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2012年11月

2012年11月30日 (金)

霜月の落語徘徊

今年も残すところあと1ヶ月となってしまいます。
寄席・落語会は、少し頑張りました。
国立演芸場へ
  ◇ 3日   名作落語の夕べ(横浜にぎわい座)
  ◇ 9日   国立演芸場上席[真打披露興行]
  ◇16日   東京落語会
  ◇17日   学士会落語会
  ◇23日   鈴本演芸場下席
  ◇25日   花形演芸会
  ◇28日   柳家小はん独演会
久しぶりに「柳家小はん」師匠を聴くことが出来ました。
寄席の楽しみご贔屓へ
稽古は、落語っ子連・三流亭が今月は1回だけでしたので、これに参加し、扇子っ子連・千早亭は参加出来ませんでした。
「帯久」の稽古は、密かに細々と「歩き稽古」を始めました。
プログへのアクセスは、7日34万件・29日に35万件に到達することが出来ました。
それから、寄席文字の「春亭右乃香」師匠と歓談出来たのも、印象に残りました。
霊峰富嶽
ぁ、来月は、いよいよ「一番丁はずみ亭」です。
光陰は矢の如く流れて行きます。

読売GINZA落語会

イープラスのプレオーダーを申し込んでいました。
すると、【e+より】《必ずご確認ください》抽選結果のご案内という表題のメールが届きました。
ドキドキしながら開けてみました。
e+(イープラス)をご利用いただきまして、ありがとうございます。
○○様にお申込みいただいたチケットを下記の内容にてご用意いたしました。
公演名   : 第39回 読売GINZA落語会 特別版
        
会場名   : ル テアトル銀座 by PARCO
抽選結果  : 当選
公演日時  : 2013/02/23(土)  13:00開場 13:30開演Fw:電子メールで送信: L002048.jpg

今回は久しぶりに当たりました。

枯れ葉

色づき、葉散るプロセス。(10~11月)
枯れ葉 枯れ葉
枯れ葉 枯れ葉
今年は、秋が短かった・・・。

歩き稽古

「いつも発表会の直前になると、"歩き稽古"の話題になるけれども、今回はやらないの?」
・・・あの「Ⅰさん」から、核心を突いた質問をされました。
いつもなら、上野から地下鉄銀座線上(中央通り)を末広町あたりまでだとか、銀座から虎ノ門までだとか、最近は地下鉄千代田線の日比谷駅から日比谷公園を突っ切って虎ノ門までだとか、いくつかのコースで、ブツブツやっていました。
実は、今回も既にチョコチョコとはやっているんです。
でも、なかなか上手く出来なくて、いつも以上に苦しんでいます。

何がつらいかと言いますと、「和泉屋与兵衛」という主人公の名前が出て来ない。
地噺の部分も多いので、これも新しいチャレンジではあります。
そして、この和泉屋という人をどんなふうに描くか・・。

それに、大岡越前守のキャラクター作りも悩ましい・・・。
この噺で大岡越前守は、主人公の与兵衛をハッピーにさせるために「極刑」を言い渡し、懲らしめようとする帯久とは司法取引をして「無罪」にするという、逆さま・あべこべの「サーカス裁き」をする訳で、この「人情」と「非合理」のバランスの上に立つ裁きが「不合理」を感じないように描くのがポイントですから。
それにしても、今なら、拷問・自白(しかも偽証)の強要にもなろうかという手段を使い、奉行の権威を楯にして裁くという、かなり無理のあるお裁きなのではありますが、日本人はこういうパターンに弱いんですよね。
そろそろ「歩き稽古」を復活しますか・・・。

夜討ち朝駆け

随分クラシックなフレーズですが「夜討ち朝駆け」・・。
ある噺家さんのツイッターで、こんな内容のがありました。
某放送局の某番組の出演依頼がメールで来てたので、「よろしくお願いします」と電話番号を添えてメールを返信したら、しばらくして電話が来たそうですが、その時刻が22時40分だった。
業界の慣例は知りませんが、深夜の営業の電話というのは・・・、どうなんでしょう
この噺家さんのトーンも、何となく不愉快なニュアンスでした・・。
ちょっと非常識な気がしますね。
噺家さんとしては、立場上文句も言えませんから、いわば「優越的な地位」を用いているという訳です。
私も仕事をしていて、よく、そろそろ仕事を終えようかという時刻に、営業(勧誘)の電話がかかって来ることがあります。
私は、「今何時だと思っているのですか?そんなに急な内容なのですか?貴社の営業のマニュアルでは、こんな時刻の営業が推奨(容認)されているのですか?このことをもって貴社とお取引する気持ちになりません。」と答えます。
自分たちの景色しか見えない「一人称」では、営業の実も挙がらないことでしょう。
そう言えば、全く初めて電話をかけて来て、「今日の"ご連絡"は」というトークで来る輩がいます。
こういう時は、「貴社とは取引もないし、私は貴社に情報の提供等をお願いしたこともありません。それなら"連絡"ではないでしょう。強いて言えば"提案"でしょう。いい加減なことを言わないでください。」と一蹴しています。
連絡というのは、「情報などを互いに知らせること。その通知。」を言いますから、事前にお互いが認知し合っていなければいけないはずなのです。
これも「一人称」発想です。

2012年11月29日 (木)

柳家小はん師匠

こんなに多くのお客さまが入場していました。

そして、この独演会は23年も続いているそうです。
大変失礼ながら、「柳家小はん」師匠をよくご存知の方、噺を聴いたことのある方は、あまり多くないと思うのです。
とにかく、あまり露出していない、幻の噺家さんと言っても良いと思います。
30年以上前、まだ二つ目で「柳家さん弥」と名乗っていた頃から、真打に昇進して「柳家小はん」になった頃、我が落研主催の「仙台落語勉強会」や「古典落語鑑賞会」にご出演いただきました。
まだ若手のバリバリという雰囲気の頃で、良くも悪くも、今とは随分様子が違っていました。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2009/02/post-cf15.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2010/09/post-fc60.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2010/09/post-d9c1.html
三代目桂三木助師匠に入門するも、すぐに師匠が亡くなってしまい、五代目柳家小さん門下に移った方で、入船亭扇橋師匠や林家木久扇師匠とは兄弟弟子だった訳です。
数年前に、「学士会寄席」のレギュラーで、桂藤兵衛師匠と交互に独演会をやっておられましたので、懐かしさもあって通いました。
この「学士会寄席」が終了してしまってからは、実に久しく高座を拝見することはなかったと思います。
せいぜい1~2度ぐらいでしょうか・・・。
愛想がある訳ではなく、しっかりとした口調、いかにも江戸っ子という風情は、玄人受けする噺家さんだと思います。
この魅力に根強いファンがいるのでしょう。
    
この落語会も、普段私が行っている師匠方の会とは何となく会場(客席)の雰囲気が違います。
落語フリークでもなく、個人的・地域的な繋がりのある・・・、そんなお客さんが多いからだと思います。

1960年3月  三代目桂三木助に入門し「桂木久弥」で初高座
1961年3月   師匠三木助死去で五代目柳家小さん門下に移籍
        「柳家さん弥(さん彌)」に改名

1963年10月 二つ目昇進
1973年9月   真打昇進
1975年3月   二代目柳家小はん襲名
  ※日舞花柳流、小唄春日流、新内節岡本派、茶道江戸千家
    などの余芸も一品

「一番丁はずみ亭」の準備

「一番丁はずみ亭」まで、2週間余りとなりました。
蕪生師匠や、志ん志師匠や古狂師匠からの、出囃子やめくりなどの段取りや、その他諸々のことの確認メールが行き交っています。
それに比べて私は・・・、いつものこととは言え、「帯久」の稽古はままならず、少し焦って来た今日この頃。
それにしても、まだ秘密ですが、今度の会は楽しくなりそうです。
Fw:hh
今日は水曜日。
ゲストの林家あずみさんも、ラジオのレギュラーで頑張っているようで、元気にツイートしています。
Fw:nn
ザ ボイス中継レポーター林家あずみです。
今日は浅草のリニューアルオープンしたエキミセの7階にあります離島キッチンにおじゃましました。
新鮮な寒シマメ(スルメイカ)漬け丼がとても美味しそうでした。

鈴本夜景

先日夜、ちょいと通り過ぎた鈴本演芸場。
8時を回ったところで、今まさに夜席の真っ最中という時間。
喧騒が一段落して、何となくホッとしている雰囲気です。
入口の右側にテケツ。その上に鎮座している太鼓が、間もなく芝居が跳ねるのを待っています。
あと小一時間経つと芝居が跳ねて、前座さんがこんな風に太鼓を叩いて追い出してくれるはず。

脇のスタンドのチラシを手にして、今日はこのまま帰宅します。
これは11月下席、今の芝居のもの。

これは12月上席「雲助のお約束」の芝居のもの。

そして、これは「新春爆笑特別興行」のもの。


魚河岸

魚河岸の場所が変わるそうです。
今まで河岸のあった「築地」から「豊洲」に・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121128-00000012-asahi-soci
そもそも「魚河岸」というのは・・・、魚貝類を一般業者に卸売りする魚市場のある河岸をいい、全国各地にありますが、築地にある「中央卸売市場」の通称となっています。
Fw:電子メールで送信: a0277742_141<br />
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江戸幕府が開かれた当初、魚類は現在の芝浦一帯の地域で売買され雑喉場(ざこば)と言いましたが、品川沖でとれた魚類はとくに新鮮で、江戸前の「芝肴(しばざかな)」として珍重されたようです。
魚河岸は元来、摂津より来住した漁師たちが、幕府に納める魚類の残余を、市中一般に販売したのに始まるといわれるそうです。Fw:電子メールで送信: 112798326.jp<br />
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その後、徳川家康は江戸の繁栄策として、三河藩出身者にも魚類販売の利権を与え、日本橋北詰から荒布橋に至る河岸一帯に市場を設け、各地から入荷する魚貝類のうちの優れたものはすべて公儀御用としてこの市場で扱わせたので、日本橋界隈は魚貝専門の店などで大商店街を形成することになります。
Fw:電子メールで送信: ph12_01.jpg 落語に出て来る河岸は、そういう訳で「芝」と「日本橋」と相場が決まっています。
日本橋魚河岸は明治時代以後も隆盛を極めますが、関東大地震で多くの卸売店、仲買店が焼失したので、芝浦埋立地に仮設の臨時市場が設けられ、その後「築地」に移転し今日に至っています。
落語「芝浜」では、芝の河岸は、朝だけの日本橋と異なり、朝のみならず晩にも市場が開くということを踏まえた舞台設定になっていて、これがあの絶妙なストーリー展開に関係して来るのです。
だから、江戸前の魚が多く揚った芝でなくてはいけないんです。
ところで、新作「豊浜(豊洲の浜)」なんていうのも、もしかすると誰かが創作するかもしれません。

2012年11月28日 (水)

柳家小はん独演会

「東京かわら版」で当選した招待券で、ヤクルトホールへ。
柳家小はん独演会
500人以上収容のヤクルトホールがほぼ満席です。
柳家小はん独演会
この会も、もう23回にもなるそうで、温かい多くのご贔屓やファンが多くいるんですね。
 ◆ 浮世床        柳家さん福
 ◆ 馬のす        柳家小はん
  ◆ 鰻の幇間        柳家小はん
 ◆ 笠碁          柳家小はん
相変わらず真面目な高座で、師匠も大変お元気な様子でした。
会場の受付に春亭右乃香師匠がいたのには驚きました。
やはり色々な繋がりがあるんですね。
とても嬉しくなりました。
柳家小はん独演会
このプログラムは、来年の年賀はかぎに印刷されたものでしたから、1枚50円以上かかっています。

超高層ビル

虎ノ門に本社のある我が社の30代以下の若手社員は、「霞ヶ関ビル」を知りません。
それを聞いたベテラン社員が驚きます。
「ええ〜ッ!そんなことも知らないの?」と、驚き嘆きます。
でも、よく考えてみると、何か縁がない限りは、知らなくても不思議ではないと思います。
彼らはこのビルを特別な物としてインプットされていないのです。
池袋サンシャインや横浜ランドマークタワーが日本一高いビルでしたから。超高層ビル
近くに52階建のビルが建設中です。
今朝も早朝からクレーンが動いています。
       超高層ビル
この先に東京タワーが見えていたのです。
東京タワーもいずれただの「紅白の鉄塔」になってしまうかもしれませんね。

東京書作展

福島県在住の同期の二代目「多趣味亭こり生」さんから、今回も「東京書作展」の招待券が届きました。
http://www.tokyo-np.co.jp/event/sho/top.html
東京書作展
27日から来月の2日まで。
彼は、福島県の片田舎から上京して来るのですが、2日のお昼頃だということで。
私は、稽古会の時間ですから、直接会うことは出来ませんが、前日12月1日(土)が出勤日なので、4時に終えてから行こうと思います。
夕方6時までやっているようですから。
今回は「凛秋」と金文で書いたそうです。
「身が引き締まるように寒い秋」ということですか・・・。
今年は夏から一気に冬になってしまったようでしたから。
こり生さんは「書道」で、私は「落道」・・・。
えらい違いですが、このブログも、今月中に【35万件】に届きそう・・。

