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2012年10月17日 (水)

落語の上下(かみしも)①

eye師匠が稽古でよく仰るのは、まず場面設定です。
落語の上下(<br />
 かみしも)
就中、熱心に指導されるのが「上下」の設定です。
登場人物の位置(関係)や方向・視線が、大きな舞台や大道具・小道具のない落語にとっては極めて重要ですし、これがしっかり設定出来れば、演者にも聴き手にも分かりやすく、噺が生きて来ます。

なかなか上下が理解出来ない人もいます。
上手を向いて「こんちわぁ、大家さんいますか?」
下手に向かって「おぅ、八っつぁんどうしたい?まぁまぁお上がり。」
上の写真の、それぞれ上手・下手と書いた紙に向かって喋ります。
意外に、上下の角度は小さいんです。
上手から下手で45度はありませんね。30度ぐらいかも。
後は、視線(目線?)です。
上下・左右・遠近のちょっとした目の動かし方で、場面を表します。
そして、地語りはしっかり正面を向き、キョロキョロしないで語ること。
正面を切るというのでしょうか。
高座でメガネをかけないのも、古典落語(江戸時代の設定)であることと、目の動きが分かりづらいからです。
そう心がけて演っているつもりですが、後で見ると、なかなか……。
難しいものです。

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