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2012年9月28日 (金)

秋の宵

mapleすっかり秋らしくなって来ました。台風襲来前
「君待つと 我が恋ひ居れば 我がやどの
                   簾動かし 秋の風吹く」

額田王 近江天皇を思ひて作る歌一首・・・と前書きにあるように、額田王が愛しい天智天皇の来訪を待ちわびて詠んだ歌だそうです。
秋の長夜を天智天皇を待ちわびていると、ふと簾を動かしたのは秋の風であった・・・。
”秋”と”飽き”を掛けているかもしれません。
天智天皇に、もう私は飽きられたのでしょうか?
なんていう問いかけを含みながら、落胆している気持ちもあるのかもしれません。
額田王でなくても、何故かセンチメンタルな気持ちになる「秋」です。
季節がいつでも、大切な人を思う気持ちは全く変わらないのに。
中秋の名月を2日後に控えて、台風前の雲間に光る月を見て、柄にもなく、ちょっと詩的な気持ちになりました。

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