寄席の新春初席

各寄席などで来春の特別興行がリリースされ始めています。
http://www.rakugo.or.jp/2013-hatsuseki.html
鈴本演芸場では「吉例落語協会初顔見世公演」と題した新春爆笑特別興行。
元日から10日まで3部制の公演です。
 ①部 http://www.rakugo.or.jp/2013-hatsu-1.html(圓歌師匠)
 ②部 http://www.rakugo.or.jp/2013-hatsu-2.html(正蔵さん)
 ③部 http://www.rakugo.or.jp/2013-hatsu-3.html(小三治師匠)
もここのところずっと吉例になっている「3部制」です。
横浜にぎわい座も「新春特選演芸会」という名称の特別興行。
http://www.yaf.or.jp/nigiwaiza/kouen/02.html
国立演芸場では、こんな芝居になっています。
Fw:電子メールで送信: 2013shinshun<br />
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・・・それから、寄席ではありませんが、これまた年始恒例になっている「志の輔らくごinパルコ」も、12月になると前売りが始まります。
以前には、いずれの興行にも必死になってチケットを入手して、頑張って行ったものでしたが、ここのところの体力の衰えは著しく・・・。

忘れない 3.11 東日本大震災

先日の連休中、都内で「震度4」の地震がありました。
忘れない 3.11<br />
 東日本大震災
日本橋三越の前の地下鉄通路では、東日本大震災の写真や資料の展示が続けられています。
ここを通る度に、立ち寄っては、津波の前後の写真などを見て、あの時のことを思い出しています。
呆然としながらも、テレビで津波に飲み込まれる街々の映像に、まるで別世界の出来事のように見入っていました。
忘れない 3.11<br />
 東日本大震災
熱心にじっと写真を見る人、同伴の人に説明している人、連れている子どもに話している人…。
それぞれ様々な思いで見ていることでしょう。
津波を被って変形した、「国道45号線」の道標も痛々しい…。

2012年11月27日 (火)

女郎の誠

あり得ないものの例えに「女郎の誠と玉子の四角 あれば晦日に月も出る」と言いますが、陰暦では晦日には絶対に月は出ないのが常識だった訳ですよ。
女郎の誠
あぁそれなのに、今では晦日近くに月が満ちると言う、昔では考えられないことが起きるのですから、人間何事も諦めちゃあいけないのかもしれません。
「金も要らなきゃ女も要らぬ、私ぁもぅ少し背が欲しい」って言ってた芸人さんもいましたっけ。
人は誰でもどこか欠けているのでしょうか?
いにしえには、「欠けたることもなしと思えば」なんて豪語していた人もいたようですが・・・。
月が出た出た月が出たぁ、アメ横センターの上に出た~・・。

大呆け

今朝はとても寒かったので、無精な私も、例年よりも4日早く?コートを着て通勤しました。

ところが、帰りの地下鉄で席に座った瞬間、会社のロッカーにコートを置いたまま帰宅の途についたことに気がつきました。
普段慣れないことをすると、良いことはありません。
明日の朝は、どんなに寒くても、コートなしです。
さぶぅ〜。

「読売GINZA落語会 特別版」

先日、読売新聞からDMが届き、「読売GINZA落語会 特別版」の先行予約販売のお知らせでした。
Fw:電子メールで送信: L002048.jpg
うっかりしていて、25日の予約を失念してしまいました。
本当は、昼夜通しでゲットしたかったのですが・・・・。
イープラスのプレオーダーを申し込むことにしました。
とりあえず、昼を第一志望・夜を第二志望で。
<昼>古今亭菊之丞/柳家三三/柳家花緑/春風亭昇太
<夜>春風亭一之輔/柳亭市馬/林家彦いち/柳家喬太郎
出演者は、昼夜ともに人気者が揃っているのですが、何かこう・・・、全体としてインパクトがない気がしますが、申し込みました。

エネルギー

先日の「花形演芸会」に出演していた、「エネルギー」というコントの2人組。
初めて見るお笑いでしたが、ボケが演じる狂言師は、そこそこ本格的な雰囲気が出ていて面白かったです。
ただドタバタと騒ぐだけでもなく、楽しませてもらいました。
「ロケット団」は好きで楽しみにしていましたが、やや疲れてマンネリになって来たようで、ちょっと心配になりました。
ツッコミのKさんが、以前のような躍動感が…。
「笑組」「ホンキートンク」「ナイツ」など、寄席中心のしゃべくり漫才に、もっともっと頑張ってもらいたいと思います。

「朝日名人会」年間通し券

「朝日名人会」年間通し券
2〜3年前の古い年賀状を使って、「朝日名人会」の2013年度の年間通し券の抽選の申し込みをしました。
とりあえず3枚書いて投函しました。
さて、当たるでしょうか?

2012年11月26日 (月)

「紅白歌合戦」出場歌手

未だに出場歌手がニュースになるんですね。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121126-00000094-spnannex-ent
昨年まで複数が出場していた、韓国の人やグループは、今年はゼロなんだそうで。
こういう時こそ、いつもより多く出場させれば、「政治家は全くダメだが、さすが日本!太っ腹な国だ」と、評価されると思うのですが。
「歌は世に連れ、世は歌に連れ」という言葉も、死語になりました。
「おんなの道」で大ミリオンセラーの歌手も、先日亡くなりました。
もう「白組勝て紅組勝て」という時代ではないと思います。

「柳家小はん独演会」招待券

「東京かわら版」の招待券プレゼントで、「柳家小はん独演会」のチケットが見事当選!

昨日郵送されて来ました。
勿論、通常の「東京かわら版」とは別便で。
早速、今朝、「Ⅰさん」に連絡して、速達でチケットを郵送しました。
何とか間に合うでしょう・・・。

東京かわら版

今年最後の配本。

やはり、圓菊師匠の追悼号という感じです。
巻頭は、「林家たい平」さんでした。
あずみさんが出て来るかと思いましたが・・・。
年末は、各地で開催される落語会も多くなるのでしょう、いつもの号よりも、ページ数が増えて厚くなった気がします。

2012年11月25日 (日)

ラジオ寄席

今回は、五代目「春風亭柳昇」師匠特集でした。
 ◇ 女房の買い物    春風亭柳昇
 ◇ 坊ちゃん        春風亭柳昇
 ◇ 雑俳            春風亭柳昇
雑俳は何度も聴きましたが、前の2題は初めて聴きました。
大衆受けした師匠でした。

北千住で美味い店

今日の国立演芸場「花形演芸会」は、「Ⅰさん」と一緒でした。
北千住で落語会の後、北千住で。
いつもの焼鳥屋さんが日曜日は休みなので、最近大学が移転して来て賑やかになった東口で、新しい島を探しました。
魚中心のなかなか良い店が見つかりました。
http://r.gnavi.co.jp/gc2j600/
ぐるナビで、40代の女性のリピーターのコメントがありました。
もう何度もお邪魔しています。
お料理はどれも丁寧に作られていて、お刺身は新鮮でおいしくてお会計をするとびっくりするくらい安い(笑)
お酒の種類も豊富です。
店内も清潔で、店員さんの対応もとても爽やかで気持ちがいいです。
(ただ、分煙でないのが少々残念ではありますが)
日曜日の夕方、刺身や焼き魚などでゆっくり飲む酒も乙なものです。

花形演芸会

立ち見が出ました。
花形演芸会
我々の席は、直前に購入したので、最後列左端から2・3番目。
会場の様子が良く分かります。
まぁぁぁぁ・・・、年寄りだらけ。
私は、この300人の観客の中で、恐らく下から数えたらすぐ・・ぐらいだと思います。
もう、佃煮にするほどいるわ、いるわ・・・。
花形演芸会
 ◆ 平林              柳家いっぽん
 ◆ 目黒のさんま          桂才紫
 ◆ 憧れの人間国宝     笑福亭たま
 ◆ 片棒              春風亭一朝
 ◆ 湯屋番            古今亭菊志ん
花形演芸会
この連休は、鈴本と国立と寄席に2度行きました。
そこそこ充実していました。
でも、今日はひたすら眠かった・・・。
花形演芸会

国立演芸場へ

休日昼の国立は久しぶり。
国立演芸場へ
国立劇場通りの木々も色づいています。
国立演芸場へ
真っ青な空に寄席幟がはためいています。
国立演芸場へ
お年寄りを中心に続々と人が集まって来ます。

国立演芸場に行く前に

国立演芸場に向かう途中、地下鉄半蔵門線を2駅前の「神保町」で下車して、神田神保町を散策。
国立演芸場に行く前
日曜日の今日は、「すずらん通り」は、閑散としています。
食べ物屋さんも休みが多く、お目当ての「キッチン南海」も定休日。
そうだよ。日曜日は休みだったよ、と思い出しても後の祭り。
仕方がないので、隣の「小諸そば」で、天丼セットを注文。
この天丼、胸焼けしそう…。

昨日の山手線で

ある駅で杖をついた老人が乗車して来ました。
昨日の山手線
空席を探しているのか、キョロキョロ見回していましたが、生憎車内はそこそこ混雑していて、空席はありません。
こ老人は、優先席のエリアに行きました。
すると、優先席に座っていた人が、席を譲ろうと声をかけて立ち上がりかけました。
するとこの老人、「いや結構です。大丈夫ですから。」と固辞。
譲る側にマナーがあるとすれば、譲られる側にも礼儀があるはず。
親切や助け合いというのは、一方通行では成り立ちません。
ジイサン、ここは「どうもありがとう」と、善意を受け取るのが礼儀、人の道じゃあねえのかい?
それなら、はなから優先席ゾーンに来るんじゃねえよ。
また小さな親切の心が摘まれてしまいました。
これって言い過ぎでしょうか?
こんなコメントを見つけました。
http://agekeizouin.blog133.fc2.com/blog-entry-451.html

落語はやおき亭

三連休の最終日は好天のようです。
 ◇ 唐茄子屋政談     古今亭圓菊
先日亡くなった圓菊師匠ご健在の頃の音源です。
圓菊節炸裂です。

弁当の名前は「玉手箱」

上野アトレで買って、鈴本演芸場で食べた「まい泉」の弁当は「玉手箱」っていう商品名だそうです。

玉手箱 何でだろう〜?
これで651円は安いですよ。

落語DEデート

三連休の最終日。
この連休は、あまり天候に恵まれませんでしたが、今日はどうでしょうか?
 ◇ 高尾   三代目三遊亭金馬
今朝もまた金馬師匠です。
ラジオの落語と言えば、やはり金馬師匠なんですね。

2012年11月24日 (土)

お召し

「お召し」って言うんだそうです。
お召し
何でも、徳川の将軍様好んで着たことから、お召しと言われる、縮緬の一種だそうです。
全く誂える気もなかったのに、着物屋さんの口車に乗ってしまいました。
清水の舞台から飛び降りて捻挫した感じです。
お召し
今度の「一番丁はずみ亭」で演る「帯久」は、呉服屋さんの噺ですから、この着物を下ろすにはグッドタイミングだと思います。
芸が追いつかないのがネックです。

インドカリー

着物屋さんに新しい着物を受け取りに行く前に、新宿中村屋で腹ごしらえ。
インドカリー
今、中村屋のビルは建て替え中で、隣の高野フルーツの6階で仮店舗で営業しています。
「紀伊國屋寄席」の帰りには、よく立ち寄るんです。
定番のインドカリーを注文。
スパイスの利いたチキンカレーです。
ちょうどお昼時だったので、店内は満席でした。

濱文様の手拭い

今朝は、雨模様の中、「Ⅰさんの農場」にお邪魔して、野菜をどっさりいただいて来ました。
濱文様の手拭い
一旦家に戻ってから、誂えていた着物が出来上がったので、新宿の着物屋さんに受け取りに行こうという訳で、日暮里で乗り換えたのですが、ちょいと道草をして「濱文様」の店を覗きました。
萩紋とミミズクの手拭いがあったので、衝動買い。
この萩紋は、「一番丁はずみ亭」で使おうと思います。
新しい着物にも合うと思います。

ぶらり「日暮里」途中下車

毎日通っていても、あまり降りることのない駅ですが、駅中に「濱文様」という手拭い屋さんがあるので、ぶらり途中下車しました。
日暮里駅
成田スカイアクセス線が開通して、かなり垢抜けて来ました。
驚いたのは、「北島康介君 ロンドンオリンピック銀メダル獲得おめでとう」という横断幕(パネル)が掲げられていました。
「手ぶらで帰す訳にはいかない」から、4ヶ月経ちますね。

