していたお婆ちゃんたち。
ありがとう。
いつまでもお元気で。

ねずみ穴

先日「一番丁はずみ亭」にご夫婦でご来場くださった「In」さん。
ねずみ穴
ご主人は大変な落語通だそうで、前回「浜野矩随」を聴いてくださった時も、自宅へ帰られてすぐ、先代の圓楽師匠のDVDと聴き比べたという、とても怖ろしい?方なのです。
今回も、上方噺の「帯久」をよくご存じで、やはり聴き比べて、それぞれの違いをチェックされていたそうです。
確かに、米朝師匠や文珍師匠のとは、ストーリーもオチも、かなり違いますから。
そんな方から、いずれ近いうちに演って欲しい噺として「ねずみ穴」をリクエストされました。
うわあぁ、これまた大作・長講です。
いずれ勉強させていただくこともあるかもしれません。
夢のようなその時を目指して頑張りたいものです。
夢は五臓の疲れだそうですが…。
ねずみ穴

東京かわら版

「東京かわら版」が送られて来ると、「あ~ぁ、もう月末だぁ」と思いますが、今月は年末です。
       東京かわら版
今年は、パソコンの調子が悪いのを理由に、年賀状も何もやっていません。
三遊亭好楽師匠が「池之端しのぶ亭」という、一門の稽古場というのか、高座のある施設をオープンさせるそうです。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/stage/trad/20121105-OYT8T00614.htm
http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/tradition/CK2012122302000151.html
壁に向かって百回稽古するより、お客さんの前で一回しゃべるのがどれだけ勉強になるか。
これ本当ですね。
だから、なかなか勇気が要りますが、我々素人も、師匠には大変申し訳ありませんが、相撲のぶつかり稽古よろしく、我がわれがと、進んで稽古をつけていただくのが、上達の早道ですし、先日のように、ボランティアで落語を演るのも、とても良い稽古になる。
生身の人の反応を頼りにやる芸能ですから。

東京ミチテラス?

私だって、ちょっと見てみたいと思いました。
東京ミチテラス?
このイベントが、あまりにも人出が多すぎて、24日のクリスマスイブは中止になったとか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121224-00000005-asahi-soci
確かに、こりゃあ危ない。
東京ミチテラス?
東京駅の普通のライトアップで十分だと思いますよ。
それにしても、人のことは言えませんが、「野次馬」というのはしょうがないですね。
確かに、行き過ぎた自粛はどうかと思いますが、一方で省エネも喫緊の課題なのだから、LEDを使用しているとは言え、いくらか控えても良い気がします。
それにしても、名前も悪かったかもしれません。
道路に人が「満ちてらす」だという・・・。

2012年12月24日 (月)

サンタクロース

今夜はクリスマスイブ。
きっと君は来ない……
サンタクロース
本当か嘘かは知りませんが、サンタクロースが、1人でクリスマスイブに世界中の子供たちにプレゼントを届ける為には、「マッハ15」のスピードで移動する必要があるんだとか。
マッハ15と言えば「流星号」ですよ。
これも50歳以上の人でないと分からないでしょう。
「ボクはジェッター、1000年の未来からやって来た。流星号、流星号、応答せよ」…。
「ボクはサンタ、10000キロの北欧からやって来た。流星号、流星号、乗せてよ」って。
・・・・私の靴下は、穴が開いています。

出囃子

生演奏の出囃子。
出囃子
これが寝蔵エンタープライズ制作のBD。
出囃子
そして、これが古狂プランニング編集のCDです。
「はずみ亭社中(蕪生・寝蔵・笑児)」の名演でした。
演奏の様子は、いかんせん狭い場所でもあり、撮影出来ませんでしたが。
  □ 蕪生     転宅         木賊刈り
  □ 寝蔵       堪忍袋          菖蒲浴衣
  □ 古狂     犬の目       正札附き
  □ 乱志     帯久         序の舞
  □ 笑児     あくび指南     一丁入り
  □ あずみ   三味線漫談    菖蒲浴衣
  □ 志ん志   一分茶番     中の舞
・・・・ 確か、こんな内容だったと思います。
いずれも名曲です。
改めて、音源や映像を視聴して、素晴らしさを実感しています。

 

人情深川ご利益通り

昨日の深川不動様。
人情深川ご利益通り
昨日の深川不動の参道は、何となく年末の装いという雰囲気。
「人情深川ご利益通り」も年越しの支度です。
人情深川ご利益通り
本堂に鎮座している「お願い不動様」に、「一番丁はずみ亭」盛会のお礼とこれからの落語徘徊のお守りをお願いしました。

音源と映像

私の宝物です。
音源と映像
「一番丁はずみ亭」のチラシとプログラムと高座本と音源と映像。
音源と映像
何かこう…、仕事とは違う、自分だけでなく、チームの充実感があります。
音源と映像
噺の巧拙ではなく、あぁやって良かったと思います。
音源と映像
素晴らしいメンバーに感謝です。

2012年12月23日 (日)

ラジオ寄席

今日も落語漬けの1日でした。
夜のラジオ寄席は、四代目春風亭柳好師匠の特集です。
 
ラジオ寄席
 ◇ 道具屋      春風亭柳好
 ◇ 付き馬       春風亭柳好
地味で、初めて聴いた時は変な噺家さんだと思いましたが、じわ〜ッと良さがにじみ出て来た感じでした。
ラジオ寄席
学生時代の寄席にはなくてはならない存在でした。
やはり、底堅い人気があるんですね。
早くお亡くなりになってしまいました。

私鉄沿線?

改札口で"君"のことをいつも待った訳ではありませんが・・。
(このフレーズが分かる人は50歳以上でしょう・・・。)
私鉄沿線?
「アトリエ村」は、西武池袋線の「東長崎」駅の近くです。
各駅停車しか停まらない駅ですが、池袋駅から2つ目の、いかにも私鉄の駅、私鉄駅前の街という風情の場所です。
私鉄沿線?
個人的には、いつも落語会を聴きに来てくれる叔父が住んでいるのと、妹が学生時代に住んでいたのと、会社の独身寮が目白にあったので、この街には親しみがあります。
久しぶりに来ましたが、何と言っても、駅舎が近代的になり、当時の面影がありません。
北口の階段を下りたところにパチンコ屋さんがありました。
街の雰囲気もあまり変わってはいませんでした。
本屋さんがまだありました。ちょっとホッとしました。
通過電車を2本ぐらい見送りながら、ホームのベンチに座っていると、なんとなく当時の様子も思い出されて来ます。
「各停 池袋 16:18 8両4ドア」・・、各駅停車を待つ10分間。
思い出訪ねこの街に来ました。"君"はどうしているのかと・・・。
(これも50歳以上・・?)

「落語っ子連」稽古会

今月3回目で今年最後の稽古会。
「落語っ子連」稽古会
今日は、落研先輩の三代目「杜の家とん平」師匠と門前仲町の駅で待ち合わせて、稽古会を見学していただくことになっています。
実は、駅に着くまで
すっかり忘れてしまい、改札口を通った時に思い出しました。
それでも無事に落ち合えて、稽古場へご案内しました。
 ◇ 三味線栗毛            三流亭流三
 ◇ 初天神                三流亭窓口
  ◇ 禁酒番屋               三流亭仙三
ここまでで、私は中座して、ボランティアに向かいました。
 ◇ 替わり目             三流亭百梅
 ◇ 瓢箪屋政談           三流亭まど音   …かな?
今年の稽古はこれでおしまい。
三代目とん平師匠には、来春から是非とも仲間入りしていただきたいと思います。
私は「三味線栗毛」の読み稽古でしたが、とても疲れました。
来年は、待望の発表会がありますから、今から楽しみです。
我が「落語っ子連」は、今年は波乱万丈の?年になりました。
第一次の10年の歴史に区切りをつけて、第二次ということで再スタートし、私が連の長を務めることになり、何とか年を越すことが出来ます。
師匠の温かいご指導に感謝です。

落語はやおき亭

昨日の大手町落語会でも、いつもの水玉模様の湯呑みを置いて、マクラで愚痴を言っていました。
◇ 大安売り    昔昔亭桃太郎
随分昔の音源で、元気だし、テンポも早い!

「一番丁はずみ亭」の映像

喰亭寝蔵師匠から、いつものBDが届きました。
えっ?
まだ1週間しか経っていないのに…。
一番丁はずみ亭の映像
ありがとうございます
一番丁はずみ亭の映像
恋し家古狂師匠が編集してくださったCDと、寝蔵師匠のBDと、貴重な財産になります。
出張やら、今日はこれから稽古会と落語ボランティアがありますので、夜帰ってから、ゆっくり視聴したいと思います。

落語DEデート

疲れている日曜日。
   ◇ 加賀の千代    桂三木助
これ、大晦日の噺でしたね。
朝顔が話題になるから、夏の噺だと思っていましたが。
そう言えば、師匠の「瓢箪屋政談」も、このお千代さんが出て来ました。

コーヒーのこと

おいしい珈琲?   
コーヒーのこと
いつもよく行くカフェは、看板だけで、全く「おいしい珈琲」なんていれていないんですよ。
第一、店内で、珈琲の豆を挽くあの芳醇な香りがしたことがありませんから。
大豆を煎り過ぎて焦がしたのを使っているのではとまで思ってしまいます。
コーヒーのこと
よっぽど、ドリップ方式のインスタントコーヒーの方が美味い。
インスタントとは言わないかもしれません。
一方、外資系のがぶ飲みカフェ。
量が多すぎて、出るのが遅すぎて、高くて、総じてスタッフの対応が高ピーで。
そのくせ、どこも混雑しているので、大嫌いですね。
そういえば最近、ここのコーヒーの量が少なくなったというクレームが相次いでいるそうです。
カップの中の量が少なくなったという、せこいクレームなのですが、持ち運びの時にこぼれないように少なめにしているという回答も、実にマニュアル的で血の通わないものです。
だから、なるべく行かないようにしています。

今年の落語界

”今年の十大ニュース”なんていう季節です。
毎日新聞に、今年の落語界ふうの記事がありました。http://mainichi.jp/enta/news/20121219dde012200062000c.html
今年の落語界は、ひところのブームのような熱気は収まって来た感じではありまのすが、ささやかな中にも色々ありました。
 ○大名跡「桂文治」・「桂文枝」の復活
 ○落語協会大抜擢の真打昇進~「春風亭一之輔」・「古今亭文菊」・「古今亭志ん陽」
後は・・・、何かありましたっけ?

談志が死んだ

立川談四楼さんの著書です。
Fw:電子メールで送信: 613LOFIOHxL.<br />
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42年前のあの日、談志は本気で嫉妬した。
三島由紀夫の派手な死に様に……。
一門の落語協会脱退騒動の張本人にして、「小説はおまえに任せた」と談志に言わしめた著者が、苦しみも喜びも半端じゃなかった、入門以来42年分の感慨を込めて、あの全身落語家と弟子たちの裏も表も、虚実皮膜の間に描き尽す長篇小説。
「オレが死んだら悪口だけで三時間はもつはずだ。笑って送ってみせろ」――はい、師匠!

・・・虎は死んで皮を残し、談志師匠は亡くなって、弟子や取り巻きに商売をさせる。
本屋さんの落語本コーナーに行くと、ご本人の著書や遺稿だけでなく、談志関連本ばかりです。
そう言えば、「映画立川談志」も、随分ヒットしているそうです。

2012年12月22日 (土)

加藤さん

大手町落語会のロビーです。
加藤さん
目立つような、目立たないように、次回のチケット前売りの呼び込みをしているのは…、そうです「加藤さん」です。
加藤さん
「席亭志願」という本で、一躍有名になった(はずの)加藤さん。
久しぶりにお見かけしたのですが、少しお太りになりましたか?

大手町落語会

冷たい雨が降っています。
大手町落語会
なのに、電車の中に傘を忘れてしまいました。
最悪?の気分で会場へ。
大手町落語会
土曜日の大手町は、ビルの中の飲食店はじめ多くの店が休んでいて、とても不自由です。
会場のロビーには、オフィスエムズの加藤さんの姿も見えました。
◆ 鷺とり    柳家小太郎
◆ 春雨宿    昔昔亭桃太郎
◆ 二番煎じ   柳家権太楼
◆ 千早振る   瀧川鯉昇
◆ 幾代餅    柳家さん喬
かなり寝ている時間も長かったようです。
大手町落語会
仲入りの時には、嘘のように晴れ上がっていました。
今年最後の落語会になるかもしれませんが、今年もさん喬師匠で“納め_です。

国際メール?

