ゼロからわかる落語
これでもかと出て来る、同じような内容の入門書・・・。
本屋で見つけてちょいと立ち読み・・。
落語入門のキモは面白い噺家をまず聴くこと。
そこへ来て今は優れた演者が目白押しの黄金期。
そこで必聴20人から始めて、より深くわかる噺や噺家に関するうんちく、名作落語解説、初心者も楽しい落語会案内、など落語の醍醐味がわかる画期的ビジュアル入門。
なんと言いましょうか、「落語ブーム」以来のパターンは、どう見ても、もうネタ枯れな気はします。
ただ、今日、今、落語に初めて触れる人には、10年前の真打よりも、一之輔さんが登場していた方が良いでしょう。
「必聴20人」なんて決めずに、もっと大らかに解説すれば・・・。
(文句ばかり言うのもなんですから)ただし、例えば「桂南喬」師匠を紹介しているなどは、大いに評価したいと思います。
とにかく、紹介をする人が、変に(独り善がりに)決め打ちをしてはいけないと思うのです。
学研パブリッシング 編・950円
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