「Ⅰファーム」の野菜

「Ⅰさん」の日曜農場にお邪魔しました。
      Ⅰファーム
Ⅰファーム
大根、白菜、葱、玉葱、ほうれん草、小松菜、青梗菜…。
これで、貧しい我が家も、何とか半月ぐらいは暮らして行けそうです。
Ⅰファーム
明日は、この「Ⅰさん」と「花形演芸会」に行く予定です。

2012年11月23日 (金)

追い出し太鼓

櫓太鼓が隅田の川に…
と言うのは、今九州で開催されている大相撲のこと。
追い出し太鼓
櫓太鼓の音が響き渡るのは下町の名物ですが、両国国技館で催されるのは、年3場所ですから、通算45日だけです。
ところが、鈴本演芸場のテケツの上(櫓)で打たれる追い出し太鼓は、1日2回365日、上野広小路に響き渡ります。
今日も楽しいひとときを過ごして、観客は満足しながら、太鼓に送られて、街に出て行きます。

鈴本演芸場「11月下席」

休日の寄席の昼席は、混雑しているはずなので、どちらかと言うと避けているのですが、雨降りでブラブラすることが出来ないので、思い切って行ってみました。
11月下席
開演時には9割以上、すぐに満席になり、立ち見になりました。
後ろの席の、間違いなく田舎から出て来たと思われるオバサン2人も、前の席に1人で座っている友達がいなさそうな青年も、笑っていました。
  ◆ 転失気         三遊亭しあわせ
 ◆ 桃太郎         三遊亭ぬう生
 ◆ 出来心         柳亭市馬
 ◆ 短命           春風亭一蔵
 ◆ 猫と金魚         柳家小せん
 ◆ 宗論             春風亭一朝
 ◆ 替わり目         古今亭菊之丞
 ◆ 熊の皮          古今亭志ん陽
 ◆ 筍            柳家喜多八
 ◆ うそつき          林家彦いち
大変充実した芝居でした。
あの朝呂久改め一蔵さん、何と市馬さんの後の高座でしたが、…らしくなって来ました。

寄席の楽しみ

上野駅正面改札前のアトレで、とんかつ「まい泉」の弁当を仕入れて、勇躍鈴本演芸場11月の下席へ。
寄席の楽しみ
これが助六寿司とカツサンドとのコラボ弁当で、寄席の客席で食べるのに最適のサイズと値段でした。
私がペットボトルのお茶で一番好きな、一番美味いと思っている、伊藤園の「お~いお茶」との相性もばっちりです。
目と耳に落語、鼻と口にお茶と弁当・・・至福の時間です。

鈴本演芸場下席へ

下席は、スカパーの寄席チャンネル開設の記念興行だそうです。
http://www.ex-ch.tv/
鈴本演芸場下席へ
開場の12時をちょっと過ぎたあたりに入場すると、もう7~8分の入りで、かなり後ろの方の席に座りました。
どうやら「立ち見」になりそうな雰囲気です。

酉の市が終わると

次は羽子板市です。
酉の市が終わると
暮れの下町の風物詩が続きます。
そして、新しい年を迎えます。
間に、クリスマスという、西洋の行事が入るのが・・・ですね。

「原宿ロール」差し入れ

先週の日曜日と今日、年末調整などのいろいろな事務処理のため、部下の社員が二人休日出勤で頑張ってくれています。
差し入れ
差し入れ差し入れ
せめてもと、上野エキュートでスイーツを買って、差し入れました。
先日は「パンダ焼きショコラ」、今回は「原宿ロール」を奮発!

東京かわら版で

東京かわら版で、「柳家小はん独演会」の招待券のプレゼントのツイートがあったので、早速応募しました。
「柳家小はん独演会」たくさんのご応募ありがとうございました。
当選者の発表は招待券の発送をもってかえさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
・・・との追加ツイートがありました。
そうか、たくさんの応募・・・か・・。
そうでしょうね・・。
朗報を待つことにしましょう。

当たったら・・・、「50周年記念誌~仙都に笑いを」を楽屋に持参しようか・・・・。
あの昭和53年の「落語鑑賞会」の時のことを私が書いた部分があるから。

振り込め詐欺

振り込め詐欺の被害が治まるどころか、増加しているそうです。
こんな新聞記事を見つけました。
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000001211220002
この方の高座名が「三流亭・・」ですが、勿論、私とは関係ありません。
「振り込め詐欺」・・・、とんでもない犯罪ですね。
そういえば、会社にも、警察から「家族等が被害に遭わないための留意事項」などというチラシが届いていました。
mm
泥棒に良い悪いはありませんが、こんなことしちゃいけません。
ところで、よく「痴漢(や万引)は立派な犯罪ですなんていうビラを見かけますが、これも良く分からない日本語だと、いつも思います。

雲助冬のお約束

五街道雲助師匠が鈴本演芸場の12月上席のトリだそうです。
鈴本のホームページを見ると、雲助師匠のHPに割引券ありと。
http://www.rakugo.or.jp/2012-12kami-yoru.html
早速覗いてみると・・・、ありました。ありました。
こんなきれいな割引券です。
Fw:電子メールで送信: 2012121.jpg
雲助師匠のHPも、なかなか洒落ています。
http://www.asahi-net.or.jp/~cq1t-wkby/
噺家さんのHPでは屈指のものだと思います。
質・量ともに物凄いのは、やはり我が圓窓師匠のHPでしょう。
最近は更新頻度が少ないですが、ストックは・・・。
http://ensou-dakudaku.net/

2012年11月22日 (木)

小雪

”こゆき”ではなく“しょうせつ~と読む二十四節気の一。
小雪
暦どおりの寒さになって来ました。
気象庁は、「この冬は暖冬」と言っていたのに、ここのところの寒さに、「平年より寒くなる」と言い出しました。
小雪
「何という日和見な」と思いましたが、日和を見るのが気象庁の大事な仕事でしたね。

小雪

談志師匠の追善映画

1周忌に合わせて、色々な落語会などが開催されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000000-minkei-l13
映画は観てみようかと思っています。
お弟子さんの会に行ってもつまらないでしょうから・・。
談志師匠の追善映画

柳家小はん独演会

11月28日に新橋のヤクルトホールで、柳家小はん師匠の独演会があるそうです。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2010/09/post-fc60.html
小はん師匠は、真打昇進の前後(さん弥→小はん)に、落研主催の「落語鑑賞会」にご出演いただいた、とてもご縁の深い師匠です。
普段から着物を着ていて、あまりマスコミに登場されてはいませんが、いかにも江戸前という雰囲気の噺家さんです。
何年か前にも、ヤクルトホール満員の独演会に行きましたが、まだ続けられているんですね。
     
数年前まで、学士会館で開催されていた「学士会寄席」にレギュラー出演されていました。

談志師匠関連本

最近の談志師匠に関わる本のほんの一部。
談志師匠関連本
談志師匠関連本

Fw:電子メールで送信: 978459406589<br />
 8.jpg
談志師匠関連本
どれも買っていません。
それは、著者や編者や対談などの登場人物が好きではないからだと思います。
何かこういかがわしいというか、クリーンなイメージがない人ばかりが取り巻いている感じが、踏み込めない部分です。
本当にセコな宗教みたい。

2012年11月21日 (水)

「ミヤギテレビ」で・・・

学生時代にアルバイトをしていた「ミヤギテレビ」のニュース。
宮城県の民放テレビ「ミヤギテレビ」で、21日午前10時23分から25分間、番組が見られなくなるトラブルがあった。
「宮城テレビ放送」(仙台市)によると、放送機器のトラブルが原因とみられるという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121121-00000621-yom-soci
放送局で、25分間も映像(放送)が途切れるというのは、大変なことなのでしょうね。
確か1970年に開局でしたから、・・・42年経ちました。
本日21日、放送機器トラブルにより、約25分間放送が中断いたしました。視聴者の皆様および関係の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。
深くお詫び申し上げます。
今後、再発防止に努めてまいりますので、何とぞご理解いただきますようお願い申し上げます。
【概要】
・日時 :10時23分15秒中断 10時48分25秒復旧
・現象 :テレビ放送(12セグ放送)の映像、音声ともに中断
     ※カーナビ、携帯電話向けのワンセグ放送は問題
      
ありませんでした。
・影響範囲:宮城県内全域
・原因 :当社局内の放送機器トラブル
                 
(現在、詳細な原因を究明中)

国立演芸場一時休館

国立演芸場が、舞台設備工事等のため休館するそうです。
http://www.ntj.jac.go.jp/topics/engei/24/2411262511.html?no=jac121120
   Fw:電子メールで送信: engei_201207<br />
 27s.jpg
平成24年11月26日(月)から平成25年1月1日(火・祝)まで休館いたします・・・。
(演芸場の公演・演芸場チケット売場・演芸資料展示室は休み)
・・・ということは、25日に行く予定の「花形演芸会」の翌日から1ヶ月あまり休館ということですね。

歌舞伎座開場カウントダウン

歌舞伎座が、来年4月2日に開場するのに向けて、残りの日数を表示する時計が設置されたそうです。
Fw:電子メールで送信: img_9910_lar<br />
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確か、老朽化に伴う建て替えのため取り壊されたのが、一昨年の4月頃でした。
劇場の上にオフィスビルを併設した地上29階建て、地下4階建てという、今時はやりのパターンです。
いよいよ来年4月2日が開場だそうですが、残りの日数を示すデジタル時計が、歌舞伎座の近くのビルに設置されたというニュースです。
あと「132日」だということです。
どこのビルなんでしようか?

立川談志師匠の1周忌

11月21日。
立川談志師匠の1周忌です。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-4720.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-5ade.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-0ea2.html
立川談志1<br />
 周忌
「DANSHI」・・・・、私は「RANSHI」・・・・。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-c559.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-8660.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-c871.html
立川談志1<br />
 周忌
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-ec95.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-4a51.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-1345.html
1年経って、当時を振り返ると、やはり大きな出来事だったということが分かります。
1年経って、私はイメージは変わりませんが、出囃子の「木賊刈り」は好きになりました・・・。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-fd92.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-c16a.html
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2011/11/post-5e87.html

どじょうかりんとう

国会(衆議院)が解散して、政権交代が語られる中で、お土産の「どじょうかりんとう」の売り上げが急増しているそうです。
   どじょうかりんとう
ある施設が閉鎖される、長く細々と続けられていたことが終わる直前に、今まで見向きもしなかった人たちがやって来るみたいなもの。
講談定席の「本牧亭」や、神田の老舗「万惣」がそうでした。
人の心の移ろい易さの象徴だと思います。
    どじょうかりんとう
そう言えば、現政権混迷の張本人で、月1500万円の子ども手当を貰っているアホ政治家が、党からは公認をもらえず、出馬を断念するという「ざまあみろニュース」もありました。
自分で引退を宣言していながら、臆面もなく覆して、そればかりか自分の残した負の遺産に苦労する、後の政権を批判して嘲笑されていた、あのバカ者です。
「トラスト ミー」ではなくて、「とうとうラストの身」ですね。
http://mainichi.jp/select/news/20121121k0000m010072000c.html
「これがいいのだ」ではなく、「これでいいのだ」ですか・・・。
それにしても、本当にバカが大勢いる“業界”ですね。
ところで、国会土産のこの手のシリーズ、「太郎ちゃんのねじれ餅」・「晋ちゃんまんじゅう」「鳩山民衆サブレー」なんていうのは、どうなったんでしょうねぇ。

2012年11月20日 (火)

ご贔屓へ

「乱志君、青葉会の同好会のメンバーに、今度の落語会のチラシをメールしておいてくれよ」と、四分椿師匠から大変有り難い言葉を頂戴しました。
 ご贔屓へ
先週の学士会落語会の時でした。
青葉会というのは、故駄楽師匠や四分椿師匠の同期の方々の会で、定期的に落語鑑賞を例会にして集まっておられます。
勿論鑑賞されるのはプロの落語会ですが、我が「お江戸あおば亭」は、特別に例会の対象に組み入れていただいているそうです。
落語を良くご存知のご贔屓という訳です。
この「一番丁はずみ亭」は定例会ではないそうですが、早速メールでご案内しました。

花形演芸会のチケット

花形演芸会
いつものように「Ⅰさん」と北千住の焼鳥屋さんで飲んでいて、急遽決めて、残り僅かなチケットを確保しました。
先日久しぶりに国立演芸場に行ったばかりでしたが、今月立て続けの2度目になります。
「花形演芸会」は2〜3年振りだと思います。

席亭志願

新刊本の紹介文の冒頭が・・、異彩を放つ落語会プロデューサー加藤浩を通して「落語」の何が見える。
「オフィスM’s」の加藤さんのことが書かれている本です。
  席亭志願