先日受け取った英国に在住の後輩からのクリスマスカードのお礼にと、メールアドレスに返信しました。
国際メール?
驚きましたねえ。
だってアドレスの最後尾が、「.jp」でなくて「.uk」なんですから。
ちゃんと通じたようで、返信がありました。
国際電話なんてほとんど要りませんね。
ドメスティックオジサンの独り言です。

芝浜の革財布

鈴本演芸場の特別興行。
芝浜の革財布
鹿芝居「芝浜の革財布」です。
行こうかなぁ。
どうでもいいですが、「芝の革財布」が正しいと思うのですが・・・。

「一番丁はずみ亭」の音源

恋し家古狂師匠が、「一番丁はずみ亭」を録音してCDを作って送ってくださいました。
「一番丁はずみ亭」の音源
ご覧ください。
ディスクのフェースの素敵なこと!
「一番丁はずみ亭」の音源
これから早速、怖いもの聴きたさに…。
古狂師匠、ありがとうございます。

お祝いメール

「36万件達成おめでとうございます。」
Fw: FW: 36万件
会社の同僚から、写真付きのメールが届きました。
 

2012年12月21日 (金)

冬至

今日は冬至だったんですね。
冬至
極月21日、今年も残すところあと10日です。
明日から3連休ですが、なんやかやとありまして。
勿論、落語が中心です。

出張帰り

社内の管理職の研修で、オブザーバー的立場で、朝から終日付き合いました。
出張帰り
コーポレートカルチャーを変革しようという、まぁとんでもないテーマの研修です。
帰りの楽しみは、駅弁と落語です。
今日は、「太閤」という寿司弁当をほおばり、桂文珍師匠の「帯久」を聴きながらの新幹線車内です。
疲れました。
東京には、9時頃に到着予定です。
大阪は、午後から雨になりました。

クリスマスカード

喪中葉書が一段落したら、クリスマスカードが届きました。
クリスマスカード
エアメールなんですが、はじめは差出人が誰だか見当がつきませんでした。
前の会社にいた頃は、海外に赴任している同僚などからよく届いたものですが、現在は完全にドメステックですから。
開封してみると、元気そうに微笑んでいる写真が印刷されたカードでした。
あぁ・・、大学・前の会社の後輩の「M」女史からでした。
ロンドンで3年目のクリスマスだそうです。
単身で異国で頑張っているんだなぁと・・。
確か、彼女の父上は、以前は我が母校の副学長をお務めになっていたことがあったはずです。
経済専門の先生だったと記憶しています。
ご健在のはずですが・・・。

一番丁はずみ亭カーテンコール

今回も多くの方のご来場ありがとうございました。pp
Fw:mmFw:mm
Fw:mmもも
ppもも
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,,
,,,,
ありがとうございました。
次回は・・・・、来年6月か7月ぐらいにやりたいですね。
 

落語の国の精神分析

何か難しそうな本。
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO49606850V11C12A2MZC001/Fw:電子メールで送信: 96958A96889D<br />
 E6EBE4E2E4EAE7E2E3E7E3E0E0E2E3E09F8891E2E2E3-DSXDZO496068601512201<br />
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「この本の主題は、ひとつは落語の根多である。
それは江戸から明治大正にかけての民衆の生みだしたフォークロアだと言ってよい。
無名の民衆が作り出し、楽しみ続けてきたものには、必ず無意識の力が動いている。
精神分析家として私は、それを読み解いてみたいと思った。
そしてもうひとつの主題は、落語家という人間の生き方だ。
落語家も精神分析家も単にひとつの職業にとどまらない、ひとつの生き方であるように思う。
落語家という、ひとりでこの世を相手にしている生き方と精神分析家には共通しているところがある。
それを前提に落語家として生きるとはどんなことなのか、そのことに少しでも迫りたいと思った」(「まえがき」より)

与太郎、若旦那、粗忽者… 落語の国の主人公たちは、なぜこんなにも生き生きとして懐かしいのか?
登場人物たちのキャラクターと病理の分析を軸に、古典落語の人間観と物語の力を解き明かす。
ひとり語りのパフォーミングアート・落語が生み出す笑いと共感のダイナミズムに迫り、落語家の孤独を考える。
著者はいう、屑屋の狂気も長兵衛の無私も佐平次の放縦も、私たちを励まし元気づける、いくぶん奇妙な「自我理想」なのだ、と。
観て、聴いて、演るほどまでに落語に魅せられてきた精神分析家による、渾身の落語評論。

みすず書房刊・藤山直樹著・2,730円(税込)・・・

2012年12月20日 (木)

くつろぎの

くつろぎの
くつろぎの
くつろぎの
定宿に着いてホッとしたところ。
最近、ドリップタイプのインスタントコーヒーにはまっています。
毎朝通勤途上のカフェで飲む180円のコーヒーより、数倍も美味・芳香です。
ちなみにこのカフェの入口の看板には、「おいしいコーヒーが入れてあります」とかなんとか、ブラックジョークが書かれているという…。
ホテルの部屋で一人…、あ、そうだ!日曜日のボランティアで演る予定の「花色木綿」の稽古をやらなくっちゃあ。

大阪出張

夕方の移動で大阪に行きます。
大阪出張
大阪出張
大阪には9時半過ぎの到着予定。
夕方の移動は、何となく慌ただしく感じます。
若い頃は、もっと遅い時間に東京駅に駆け込んで行ったものですが。
ところで、偶然ですが、東京駅は、1914年の今日12月20日に開業したそうです。
ということは、今日で98歳です。
今年は、大規模リニューアルもしましたし、記念すべき年になりました。
さぁ、一路大阪へ…。

談亭志ん志師匠

満を持してのトリは志ん志師匠。

いやぁ、それにしても圧巻の高座でした。
以前に「権助芝居」まではお聴きしていましたが、今回はフルバージョンで。
しかも、別のお座敷で、通しでお演りになるという、「試し番屋」でチェック済ですから、何をか言わんやです。
それにしても受けていました。
,,
何て言うのでしょう・・・、志ん志師匠が醸し出す雰囲気には、理屈抜きのファンが多いのです。
色々外野からの声で、短く・短くなんていう声もありますが、徒に長く演る訳ではないのですから、こういう会だからこそ、思う存分語りたい訳で、志ん志師匠、すっきりしたのではないでしょうか・・・?
一連の高座の写真は、恋し家古狂師匠の手によるものです。

満席の賑わい

満席でした。
pp
笑児さんは、「浅草ことぶ季亭」のお席亭から、「(「あおば亭」も「はずみ亭」も)いつも一杯・大入りだから」と言われるそうです。
満席
確かに、45席程度で満席となる広さの会場ですが、お膝送りをお願いして、50名以上のご贔屓にご来場いただきました。
あずみさんの時も、ごらんの通りです。
もも
本当に、本当に、ありがとうございます。

「文七元結」に見る歌舞伎と落語の違い

読売新聞で見つけた記事。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121218-00000302-yorimo-ent
大袈裟な表題の割には、それほど大したことが書いてあるとも思えませんが、いずれ大切だと思うのは、「舞台設定」だということは分かります。

2012年12月19日 (水)

人情浅草親心?

昨夜の羽子板市でのこと。
親心
絢爛豪華な羽子板に「可愛い!綺麗!」と声を上げたお客さんに、一見怖そうな売り子のオニイサンが言いました。
「お客さん、ありがとう。こんなにたくさん並べているけどねぇ、全部が自分の子どものような気がするんだよ。だからね、とっても嬉しいよ。本人(羽子板に飾られた藤娘や道成寺等の人形?)たちも、褒められたらもっと綺麗になるから・・・褒めてやってくださいよ。」
…これが人情下町浅草だと思いました。
オニイサン、あんた見た目にゃぁちょっと(かなり)…だけど、顔に似合わずいいこと言うねぇ、いい味出してるねぇ!
オニイサンのその気持ちが嬉しいじゃあねぇか。
褒めること、愛でることで、人はさらに成長するもののようです。
どうでも良いことですが、今日あたり、ブログへのアクセス累計が【36万件】に到達しそうです。
ありがとうございます。
おだてりゃ、ブタはもっと頑張ります。

腰が…

どうしたことでしょう?
腰が重くて痛い。
38分の長講の後遺症なのでしょうか?
身体中が張って・凝っていたのではありますが。
早速、携帯用カイロで温めないと・・・。

帯久

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「帯久」という噺は、もとは上方の噺のようで、「桂米朝」師匠・「桂文珍」師匠などの十八番のようです。
一方、江戸(東京)では、「三遊亭圓生」師匠がお演りになっていたようですが、あまり演る人はないようで、「立川志の輔」さんの音源がある程度のようです。
従って、この噺をご存知の方というのは、かなりのご通家といえると思います。
私のは、耳の肥えておられる方には、随分違和感のある「帯久」だったと思います。
師事している「三遊亭圓窓」師匠の本で、上方の師匠や、志の輔さんのとも違っている部分が多くあります。
もも
まず、和泉屋と帯屋の関係を笊碁仲間に設定し、借金をしやすい関係にしたこと。
次に和泉屋は、徹底的に善人にしたこと。
だから、煙草の吸殻は誤って転がったことにし、自ら火を点けたりはさせませんでした。
和泉屋は「放火」ではなく「重失火」にしたことにより、大岡越前の人情裁きに繋げたのです。
もも
この噺の肝は、大岡越前が、和泉屋を裁判では「有罪(死刑)」にしたものの実は救い、帯屋とは”司法取引”をして裁判では「無罪」としたものの実は懲らしめるという、「大岡裁き」の妙です。
死刑に執行猶予は付きませんし、状況証拠しかないため自白(しかも偽証)の強要や拷問など、かなり強引な手法での裁きですが、「人情」が全てに優先しているのです。
オチも、「本卦還り」という言葉は難しいですが、「本卦」と「本家」とをかけました。
師匠からは、直前に色々な注文が出て、当日ぶっつけ本番で演った場面もありましたから、ボロが多数出ていたと思います・・・。
例えば、冒頭の碁のシーンで、和泉屋が煙草を吸いながら石を置くところなど・・・。

そんな中で、ありがたいことに、ご贔屓の多くの方々から、直接・間接に数々のコメントを頂戴しました。
・帯久の演出には恩知らずの憎々しさがよく表われており感心いたしました。
・帯久の憎々しさが私には物足りないぐらいでした。
 (この噺を初めて聴いた時、帯久に悪意を感じてハラワタが煮えくり返りましたから)でも初めて聴いた人には、十分「イヤな奴」になっていたと思います。
・ナイス演技力!演劇を見ているみたいでした。帯久、悪いやつですね!むかつきました。
・聞いてるうちに 涙が出てきてしまったよ・・・・。
・人情噺は凄いね。ますます やる度、唸ってくるね!!

