師匠の誕生日
今日は師匠の誕生日です。
稽古会や落語会などで、近くから師匠を拝見していて、師匠の落語に対する愛情と情熱には、本当に敬服してしまいます。
その道のプロなんだから・・という次元ではないと思います。
「あたしは、落語を演るよりも聴くほうが好きだ」なんて仰って、我々素人の拙い落語を聴いてくださいます。
優しい眼差しで、楽しそうに・・・。
そして、落語のこれからのことを心配しながら、子どもたちへの指導などを通じて愛好者の底辺の拡大に奮闘されています。
(私が前座を勤めた時の高座です)
そんな姿を拝見していると、落語という芸能の領域だけでなく、人としての生き方みたいなものを、無言のうちに学ばせていただいている気がします。
お元気でご活躍していただきたいと思います。
1940年10月3日東京都江東区深川生まれの豊島区育ち
59年 八代目春風亭柳枝に入門、前座名「枝女吉」を名乗る
同年柳枝没後六代目三遊亭圓生門下へ移り「吉生」と改名
62年 二ツ目昇進
69年 真打昇進し、六代目三遊亭圓窓を襲名
73年 ライフワーク「圓窓五百噺を聴く会」をスタート(~01年)
88年 PC通信による「圓窓五百噺全集」開始
97年 芝居落語「猫の忠信」で宙乗りを披露
99年 ホームページ「圓窓落語大百科事典」開設
00年 小学校の国語教科書に圓窓口演による「ぞろぞろ」が載る
各地の小学校を訪問して落語を実演するほか、埋もれた噺の発掘、
民話の落語化などに精力的に取り組む
現在は、低学年からの落語の授業の完全実施を目指している
06年より落語協会相談役
本名は橋本八郎
出囃子は「新曲浦島」
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