高座本
とにかく驚きというか、尊敬するというか・・・。
あの、落語界の大看板の圓窓師匠が、ご自身の持ちネタの速記を「高座本」として制作されていることは、我々も噺の教科書にさせていただいているので、よく知っています。
これは、師匠が自ら印刷し制冊しているという、貴重なものです。
それを、「三遊亭圓窓一門会」の観客全員に配布したんです。
「あうるすぽっと」の席数は300席だと聞いていますから・・・。
師匠の落語に対する心が一杯詰まったものなんです。
私は、開演に間に合わなかったので、高座本はあまり残っていませんでした。
「花色木綿」や「水神」など既にいただいているもの、今後自分の演りたい噺ではないもので、少々迷いながらも、「百川」を選びました。
・・終演の時に、別の机で「高座本」を販売していました。
見ると「雁風呂」があったので、「百川」と交換してもらいました。
それにしても、本当に頭が下がります。
この師匠とご縁がいただけた私は、果報者だと実感します。
「師匠」カテゴリの記事
- 稽古をした演目(2020.09.09)
- 「Skype稽古」の準備(2020.04.20)
- Skype(スカイプ)(2020.04.16)
- 靴下でもマスクを(2020.04.16)
- コロナ疎開?(2020.04.07)