・・・・ありがとうございます。
本卦還りとは・・・、生まれた年の干支と同じ干支の年がくること。数え年で61歳になること。還暦。
大岡越前「・・・その方、分家と言わず本家を建て直したらどうじゃ」
和泉屋  「お奉行様、私には到底無理でございます。もう還暦でございますから・・・」
大岡越前「ならば出来るであろう、"本家帰り(本卦還り)"じゃ」

林家あずみさん

最大のお目当てのあずみさん。

前回2月に続いて、出演を快諾してくれました。
ただいま、林家たい平師匠のもとで見習い修行中です。
色物さんですから、寄席に出演出来るようになるには、まだ少し時間がかかりそうだとのこと。
,,
その間は、時間さえ合えば、ご出演してくださるそうです。
・・・というより、今でも多忙な身体ですから、あずみさんのスケジュールと、「浅草ことぶ季亭」に空きがある一瞬を狙って、「一番丁はずみ亭」を開催しないといけません。
針の穴に糸を通すよりも難しいかもしれません。
今回は4曲自慢の喉を聴かせてくれました。
最初の「祇園小唄」は、京都生まれのあずみさんのテーマ曲なんだそうです。
粋曲ではなくて漫談ですから、三味線・歌に加えてお喋りも必要ですから、なかなか大変です。
この世界は、「三遊亭小円歌」さんが”君臨”していますので、目標も明確です。

終わった後、客席のお客さまから花束をプレゼントされて、ご本人とても喜んでいました。
またまた、あずみファンが増えました。

歩き稽古

あんまり真面目ではありませんでしたが、寒い中を歩き稽古もやりました。
歩き稽古
11月中は、紅葉が美しくて稽古どころではありませんでした。
歩き稽古
歩き稽古
歩き稽古
結局、上野〜末広町コースは少なく、ほとんど日比谷公園コースでした。
歩き稽古
深まって行く秋、駆け足でやって来る冬を感じながらの稽古は、それなりに楽しいものでした。

2012年12月18日 (火)

浅草夜景

夜の浅草にやって来たのは、真夏の四万六千日のほうずき市以来かもしれません。
浅草夜景
まず、定番の寄席の前を通ります。
今夜は、「春風亭一朝」師匠がトリだったかなぁぁ。
浅草夜景
羽子板市が開かれてはいるものの、時間が遅いためか、そんなに人混みは酷くありません。
浅草夜景
観音様に手を合わせて、伝通院通りのうどん屋さんで、温かい天ぷらうどんを食べて帰りました。
浅草夜景

羽子板市

時間が遅かったからか、さほどの混雑ではありませんでした。
羽子板市
暮れの浅草の風物詩「羽子板市」に行きました。
羽子板市
それは絢爛豪華な羽子板が、ところ狭しと並んでいます。
総絞りや金糸の衣装を纏った人形…ではなくて板が見事でした。

今夜はあまり寒くなかったので、落ち着いて見物が出来ました。
羽子板市
年の暮れを実感します。
羽子板市


米長邦雄永世棋聖の訃報

郷土(同じ郡下)出身の著名人、将棋の「米長邦雄」さんが亡くなったそうです。
享年69歳だそうです。
山梨県南巨摩郡富士川町(旧増穂町・鰍沢の隣町)生まれ。
佐瀬勇次名誉九段に入門、1963年四段となってプロ入り。
73年、第22期棋聖戦で初タイトルを獲得した。
79年九段に昇段。85年王将、棋聖、十段、棋王の4冠を達成。
棋聖は計7期獲得し、永世棋聖を名乗る資格(通算5期)を得た。

米長さんらしく、ご自身のホームページには、死を意識したような文が公開されていたそうです。
http://www.yonenaga.net/
http://www.yonenaga.net/w_maji.htm
ホームページ「米長邦雄の家」のコンテンツの一つ「まじめな私」での11月25日「最後の時」と題するコメント。
最近、自分はいつ、どのような形で人生を投了することになるのか考えるようになりました。一日でも長く、大いに笑い、健康な日々を過ごしたいと願ってはいるのですが、いつかは必ずその日がやってくることも覚悟しておかねばならない。
さらにその1週間後、「最後の時(2)」。
振り返ってみると、60才までの勝負師人生、その後の経営者としての人生に分けられるような気がします。
・・・俗人の生前指示についても書いておきたい。
相続、告別式の手配等です。

大変個性的な棋士だったと思います。
印象的なのは、確か著書で仰っていたのですが・・・・、
人生は運を良くして生きることが大切。
困難に直面した時に「勝利の女神に微笑んでもらう」ためには、「笑い」と「謙虚」の二つが大切。

・・・だと言うことです。
それにしても、69歳というのは若すぎる・・・。

破れ家笑児さん

仲入り後の食いつきは笑児さん。
今日は、もう、色々やっていただいて超多忙ですよ。

まずは、何と言っても、出囃子・三味線です。
トップバッターの蕪生師匠の「木賊刈り」と寝蔵師匠の「一丁入り」。
それから、古狂師匠の踊りのCDの係。
ついでに、閉演後の懇親会の幹事さん・・・・・。
本当にありがとうございます。
,,
笑児さんは、「立川談修」さんと「桂文雀」さんから稽古をつけていただいているそうです。
三味線を花季弥生師匠からも習っているという・・・、凄い!
「あくび指南」は、どちらかと言うと、夏の雰囲気のする噺ですが、こういう軽妙な噺は絶品です。
穏やかな表情や柔らかい声、聴きやすく、分かりやすく、明るい芸風です。
笑児さんとは、もともと「笑児乱志二人会」をやろうなどと言っていて、笑児「船徳」・乱志「お初徳兵衛浮名桟橋」のコラボを、いつか演ってみたいと思うのです。
一連の高座の写真は、恋し家古狂師匠の手によるものです。

そして金願亭乱志

何とか最後まで辿り着きました・・・。
もも

心配していた、「和泉屋与兵衛」と「帯屋久七」を言い間違えたのは、1ケ所だけですみました。
その場所も、さりげなく糊塗できたとは思います。

この噺の稽古を始めた時、読み稽古が終わると師匠から、「大変だったろう。あたしにはもうとても出来ないよ」と言われました。
11月になってから、師匠が横浜にぎわい座での「瓢箪屋政談」も大岡裁きだったので、「あたしの大岡越前よりもずっといいよ」とも。
読み稽古の段階までは、こんなコメントいただきました。
一通り演り終わった後の疲労度合いは、「浜野矩随」に匹敵するかもしれません。
そして、師匠が最初に仰った訳も、少し分かった気がしました。
ただ、今回改めて痛感したのは、長講こそしっかりした本で演れば、演者が自由に噺を組み立てられるということです。
もも
師匠の本(土台)で、登場人物の性格付けがかなり明確に出来たとは思っています。
また大きな何かを経験した気がします。

恋し家古狂師匠

「一番丁はずみ亭」の立ち位置というか、趣旨について、正面から考えてくださり、「犬の目」だけでなく、寄席の踊りもご披露してくださいました。
 
Fw:mm pp
落語会というのはチームプレーなんだなと、つくづく思います。
6月のOB落語会「お江戸あおば亭」で、45年ぶりの高座を、全くブランクを感じさせない「湯屋番」で復活。
でも、完璧主義というのか、高座の後で、45年前のイメージを追い求めたり、随分悩まれたそうです。
Fw:mm
pp
それにしても、「深川」は、とても粋でした。
これで、落語会全体が重厚になりました。

2012年12月17日 (月)

喰亭寝蔵師匠

とにかく寝蔵師匠にご出演いただけたのが良かった。
Fw:mm
「一番丁はずみ亭」を企画して暫く経った時、寝蔵師匠から出演出来なくなったとの連絡がありました。
ただし、出られるようになるかもしれないとも限らないかもしれないと思われるということでしたから、めくりの準備だけはしておこうと思い、「H先生」にお願いしました。
本番の1週間前、出演出来るようになったとの連絡がありました。
ただし、まだ出られなくなる可能性もあるということでした。
本番の3日ほど前、やはり出られないという連絡がありました。
やはり駄目かとがっかりしましたが、めくりは持って行こうと、鞄に入れました。
本番の当日、田原町のジョナサンで、前夜のメールで出演するという連絡を知りました。
…という具合で、ご出演が実現しました。
「堪忍袋」は、落語っ子連の稽古で出来上がっていましたから、いつもと同様に安心して聴かせていただきました。

南亭蕪生師匠

一番丁はずみ亭のトップバッターは、本会の長老「南亭蕪生」師匠の「転宅」。
Fw:mm
この噺は、9月の仙台でのOB落語会で、「談亭志ん志」師匠がお演りになりましたが、それぞれ個性豊かな噺になっていました。
今回は、落語よりも出囃子の三味線にご執心ではありましたが、実に慣れた口調で進めます。
蕪生師匠は、「三遊亭圓馬」さんに師事されているようです。
ご幼少の頃から、寄席に通っていたそうですから、語りなどはお手の物です。
次回は、「粗忽の使者」だと、ネタ出しを宣言していました。
私の出の時は、「序の舞」を演奏していただきました。
ありがとうございます。

見事な筆さばき

我々の落語会を支えてくださっている大きな柱。
そう、ご覧の、「H先生」揮毫によるいつもの寄席文字です。
今回も、わざわざ全員分を新しく書いてくださいました。
ありがとうございます。





"日常"へ

やはり、落語を演るというのは“非日常”なのでしょうか。日常へ
気がつけば、師走も半ばを過ぎてしまいました。
いつもの慌ただしい”日常”に戻る…べきでしょうが、今朝は鞄の中に、「三味線栗毛」の高座本を入れました。
日常へ

本格的?

所詮、素人天狗連たちの独り善がりな会ではありますが、それぞれ出演者の個性や思いも詰まっていたし、なかなかのものでしたよ。(自分で言っちゃあいけませんが・・・。)もも
本格的?
それにしても、生の太鼓と三味線は良かったですね。
寝蔵師匠には、前から叩いていただいていますから、その腕の確かさは存じ上げていましたが、三味線のお二人ですよ。
浅草ことぶ季亭の花季彌生師匠のご指導よろしく、素晴らしかったです。
Fw:mm
それから、古狂師匠の寄席踊りですよ。
なんでも「梅后流」と言う流派だそうですが、踊りというのは、本当に寄席の彩りになりますね。
そしてプロにあずみさんは言うことなし!
本格的?
芝居としても本寸法な雰囲気が出せたと思うのです。

あずみさんから

林家あずみさんから、大変ご丁寧なメールが届きました。
       あずみさんから
あずみさんにとっても楽しい会だったようで、とても喜んでくれているようです。
まだまだこれから長い芸の道が続きますが、あの明るさがあれば、ご贔屓やファンが大勢出来るでしょう。
,,
我がはずみ亭のオジサンたちも、すっかりあずみファンですし、聴きに来てくれた会社の同僚3人も一発で"落城"です。
あずみさんから
これからも、時間が許す限り出演していただきたいと思います。
あずみさん、ありがとう!

ご贔屓

いつも聴きに来てくれる叔父夫妻が、お知り合いご夫婦を「一番丁はずみ亭」に連れて来てくれました。
もも
聞けば、大変喜んでくださったそうで、「こんなに素晴らしいのに、入場無料だなんて申し訳ない」と、帰り道叔父にお金を支払おうとしたそうです。
叔父がやっと説得して、おさめてもらったそうです。
やはり叔父の知人のご夫婦は、千早亭に来てくださって以降、リピーターになってくださっています。
ご贔屓というものはありがたいものです。

2012年12月16日 (日)

落語はやおき亭

抜け殻のような身体にむち打って。
落語はやおき亭
他のメンバーはこんなになってはいないのでしょうか?
私だけが虚弱体質?それとも病気?
林家あずみさんの師匠のたい平さんの番組です。
  ◇蔵前駕籠      林家正蔵(彦六)
そう言えば、新年は、あずみさんも出演するそうです。
ご本人が言っていましたから、間違いありません。
25日に録音するそうです。

落語DEデート

抜け殻のような状態でも、日曜日の日課?はやらないと。
「帯久」は、志の輔さんの音源も参考にさせていただきましたので。
  ◇ 風呂敷     古今亭志ん生
今日は一日休みます。

“宴?”の後…

心身ともに疲労困憊しているはずなのに、「一番丁はずみ亭」の余韻で、興奮状態にあるのか、昨夜は随分早く布団に入ったのに、なかなか寝付くことが出来ません。
“宴?”の後…
眠れずに真夜中起き出して、暫くボーッとしていました。
熟睡出来ないままに朝になりました。
腰が重く、背中が凝り、腿が張って、足の甲が痛い…。
落語というのは、見ている以上に重労働なんです。
ボロボロ…です。

2012年12月15日 (土)

盛会「一番丁はずみ亭」

新しい名前で開催した「一番丁はずみ亭」は、本当に温かい多くのお客さま、ご贔屓のおかげで、大盛会になりました。
"主催者側発表"で、53名のご来場だったそうです。もも
ご来場いただいた皆さまに、改めまして心より御礼申し上げます。
各自の高座の様子は、後でご報告しますが、出演者も全員、それぞれ満足のいくものだったと思います。
盛会「一番丁はずみ亭」
あずみさんのファンになった方も多いようです。
これから世に出る逸材ですから、今のうちからご贔屓にされることをお勧めします。

「一番丁はずみ亭」開演

12時30分、寝蔵師匠の一番太鼓。
「一番丁はずみ亭」開演
足元の悪い中、多くのお客さまがご来場です。
開演の頃は、ほぼ満席になりました。
「一番丁はずみ亭」開演
定刻、寝蔵師匠の太鼓と、笑児さんの三味線による「木賊刈り」の出囃子に乗って、蕪生師匠が上がります。
さぁいよいよ開演です。