落語会をつくる人にスポットを当てた「落語」を愛し、支える人たちのドキュメント。落語は自由に聴け!
1日にいくつの落語会があるのだろう。
都内だけで多いときには30の会がある。
ホール、居酒屋、蕎麦屋、バー、学校等でも行われており、そのうえに「定席」と呼ばれる4つの寄席(新宿・上野・浅草・池袋)がある。
年間300以上聴く者もいるが普通は週1ぐらいだろう。
いくら好きな人でも1度に2つの会には行けない。
落語家を追いかける人、好きな噺を聴きに行く人、お気に入りの場所で聴く人とさまざま。
さて「いい落語会とは何か?」を考えたとき、異彩を放つ「落語会プロデューサー加藤浩」を通して何か見えてくるはずと著者は感じた。
加藤のように落語を愛し、会を運営する人が必要なのだ。
あちこちの町で開かれている落語会のプロデューサー、演出家に取材した知られざる「落語」裏話。

加藤さんは有名人ですから、私も存じ上げてはいますが、こういう方だったんですねぇぇ。
そういえばあの時とばかりに、真打昇進前後の「柳家三三」さんや、二つ目時代の「春風亭一之輔」さんの落語会が思い出されます。
そういえば「柳亭市馬」さんの歌謡ショー?の司会もお見事でした。
加藤さんについては、以前こんな記事もありました。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120225/ent12022507010000-n1.htm
http://www.mixyose.jp/index2.html
最近、ミックス寄席や若手研精会にご無沙汰気味ですから・・・。

2012年11月19日 (月)

満席

満席
笑児さんは、「浅草ことぶ季亭」の席亭から、「(「あおば亭」も「はずみ亭」も)いつも一杯・大入りだから」と言われるそうです。
確かに、45席程度が満席の会場ですが、お膝送りをお願いして、50名以上のご贔屓にご来場いただきました。
あずみさんの時も、ごらんの通りです。

我が落研の歴史

東大や早稲田など、地元東京(江戸)の大学には到底敵いませんが、我が落研の歴史を振り返ってみます。
50周年以降の出来事は、OB会が中心になっていますが・・・。
   ≪東北大学学友会落語研究部の略歴≫
昭34.7  「東北大学落語研究会」創立                                昭35.6  第1回「落語鑑賞会」                                   
昭35.7  初代麻雀亭駄楽が全落連会員に                              和36.6  第1回「落語発表会」              
昭37.10 「落語研究部」として東北大学学友会に正式加入
       ~正式名称は「東北大学学友会落語研究部」
昭39.3  「卒業生追い出し発表会」で落語劇開始                                 昭39.6  創部5周年「三遊亭圓生一門会」         
昭41.1  「桂友楽襲名披露落語会」                            
昭41.5  第1回「OB落語会」                                                                 昭41.11 東北学院大学落語研究会旗上げ落語会に友情出演                         昭42.9   東北大学・東北学院大学・青山学院大学合同発表会                     昭43.8  仙台地区大学落語研究会連絡協議会旗上げ公演               
昭44.12 創部10周年「古典落語鑑賞会」                         
昭47.11 第1回「仙台落語勉強会」                              
昭49.3   卒業生追い出し発表会で創部15年口上 
昭50.4  金願亭乱志②が入部
                 
昭53.5  創部20周年「三遊亭圓生独演会」                               昭53.6  金願亭乱志第1回「全日本学生落語名人位決定戦」出場               
昭63.12 創部30周年「柳家小三治独演会」                                 平8.7    第100回「落語発表会」                               
平9.7   創部40周年                                               平15.8  東北大学・東北学院大学合同落語発表会 
200906081947000_2200906061306001 200906061303000

                                     


平17.7  創部メンバー中心により「仙都に笑いを~草創記」刊行              平17.9  「OB会総会」開催 (学士会館)                               平18.12  「初代麻雀亭駄楽師追悼文集」刊行                   
平19.9  井の線亭ぽんぽこ他1名が「全国学生落語大会」出場                     
平20.11  八幡町町おこしに参加                   
平21.6   「仙都に笑いを~創部50周年記念誌」刊行                          平21.11  創部50周年記念「OB落語会」                                  平22.5  東京でのOB落語会第1回「お江戸あおば亭」開始                           平22.9  金願亭乱志が「学士会落語会5周年記念落語会」で主任                 平23.5  東日本大震災の復興支援出前寄席
平23.11  OB会報「あおば亭」創刊
平24.2  OB有志による「一番丁はずみ亭」開始

木枯らし一番?

「木枯らし1号」というのが正しい呼称のようです。
昨日の風はそれだったんですね。
例年よりも遅い、昨日の「木枯らし1号」です。
木枯らし一番
春は「春一番」と言いますが、冬は台風のように「号」なんですね。
・・ということは、「春二番」とはあまり言いませんが、「木枯らし2号」というのはあるんでしょうか?
木枯らし一番

2012年11月18日 (日)

晴天に誘われて

上野に出て来て、いつもの「椿屋珈琲店」で腹ごしらえ。
晴天に誘われて
ぶらりを決め込みましょう。
風が強いから、挫けるかもしれません。
それでも16℃ありましたが・・・。

落語はやおき亭

「落語DEデート」の後で、また寝てしまわないようにと、You Tubeで「古今亭菊之丞」さんの「権助魚」で繋ぎました。
 ◇ 明るい選挙   林家木久扇
談志師匠の追善企画だそうです。
漫談の一部みたいでした。
談志師匠没後1年です。

春亭右乃香師匠から

寄席文字の春亭右乃香師匠から、先日の作品展来場のお礼状をいただきました。
春亭右之香師匠から
宛名は手書きでしたが、寄席文字ではありませんでした。
青いインクの万年筆で、優しく柔らかい、女性ならではでした。
寄席文字には、あまりそういう部分は出ませんから、新鮮でした。
こういう会では、基本的に署名しないのですが、あの時は、とても楽しく、何となく勢いで書いてしまいましたので。

落語DEデート

先週しくじりましたから、今朝は満を持して起床しました。
 ◇ 道具屋   五代目春風亭柳朝 
江戸っ子の登場。
さっぱりしたスピーディな芸でした。
最近は、お弟子さんが売れていることもあり、また注目されている気がします。
小朝さんはじめ、一朝師匠…。
孫弟子には圓太郎さん、一之輔さん。
でも、ご本人も、昭和の四天王と言われていたんですが、若くして亡くなりましたから。

立川談志を聴け

「立川談志を聴け 涙がこぼれた「富久」を私は一生忘れない」
山本益博著・プレジデント社刊・1,680円。
立川談志を聴け! 
何故、この本を買ったと言えば、山本益博さんの著書だから。
暫く落語の評論から離れていましたが、最近復活されたようです。
「桂文楽の世界」などの著書を、学生時代に読んだものです。
著者のコメントがありました。
書き下ろし「幻の志ん朝・談志二人会」をはじめ、かつて上梓した単行本から再録した原稿、談志メモ、対談などで構成した拙著「立川談志を聴け」が11月上旬、プレジデント社から出版されます。
私が惚れこんだ談志さんの実像を、この本からぜひ知っていただきたいと思います。

山本益博さんという方は・・・。
1948年4月11日生まれ。東京都出身。
早稲田大学第二文学部演劇学科卒。
落語評論家、料理評論家。
国立劇場小劇場の第五次落語研究会では桂文楽(八代目)の落語を体験。大学の卒業論文はそのまま「桂文楽の世界」として商業出版される。
この論文は現在でも桂文楽研究の最高峰。
2013年には「名人芸の黄金時代 桂文楽の世界」と改題されて、中央文庫より出版される予定。
KTVの演芸番組「花王名人劇場」ではプロデューサーを務めていた。
談志師匠が亡くなられて、ちょうど1年経とうとしています。

2012年11月17日 (土)

学士会落語会のめくり

「学士会落語会」例会のめくりです。
学士会落語会のめくり
学士会落語会のめくり
今回から学士会落語会例会を彩ることになったのが、いつも我々の会のめくりを書いてくださっている「Hさん」の手によるめくりです。
学士会落語会のめくり
馴染みのある筆致ではありますが、やはり会や会場が違うと、雰囲気も変わります。
「Hさん」も一芸を究めているという点で、とても羨ましく思います。

学士会落語会

今回は「酒」をテーマにした例会。
学士会落語会
委員の中に、酒を飲む達人がいらっしゃって、何でも利き酒の名人だという方で、新しい観点から、落語と酒を見ることが出来ました。
蘊蓄溢れる講演は、自らの浅学と、究めることの重さを痛感。
でも、とても面白かった。
落語は、柳家小團治師匠でした。
あまりお聴きしたことはない師匠ですが、明るく滑舌な高座は、久しぶりに新鮮でした。
この師匠も、落語以外に、剣道7段ということで、一芸を究めた人の言葉には迫力がありました。
  ◆ 替わり目    柳家小團治
  ◆ 蝦蟇の油    柳家小團治
噺の後の対談も蘊蓄の洪水で、楽しかった。
今回の落語会を企画していただいた方にも大感謝です。
だから、せめて私も、もっと落語が上手く演れるように、様々な勉強をしようと思いました。

学士会落語会総会

第7期の総会。
学士会落語会総会
もう7年が経ったということですね。
昨年は、朝日名人会に行っていて欠席しましたので、2年ぶりです。
例会も今日が第43回を重ねています。
レベルは全く足下にも及びませんが、会員への活動報告・会計報告などは、大変に参考になります。
今回(今期)は、役員改選等の決議事項もなく、報告のみでした。
会員数も約170名、そのうち我が母校は約30名。
東大に次ぐ会員数だそうです。

優先席

電車の「優先席」は、高齢者や妊婦、怪我をした人や障害のある人優先しようという席ですが、「優先席では携帯電話のスイッチ(電源)をお切りください」ともアナウンスされています。
優先席・・が、ほとんど無法地帯です。
座る人も、近くに立っている人も、平気で携帯でメールしたり、ゲームで遊んだりしています。
優先席
私は、どうもイライラするんです。
そう言ってるんだから、何故スイッチをOFFにしないのか・・・?
本当に、周りを見たり、配慮したりする人はいないのかと、本当に悲しくなります。
確か、携帯から出る電磁波が、ペースメーカーなどを使用している人に悪影響を及ぼす危険性があるということだったかと思います。
ですから、時々「う~ん・・・苦しい・・・」と、わざと言ってみようかとも思うくらい、酷いものです。
優先席
ところで最近は、スマートフォンやタブレット端末やゲーム機などを使っている人も多いのですが、当然携帯電話と同じように、電磁波なるものを発しているのでしょうか?
だとしたら、携帯電話だけではなく、これらの不使用や電源OFFを明確に表示するべきだと思いますね。
屁理屈を言う人は、「私のは携帯ではなくてスマホだから、電源を切れとは言われていない」なんて答えるかもしれませんから・・・。
そもそも、本当に電磁波で影響が出るのでしょうか?
であるならば、鉄道会社ももっと真面目に告知すべきだと思いますし、影響がないのなら、解除すれば良いと思うのですよ。
毎日、毎日、腹が立って仕方がありません。
お年寄りが、この席に座って携帯で話していたりすると、呆れて物も言えません。 
皆さんは、どう思われますか?

2012年11月16日 (金)

東京落語会

ライトアップされた東京タワーを遠くに見ながら、ニッシヨーホールへ急ぎます。
東京落語会
もう7時半近くになります。
ちょうど仲入り前の小さん師匠が上がったところでした。
 ◇ つる       三笑亭可龍
 ◇ 芋俵       林家きく姫
 ◇ 田能久      林家正雀
 ◆ 松曵き      柳家小さん
 ◆ 三井の大黒    入船亭扇遊
 ◆ 紺屋高尾     桂歌丸
今日も開放感に浸りながら楽しみました。

大学「落語研究会」の歴史

「落語研究会(落研)」の歴史について、独断と偏見の考察。
3d3fiso2022jp3fb3fqtqbjei9ue5pgyh_3詳細を調べ上げた訳ではありませんが、私はずっと、一番最初に「落研」が出来たのは、「東大」か「早稲田大」かだというイメージでいました。
そもそも、私の落語徘徊でも、落語研究の場合「聴く」・「演る」・「読み書く」の3つの局面があると思います。
例えば、鉄道マニアに「乗り鉄」や「撮り鉄」や「・・鉄」等があるように、落語愛好家にも「鑑賞派」・「実演派」・「研究派」というような得意分野があると思っています。
(東大落語会では「武闘派」「学究派」と言われているそうです。)
その中で、大学の「落研」を定義する時には、メンバー自らが高座に上がり実演するかどうかがポイントになると思うんです。
聴いたり、(学術的な)研究をしたりするのは、一人でも出来ますから、こういう人たちだけでグループになっても、大学のサークル(部)活動としての「落研」とは言えない気はします。
ところで、早稲田大学落語研究会OBの「落穂会」のHPでは、早稲田の落研がごく簡単にこう紹介されています。
小沢昭一氏などの早稲田大学芸能文化研究会から始まって、わが国の学生落語同好サークルとして東京大学落語研究会と共に最も古い歴史を誇る早稲田大学落語研究会。
また、小沢昭一さんの略歴の一部を拝見すると・・・。
麻布中学時代から、演芸評論家・作家である正岡容の知遇を得て弟子になる。
桂米朝、大西信行、加藤武らとは正岡門下の兄弟弟子の関係。
さらに、大西信行、加藤武らと演劇部を立ち上げた。
また、フランキー堺、仲谷昇とも同級だった。
早大在学中にはやはり、大西信行、加藤武らと共に、日本で初めての学校での落語研究会(厳密には、名称は「寄席文化研究会」としたかったが、大学に認めてもらえず「庶民文化研究会」とした)を創設する。  
・・・とあります。
小沢さんが早稲田を卒業したのは昭和27年だそうですから、早稲田の落研のスタートは・・・昭和25年頃ということになるのでしょうか?

