« いわんや人の一子を食らうとき | トップページ | 大阪からの帰り道 »

2012年9月12日 (水)

携帯電話鳴動

mobilephone先日の発表会の高座で「鬼子母神 薮中の蕎麦」を演っている最中、突然客席で携帯電話がけたたましく鳴り響きました。
すぐに止まるかなと思っていましたが、なかなか鳴り止みません。
「このくたばりぞこない」なんていう台詞の直後だったので、客席から怒りの鳴動だったかも・・・。
こういう場合の対処方法に2つあると思います。
まず、何事もなかったように淡々と噺を進める。
それから、「お~い何か鳴ってるよ」とか「誰か呼んでるよ」なんていうアドリブを入れる。
私はとっさに、「源さん、ごらんよ。誰かピーピー文句ぅ言ってるよ」という台詞を入れようかと思いましたが、ぐっと思いとどまり、噺を全く変えることなく進めることにしました。
当然のことながら、携帯電話はこの噺の舞台には出て来ません。
マクラの時ならいざしらず、中途半端なくすぐりをアドリブで入れたら、噺の全体が壊れてしまうと思ったからです。
それこそ、後半ちょっと泣かせるシーンが、現代に戻されてしまって台無しになってしまうと思ったから・・・。
・・・大正解でした。
電車の中でも、会議中でも、平気で鳴らしている人がいますが、何とかならないのかなぁと思います。

« いわんや人の一子を食らうとき | トップページ | 大阪からの帰り道 »

千早亭」カテゴリの記事