ぽんぽこくん

出演者全員が大喜びしたことがあります。
後輩の「井の線亭ぽんぽこ」君が、はるばる新潟から駆けつけてくれました。
大学院を修了して、来春地元に就職が決まったそうで。
「それじゃあ、一席やるかい?」
嬉しいあまり、寝蔵師匠や古狂師匠と真面目に勧めたりしました。
これで、次回から出演してもらえます。
それから、「落語っ子連」にも、来年落ち着いてからから入ってもらおうと思います。
嬉しい、とにかく嬉しい。

本番前

開場までのひととき、古狂師匠は、初公開の寄席の踊り(深川)の稽古に余念がありません。
本番前
今日は、出囃子の太鼓と三味線が生演奏、それに寄席の踊りと、本格的な落語会のような趣向ですから。
古狂師匠は、落語2割・踊り8割ぐらいで、心落語にあらずという風情です。
楽しみ、楽しみ。
さぁ、間もなく開場です。

開場準備

勝手知ったるとは言え、狭い客席で、お客さまに少しでもくつろいでいただこうと、座椅子と座布団を並べます。
開場準備
今回は、50席弱ぐらいにしました。
開場準備
さぁ、どれぐらい来てくださるでしょうか?
雨降りで、足元も悪いから・・・。

浅草ことぶ季亭

が少し降って来ました。
浅草ことぶ季亭
「浅草ことぶ季亭」に着きました。
何か今までで一番緊張している気がするのは、稽古不足だからでしょう…。
席亭にご挨拶をして、会場に入ります。
浅草ことぶ季亭
既に、蕪生師匠と寝蔵師匠と笑児さんが、三味線と太鼓の音会わせをしていました。
よっしゃ!
力が入って来ました。

田原町

ちょっと早く家を出て、一度会社に立ち寄ってから田原町へ。
田原町
交差点から国際通りを雷門方面に歩き、いつものジョナサンへ。
集合時刻までちょっと余裕がありますから。
いつもならここで、印刷したプログラムを二つ折りにする作業があるのですが、今回は蕪生師匠がやってくださるので、落ち着いて時間を過ごすことが出来ます。
直前に嬉しいニュースが飛び込んで来ました。
寝蔵師匠が、何と"ドタキャン"を"ドタキャン"して、新潟から駆けつけ、出演出来ることになりました。
ドタ勘で、めくりを持ってきてよかった。

本番の朝

どうも、あまり天気が良くないようで。
どうも、浅草でのOB落語会の日は、雨降りが多いようで。
どうも、私は昔から「雨男」のようで。
乾燥していたから、ちょっとおしめりで、喉にも良いかと…。

落研後輩のコメント

落研のホームページを覗いたら、9月の「OB落語会」に開口一番で出演してくれた「邪那久亭双狸(じゃなくていそうり)」さんが、この時のことをコメントしてくれていました。
Fw:,,
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/09/post-7419.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/09/post-8098.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/09/post-15.html
第23回OB落語発表会が行われました!
内容は前にブログで紹介した通りだったんですが、僕の落語の方は・・・でしたが、とても温かいお客さんに助けられてなんとか成功(!)できました。
OBの方々の落語が素晴らしかったのは言うまでもありません。
自分がとても拙く感じられるほどだったんですが、前向きに今度の発表会に向けて頑張って行こうと思います。


あと一番嬉しかったのは、発表会用に作って頂いためくりを自分でもらえたことです!
もちろん落研の立看担当の部員が作ってくれためくりもすごい大切なものなんですが、今回頂いたものがすごく立派だったんで、思わず家に飾っちゃいましたよ!!

・・・これ、早速めくりを書いていただいた「H先生」に報告しないといけませんね。

落語ファン倶楽部Vol.18

Amazonで注文しました。
    
落語家は、俗に、60代に心技体が一番充実してくると言われ ますが、さん喬、雲助、権太楼、一朝の表紙でおくる今号は、円熟期を迎えた実力派の至芸に注目!
(主な内容)
柳家さん喬、柳家権太楼 十八番ばなし語りづくし
  ・六十代なかば、いまの考え
  ・今、あえて選んだこだわりの演目[18席]ロング芸談
  ・二人のプレミアム写真館
春風亭一朝、坂東三津五郎 対談相勤申候
   芝居は噺につれ、噺は 芝居につれ
五街道雲助的 江戸落語[雲]散歩
三遊亭小遊三×春風亭昇太×林家たい平
   ボクたちの好きな、か る~い重鎮。
瀧川鯉昇×立川志の輔 われら近日 爺!?
黄金の六十代 この人、この噺  
    ・・・・等々
確かに、この4人は、一番聴いているかもしれません。
本当なら、これに三遊亭のどななたかが・・・と思います。
そう、三遊亭鳳楽師匠にも入っていただきたいなぁ。

2012年12月14日 (金)

2人の「とんぺい」

今夜の東京落語会の後は、面白いメンバーになりました。
2人の「とんぺい」
いつものとんぺいさんと、もう1人のとんぺいさんと、3人でいつもの串焼き屋さんへ。
我が落研の初代と三代目の2人の「杜の家頓(とん)平」師匠です。
「杜の都のとんぺい(東北大)」という、我が落研を象徴する名を名乗っていた2人です。
今は五代か六代を数えるはずです。
そして、「落語っ子連」へ誘いました。
今月下旬の稽古会に、見学してもらおうということになりました。

東京落語会

今年最後の東京落語会。
東京落語会
途中から入りました。
今日は、先輩の三代目「杜の家とん平」師匠が、当日券で客席にいらっしゃいます。
 ◇ だくだく      瀧川鯉橋
 ◇ 辰巳の辻占     五明楼玉の輔
 ◇ うどん屋      橘家富蔵
 ◇ 壷算        桂米助
 ◇ 味噌蔵       瀧川鯉昇
 ◇ 淀五郎       五街道雲助
Fw:まま

明日はどうなるかなぁ、なんて思いながら、半分昏睡状態で聴きました。

「一番丁はずみ亭」のご案内

明日の「一番丁はずみ亭」の(最終の)ご案内です。
皆さまのご来場をお待ちいたしております。
 (ただし、会場が広くありませんので、予めご了承ください。)Fw:hh

極月14日

元禄15年極月14日のこと。
今日は、「提灯ブラ」ではなくて、「忠臣蔵」の日。
極月14日
元禄14年3月14日(1701年4月21日)、江戸城殿中松之大廊下で赤穂藩藩主・浅野長矩(内匠頭)が高家肝煎・吉良義央(上野介)に刃傷に及んだことに端を発する。
この一件で加害者とされた浅野は即日切腹となり、被害者とされた吉良はお咎めなしとなった。
その結果を不服とする赤穂藩国家老・大石良雄(内蔵助)をはじめとする赤穂浪士(赤穂藩の旧藩士)47名、いわゆる「赤穂四十七士」は、紆余曲折の末元禄15年12月14日(1703年1月30日)未明に本所・吉良邸への討ち入りに及び、見事その首級をあげる。

歴史の専門家は、「元禄赤穂事件」と呼んでいるそうです。
     極月14日
「仮名手本忠臣蔵」というのは、この「赤穂事件」を題材にした、建前は架空の物語ですよね。
浄瑠璃義太夫節、時代物、全11段。竹田出雲、三好松洛、並木千柳合作。
1748年(寛延1)8月、大坂・竹本座初演。
赤穂浪士の仇討に取材した古今の戯曲中の代表作で、通称「忠臣蔵」。
近松門左衛門の「碁盤太平記」をはじめとする多くの先行作に基づき、「太平記」の世界を借り、吉良上野介は高師直、浅野内匠頭は塩冶判官、大石内蔵助は大星由良之助などの役名で脚色している。
名題は、いろは仮名の数に合致する四十七士の意味、武士の手本となる忠臣を集めた蔵の意味のほか、大石内蔵助の蔵を利かせたもの。

???でも、よく考えてみると、吉良邸襲撃の日は旧暦12月14日と言われていますが、正確には翌日未明のことです。
だから、本当なら、新暦12月14日ではなく、1月31日未明ということで、忠臣蔵として賑やかになるべきなのではと・・・。
どちらでも良いですが。

本番前日

いよいよ明日という朝。
前日
寒いから、歩き稽古は取りやめ。
電車に座って口の中でモゴモゴやってみましたが、つい声が出そうになってしまう・・・・。
隣に座った人の視線が気になる。
そう言えば、ずっと人物描写のことを考えているので、普段の立ち居振る舞いが、与兵衛や久七っぽくなっている気がします。
しまいには越前チックになって「面を上げい」トーンになっているのではと、真剣に心配しているところ。
今回も、演る前から反省ばかりですが、師匠の素晴らしい本(台本)で、師匠のフィルターにもかけていただいているのを支えにして演るしかありません。
いよいよ明日です。

今年の漢字

今年の漢字は「金」…。
今年の漢字
無茶苦茶違和感があります。
去年の「絆」と言うのも偽善的で嫌でしたが、今年はさらに滅茶苦茶だと思います。
「金」って・・、そんなに明るい年ではなかったでしょう。
だったらお前はどんな字が浮かぶんだと言われると・・・、まぁ強いて言えば「外」あたりでしょうかねぇ。
期待外れ、蚊帳の外、外敵、心外、問題外…。
それにしても、この「金」という字、あまり上手くないですね。

「読む」落語の世界

明治期を中心にした落語本や噺家ゆかりの品々が、区立千代田図書館で24日まで展示されている。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20121213-OYT8T00108.htm
読売新聞で見つけました。http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/guidance/rarebookonlibrary58.html
千代田区図書館は夜10時まで開いているので、大手町に勤務している頃、何度か行ったことがあります。
神田古書店連盟とのコラボレーションのようです。
http://jimbou.info/news/toshokosho.html
行ってみようかな・・・。時間があれば。

【出品リスト】

1 牡丹灯籠 三遊亭圓朝
      (坪内逍遥序文)
再版
牡丹灯籠 三遊亭圓朝 100版 明治40年
2 塩原多助一代記 三遊亭圓朝 再版 明治22年
三遊一口ばなし 三遊亭花遊 明治23年
小さん新落語集 3代目柳家小さん 明治39年
3 東京自慢名物会 木版 明治29年
橘家圓喬落語集 四代橘家圓喬 明治43年
4 名人六花撰 桂文楽 木版 山藤章二
八代目桂文楽 表札 非売品
5 色紙 他抜 五代目柳家小さん
手ぬぐい 五代目柳家小さん
6 タヌキ粘土像 五代目柳家小さん 非売品
色紙 多福他抜 五代目柳家小さん
7 古典落語 興津要編 講談社文庫
創作落語論 五代目柳家つばめ 三一書房 昭和47年
草稿 五代目柳家つばめ
8 葉書 立川談志
現代落語論 立川談志 三一書房 昭和40年
新釈落語咄 立川談志 中央公論 平成7年
立川藤志楼傑作落語選集 高田文夫 太田出版 平成元年

2012年12月13日 (木)

「寝蔵師匠」・・・

「喰亭寝蔵」師匠は、仕事の都合で「一番丁はずみ亭」へのご出演が難しいようです。
一度は、出演可能かと仰っていたのですが、とても残念です。
次回の「名人寝蔵」を待ちたいと思います。
・・ということで、今回は、この勇姿は見られません。
Fw:写真
「待ってました!」と必ず声がかかります。
「ありがとうございます。待たせちゃったかな・・」なんていう調子で、穏やかな口調で噺に入り、徐々に爆笑を誘って観客を魅了して行くのが、「寝蔵落語」の真骨頂です。
誰が聴いても、「この人上手だね」と太鼓判を押されます。

手拭い

やっと着物の仕付け糸を取りました。
ちょっと着てみました。
手拭い
「一番丁はずみ亭」の高座で使う手拭いを決めました。
落研に関連する落語会でもあり、「一番丁」の名前を冠するのですから、やはり「萩」の手拭いで高座に上がろうという訳です。
手拭い
さて、湯呑みはどうしようか。
今回は、高座返しは自分たちでやることにしていますから、なしにしようと思います。

深川三流亭(仮称)