一方、「東大落語会」のOBの「三山亭多楽」師匠が、ご教示くださった内容を拝借すると・・・。
昭和20年の終戦後に旧制一高に公認の「一高芸能文化研究会」が発足し、翌昭和21年にその分科会の一つとして「落語研究会」が誕生しているという記録が残っているそうです。
ただ、この「落語研究会」は、専ら落語を鑑賞する会だったようで、落語を演ずることはなかったそうですから、上記で(私が勝手に)定義した「落研」とは、やや性格が異なっていたかもしれません。
残念ながら、この「落語研究会」の活動は、昭和25年3月の旧制一高と運命を共にして一旦消滅、新制東大になって新たに「日本文化研究会」の中の「落語部」として生まれ変わったということです。
これが現在の「東大落語研究会」のルーツと言うことでしょう。
(三山亭多楽師匠、詳細なご説明ありがとうございます。)
・・・ということで、大学の「落研」の歴史は、そんなことのようです。
昭和25年というのが落ち着きどころかもしれませんね。
因みに、我が「東北大学落語研究会」は、それから遅れること約9年の昭和34年7月に、初代「麻雀亭駄楽」師匠が中心となってスタートし、その後、学友会公認の「東北大学落語研究部」となり、53年後の今日に至っています。

時間ですよ

先日お亡くなりになった「森光子」さんと言えば、私は舞台の「放浪記」よりも、テレビ番組の「時間ですよ」です。
主演は森光子。
堺正章や悠木千帆(後の樹木希林)らが出演。
天地真理、浅田美代子らの出世作にもなった。
久世光彦が演出、プロデューサーを務めた。
また、女湯シーンのヌードが売り物の一つであった。

五反田で銭湯「松の湯」を経営する松野家を中心としたホームドラマでした。
私が中学生の頃の番組です。
田舎者で、自宅の風呂は五右衛門風呂で、銭湯など行ったこともなかったので、何か憧れました。

寄席の楽屋裏

先週金曜日の国立演芸場上席に行きましたが、この時の楽屋の様子が、「古今亭菊龍」師匠のブログに克明に書かれていました。
http://nukikiuti-no-ryu.seesaa.net/article/301312056.html
そうか、あの場面では、楽屋ではこんな感じだったのか・・とか、表と裏(客席と楽屋)が繋がってイメージ出来るのがとても面白い。
金馬師匠の口上も良かったし、志ん輔師匠の進行も渋かった。
勿論、圓菊師匠亡き後、一門の総領弟子としての菊龍師匠の言葉もとても温かかった・・・。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/11/post-d57c.html

2012年11月15日 (木)

教壇に立つ?

別に何か講義をしたわけではありません。
教壇に立つ
某大学で開催された企業説明会で、会社の説明をしただけです。
持ち時間10分のところ、原稿やメモもなくの長講20分は、落語の時と一緒です。(それじゃダメじゃん・・・)
学生さんたち、50人以上いましたが、みんな真剣でした。

林家あずみさんのツイート

「林家あずみ」さん、ツイッターでは、こんなふうに自己紹介をしています。
林家あずみです。
林家たい平に弟子入りし、修行中です。
三味線を弾きながら三味線漫談をしております。
現在ニッポン放送の『ザ ボイスそこまで言うか』の水曜日の中継レポーターしています。

https://twitter.com/azumihayashiya
ニッポン放送の「ザボイス・・・」の中継場所からのツイートがほとんどですが、元気で頑張っている姿が、目に浮かんでくる気がします。

落語動画

ツイッター情報で、こんなサイトを知りました。
「落語動画」という。http://lakugo.seesaa.net/

2012年11月14日 (水)

おかみさ~ん、時間ですよ~

「森光子」さんがお亡くなりになったそうです。享年92歳。
最近テレビなどにも出演されていなかったので・・・。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121114-00000047-dal-ent
国民栄誉賞を受賞されましたが、私にはなんと言っても「松の湯」のおかみさんです。

六地蔵

もうひとつ田舎の話題を・・・。
六地蔵
田舎の文化祭で、近所の人が出展していた「六地蔵」の小さな人形ですが、わが町の名所のひとつなんです。
人間には神仏になるまで「地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天上道」の六つの道があると言われていますが、それぞれの道を導いてくれるのが「六地蔵(お地蔵様)」だと言われています。
町内に「六地蔵公園」という場所があります。Fw:電子メールで送信: rokujizo.jpg
遠くに富士山を背景にして、お地蔵さんが並んでいます。
「東海自然歩道」のコースにもなっていたはずです。
また、ここの「六地蔵公園」では26夜(旧暦7月26日)の月は3体になって現れる…という言い伝えもあるほど、雰囲気というか、情緒ある場所なんです。
この六地蔵越しに見える富士山は山梨県の「新富嶽百景」にも選ばれた名所でもあります。
http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p2_3943.html
ところが、実は大変残念なことに、1998年12月に、この六地蔵の頭(首から上の部分)が何者かによって持ち去られ、全て首なしになってしまいました。
こんなふうに痛々しく・・・
下の写真は、事件が起こる前のものです。六地蔵
その後、全国から集まった寄付金を基に修復行われ、2001年3月に、新しい頭が取り付けられました。
六地蔵
本当に許せない、罰当たりな所業でしたが、お地蔵さんたちは今日も、富士山を背に、衆生を見守ってくれています。
Fw:電子メールで送信: 3943_01.jpg

わせだ寄席

寄席文字の「春亭右乃香」師匠が、早稲田大学の落語研究会のご出身ということで、ちょっと目に入って来ました。
Fw:電子メールで送信: 683376118.jp<br />
 g
早稲田大学落語落語研究会では、学生の皆さんに落語の面白さを知ってもらうため、昭和23年から現在にいたるまで、年に1~2回、プロの落語家さんをお呼びして「落語研究会」、のちに「わせだ寄席」と称する落語会を開催しています。
さすが、私大では日本最古の(と言われる)落語研究会ですね。
実に、この歴史と伝統が羨ましい・・・。

http://www.waseda-rakugo.org/
それで、「わせだ寄席」という落語会ですよ。
  (日時)   11月27日(火)  先行入場  14:15
                                            開       場 14:30
                                            開       演  15:00
    (場所)      大隈小講堂
       ※学生限定、入場無料
      「先行入場券」を11月12日から15日まで早稲田、
      戸山キャンパスで配布
     ※先行入場券とは一般入場より先に入場が可能になる券
       学生証一枚につき一枚配布 
「大隈小講堂」って「小隈講堂」とは言わないんですね。
いずれにしても、私にはこの落語会に行くことが出来る資格も時間もありません。

「井の線亭ぽんぽこ」さん

とても嬉しいニュースです。
Ca6i917m我が落研の後輩で大学院生の「井の線亭ぽんぽこ」さんは、就職活動のために、命の次に大切な「落語」を封印していましたが、この度めでたく来春からの就職先が決まったそうです。
早速メールが来て、「落語断ち」を解禁して、真心に立ち返って「落語道」に励んで、再びOB落語会「お江戸あおば亭」にも出演してくれることになりそうです。
ぽんぽこさんが戻って来てくれると、ますます層が厚くなるというもので、大歓迎です。
実は、既に1ヶ月ほど前にメールをもらっていたのですが、何故かお祝いの返信をしても届かなかったようで・・・。

2012年11月13日 (火)

柳家喬太郎さんの記事

先日、こんな記事を見つけました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000007-ykf-ent
古典がいいね、と言えば新作、新作がいいね、と言えば古典。類まれな両刀使いである。
その上、折々の高座で暴走しまくる。
それが楽しくもあり、実演に接する喜びでもある。
例えば--。
ポピュラーな古典落語「時そば」。
噺そのものは、古典らしく展開するのだが、途中、チクリチクリと立ち食いソバ店をくさす。
悪い油で揚げている天ぷら、カツオだしではないカツオのにおい、といったドギツイ表現を平気でしてのけるが、いやらしさはゼロ。
笑いになる。
それだけではない。
コロッケそばにされてしまうコロッケを見事なまでに擬人化し、噺を脱線させる。
やりたい放題の高座なのである。
その"やりたい放題"が、彼の魅力でもあるのかもしれませんが、私は、「錦の舞衣」等に正面からぶつかる真摯な喬太郎さんの方が好きです。
(若い頃のチャラチャラは、もういいでしょう。このところ髪もかなり白くなって来たことだし・・。)
喬太郎さんには、いつも
望んでいるのですが、もういいから、正道・本式の落語に突き進んで欲しいと思います。
「全日本落語名人位決定戦」出場者の一人としてお願い。
私の個人的な願望。
そうしたら、彼の落語会に通いたい・・・。

江戸落語を食べる会

実に色々なイベントがあるもので・・・。
歌舞伎座がやっている「落語+食事」の会です。
「江戸落語を食べる会~十一代桂文治の「時そば」を味わう」
今を時めく人気の噺家さんによる江戸の食を題材にした落語とそのお題にちなんだ御料理を目と耳と舌で味わう楽しい落語の会です。
御料理は江戸の香りを色濃く伝える歌舞伎座の伝統の味と粋な御料理でお楽しみ下さいませ。

・・・だそうです。
 ■日時 平成24年12月18日(火)開演18時30分
                       食事20時より
 ■出演 十一代 桂文治(2席)
 ■場所 歌舞伎茶屋
       東京都中央区八丁堀2丁目5番1号
             東京建設会館B1
 ■会費 5,500円(落語と食事代)・50名限定
http://www.kabuki-za.co.jp/recommend/news/183

クレージーキャット?

「桜井センリ」さんが亡くなったそうです。享年86歳。
1926年(大正15)年3月20日、ロンドン生まれ。
早大学在学中からジャズピアニストとして活動し、コミックバンド「ハナ肇とクレージーキャッツ」に60年加入。
故「石橋エータロー」さんと共にピアノを担当。
故「植木等」さん主演の映画「無責任シリーズ」やフジテレビ「おとなの漫画」、日本テレビ「シャボン玉ホリデー」に出演し、人気を博した。
何でも、近所の住民が新聞が取り込まれていないことを不審に思い110番通報して発見されたそうで。
一人暮らしで、孤独死だそうです・・・。
・・・これで、7人のグループだったクレージーキャッツのメンバーは、とうとう「犬塚弘」さんだけになってしまったそうです。
「クレージーキャッツ」が「クレージーキャット」になりました。

朝日名人会年間通し券

また、この“季節”がやって来ました。
朝日名人会年間通し券
有楽町朝日ホールか案内DMが届きました。
昨年は年間通し券が当たり、1年間楽しみましたが、残念ながら今年は、年間通し券も中間の6ヶ月通し券も当たりませんでした。
以前と違って、チケット発売日を細かくチェックしていないので、すぐに完売するこの落語会には、なかなか行くことが出来ません。
確率は少ないですが、今回もチャレンジしようと思います。
ただし、これが当たると、隔月ではありますが、学士会落語会の例会に重なってしまうのが悩ましいところです。

2012年11月12日 (月)

落語の国の精神分析

藤山直樹著「落語の国の精神分析」。
みすず書房刊・定価2,730円(税込)。
落語の国の精神分析
何か難しそうですね。そこそこの値段でもありますし・・・。
「この本の主題は、ひとつは落語の根多である。
それは江戸から明治大正にかけての民衆の生みだしたフォークロアだと言ってよい。
無名の民衆が作り出し、楽しみ続けてきたものには、必ず無意識の力が動いている。
精神分析家として私は、それを読み解いてみたいと思った。
そしてもうひとつの主題は、落語家という人間の生き方だ。
落語家も精神分析家も単にひとつの職業にとどまらない、ひとつの生き方であるように思う。
落語家という、ひとりでこの世を相手にしている生き方と精神分析家には共通しているところがある。
それを前提に落語家として生きるとはどんなことなのか、そのことに少しでも迫りたいと思った」(「まえがき」より)

