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2012年11月18日 (日)

立川談志を聴け

「立川談志を聴け 涙がこぼれた「富久」を私は一生忘れない」
山本益博著・プレジデント社刊・1,680円。
立川談志を聴け! 
何故、この本を買ったと言えば、山本益博さんの著書だから。
暫く落語の評論から離れていましたが、最近復活されたようです。
「桂文楽の世界」などの著書を、学生時代に読んだものです。
著者のコメントがありました。
書き下ろし「幻の志ん朝・談志二人会」をはじめ、かつて上梓した単行本から再録した原稿、談志メモ、対談などで構成した拙著「立川談志を聴け」が11月上旬、プレジデント社から出版されます。
私が惚れこんだ談志さんの実像を、この本からぜひ知っていただきたいと思います。

山本益博さんという方は・・・。
1948年4月11日生まれ。東京都出身。
早稲田大学第二文学部演劇学科卒。
落語評論家、料理評論家。
国立劇場小劇場の第五次落語研究会では桂文楽(八代目)の落語を体験。大学の卒業論文はそのまま「桂文楽の世界」として商業出版される。
この論文は現在でも桂文楽研究の最高峰。
2013年には「名人芸の黄金時代 桂文楽の世界」と改題されて、中央文庫より出版される予定。
KTVの演芸番組「花王名人劇場」ではプロデューサーを務めていた。
談志師匠が亡くなられて、ちょうど1年経とうとしています。

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