待望の「第2次落語っ子連」の発表会のお知らせです。
(写真は、同じ会場の「紅巣亭落語会」のものです。)
まだ未確定な部分が多いのですが、こんな形になるのかなぁということで。
           ≪深川三流亭落語会(仮称)≫
  日時     平成25年2月17日(日)午後2時開演(予定)
  場所     古石場文化センター
  木戸     無料
  出演     十徳            三流亭千公
  (順不同)  替わり目          三流亭百梅
          禁酒番屋         三流亭仙三
          片棒            三流亭窓口
          堪忍袋           三流亭越児
          落とし噺           三流亭まど音
          揺れるとき(予定)    三流亭流三
          お楽しみ(交渉中)   三遊亭圓窓  
   

座椅子ですが、60席程度はゆったり作ることができそうです。

・・・おおぜい来ていただきたいものです。
チラシも作らないといけませんね。
 

地下鉄の中

最近気がついたことがあります。
地下鉄千代田線内の、区間は正確ではないかもしれませんが、北千住‐根津間あたりは、駅間でも携帯やスマホが使えるようです。
近々地下鉄全線内で可能になるとは聞いていたのですが、先行しているのでしょうか?
根津から新御茶ノ水方面では使えなくなってしまいますから、千代田線も一部分だけのようです。

2012年12月12日 (水)

通し稽古in 風呂

恥ずかしながら、本番3日前になって初めて、家で「帯久」を通しでやってみました。
しかも、風呂に浸かりながら・・・。
通し稽古in<br />
 風呂 我が家の風呂ではありません。
朝聴いた志の輔さんの「帯久」の台詞やリズムも参考にさせていただきながら。
もっと「和泉屋与兵衛」を良い人に、「帯屋久七」は狡そうに、「大岡越前」は威厳を意識して演ろうと思います。
長くなるかもしれませんが、お客さまにはお許しいただこう。

「帯久」の音源

「帯久」は、演じる人が少ないので、音源があまりありません。
「帯久」の音源
上方では、桂米朝・桂文珍両師匠のがありますが…。
もともと上方の噺ですから。
最近演った噺は、あまりプロの噺家さんの音源を聴かず、自分のイメージを意識して作って来ました。
ただ、別の表現も参考にする、全体のリズムを確認する程度で、音源があれば聴くことにしています。
今朝の稽古は、そういう趣旨から、ウォークマンに入っている、数少ない「立川志の輔」さんのを聴くことにしました。
外は寒いし…。
志の輔さんのは、あのPARCOでの音源で、何と55分の長講。
私は師匠の高座本をベースに演りますが、筋立てや構成は、私(師匠)の方が、登場人物が明確に表せて自然だと思います。
例えば、帯久が和泉屋に金を借りに来る背景は、笊碁仲間と設定しているし、和泉屋が鉋屑に煙草の吸殻を飛ばしてしまうのも、故意ではなく過失として描いていますが、ずっと良いと思うのです。
それに、無駄な言葉が多いようです。
恐らく志の輔さんが、高座で作りながら語っているからでしょう。
全体として、かなりゆっくり話しても、しっかりとした口調であれば、こういう地噺の人情噺は”らしく“聞こえるかもしれません。
よしっ

「一番丁はずみ亭」のめくり

めくりが届きました。
「一番丁はずみ亭」のめくり
千早亭の稽古を終え、打ち上げ会がお開きになって帰宅すると、久しぶりの午前様。
「一番丁はずみ亭」のめくり
「H先生」から「一番丁はずみ亭」のめくりが届いていました。
夜遅かったので、中は改めずに、休むことにしました。
もう"九つ"を半時ほど周りそうでしたから。

仕付け糸

まだ仕付け糸を取っていませんでした。
お召し衝動買い
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/11/post-110b.html
お召し
まだ一度も袖を通していないので、果たして・・・・。
あと3日。

サライ

谷村新司作詞・加山雄三作曲の「サライ」と言う歌があります。
サライ
大好きな歌のひとつです。
昔はよくカラオケで歌いました。
最近全く行かなくなりましたが。
「サライ」と言うのは、ペルシャ語か何かで、「宿・家」の意味だそうです。
「愛のふるさと」という副題もついています。
雑誌の「サライ」も同じ意味なのでしょうか?
物事を何度も詳しく採り上げる、さらにさらう…さらいさらい…?
ではないでしょう。
その「サライ」の1月号は、法隆寺の特集のようですが、付録に落語のCDがついているようです。
古今亭志ん生「芝浜」、三遊亭圓生「掛け取り」です。
…新年号と言っても暮れの発売ですから、実に旬ですね。

2012年12月11日 (火)

三流亭流三さん?

この人、「三流亭流三」と言うそう(よう)です。
三流亭流三
勿論、私ではありません。
同姓同名って言うのでしょうか?
どういう方かは存じ上げませんが。

本町二丁目・四丁目

「帯久」の舞台は、本町四丁目と二丁目です。
   本町二丁目・四丁目本町二丁目・四丁目
それぞれ「和泉屋」と「帯屋」があった場所。
現在の中央通り沿いに、日本橋室町から神田にかけての一帯のようです。
ポイントは、亨保6年12月10日に神田三河町から出火した大火で、四丁目の和泉家が焼けたものの、二丁目の帯久は無事だったこと。
実際に地図で確認すると、帯屋のあった今の三越や三井ビルあたりは、類焼を免れたようです。
還暦や本卦還りというのも、今から300年前のことですから、かなりの高齢になる訳です。
舞台設定や感情移入をしっかりして、私の欠点を克服出来るようにしたいと思います。

夢は五臓の…?

夢は五臓の疲れだと言われます。
夢見

先日夢を見ました。
旧知の人が何人か次々に出て来ます。
懐かしさに、近づいて触れようとすると、虹のように遠くに行ってしまう。
疲れているのでしょうか?
「帯久」の出来の酷さに呆れて去って行かれるのを心配しているのでしょうか?
いやいや、夢は逆夢とも言いますから、良いことがあるのかもしれません。

2012年12月10日 (月)

高座

5日後は、きっとこんな風に演っているんでしょう。
高座
こんなふうに。
高座
こんなふうに座って・・・。
高座
こんな感じで喋って・・・。
高座
上手く行くと良いのですが…。

小沢昭一さんの訃報

俳優の「小沢昭一」さんの訃報。享年83歳。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121210-00000013-mai-soci
早稲田大学の落研の創始者のお一人でもあり、落語や寄席にも多く関わっている方なので、とてもショックです。
長く続けておられたラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」も、この秋から休演されていたそうです。
麻布中学時代から、演芸評論家・作家である正岡容の知遇を得て弟子になる。
桂米朝、大西信行、加藤武らとは正岡門下の兄弟弟子の関係。
さらに、大西信行、加藤武らと演劇部を立ち上げた。
また、フランキー堺、仲谷昇とも同級だった。
早大在学中にはやはり、大西信行、加藤武らと共に、日本で初めての学校での落語研究会(厳密には、名称は「寄席文化研究会」としたかったが、大学に認めてもらえず「庶民文化研究会」とした)を創設する。
入船亭扇橋師匠を宗匠とする「東京やなぎ句会」のメンバーでありました。
東京やなぎ句会は、宗匠の入船亭扇橋師匠のほか、柳家小三治、江國滋、大西信行、三田純市、桂米朝、永井啓夫、矢野誠一、永六輔、神吉拓郎、加藤武、そして小沢昭一(敬称略)という物凄いメンバーです。
また一人、個性的な方がいなくなってしまいました。

「一番丁はずみ亭」のめくり

めくりをお願いしている「H先生」から、完成したというメールを頂戴しました。
そろそろかな?と思っていましたので。
「一番丁はずみ亭」は一列になるそうです。
「一番丁」は亭号の大きさで、「はずみ亭」は名前の大きさに。
「お江戸あおば亭」の「お江戸」のように小さく斜めに書くより、「一列にまとめたほうがよい」と、春亭右乃香師匠の助言もいただいたそうです。
近々送ってくださるそうで、楽しみに待ちたいと思います。

貝の口

この志の輔さんの写真を見て思い出したこと。
    貝の口
志の輔さんのお尻というか、帯に注目してください。
志の輔さんの帯の締め方は、帯の端の縦に折った部分が、左上側に跳ねているのが分かると思います。
一方、下の写真は、「貝の口」という最もポピュラーな締め方の一般的な形です。
    貝の口
志の輔さんの締め方とは左右が反対になっていますよね。
えっ、左右逆になっているのは・・・・?
ところが、下のような締め方でも構わないのだそうです。
上方では、これが一般的なのだそうです。
    貝の口
それでは、志の輔さんが上方のやり方を意識して締めているのかというと、以前何かで読んだ記憶が正しければ、志の輔さんは左利きなので、左右逆に締めているんだということでした。
・・なるほど・・・。
実は、上方でも、左利きでもない私も下の締め方なんです。
どういう訳かと申しますと、大学で落研に入部して初めて着物を着たときに、着付けを手伝ってくれた先輩(誰だったか記憶にありません)が、正面から見て締めてくれたのです。
つまり、ラジオ体操などを前に立ってやる人は、左右逆の仕草をしなければ、全体と合いませんよね。
それで、結果的に上方・左利きパターンになってしまったのではないかと思うのです。
そもそも、他の人たちと違っていることに気がついたのは、落語俳諧を始めてからだという・・・。
これまた随分ぞろっぺいなものです。

下世話な話

あまりこのブログに相応しい話題ではないかもしれませんが。
 下世話な話
落語を演っていると、他人の様子や仕草が気になるもので…。
先週末の千代田線。
集まりがあって帰る途中でしたから、夜の10時半過ぎでした。
立っている私の前の席に座っている中年のカップル。
手を握りあって、女性が男性の肩に身体を寄せています。
女性の薬指には指輪がはまっていました。
「あぁ、随分仲の良いご夫婦だ。週末だから、仕事の後に待ち合わせして、食事でもして帰るんだろう」なんて。
電車が北千住に着くと、なんと男性だけが降りて行きました。
「あれっ?」
女性は、降りていく男性を名残惜しそうに見送っていました。
ところが、電車が動き始めると、今まででれでれしていたのが嘘のように、淡々と携帯でメールをしているようでした。
そして、私と同じ松戸で下車したようです。
余計なお世話ですが、あの2人は、果たしてどういう関係なのでしょうか…?
少なくとも、兄妹で引っ越しの相談をしていたとは思えませんから。
あぁ人生色々…?

2012年12月 9日 (日)

ラジオ寄席

日曜日、ブルーな時間になりました。
ラジオ寄席
◇ 加賀の千代    桂歌春
やや季節はずれな噺です。
稽古疲れで身体がだるいので、今日も早めに休みます。

落語っ子連稽古会

2週続けての稽古会。
落語っ子連稽古会
「一番丁はずみ亭」を1週間後に控えて、私にはかなりの本番モードです。
ましてや、先週の稽古が散々でしたから、それなりに緊張して臨みました。
落語っ子連稽古会
 ◇ 帯久        三流亭流三
 ◇ 十徳        三流亭千公
 ◇ 片棒        三流亭窓口
 ◇ 禁酒番屋     三流亭仙三
落語っ子連稽古会
師匠からは、いつもの欠点の指摘もいただきましたが、概ねO.K.というトーンのコメントでした。
今回は事前稽古の甲斐あって、相応な出来だったと思います。
あと1週間で、どれだけまとめることが出来るか…。
…疲れました。

下町風景

門前仲町の富岡八幡宮。
下町風景
骨董市が開かれていて、与太郎さんが座っているかもしれない道具屋さんがありました。
下町風景
近くの町内では、もちつき大会。
若い人が交代で杵を下ろしていましたが、力まかせにやるので、ぺったんといういい音がしません。
杵が臼を叩いているような音がしています。
これじゃあ駄目でしょ。
私は祖父に教わりましたから、餅つきに力は要らないのが分かりますので、やや歯痒い思いがしました。
下町風景
住吉様にもお参りして稽古場に向かいます。

日曜朝のラジオ落語番組

そう言えば、「落語DEデート」は、衆愚、ではなく衆議院議員選挙の政見放送で休止でした。
日曜朝の落語番組
でも、起床してしまいました。
東京の選挙区ですから、直接関係ないのです。
まぁ、比例選挙区では政党で選びますからね。
あぁ、突然整いました。
総選挙とかけて、治りかけた捻挫と解きます。
その心は・・、すぐに膏薬(公約)が剥がれるでしょう。