与太郎、若旦那、粗忽者… 落語の国の主人公たちは、なぜこんなにも生き生きとして懐かしいのか?
登場人物たちのキャラクターと病理の分析を軸に、古典落語の人間観と物語の力を解き明かす。
ひとり語りのパフォーミングアート・落語が生み出す笑いと共感のダイナミズムに迫り、落語家の孤独を考える。
著者はいう、屑屋の狂気も長兵衛の無私も佐平次の放縦も、私たちを励まし元気づける、いくぶん奇妙な「自我理想」なのだ、と。
観て、聴いて、演るほどまでに落語に魅せられてきた精神分析家による、渾身の落語評論。
巻末には立川談春師匠との対談「落語の国の国境をこえて」を収録。
・・・興味はありますが・・・。 

田舎(故郷)の町民文化祭

土曜日に、田舎で開かれていた文化祭を覗いてみました。
文化祭
盆栽、パッチワーク、書画、写真、短歌・俳句、手芸、生け花、陶芸。
文化祭
良く知った人が何人も出展していて、それぞれの素晴らしい作品に驚きました。
文化祭
会場の入口の受付で、入場者のチェックをしているオジサンから、「町内の人ですか?」と訊かれて、「町民のような、町民ではないような…」なんて、中途半端な答えを言ったりして…。
本当は、胸を張って「はい!町民です。」って言いたいんだろうに…。
静かに、でも確かに時間が流れていて、ちょっと遠くになってしまった気がして、寂しい気もしました。
故郷も遠くなりにけり・・・。

鈴本演芸場12月上席の芝居

12月の鈴本演芸場の芝居は、「五街道雲助」師匠がトリです。
http://www.rakugo.or.jp/2012-12kami-yoru.html
行けたらいいなと・・・。

2012年11月11日 (日)

ラジオ寄席

今日は一日在宅。

あ、床屋に行きました。
行きつけの床屋さんです。
ご夫婦でやっていますが、奥さんにシャンプーと髭を当たってもらうのが楽しみです。
肩を揉んでもらうのが気持ちが良いんです。
全く関係ありませんね。
 ◇ 呑める   橘家文左衛門
日曜の夜、そろそろ憂鬱な時間です。

身の周りもすっかり紅葉

自宅近くの木々もすっかり紅葉。
紅葉
今日はあまり天気が良くないので、寒く寂しい気がします。
家に引きこもろうかと・・・。

「南部寄席」だって

こんな私の田舎にも落語会が来ます。
南部寄席
「春風亭昇太」さんがメインです。
考えてみると、昇太さんは、県は違いますが、隣の清水市(静岡市清水区)の出身で、親戚もいるみたいな噂も聞きました。
こういう田舎での公演では、「笑点」の威力は大きいでしょうね。

田舎(山里)の秋景色

稲刈り後の田圃。
田舎
刈った後の切り株から新しい芽が出ていて、その緑が清々しい。
この田圃を焼いて、冬に備えています。田舎
これが街場(まちば)ならば、焚き火は禁止されていますから、すぐに消防車が来てしまうでしょうねぇ。
田舎
雲一つない空には、飛行機が白い航跡を残して飛んでいく。
田舎
平和な山村の里の晩秋の風景です。

落語はやおき亭

今朝のはやおき亭は、「落語DEデート」のしくじりの反省から、しっかり起きて聴きました。
   ◇ 羽織の遊び   四代目春風亭柳好
先代の派手さとは全く違い、地味な芸風でしたが、芸風どおりの静かな人気のある師匠でした。
八代目可楽師匠のような控え目な声で、淡々と語る師匠でした。
何度か寄席で聴きました。
この噺は、前半は「酢豆腐」と同じです。

落語「酉の市(まち)」

「酉の市(とりのまち)」という落語があるそうです。
「私的落語之根多帳」というブログからお借りしました。
暮の酉の市へ与太郎を交えた仲良し三人が、お詣り行った。
参詣人で賑う吉原大鷲神社でお賽銭を拾ったり、賽銭箱の前で襟を広げて賽銭が間違って入ってこないかと企んだりしながらお詣りを済ませ、縁起物の熊手を買う。
どうせ買うなら大きい熊手と、値段を聞いてみると手が出ない。
それでは中くらいのものをと値段を聞くと三千円だという。
それを粘って千円にまけさせたうえ、手締めまでさせて儲かったと喜んでいると、正札がついていてそこには千円と書かれていた。
まけさせたつもりが元値で買ったのだ。
そんなことをしているうちに三人とも腹が減ってきた。
ちょうどそこで森田の若旦那と行き会った。
いつも森田の若旦那を取り巻いてはご馳走になっている三人は喜んだが、若旦那の方は渋い顔。
なんとか逃げようとするが、蛭のような三人は離れず、仕方なく若旦那は浅草に出て洋食屋に連れて行った。
三人は洋食は初めてで、ビールを飲めば苦くてセンブリみたいだと吐き出し、フォークを熊手、ナイフを包丁といって失笑をかったりだったが、カツレツには大満足。
そのうち与太郎が唇を切って血だらけになった。
ナイフでカツレツを口に入れていたからだった。
すると今度は目の前にあるバターを塗り薬と勘違いして唇に塗る始末。
若旦那が「それはバターだ」「あぁあ、馬鹿か」
・・新作落語なんですね。
三遊亭圓馬一門で時々かけられているようです。
あんまり面白くなさそうな噺ですね。
私の"守備範囲"の噺でないことは確かなようです。

落語DEデート

確か、ラジオに誰かの「ぜんざい公社」が流れていたと思います。
6時の時報は確かに聞いたのですが、情けない話ですが、その直後から記憶がありません。
気が付くと、これも覚えてしまった「北斗の愛」という歌が…。
 ♪北斗の星に…柄杓の愛で汲む… ♪
誰の「ぜんざい公社」だったのでしょう?
この噺は、新作落語の秀作で、今も良く聴きます。
役人仕事を痛烈に風刺した噺で。
それでも、かなり時代遅れになって来た気がします。
面白いもので、古典は全体が江戸時代ですから、もともとそのつもりで聴くからか、あまり感じないのですが、新作で創作当時の風俗が出ているものは、時の流れとともに陳腐化します。
これで、さらに時が流れても廃れなければ、古典の名作になるという訳です。

呆れた大臣お詫びの言葉

件のトラブル大臣が、自らのバランス感覚を欠く判断や発言を批判され、渋々そのバカ発言を撤回した際、関係者に対して謝罪の態度がなかったことをさらに批判され、翌日になってやっと謝罪をしたという・・、みっともない話がありました。
でも、こういうのは「謝罪」とは言わないでしょう。
だって、本心から出た言葉では絶対にないですから。
批判をかわすために、とりあえず頭を下げたというだけです。
「帯久」で、大岡越前守が、帯屋久七に向かって、「思い出せ。忘れたことは罪ではない。盗むのは罪じゃ。」と詰問する場面があります。
「思い上がるな。所詮国民から選んでもらった身(国民が誤って選んでしまった身)。自分は偉いと思うのは愚か者じゃ。」・・。
大岡越前ならそう言ってくれるでしょうが、このオバ(カ)サンには届かないでしょう。
残念ながらお奉行さまは大岡「越後」ではありませんから。

2012年11月10日 (土)

晩秋の我が故郷

すっかり秋が深まり、柿の葉も落ち、紅葉もあり・・。
いつもの、老親の生存確認で。
晩秋の故郷
木の実も真っ赤に色づいています。
晩秋の故郷
冬の花も咲き始めました。
晩秋の故郷
もうすっかり冬支度ですね。
ところが、この山里も、猪や猿に農作物を荒らされ、さらにもう少し北の方では、鹿や熊も出没しているようです。
新東名高速道路でも「鹿出没注意」というアラームが出ていました。
晩秋の故郷
それでも、暖かな小春日和の故郷での休日。
陽光も麗らかに射しています。

「落語の蔵」の記事

文化放送の落語配信サイト「落語の蔵」の題字も「春亭右乃香」師匠の筆によるものだそうです。

先日の「寄席文字作品展」が「落語の蔵」にアップされています。http://www.joqr.net/blog/rakugonokura/archives/2012/11/post_221.html
http://www.joqr.co.jp/plus-f/female/index.html
それにしても、寄席文字を書いている「師匠」なんていうと、年寄りのオジサンをイメージしますが、こんな素敵な人が書いていると思うと、わくわくして来ます。

晩秋の富士山

新東名高速道路新清水ICの料金所を出た所で、正面に見えるのがこの富士山です。
霊峰富嶽
まだ雪は少ないですが、これが私にとっての富士山の原風景に一番近いかもしれません。
霊峰富嶽
愛車も富士山を見て、気持ち良さそう・・・。
霊峰富嶽
今日はこの景色を見に来たようなものですから、大満足です。
霊峰富嶽
先の信号を、右へ曲がれば間もなく東海道に出て江尻宿(清水)へ。
サクラエビで有名な由比・蒲原宿もすぐ近く。
左に曲がれば、富士川沿いに上る富士川(身延)往還から甲府へ。
「城木屋」「鰍沢」「甲府ぃ」「富士詣り」等の噺が思い出されます。

めくりの打合せ

めくりをお願いしている「H」先生と、メールで打合せ。
「一番丁はずみ亭」の7文字を均等の大きさにするのがよろしいですか?
「お江戸あおば亭」の場合は「あおば亭」を強調し大きく書きました。
「お・江・戸」は小さく3列。
今回も「一番丁」を「一・番・丁」と3列にして「はずみ亭」を大きく書きますか?
お江戸あおば亭で・・・・、
    
・・・としていただいたのと同様、「一番丁」を斜めにしていただきたいと思います。
同じ大きさですと、全体が冗長になり、肝心の「はずみ亭」が目立たなくなりますので。
とお願いしました。

噺を整理して

何か浮き足立つといけないので、これからチャレンジしようとする噺を整理してみました。
  ① 12月    一番丁はずみ亭    帯久
  ②  2月    三流亭          [揺れるとき]       
  ③  3月    千早亭          三味線栗毛
  ④  5月頃   お江戸あおば亭         鰍沢
    ⑤  7月頃   一番丁はずみ亭     [笠と赤い風車]
  ⑥  9月    千早亭          抜け雀     
  ⑦ 10月頃   三流亭                  [佃祭]       
  ⑧ 11月頃   お江戸あおば亭        妾馬
・・・あくまで思いつきだけ。順不同。変更もあり・・。[ ]内は再演。
前に演った噺も、再度・再々度演って、さらに磨きをかけたいと。
「三味線栗毛」は、私にとって馴染み深い大手町に上屋敷があった「酒井雅楽頭」が主人公の噺だから。
「揺れるとき」は、師匠の創作で、三遊亭圓朝と地震に関わる噺で、千早亭も絡んだ作品なので、これからもずっと語り続けたい。
「鰍沢」は、私にとってのご当地噺で、いずれやりたい噺。
「笠と赤い風車」も、身延詣りがテーマの文芸物で、再演したい噺。
「抜け雀」と「佃祭」(と「鰍沢」)は、師匠が考案された一般的なオチとは違うもので、やってみたい(再演したい)。
「妾馬」は、個人的にちょっとした思いがあり・・・。
まぁ、仕事に疲れたサラリーマンの戯言です。

三遊亭圓朝師匠からの伝言?