「落語はやおき亭」は、落語ではありませんでした。
今朝はスカでした。

光のページェント

JR東日本から「SENDAI 光のページェントを見に行こう!」というメルマガが来ました。
Fw:電子メールで送信: main.jpg
「杜の都・仙台」が光の都へ姿を変える、ロマンティックな冬の風物詩「2012 SENDAI 光のページェント」を見に行こう!
仙台市内中心部の定禅寺通りのケヤキ並木が、60万個におよぶ光のイルミネーションに彩られます。
イルミネーションが一瞬だけ消灯し、再点灯する“スターライト・ ウインク”は、まるで星降るような美しさで必見です!

http://travel.eki-net.biz/jrnetsbyu/servlet/CommodityListServlet?pid=02444&banner_id=dm20121207_01
私の学生時代には、こんな華やかなイベントはありませんでした。
Fw:電子メールで送信: 0408.jpg
1986年(昭和61年)、『「杜の都」から「光の都」へ』を理念に、市民ボランティアが「杜の都・仙台」を象徴する定禅寺通と青葉通のケヤキ並木にイルミネーションを施したのが始まりである。
例年、定禅寺通は、地上から見れば「光の回廊」となり、ナイトフライトで上空から見れば「地上に舞い降りた天の川」となる(仙台七夕に関連して形容)。
現在は、定禅寺通東部の勾当台公園や西端の西公園にもイルミネーションが広がり、様々なイベントも行われるようになった。
そのため、期間中280万人以上の人出がある仙台の冬の風物詩として、全国的な知名度を得るに至っている。

日帰りのツアーの案内です。
行ってみたい気もします。
尤も、オッサン一人では・・・ね。

愛車の思い出

 
「ブルーバード」の名前がなくなり、寂しい思いをしましたが、思えば貧乏暮らしをしながら、何台か車を乗り継いで来ました。


恐らく、普段の生活には無用の長物なのだと思いますが、我々の世代は自分の車を持つことが夢であり、男の子の興味を大いにそそるメカでもあり、高額な玩具だったのかもしれません。
子どもが生まれて、初めてそれぞれの実家に連れて帰ったのは、件の「ブルーバード」でした。
子どもたちが幼い頃には、当時流行り始めていた7人乗りのRVに乗り替えました。
2列目の後席をフラットにして、二人を寝かしながらドライブしたり、帰省したこともありました。

mm

田舎の両親も高齢になって来たので、私が頻繁に里帰りするのに楽なようにと、ちょっと贅沢な車にしてみたりも。
そして、10年以上も付き合ってもらいました。


その時々のライフステージに、その時々の愛車がいてくれて、自分が本当に一人になれる貴重な空間でもありました。
そう言えば、師匠の前で初めて落語を演るという前日、大きな声で「子ほめ」を稽古したのも、愛車を運転しながらでした。
そうそう、「歩き稽古」の前は、「走り(ドライブ)稽古」だったのです。
「走り稽古」をやめたのは、「浜野矩随」や「藪入り」や「佃祭」などの人情噺で、涙を流すシーンのある噺の稽古で涙ぐんでいては危険だからでした。

愛車は今も、自分を取り戻すことが出来る空間であり、かけがえのない故郷とを繋ぐ大切なパートナーでいてくれています。
霊峰富嶽
愛車には故郷の富士山がよく似合うと思います。

2012年12月 8日 (土)

同期会

同期会 社会人になった時の同期会がありました。
同期会
40人以上が集まりました。
今はほとんどが第2の人生を歩んでいますが、やはり懐かしいもので、再会した瞬間にタイムトリップしてしまいます。
皆それぞれ年齢を重ね、それらしい風貌・容姿になっています。
話題は健康・病気のことばかり。
「お前は全然変わらないなぁ!髪も染めていないんだろ?」なんて言われます。
…なんだそうで、嬉しいような、アホなような、やや複雑な感じ。
《本町4丁目に、大層繁盛しております呉服屋さんで「和泉屋与兵衛」という。この人は人柄も良く、奉公人だけでなく、周りからも大変慕われているという人物で。
一方、同じ本町ですが2丁目に「帯屋久七」という呉服屋…。》

1分間の近況報告のスピーチで、この「帯久」の冒頭部分を喋り、この後をお聴きになりたい方は、来週の土曜日浅草へどうぞ》とだけ言ったら、大受けでした。
どうもこういう自己紹介は苦手ですから、ちょうど人前で演る稽古になりました。
奇しくも本日8日は、我々が入社した会社の創立記念日でした。

夕暮れの歩き稽古

オチにかけて、ちょっと言い回しや台詞を変えてみました。
夕暮れの歩き稽古
そんなこともあって、夕方の用事に早めに家を出て、歩き稽古をしてみようと。
社会人同期の会が開かれる銀座で降りて、暫く歩き稽古。
夕暮れの歩き稽古
夕方の銀座は歩道に人が溢れていました。

午後の稽古

午後の稽古は後半部分と言ったものの、まだ前半部分が固まっていない。
午後の稽古
恥ずかしながら、後半が言葉で出て来ない。
和泉屋と帯久の名前が出なかったり、逆になってしまったり…。
大岡裁きの場面は「三方一両損」で演りましたが、なかなか上手く出来ません。
夕方出かける予定があるので、休み休みもう少し頑張ってみます。
ご贔屓をがっかりさせてはいけませんから。

稽古

午前中、久しぶりに部屋で稽古。
改めて稽古不足を痛感しました。
後半部分など全然出来ていない…。
午前中は前半部分だけを2〜3度演ってみました。
午後は後半部分をやらないと、とても間に合うそうにありません。
まだ1週間ありますから。

映画 立川談志

映画 立川談志
今日から「東劇」で先行公開されるそうです。
初日は混雑するでしょう。
どうしようかなぁ。

喉が…(>o<)

喉が…(>o<)
とうとう本格的に?喉に来てしまいました。
いつものパターンだと、酷くなると声が全く出なくなる…(゜o゜;
悪くなってから必死になってうがいをしていますが、このままだと来週に差し支えてしまう。
稽古も出来るかどうか。
イソジンうがい薬が頼りなのですが。
会社の洗面所では、とてもやりづらいことが初めて分かりました。
蛇口にセンサーが付いていて、手を蛇口の近くに差し出すと自動的に水が出て来るタイプです。
手なら自然に出来るのですが、カップは出す位置が微妙なんです。
水が出る所では、センサーが感知しません。
もうちょっと根元近くにしないと、出て来ないのです。
まぁそんなことはともかく、何とかしなくては。

やっぱり落選

今の時期、「落選」ていう言葉は嫌がられるでしょうねぇ。
やっぱり落選やっぱり落選
でも、やっぱり「チケット@ぴあ」でも、見事に「落選」でした。
志の輔さんから、バイバ〜イって言われたみたい。
「志の輔らくご in PARCO 2013」の先行抽選販売…。
いいんだよ。
どうせ、あんな値段の高い落語会なんか、くそ食らえだよ。
国立演芸場だったら、3回も行けるんだから・・・。
それに、あれは独演会じゃなくて、巧妙に演出されたショーなんだから・・・。

・・・って、虚しい遠吠えです。

「試し茶番」?

何のこっちゃと思われるでしょう・・。
Fw:,,
先輩の「談亭志ん志」師匠。
大先輩の「愉し家団巣」師匠から、うけたまがわにまいりますれば、でなくてうけたまわりますれば、先日、団巣師匠の同期の皆さんのお座敷に呼ばれて、一席お伺いされたそうです。
そこで、来週の「一番丁はずみ亭」でのトリネタである「一分茶番」の権助芝居バージョンでご機嫌をお伺いして、耳の肥えた皆さんを大いに唸らせたということです。
そこで、このネタを、人呼んで「試し茶番」と言うのだとか、言わないのだとか・・・。
「権助はぁ、トリをとれるべぇか、試しに一席ぶってきたぁ」という?
蕪生・笑児両師匠の出囃子、寝蔵師匠の太鼓、古狂師匠のご趣向、アイドルあずみさんの三味線漫談、志ん志師匠の名調子・・・。
朗報!大歓迎!
いよいよ来週です。

2012年12月 7日 (金)

いつもの赤坂「凡」

いつもの赤坂「凡」 定例の赤坂「凡」での会。
いつもの赤坂「凡」
毎年6月と12月の第一金曜日と決まった、昔の上司を囲む仲間の会です。
いつもの赤坂「凡」
私はここでの立場・ミッションは、昔も今も「ムードメーカー」というやつです。
肩肘張らずにくつろげる集まりというのは、とても貴重です。
いつまでかは分かりませんが、自然な集まりは、ずっと続いて行くことでしょう。

地震

地震がありました。
http://emergency.weather.yahoo.co.jp/weather/jp/tsunami/?1354868550
東日本大震災と同じような感じです。
津波警報が、宮城県に出されている様子。
どうぞ何も起こらず、みんな無事でありますように。
会社は免震ビルで安心なのですが、独特の揺れで、船酔いしそうな感じです。

冬の空

またまた評判の悪い「空」の写真。

オフィス街の冬の空に残る下弦の頃の月。
ぽつんと映っているのが分かるでしょうか?

今月の望月は28日だったはずです。
これから欠けて行って、再び丸くなって行くという訳。
冬の空
12月も、1/3が過ぎようとしています。
ますます慌しくなって来ます。

今朝の歩き稽古は、風邪で喉が痛いので、近所を歩いた程度にしておきました。
不安はさらに募ります。

大騒動衝動買い・・・

またやっちまいました。
Fw:電子メールで送信: K0000443366.<br />
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会社のシステムに詳しい同僚に、壊れたパソコンを診てもらったら、しきりに新しいパソコンを勧められました。
ファンが壊れているのと、データが一杯になっているのと・・。
同僚が、価格コムとか何とかいうサイトから、「これがいい!」というのを見つけてくれました。
色々考えましたが、今の私には、落語と落語俳諧のためのスマホとパソコンがなければ、どうにもなりません。
・・というこじつけのもと、メーカー直販サイトにアクセスして、「購入」の釦を押してしまいました。
同僚に言わせると「コストパフォーマンスがとても良い」ということなので、盲目的に信用して、舞台から飛び降りました。
飛び降りた途端に、顔をしたたかにぶつけたものか、額から血が流れて来た。
着物も泥だらけになる。
和泉屋与兵衛は、杖にすがってヨロヨロと立ち上がると、彷徨うように帯久の店の裏に回った。

・・・・あれっ?「帯久」の地の台詞になってしまいました。

さようなら「青い鳥」

私の初めての自家用車が「日産ブルーバード」でした。

日産自動車は、セダン「ブルーバード・シルフィ」を「シルフィ」に改め、7年ぶりに全面改良して発売した。
(中略)
一方で、昭和34年の「ダットサン・ブルーバード」発売から半世紀にわたり、日産を代表してきた伝統の車名「ブルーバード」が役目を終えた。

とうとう「ブルーバード」という名前がなくなってしまいました。
私が乗っていたのは、1980年代前半の「U11型」でした。
今となっては古臭いスタイルではありますが・・・。

スタイルが大好きで、燃費もよく、印象深い愛車でした。
「ブルーバード4ドアハードトップSSS-EX」というモデルです。

メーターも6連の水平ゼロ指針という。
シートの電動ランバーサポートが便利でした。

サスペンションの硬さも3段階に調整出来たので、高速道路走行の時はハード、タウンユースではソフトにセットして走りました。
 

カーショップに行って、ストライプテープやマッドガードやサイドリフレクターを買ったり、車内のアクセサリーをつけたり、挙句は当時はやり始めたホイールを替えたり・・・。

ちょっとむしゃくしゃしたり、一人になりたい時があると、近く走り回ったり。
一番の思い出は、ゴールデンウィークの時に、中央高速道路の大月ジャンクションから河口湖方面に向かっていて、クラッチ(マニュアル5速)が故障してしまって、高速道路の路側帯でJAFを待ったこと・・・。

さようなら、幸せの青い鳥・・・・。

昔のままに

どなたかのHPかなにかで見つけた、現在の建物になる以前の「鈴本演芸場」の写真のようです。
昔のままに
高座上手に衝立が立ててあったみたいです。
昭和45~6年に建て替えたそうですから、私は古い建物は知りません。
この12月の上席から、なんとこの衝立が復活したんだそうです。
ビルの建て替えのドサクサで紛失していたものだそうです。昔のままに
鈴本演芸場のHPによると・・・。
昭和45年以前、ビルに立て替える前の高座に飾ってあった“ついたて”です。
一年かけての立て替えでどこに預けたか、どなたかに差し上げたか、ビルが出来上がった時には無く行方不明となっておりました。
ずっと気にはかけていたのですが、今年10月に先代五代目席亭の十七回忌の法要を営んだところ、入谷にあります菩提寺に飾ってあるのを発見いたしました。
現住職も代が替ってしまい、なぜお寺にこの“ついたて”があるのかわからなっかたということで、ご住職の御好意で鈴本に戻すことが出来、41年ぶりに鈴本の高座を飾ることになりました。
昔のままに
作者は歌舞伎の絵看板を手がける鳥居派の鳥居忠雅氏によるものです。

昔のままに
色々あるものですね。
写真を見ると、鈴本の高座の床も、随分年季が入っていますね。
客席から床は見えませんし、ライトも当たっているので、実物より美しく見えるのかもしれません。
今度行くのが楽しみになりました。

2012年12月 6日 (木)

早めの忘年会

早めの忘年会
会社の同僚と少し早めの忘年会。
気の置けないオジサン6人で賑やかな酒宴です。
場所は、ランチでも利用しているお蕎麦屋さん。
http://www.hotpepper.jp/strJ000003883/
この中の3人は、来週の「一番丁はずみ亭」に来てくれるそうです。
偶然、メンバーの1人の誕生日でしたが、特別祝うでもなく、いつも通りの雰囲気です。
夜になって、かなり冷え込んで来ました。

・・・やはり「落選」

イープラスからのメール。
イープラスをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
○○様の下記申込みについては、抽選の結果、チケットをご用意することができませんでした。
 公演名   : 志の輔らくご in PARCO 2013
 会場名   : PARCO劇場
        志の輔らくご in PARCO <br />
 プレオーダー
1月5日(土)に絞ってエントリーしましたが、プラチナチケットの確保は、そう簡単ではありません。
実は、チケットぴあの同様なプレ抽選にもエントリーしましたので、これの結果を期待せずに待つことにします。

スマホ復活

使い方が粗っぽかったと見えて、少し駄々をこねたようで、朝になって復活したようです。
やれやれ・・・。

ロシア共和国大統領?

ロシア共和国大統領
ロシアのプリンの商品名のような大統領ではありません。
酒癖の悪い、世間知らずな、梨園の若旦那だそうです。
酒癖だけでなく、人相も良くないですね。
私は、酒にだらしのない輩は、人間性から否定するところがありまして・・・。
酒飲みに甘い日本人は大嫌いなんです。

おびきゅう

稽古日を間違えるような大ボケをかましています。
おびきゅう
「おびきゅう」と読み「帯久」と書きますが、今は「OB(会)窮」状態。
実に、「帯に短かし襷に長し…」ですよ。

円朝全集

岩波書店から、三遊亭圓朝の全集が刊行されました。
円朝の全集はこれまで二度編まれ、二十世紀に「読む円朝」の魅力を伝えてきました。
最初の春陽堂版全集は、机辺に書物を置かなかった太宰治が座右の書としたことで知られています。
井上ひさしが一度手放した全集を古書展で買い直したところ、十年前に自分が売ったものだったという「円朝全集が化けて出た」話も、日本語の豊かなストーリー・テラーたちの水脈について物語るエピソードです.

http://www.iwanami.co.jp/topics/index_i.html
円朝全集
読者をつかんで離さない波瀾万丈の筋立て。
江戸・明治の生態風俗を刻印した細部、方言や俗語を交える生き生きとした会話。
今なお滅法面白い円朝の物語を、速記術が写し取った当時の文体のまま、初めて再現する決定版全集。
芳年や年方ら名だたる絵師たちの挿絵もすべて収め、新収の口演作品や資料も多数。
注解付。

■第一巻
   怪談牡丹燈籠
   塩原多助一代記
   鏡ヶ池操松影(江島屋騒動)
■第二巻
   英国孝子ジヨージ・スミスの伝
   安中草三の伝 後開榛名の梅が香
■第三巻
   業平文治漂流奇談
   松の操美人の生埋
   蝦夷錦古郷之家土産
■第四巻
   欧州小説黄薔薇
   鶴殺疾刃包刀
   月謡荻江一節(一名荻江の伝)
■第五巻
   敵討札所の霊験
   真景累ヶ淵
■第六巻
   怪談乳房榎
   緑林門松竹
   操競女学校
■第七巻
   粟田口霑笛竹
   文七元結
   福禄寿
■第八巻
   熱海土産温泉利書
   霧隠伊香保湯煙
   松と藤芸妓の替紋
■第九巻
   荻の若葉
   雨夜の引窓
   菊模様皿山奇談
■第十巻
   名人競(錦の舞衣)
   八景隅田川
   政談月の鏡
   名人長二
■第十一巻
   蝦夷訛
   日蓮大士道徳話
   雨後の残月
   応文一雅伝
   離魂病(根岸お行の松 因果塚の由来)
■第十二巻
   火中の蓮華
   谷文晁の伝
   闇夜の梅(穴釣三次)
   奴勝山
   塩原多助後日譚
   怪談阿三の森
   心中時雨傘
■第十三巻
   〈落語・小咄・三題咄〉
    心眼、縁きり榎、にゅう、畳水練、明治の疑獄、黄金餅、
     星野屋、初商法、堀の青柳 ほか
■第十四巻
      〈弟子による口演〉
        塩原の怨霊、後の業平文治、烈婦お不二、小雀長吉
   (双蝶々)、鰍沢、死神 ほか
■第十五巻
      〈各種資料〉
        速記以前の文語文作品、紀行文、点取、草稿、談話、俳句、
        都々逸、書簡
・・・・
どうしよう・・・、欲しい気もするんです。

2012年12月 5日 (水)

スマホ故障?

自宅のパソコンが故障して修理せずに放っている中、唯一の情報ツールだったスマホも、昨夜突然動かなくなってしまいました。
Mediasこのブログにも大変な痛手です。
歩き稽古の景色も撮れません。
メールも出来ません。
・・・ということで、暫く笹子トンネルのように、「通行止め」になるかもしれません。
決して、閉じた訳ではありませんので、お見捨てなきように。
スマホが使えないので、電車の中では、オフィスエムズの加藤さんのことが書かれた「席亭志願」を読みながら。

あれっ、喉が…

あれっ、喉が…
今朝から突然、喉がイガイガして来ました。
やや身体が重く、だるい感じ…。
とってもまずい兆候です。
とりあえず、のど飴と喉グスリを買いましたが。

中村勘三郎さんの訃報

歌舞伎の中村勘三郎さんが亡くなったそうです。
同年輩でもあり、大変ショックです。

中村勘三郎さんが打っていた芝居小屋「平成中村座」です。

落語との関連で言えば、シネマ歌舞伎で「文七元結」をお演りになったのが印象に残っています。
Fw:電子メールで送信: flier_l.jpg
http://www.kabuki-bito.jp/news/2008/07/__photo_111.html
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/06/

これでいいのか?

・・・という訳で、昨日はとんだ粗忽をしでかしました。
これでいいのか?
ふと落ち着いて思い出したことがあります。
ランチの後の憩いのコーヒーと粗忽の後のやけ食いの牛丼(セット)のことです。
ケチな話ですが、前者が750円、後者が480円です。
これでいいのか?
勿論、片や贅沢、こなた安かろう不味かろうではありますが、今までの感覚(経済観念?)ならば、むしろ値段は逆だろうと思います。
コーヒー1杯分で、牛丼セット(牛丼中盛り・味噌汁・生卵・お新香)の2人分が食べられる…。
これって、どちらも異常な気がします。
これでよいのだではないのだと思うのだ

新たなプログラム

「一番丁はずみ亭」に、「喰亭寝蔵」師匠が出演可能になったということで、わくわくしながらプログラムを考えました。
帯久…
  ◇ 転宅          南亭蕪生
  ◇ 犬の目         恋し家古狂
  ◇ 帯久          金願亭乱志
          仲入り
  ◇ あくび指南       破れ家笑児
  ◇ 堪忍袋           喰亭寝蔵
  ◇ 三味線漫談       林家あずみ
  ◇ 一分茶番             談亭志ん志

こんなものでよろしいでしょうか?

・・・と思ったら、蕪生師匠から、もともと寝蔵師匠が出演予定だった最初の番組に戻そうということに。
そう言えば、私が最初に顔付けをしたんでした・・・。
朗報!大歓迎!
  ◇ 転宅          南亭蕪生
  ◇ 堪忍袋            喰亭寝蔵
  ◇ 犬の目         恋し家古狂
  ◇ 帯久          金願亭乱志
          仲入り
  ◇ あくび指南        破れ家笑児
  ◇ 三味線漫談       林家あずみ
  ◇ 一分茶番             談亭志ん志

これでいいのだ。

2012年12月 4日 (火)

束の間の憩いの時間

仕事、疲れます。
憩いの時間
午前中の仕事が1時過ぎまでかかってしまい、いつもランチをともにする人たち遅れを取ったので、いつも行ったことのないパスタ屋さんに入りました。
その後は、どっと疲れが出たので、いつもの喫茶店ではないカフェで、750円のアメリカンコーヒーを。
今夜は、千早亭の稽古会で、また「帯久」を師匠に見ていただこうと思います。
日曜日の失敗以降何も進んでいませんが、今夜は落ち着いてやろうと思いながら、贅沢な昼のひとときを過ごしています。

歩き稽古の産物

歩き稽古の思いがけない産物。
歩き稽古の産物
歩き稽古の産物
歩き稽古の産物
歩き稽古の産物
歩き稽古の産物
今年の秋は短かっただけに、歩き稽古で見ることが出来た景色は、これが都会のど真ん中とは思えない見事なものです。
「錦繍」と言うのでしょうか?

朗報!大歓迎!

今回は出演が難しいということだった「喰亭寝蔵」師匠から、とても嬉しいメールが届きました。
朗報!大歓迎!

落語演りたい依存症の皆様へ

15日、何とかお伺いできそうです。
ここまで来ると、プログラム、時間配分の関係で出演は無理かと思いますが、お手伝いはできると思います。
いったんは諦めたのですが、皆さんの準備状況のメールを拝見し、「中毒患者」のDNA が完全に揺り動かされました。   (以下略)

そうですよ。こうでなくっちゃあ。
私ゃ早速返信しましたよ。

寝蔵師匠! 

大歓迎です!
是非「堪忍袋」をお願いします。
場所は、笑児さんとあずみさんの間あたりでいかがでしょうか?
時間は問題ないと思います。

名人芸の噺だけではなく、出囃子の太鼓もやっていただけます。
こりゃあ楽しくなって来ましたよ。

2012年12月 3日 (月)

「志の輔らくごinPARCO」プレ抽選

イープラスで「志の輔らくご in PARCO 2013」のプレオーダーを申し込みました。
     志の輔らくご in PARCO <br />
 プレオーダー
何と言っても、大人気のプラチナチケットですから。
第3志望までエントリー出来ると言うので、1月5日・13日・14日の土日祝日を希望日にしたのですが、なぜか受け付けされません。
どうやら、土日祝日を選べるのは1日だけで、後の2日は平日でないといけないことが判明。
それぐらいゲットが大変なんです。
結局、平日は行くことが出来ないので、5日一本に絞って申し込みました。
どうせ当選しないでしょう。

歩き稽古

このく○寒い中、今朝は二重橋前で下車して、皇居のお濠を右手に日比谷公園を通るコースにしました。
歩き稽古
日比谷濠・・・、寒かった・・・。
歩き稽古
寒さと紅葉の美しさで、結局前半部分しか出来ず…。
問題意識と危機感はあるのですが…。

定点観察

日比谷公園での歩き稽古。
定点観察
これは週末の様子。
定点観察
これは、半年ほど前・・。
夏と冬の景色の比較が面白い。

楽屋帳

寄席の楽屋で前座さんが書いているのが「楽屋帳」です。
楽屋帳
ネタ出しをしていない寄席では、次々に出演する師匠たちの噺がつかないように、しっかり記録しておかないと、ネタが重なったり、ついたりしてしまいます。
これを見ていても、トリを取る真打というのは、数多く持ちネタがないと駄目だということが分かりますね。

2012年12月 2日 (日)

爛漫ラジオ寄席

寒い夜、稽古で疲労困憊の中、半分意識不明になりながら聴く落語。
爛漫ラジオ寄席

  ◇ 小言念仏    三遊亭歌武蔵
あれっ?「小言念仏」は、今朝も聴きましたよ。
上方落語だから「所帯念仏」という題名でしたが…。
どちらが面白いか…?
「ただ今の協議についてご説明いたします。」…?