「一番丁はずみ亭」のご案内をした、ご贔屓の一人(と勝手に決めている)「T」さんからのメールの話題。
Fw:bb
こんなメールが届きました。
「(全生庵の朝の座禅会のついでに)圓朝師匠の墓前で公演の成功をお祈りしておきます。」
私が「ありがとうございます。 (実は)圓朝師匠には内緒でやっているのですが・・・。」
すると「圓朝師匠には内緒でしたか。Photo_3
そうとは知らずに、今朝、報告してしまいました。
圓朝師匠は、『金願亭乱志君に宜しく』」と言っていました。」
と・・・・。
いやぁぁ、こりゃ大変なことになりました。
でも、とても楽しい、嬉しいやり取りです。
こんな顔をして言ったのかなぁ・・。

2012年11月 9日 (金)

国立演芸場上席

これまた久しぶりの国立演芸場。
国立演芸場上席
「古今亭文菊」さんと「古今亭志ん陽」さんの真打披露興行です。
国立演芸場上席
50日間にわたるお披露目の49日目。
午後6時の開演には間に合わず、途中から楽しみました。
     楽屋帳
  ◆ 七段目      古今亭志ん輔
  ◆ 堀の内      古今亭菊龍
  ◆ 親子酒      三遊亭金馬
        口 上
  [志ん輔・菊龍・文菊・志ん陽・志ん橋・金馬]
  ◆ 熊の皮      古今亭志ん橋
 ◆ 壷算        古今亭志ん陽
 ◆ 稽古屋      古今亭文菊
国立演芸場上席
口上は、志ん輔師匠の進行で、とても真面目な雰囲気で、好感が持てました。
やはり、お祝いというのはいいですね。国立演芸場上席
金曜日の夜、一番開放感に浸れる時間です。

林家あずみさんから

「一番丁はずみ亭」のゲスト出演者「林家あずみ」さんに、"落語会企画・進行役"として、改めて出演のお願いのメールを送りました。
蕪生師匠力作のチラシも添付しました。
Fw:nn
メールをありがとうございます!
チラシ拝見させていただきました!
(中略)
皆様にお会い出来ます事を心待ちにしております。
・・・と、いつもの元気で明るい雰囲気の返信がありました。

いたちや

暫く経ってから気がついたのですが・・・。
先日、「春亭右乃香寄席文字作品展」にお邪魔した時に、会場にうら若き女性がいて、右乃香師匠から、「この若さで落語会を主宰している、敏腕の女将なのよ」と紹介されました。
私は、頓珍漢な話ばかりしていましたが、とても気さくそうで、とても素敵な方でした。
「どこかで見たことのある人だなぁ・・・」とは思っていたのですが。
ふと思い出しました。
「いたちや」を主宰している人でした。
http://the-itachi-ya.com/?page_id=22
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120324/ent12032407000001-n1.htm
「うわぁ、それならもっと気の利いた話をすれば良かった・・」と思いましたが、"アフターフェスティバル(後の祭り)"でした。
(本当は、It's too late now.って言うのかな?)
・・・そうか雲助師匠の会に行ったことがあるから、お姿拝見していたかもしれません。

四分椿師匠から

先輩の四分椿師匠から、大変身の引き締まるメールを頂戴しました。
「一番丁はずみ亭」のご案内をしたところ・・・。
・・・「帯久」ね。
実はこういう噺がいいんじゃないのと、貴兄にメールをしかかったことがある。声が聞こえたかな。
「小間物屋政談」、「ちきり伊勢屋」とか、文芸ものの「江戸の花」なんかも。

・・・ということで、どうやら私のことは、既に先輩もお見通しのようで、嬉しいやら、緊張するやら・・。

2012年11月 8日 (木)

就職活動

ちょっと仕事の話を。
就職活動
来年3月に卒業予定の学生の就職内定率は、2~3年前の最悪期からは脱したと言われますが、厳しさは相変わらずのようです。
そろそろ、次年度採用が解禁になるというタイミングで、採用担当者として大学の就職課を訪問しています。
なかなか内定がもらえない学生さんには、どの大学でも何か共通点があるようです。
採用する企業側にも問題なしとは言えない部分も大きいようです。就職活動
昔の口入れ屋さんのようなきめ細かさは、到底期待出来ませんし、「化物使い」の吉田のご隠居のような、人使いの荒い企業は数多くあることでしょう。
「甲府ぃ」のような縁があれば…。
暫く、2学年の採用が並行して行きそうです。
それにしても、東京の大学はどこの大学も綺麗ですね。
昔の、どこか地方の国立駅弁大学とは、えらい違いで・・。
それ故に、ハングリーな状態とは無縁の空間のように思えます。
・・ハングリーというか、夢というか・・・。
これで良いのかなと思います。

酉の市

今日は酉の日。
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例年11月の酉の日に行われる「祭礼」。
日本各地の鷲神社(おおとりじんじゃ)で行われている年中行事。
「酉の日」は、毎日に十干十二支を当てて定める日付け法で、「酉」に当たる日のこと。
これは、12日おきに巡ってくる。
ひと月は30日なので、日の巡り合わせにより、11月の酉の日は2回の年と3回の年がある。
初酉を「一の酉」、次を「二の酉」、3番目を「三の酉」と言う。
「三の酉」まである年は火事が多いとの俗説がある。
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世の中不景気ですから、きっと各地の大鳥様は大混雑していることでしょう。
今年は、二の酉(8日と20日)まで、来年は三の酉まであるようです。

豊洲

何か落ち着きがないと言うのか、活気があるというのか、開発途上の作られた街?
住宅地なのか、オフィス街なのか、混然としている。
豊洲
大学の立派なキャンパスもあります。
校舎というイメージは全くなく、コンクリートの建物が整然と並んでいる。
豊洲
ちょっと仕事の用件で立ち寄った街です。
豊洲

ご贔屓から

ご贔屓というのは有り難いもので・・・。
際どい瞬間のカウンターを。
昨日、34万件に到達しました。
「一番丁はずみ亭」のご案内をしたところ、何人かの方から「行くよ」という返信をいただきました。
中には、「予約制なの?」とか、「並ぶの?」とか、こちらが「まさか」と思うような質問も頂戴しました。
やはり古い友人の「T」さんは、谷中の全生庵の座禅会に通っていて、「圓朝の墓前に、会の成功を祈っておくよ」なんという・・・。
皆さま、ありがとうございます。 m(_ _)m

學士會会報

正式には、「學士會」って言うんですね。
學士會会報
その学…じゃなくて學士會の会報に、学士会落語会の活動内容が大々的に紹介されています。
聞けば、長い歴史のある学…じゃなくて學士會公認の数ある同好会の中で、屈指の規模と内容を誇っているとのこと。
このいかにもお堅い体裁の学…じゃなくて學士會会報の中に、落語の話題が溢れ、「五街道雲助」の大きな写真が出ている…。
これは痛快です。
代表の「三山亭多楽」師匠はじめ役員の皆さまの精力的な企画の賜物だと思います。

「一番丁はずみ亭」のご案内

ご贔屓の皆さまに謹んでご案内申し上げます。Fw:hh
本年2月に、落研OBの自主公演「番外あおば亭」を開催いたしましたが、装いも新たに「一番丁はずみ亭」として生まれ変わり、下記日程にて開催の運びとなりました。
ご贔屓の皆さまに、謹んでご案内申し上げます。
       ≪一番丁はずみ亭≫
 日時  平成25年12月15日(土)午後1時開演
 場所  浅草ことぶ季亭
 木戸  無料
 出演  南亭蕪生/恋し家古狂/金願亭乱志/
      
破れ家笑児/談亭志ん志
      【ゲスト】林家あずみ

           (喰亭寝蔵は今回は休演いたします)
6名の有志による自主公演の落語会で、OB会定例(年2回ペース)の落語会「お江戸あおば亭」への出演だけでは飽き足らない「重度落語中毒患者」の会です。

落語っ子連のプログラムも・・

「一番丁はずみ亭」のチラシやプログラムが、南亭蕪生師匠の手によって完成しました。
発表会のプログラム
まだ、ちょっと先の話ですが、2月の「落語っ子連」の発表会のチラシやプログラムも考えなくてはいけません。
・・・ということに気がつきました。
前回も、写真のような1枚ものプログラムを作りましたので。
考えなくてはいけません。

2012年11月 7日 (水)

立冬

今日は立冬でした。
立冬
霊峰富嶽も、白雪を頂いていることでしょう。
今年も冬がやって来ます。

異常気象?

今朝は随分暖かくなりました。
濃霧
おかげで、霧が深く立ちこめています。
この2〜3日で、例年の1ヶ月分以上の雨が降った所もあるようで、「異常気象」が続きます。
巷では、バランス感覚を著しく欠く某大臣が、大方の予想通り、また騒動を起こしています。
そもそも、こういう類の人たちが、多く長く国政にいられるというのが、極めて異常なことだと思います。
「異常気象」と「異常気性」・・・。
自分の都合やくだらない野望のために、平気で途中で職を投げ出す無責任極まりない知事や市長らも含めて、洒落になりません。
今の日本の政治家と称する輩たちは。

「一番丁はずみ亭」プログラム

これまた、南亭蕪生師匠作のプログラムの表紙です。
Fw:mm中身は、当日のお楽しみ・・・。
これは、前回のプログラム。

2月の発表会の演目

来年2月17日の落語っ子連発表会の演目…。
発表会の噺
悩んでいますが…。
ふと頭に浮かんだのが「抜け雀」です。
師匠オリジナルのオチで演らせてもらおうかと。
まだ迷っていますが。

寝蔵師匠が・・・

「喰亭寝蔵」師匠から、急な用事が出来て「一番丁はずみ亭」への出演が難しくなったとの連絡がありました。
ええっっ
「堪忍袋」を、落語っ子連で圓窓師匠に稽古をつけていただき、OKが出ていたのに・・・。
それに、名人が抜けると、阿部捕手抜けた巨人打線のようになってしまいます
さらに、出囃子の太鼓も・・・。
残された5名で頑張らないと。
こういうのも、ちょいとした"はずみ"なんでしょう。

独り言

アクセス累計が34万件に近づきました。
独り言
今までで、一番多くアクセスしていただいているのは、何でしょう。
恐らく、【富士山「山開き」】だと思います。
http://ranshi2.way-nifty.com/blog/2012/07/post-0e5f.html
独り言
独り言
独り言
独り言富士山づくしです。
独り言
落語徘徊のブログで、一番読まれているのは、落語とは全く関係のないテーマだとは…。何とも皮肉なものです。トホホ・・・。

頼りない金庫番

先日、まど音さんから引き継いだ会計の確認をと。
まず、手許の現金と出納帳の突合。
せっかくですから、新しい出納帳に転記して、専用のホルダーやら財布代わりのケースを100円ショップで買ったりして。
さぁ! …ですが、預かり物なだけに、やや負担感もあります。
とにかく、こういうことに向かない性格ですから。

2012年11月 6日 (火)

大人の日本語マナー

思わず手にしてしまった・・・。
大人の日本語マナー
日本語の使い方・・、難しいです。
最近のテレビでは、制作コストダウンのために、お笑いや旬の過ぎたタレントが出演する番組ばかりで、中でも、どうでもいいような言葉を難問と称して騒ぐクイズ番組が腐るほどあります。
それはともかく、誤用は直さないといけません。
落語でも、こういう知識はある程度必要です。
「情けは人のためならず」・・だとか・・・。
それにしても、番組内で「○○大学卒」、「インテリチーム」などと言っては、学歴を売り物にする愚。
学歴と芸能界のギャップを売りするというのは、自虐の極みです。
幸い、我が母校の卒業生には少ないようです。
尤も、我が母校は、「それがどうした」と言われるだけでしょうが。

会計報告

やっと、まど音さんと勘定を合わせて、4~9月の第1期会計報告を終えました。
「お小遣い帳」みたいなもので、極めて単純なんですが。
第2次スタートのタイミングだったので、メンバーの出入りが多く、そのあたりがちょっと複雑でした。
それでも、何とか遣り繰りして締めることが出来て一安心。
10月からの今期は、2月に発表会を控えていますので、緊縮財政で行きたいと思います。
有り難いと思うのは、稽古場の使用料です。
公的な施設ですから、本当に格安で使わせてもらうことが出来ます。
発表会も、会場は大きくなりますが、お客さまから木戸銭を頂戴しなくてもすみそうです。
第1次の時は、木戸銭を頂戴してやっていましたので、その点は気が楽です。
勿論、師匠の格別・絶大なご厚意あってのものだということは間違いありません。
改めて、感謝・感謝です。
ところで、「財布」を、まど音さんから引き継ぎました。
ドガチャガ・ドガチャガにならないように気をつけないと・・・。

「一番丁はずみ亭」のチラシ

「南亭蕪生」師匠が、12月15日開催予定の「一番丁はずみ亭」のチラシを作ってくださいました。
Fw:hh
今までは、私が作っていましたが、ワンパターンになってはいけないので、ということで。
私の考案したロゴを採用していただけたので、とても嬉しく思います。
「番外あおば亭」のチラシこれは前回のチラシです。

2012年11月 5日 (月)

卒業生の満足度

今朝の日経新聞。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD0209J_R01C12A1000000/

ビジネスパーソンを対象にした卒業大学の満足度調査で、「北大」がトップ、我が母校が第2位なんだそうです。
在京・在阪のマンモス大学が目立つ陰になっていることが多い中で、たまには駅弁大学が上位に来るのも良いでしょう。
みんな、何となく好きで札幌や仙台に行ったんでしょうから。
「じゃあお前はどうなんだ?」と問われたら…?
上手く言えませんが、満足・不満足という次元でなく、規模・立地・立ち位置・知名度等々…、結局一番自分の寸法に合っていたのかもしれません。
規模・立地・立ち位置・知名度等々、何とも言えないマイナー"度"と何でもセカンド"感"が、とても好きですねぇ。
そうそう、トランプに例えると、クイーンかジャックみたいな。

帯久

昨日の稽古会。
帯久
「地噺の部分で、碁のところは、仕草や台詞をしっかり入れた方がいい。後は、昨日のあたしの大岡越前よりもずっと良いよ。」
師匠からのコメントです。
勿論、とてもとてもそんな次元ではなく、産みの苦しみを味わっているところです。
それにしても、稽古の後の疲労は、何なのでしょうか?
汗と息切れと膝や腿の違和感、そして全身のだるさ。
病気でしょうか?