帯久…

稽古会で、「帯久」を通しで、初めて高座本を見ずに、人前で演ってみましたが…、散々でした。
帯久…
これでは、「素人のくせに、分不相応に大きな噺を演るからだ!」と酷評されても仕方がありません。
何とかしないといけませんが、とにかく今夜は疲労困憊で…。
情けない話ですが、これぐらいの噺を通しで稽古すると、身体中がだるくなってしまうのです。
だから、今夜も早く寝てしまうことでしょう。
何とかするためには、登場人物の名前がすんなり出るようにしないといけません。
そして、登場人物になりきること。
幸い、あと2回稽古の機会があるので、師匠にご指導いただくことが出来ます。
何とかしないと、共演する皆さんに迷惑をかける。
何とかならないと、ご来場のお客さまを落胆させてしまう…。
焦らない、的確に人を演じる、最後までなりきる。

笹子トンネルが?

朝から気になっていたニュース。
  笹子トンネルが?
中央高速上り線、笹子トンネル内で突然の崩落事故だという。
年に何度も利用していますから、えええ〜ッと驚きです。
トンネル内で崩落に巻き込まれた車両(人)もかなりいるようで、とても心配です。
中央高速屈指の長いトンネルです。
   笹子トンネルが?
かつて甲州街道最大の難所だった「笹子峠」の麓を貫通するトンネルです。
今後、他のトンネルへの影響も出て来るでしょうから、これは大変なことになりますよ。

三流亭稽古会

先月の稽古会は一度だけでしたから、約1ヶ月ぶりの稽古会という訳です。
三流亭稽古会
三流亭稽古会
三流亭稽古会
今日は、4名が参加。
 ◇ 替わり目          三流亭百梅
 ◇ 禁酒番屋      三流亭仙三
 ◇ 帯久         三流亭流三
 ◇ 瓢箪屋政談    三流亭まど音
まど音さんが久しぶりの稽古で、師匠の創作の「瓢箪屋政談」の読み稽古でした。
私の「帯久」は最悪。
改めて、人前で演る稽古の大切さを痛感。
師匠から、私の欠点の指摘。
“これじゃダメじゃん”状態で、少し焦って来ました。
欠点は、緊張感を持続させることが出来れば克服出来るとは思うのですが。

深川不動尊

これは不動明王ですよね。
深川不動尊
今日は外に出ていましたから、お賽銭を投げて焼香して、手を合わせました。
天下泰平・国家安穏・五穀豊穣を。

三つの祈り?

師走になって、上野駅中央改札前にはクリスマスツリーが飾られて、年の暮れの雰囲気が盛り上がりつつあります。
三つの祈り
不思議な光景は、ご覧のとおり、手前から、クリスマスツリー・浅草寺の羽子板市の看板・鷲神社の熊手が同居しているところ。
三つの祈り
それぞれの思いや祈りを込めているのでしょう。
日本人のこの柔軟性、アバウトさが凄いです。

落語の舞台を歩く会

昨日の先輩方の「落語の舞台を歩く会」は、やはり突然の雨に遭ってしまったようですが、楽しくお開きになったそうで、翁家寝坊師匠がOBのMLにコメントを入れてくださいました。
落語の舞台を歩く会
穴場というべきか、住宅街の一角にひっそりと眠っている服部半蔵・塙保己一・長谷川平蔵などなどの著名人、受験で学んだ(筈の?)知識を思い出すのに必至です。
メインの「お岩稲荷・田宮神社」境内は小さいながらどこか妖しい雰囲気、上演の都度歌舞伎俳優などが揃って舞台の無事を祈願するという。
紅葉がまだ見頃の新宿御苑で、大勢のカメラマンがたむろして、あいにく”かわせみ”はいません。
突然の激しい雨と風、予報は当たらないもの、あるいは、お岩さんの祟りでしょうか。
お賽銭をケチったのがばれてしまいます。
早めに切り上げて、「ライオン」でまずは”乾杯”と、てれ生さんに”ご苦労さま”。
…という訳です。
(寝坊師匠すみません。コメントの一部をいただきました<(_ _)>。)
江戸というのは、本当に懐の深い街です。
次回は参加したいと思います。

林家三平師匠

勿論、昭和の爆笑王と言われた先代のこと。
林家三平師匠
「YouTube」って凄いですね。
「落語」で検索すると、物凄い数の落語を聴くことが出来ます。
これって、著作権なんかの問題はないのかとも…。
ここで「林家三平」師匠にはまっています。
あまり音源が残っていない師匠で、なかなか聴く機会がありませんでしたが、ここには初めて聴くものもあって。
 
  ◇ 源平盛衰記      林家三平
  ◇ 相撲風景       林家三平
  ◇ 湯屋番          林家三平
  ◇ たらちね         林家三平
  ◇ 清書無筆       林家三平
 
 
 
 
それから、「早起き名人会」というラジオ番組の「林家三平特集」の音源や漫談もありまして。
学生時代、落語原理主義バリバリの頃は、面白いけれども邪道だ…なんて。
でもね。
こういう噺家さんが一人ぐらいいてもいいですよ。
とにかく楽しい。
内容は薄いから、語りを求めなければ。
もっと聴きたかったなぁと思います。

落語はやおき亭

今朝の文化放送の落語番組は、上方落語でした。
◇ 河豚鍋         桂小南
優しい語り口がいいですねぇ。
来週は、「落語DEデート」は、総選挙の政見放送のために休みだそうですが、こちらはどうでしょうか…?

来年の「圓朝まつり」

落語協会からのメルマガに、来年の「圓朝まつり」のことについて配信されていました。
毎年夏にお客様との交流を図ってきた圓朝まつりは来年は開催を見送る事になりました。
今年の会場、防災広場「初音の森」の前に建っている谷中コニュニティーセンターの老朽化の為、建て替える事になり、11年続いた芸人屋台や、ゴミ隊のパフォーマンス歌謡ショー等、更なるレベルアップを計って来年はお休み致します。
これまで御来場いただいた皆様、ありがとうございました。
尚、圓朝忌(8月11日)は今まで通り全生庵で行う予定です。

・・・だそうです。
Fw:電子メールで送信: 2012-1.jpg
これは今年のチラシですが、私は個人的には、あの炎天下でのイベントは避けた方が良いと思っていました。
今まで大きな事故(多数の人が熱中症で倒れる等)がなかったのが不思議なくらいです。
落語芸術協会や上方落語協会のように、秋に開催した方が、文化の香りも漂いますし・・・。

落語DEデート

今朝は上方落語です。
◇ 所帯念仏   三代目桂文我
江戸落語では、「小言念仏」です。
全く知らない師匠です。

《噺小屋》 弥生の独り看板

【入船亭扇辰 「鰍沢」 《噺小屋》 弥生の独り看板】のチケットを購入しました。
扇辰さんが、十八番の「鰍沢」を演るというので、先行販売の初日にゲットしました。
来年3月2日(土)の18時30分から、国立演芸場です。
CD「扇辰日和」に収録されていて、これも何度も聴いています。
私の持ちネタでもある「ねずみ」もそうですが、扇辰さんは扇橋師匠が平易にお演りになったのをベースにして、扇辰さんなりの色づけをしていますので、非常に聴き易くなっています。
扇辰夫人が山梨県のご出身でもあり、雪がテーマのこの噺は、新潟ご出身の扇辰さんにとっても取っ付きやすいのかもしれません。
以前から宣言しているとおり、鰍沢(旧鰍沢町)は、私の実家と同じ「郡」にあり、親戚も住んでいますから、ご当地ネタとして、いずれ演ってみたいと思っています。
来年の後半あたりのいずれかの会でチャレンジしてみようと・・・。
来年の春先には、小室山の「妙法寺」(毒消しの護符のお寺)や「法論石」に行き、改めて取材したいと思っていたところです。
鰍沢
中には、素人だから身の丈を弁えるべきだ、素人落語ではやるべきではないというような考え方もあるかもしれませんが、私は、大きな噺にチャレンジできるのが、素人落語の良さだと思っています。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/06/post-ffe6-1.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/06/fw-imgjpg-c520.html
足が痺れるのも座興だと楽しむのも素人落語の行き方でしょうが、一方で、プロには適わなくても、いくらかでも近づこうとチャレンジするのも素人落語だと思うのです。
勿論、お客さんが聴くに耐えられるか否かを自身で判別する謙虚さは必要でしょう。
「芝浜」「文七元結」も、「柳田格之進」「百年目」も・・・・、いつかチャレンジしてみたいというのが、僭越ですが、私の「夢」でもあります。
まだまだ遠い夢のまた夢のことですが・・・。
鰍沢
学生時代に、故古今亭志ん五(当時志ん三)師匠と柳亭左楽(当時桂文平)師匠のお二人をアテンドするアルバイトをやった時、お二人から「素人なんだから、遠慮せずに自分が演りたい噺をどんどんやりなさいよ。」と言われて、怖いもの知らずで調子に乗って演ったのが、あの「浜野矩随」でした。
そして、「浜野・・・」を温め続けて、宝物にすることが出来ました。
扇辰さんの「鰍沢」も、その”つもり”で聴きたいと思います。

2012年12月 1日 (土)

落語の舞台を歩く会

天気予報では雨は降らないということでしたが、港区界隈は、お昼前後に降って来ました。
今日は、私は参加出来ませんでしたが、落研OBの先輩方は、「落語の舞台を歩く会」で、四谷あたりを歩いているはずです。
大丈夫かなぁと、一応心配になります。
企画していただいた「内気家てれ生」師匠の計画コースは以下のとおりです。
http://www.shinjukuku-kankou.jp/map_yotsuya_14.html
http://www.shinjukuku-kankou.jp/map_shinjuku_09.html
午前9時30分に四谷駅前に集合・・・、約8km。
  ①:鯛焼きのわかば
  ②:西念寺(服部半蔵の墓)
  ③:愛染院(塙保己一の墓)
  ④:戒行寺(長谷川平蔵の菩提寺)
  ⑤:須賀寺院(三十六歌仙の絵)
  ⑥:お岩稲荷 
  ⑦:四谷消防博物館
  ⑧:四谷大木戸跡碑
  ⑨:三遊亭円朝の旧居跡
  ⑩:新宿御苑入口の大木戸門
  ⑪:新宿御苑内の散策
  ⑫:新宿御苑出口の新宿門
  ⑬:雷電稲荷(相撲の雷電)
  ⑭:天龍寺(追い出しの鐘)
  ⑮:追分だんごのお店

毎月1日の新聞

全国版新聞5大紙の毎月1日の表題の下の広告の話。
毎月1日の新聞

毎月1日に掲載される広告は、必ず某社のものと決まって?いるようです。
経営統合や合併などで、社名は変わっていますが、少なくともこの30年以上は、この企業の広告が載せられているのです。
朝日も、毎日も、読売も、産経も、今朝の広告は、この某社のものが載っているはずですから、是非お確かめください。

オフィス街の朝

どんなに愚かな政治家が大騒ぎしても、歩き稽古をサボる奴がいても、朝はやって来ます。
オフィス街の朝
東側から昇る朝日がコンクリートジャングルも照らし始めます。
オフィス街の朝
オフィス街の朝
平和で静かな朝になりました。

師走の歩き稽古

今日は土曜日ですが出勤日。
師走の歩き稽古
落研OBの先輩方は、「落語の舞台を歩く会」で群れるようですが、残念ながら不参加。
天気はまずまずのようです。
師走の歩き稽古
さて、さすがにこれではいけないと、朝の「歩き稽古」をやることにしました。
今朝は、「日比谷公園コース」で。
師走の歩き稽古
前回は、残暑の中を歩きましたが、今回は師走の公園です。
静かで人通りもまばらですから、良い稽古が出来るはず。
後半のお裁きの部分をさらってみよう。
明日は、落語っ子連の稽古会ですから、師匠に見ていただこう。
師走の歩き稽古
…と思って歩き始めましたが、紅葉があまりに綺麗だったので、マクラをちょっと触っただけで初日終了…。
トホホ・・・・

富士山

いよいよ師走。
富士山13景を並べてみました。
富士山
富士山
富士山
富士山
富士山
富士山
富士山
富士山
富士山
富士山



故郷の山は有難きかな・・・。

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