2012年11月 4日 (日)

ラジオ寄席

日本シリーズも終わり、今夜はオンエア。
実は、稽古の疲れから、熟睡していて、途中から聴くという、朝の文化放送と同様、夜のTBSも…。
 ◇ 八五郎出世     三代目三遊亭金馬
 ◇ 居酒屋       三代目三遊亭金馬
こういう番組には本当に重宝な師匠ですね。
亡くなって50年近くになるのに…。
ラジオ全盛期に大活躍された師匠だから、音源も豊富なのでしょう。
今日も、落語三昧の1日でした。
それにしても、疲れました。
おやすみなさい。

疲労困憊

どうしたんでしょう?
疲労困憊
どこか身体の具合でも悪いのでしょうか?
稽古が終わると、本当にくたくたになるんです。
身体中がだるくなり、歩くとフラフラと力が入らず、頭痛がして重い…(・・;)。
それでも、帰宅途中で空腹を覚え、上野駅のガード下の立ち食いそば屋に入って「天玉そば」を。
こんなに疲れるなんて、家に着いたらすぐに寝ようと思います。

落語っ子連稽古会

師匠は、昨夜の高座の疲れなど全くないようで、既に所定の?場所にお座りでした。
落語っ子連稽古会
今日は、越児さん以外は全員参加です。
  ◇ 替わり目    三流亭百梅
  ◇ 十徳      三流亭千公
  ◇ 小噺      三流亭波霞
  ◇ 禁酒番屋   三流亭仙三
  ◇ 片棒      三流亭窓口
  ◇ 帯久      三流亭流三
落語っ子連稽古会
落語っ子連稽古会
落語っ子連稽古会
落語っ子連稽古会
落語っ子連稽古会
2月に決まった発表会の確認もして、後は稽古のみということですが、野郎ばかりの、色気のない落語会になりそうです。
波霞さんは、生まれて初めて人前で小噺を喋るということで、歴史的な?一瞬に立ち合うことが出来ました。
さて、まだ高座本が手放せないという、情けない状態でしたが、師匠からはO.K.を出していただきました。
紅巣亭の人も交流稽古。落語っ子連稽古会

古石場文化センター

今月からの稽古場です。
古石場文化センター
この建物3階の第2和室。
12畳のこじんまりした和室です。
古石場文化センター
エレベーターで3階に上がり、ほぼ正面が入口です。
古石場文化センター
稽古の前に、まど音さんと会計の打ち合わせ。
前期までの決算と今期以降のキャッシュフローの確認。
何とか遣り繰り出来そうだということが分かりました。

稽古場へ

先週は雨降りの深川不動の縁日でしたが、今日は、不動様も富岡八幡様も、快晴の七五三日和です。
稽古場へ
上は深川不動様。
稽古場へ
ここは、富岡八幡様。
稽古場へ
訳も分からず窮屈な着物を着せられて、ちょっと可哀想な子もちらほら。
昔から、子どもは国の宝と言われていますが、少子高齢化にあっては、ますます貴重です。
稽古場へ
今日は、新しい場所での稽古ですから、手を合わせてから、稽古場に向かいます。

落語はやおき亭

今日は寝起きが良くないようで、また眠っていたみたいで。
  ◇ 風呂敷    桂南喬
大好きな南喬師匠のきっちりした明るい高座は、相変わらずの気持ち良さ…。
またまた聴きながら意識がなくなり、オチの「間抜けな亭主は気がつくめぇ」で気がつきました。
平和な日曜日の朝です。

不遜な来場者?

昨日、春亭右乃香師匠の作品展に行って、師匠と歓談している時に、不遜にも、私が以前色紙に書いた「志」を見ていただきました。
不遜な来場者?
「なかなかお上手ですねぇ。」と師匠。
そりゃそうですね。「下手くそ」なんて、仰る訳がありませんよね。
でも、とてもうれしかった…(*^_^*)

落語DEデート

ぐっすり寝てしまい、途中から聴き始めました。
 ◇ 野ざらし   三代目春風亭柳好
そして、いつもの歌うような噺に、またウトウト…。
「さぁ、来い!」
…という最後の台詞の瞬間に、再び目覚めました。
良いリズムの落語は眠くなるのか、まだ寝足りなくて眠ってしまったのか?
何度も聴いている、「これぞ野ざらし!」ですから、こういう贅沢な聴き方も許していただけるでしょう。

2012年11月 3日 (土)

名作落語の夕べ

今日の演目は、どれもトリでやれる噺ばかりです。
名作落語の夕べ
 ◆ 手紙無筆     笑福亭明光
 ◆ 抜け雀      隅田川馬石
  ◆ 味噌蔵      春風亭柳好
 ◆ 付き馬      三遊亭圓馬
 ◆ 瓢箪屋政談    三遊亭圓窓
名作落語の夕べ
なかなかユニークな顔付けで、にぎわい座ならではだと思います。
それぞれの味が出ていて、とても良かった。
師匠の噺は、いかにも師匠好みの内容で、じっくり聴かせていただきました。

横浜にぎわい座

どれぐらいご無沙汰したでしょうか?
横浜にぎわい座
開館10周年になるそうです。寄席とホール落語会の良いところが採り入れられていますから、快適な空間です。
横浜にぎわい座
入口も、売店も、勿論場内も、落語を聴くぞという気にさせてくれます。
横浜にぎわい座

みなとみらい散策

神田神保町での右乃香師匠の寄席文字作品展から、京浜東北線・根岸線を何年ぶりかの「横浜にぎわい座」へ。
みなとみらい
まだかなり時間があったので、桜木町駅で反対側に出て、みなとみらいを散策しました。
以前、横浜に勤務していた頃は、毎朝のように歩いた汽車道をゆっくりと・・・。土曜日の午後ですから、とても賑やかでした。
みなとみらい
ゲートのようになっているホテルのラウンジで、観覧車を見ながらのアフタヌーンティーと洒落込みました。
みなとみらい
これまたのんびりと時間が流れます。

春亭右乃香寄席文字作品展

先週の土曜日に、開催前日に行ってしまって、鑑賞出来なかったので、再チャレンジです。
春亭右之香寄席文字作品展
いやぁ、実に癒される空間です。
右乃香師匠がいらっしゃったので、ご挨拶しました。
笑顔が素敵で、とても優しそう。
親しみを感じます。
偶然、学士会落語会(東大落語会)の「Ⅰ委員」が入って来られました。
今般、学士会落語会でも、私たちがいつもめくりを書いていただいている、師匠の寄席文字教室のメンバーの「Hさん」にお願いすることになったので、ご挨拶を兼ねてご来場されたそうです。
師匠を囲んで、色々な話をすることが出来ました。
予想外の充実した時間なりました。
「落研のOB会は、何度も落語会を開いていて、とても素晴らしいですね」なんて、お褒めの言葉もいただきました。
いやぁぁ、再チャレンジして良かったぁ。

秋の叙勲

とても嬉しいニュースが舞い込んで来ました。
落研OB会元会長の「多趣味亭こり生」師匠が、この度秋の叙勲で、教育界での永年の功績が認められ、「瑞宝双光章」を受章されることになりました。
我が落研出身者が、教育の分野で勲章を賜るなんて、大変な快挙です。
まことにおめでとうございます。
いつも優しい笑顔の幼稚園の園長先生です。

江戸帖

昨年から使い始めた手帳。
江戸帖江戸帖
左が今年、右が来年用。
「江戸の美意識と暮らす粋な毎日」なんて、帯に書いてあります。
予定を入れたり、行った落語会の演目を記録したり、重宝しています。
江戸帖
今年の2012年版には、扉に高座の写真、最終ページにめくりの写真を貼り、主張しています。
江戸帖
ずぼらな私にしてみれば、かなり使いこなした感じです。

2012年11月 2日 (金)

にぎわい座

明日は、数年ぶりに「横浜にぎわい座」に行く予定です。
私の「落語徘徊」のスタートになった場所です。
Fw:電子メールで送信: 03.jpg
明日は、師匠が出演されます。
「瓢箪政談」という、師匠が講談の「一龍斉貞山」先生から教わって、落語に翻案された噺だそうです。
「帯久」も政談物ですし、久しぶりのにぎわい座なので、思い切って行くことにしました。
まど音さんは、以前この噺を聴いたことがあるそうで、とても良い噺だと仰っていました。
ささやかな週末の楽しみです。
・・・それにしても、師匠の写真は若い・・。

紫綬褒章

秋の褒賞や叙勲の受賞者が発表されています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121102-00000024-yom-soci
落語界では、上方の「林家染丸」師匠が受賞されるそうです。
が、最近体調を崩したというニュースも聞いていますので、やや心配です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121031-00000051-dal-ent

「オバQ」と「ぴょん吉」

幼い頃、大好きだったテレビのアニメ番組に「オバケのQ太郎」と「ド根性ガエル」というのがありました。
この2つのアニメは、作者も違いますが、共通点があります。
それは、主題歌を歌っている人が同じだということ。
その「石川進」さんが亡くなったそうです。
享年79歳。
「オバQ音頭」が好きでしたねぇ・・・。
キュキュキュのQ キュキュキュのQ
             オバQ音頭で く~るくる・・・

石川さんご自身も、コミカルな方だった気がします。
「バケラッタのQ!」か…。
本当に夢がありました。
インスタントラーメン好きの小池さんも、好きでした。

2012年11月 1日 (木)

発表会の日程決定!

本日、「三流亭まど音」さんが「古石場文化センター」の会場を予約してくださり、やっと、「第2次落語っ子連」の発表会の日程が確定しました。
≪第1回発表会[予定]≫
 (日 時)  平成25年2月17日(日)午後2時~4時30分
 (場 所)  古石場文化センター 第1和室

メンバー全員が高座に上がるということで、それぞれ本番に向けて稽古を進めようという訳です。
師匠にもお願いをしました。
早速返信をいただきました。
  いよいよ決まりましたね、、、。
      稽古にも熱がはいりますよね、、、。    圓窓

写真は、同じ会場で9月に開催された「紅巣亭」の発表会の時のものですが、こんな感じになるという・・・。
「第1次落語っ子連」では、年1回のペースでしたが、やはり6ヶ月ペースぐらいが良いと思い、なるべく早く開催したかったのですが、ちょっと時間がかかってしまいました。
現在のメンバーが8名。
発表会としては、ベストのサイズだと思いますので、何とか盛り上げて行きたいと思います。
私の今後数ヶ月間の発表会の日程と演目を・・・。
 ◆ 12月15日  一番丁はずみ亭    「帯久」
 ◆  2月17日  落語っ子連・三流亭  「・・・?」
 ◆  3月17日  扇子っ子連・千早亭  「三味線栗毛」
 ◆  5月頃?   お江戸あおば亭    「鰍沢」
さぁぁ、2月は何にチャレンジしましょうか・・・?

霜月

いよいよ霜月。
今年も残すところあと2ヶ月。
霜月
左斜め下のちょっと明るい星(見えますか?)を従えたような神無月の晦日の月と、霜月の朔日の朝の空に残る月。
同じ月ですが、「出」と「入り」とでは表情が違います。
霜月
世の中は、独り善がりな、民意や国家を語れないバカ政治家が跋扈していて、呆れを通り越して笑ってしまいます。
みんな自分の下らない野望?蛮望?愚望?のために、途中で仕事を投げ出し、国民に無駄な時間と金を強いています。
狭い村の中で、私利私欲を追うしか能のない輩たちに、落語を聴かせてやりたい。
昨夜聴いた「鹿政談」も、今チャレンジしている「帯久」も、為政者たちは民意を大切にした判断をしています。
理と情のバランスを取っています。
落語をなくしてはいけませんね。

体力と健康

師匠が「歳を取って、声が出なくなって来た」と仰います。
いえいえ、同年輩の噺家さんと比べたら、師匠の声は通るし、しっかりしていると、掛け値なしに思いますが、「もう長い噺は限界かなぁ」なんて。
経年劣化、勤続疲労、老化減少は仕方のないところでしょうが…。
権太楼師匠が、高座で半月板を損傷したというのも、永年の膝への負担からでしょう。
師匠との雑談の中で、入門当時から自他ともに認めるライバルの「柳家小三治」師匠が、若い頃からの持病で、多数の薬を飲んでいるテレビ映像の話題になり、心配しながらも、「あいつは偉い。若い頃からずっと持病に耐えながら、高座を続けて。今は落語協会の会長までも。あたしにはとても真似が出来ないよ。」と、大変気遣っていたのが印象的でした。
私が、「師匠、それを思うと、圓生師匠は本当にお元気でしたね。」と言うと「うん、うちの師匠は元気だった。でも、"あれ"で無理しちゃったから、寿命が縮まってしまった…。」と。
あの落語協会分裂騒動の真ん中で、78歳のご老体に鞭打って、体調不良をもおして頑張って、習志野で急逝した時は、肺には多量の水が溜まってしまっていたそうです。
「もっと早く治療していればねぇぇ・・」
とても残念そうに仰るのが印象的でした。
色々語る向きもありますが、圓生師匠にとっては、文字通り命を賭けた闘いだったのでしょう。
本当に、もっともっとお元気でいて欲しかった。

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